米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 包装;運搬 -> 前田建設工業株式会社

発明の名称 長尺状物用吊治具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−315753
公開日 平成7年(1995)12月5日
出願番号 特願平6−118868
出願日 平成6年(1994)5月31日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】遠山 勉 (外2名)
発明者 松尾 清務
要約 目的
パイプ等を集積できて、荷くずれ等の発生しない吊治具とする。

構成
長尺状の支持体1の両方の端部に、柱状体10の下端部を軸着具17で回動自在に軸着し、この柱状体10の下部に、柱状体10の起立位置で、支持体1の上面板2に当接して、背面側への回動を阻止するストッパ14を設け、支持体1にワイヤの長手方向挿通部3を、柱状体10にワイヤの上部挿通部16を設けた長尺物用吊治具。
特許請求の範囲
【請求項1】 硬質材で形成した長尺状の支持体1を設け、この支持体1の上面板2の下側に、結束具25を挿通する長手方向挿通部3を設け、この支持体1の両方の端部に、硬質材で形成した柱状体10の下端部を回動自在に軸着し、この柱状体10の下部に、それぞれ、ストッパ14を設け、このストッパ14を前記柱状体10の起立位置で、前記支持体1に当接して、前記柱状体10が起立位置から背面側の向きに回動するのを阻止するストッパ14に形成し、前記柱状体10の上部に、結束具25挿通用の上部挿通部16を設けた長尺状物用吊治具。
【請求項2】 支持体1を鋼製の角パイプで形成した請求項1記載の長尺状物用吊治具。
【請求項3】 柱状体10を背面板11と両側の側板12からなるみぞ形に、鋼材で形成すると共に、前記側板12の下端に側板延長部13をそれぞれ設け、前記背面板11が支持体1の長手方向の外側に向くようにして、柱状体10の側板延長部13を、前記支持体1の端部に外嵌して、軸着具17により軸着した請求項1又は請求項2のいずれかに記載した長尺状物用吊治具。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、躯体工事における型枠パイプサポート等の長尺状物の揚重機による荷上げ玉掛け作業に使用する吊治具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、躯体工事における型枠パイプサポート等のパイプの荷上げのための玉掛作業は、輪木等を敷いた上に、パイプを集積して整理し、その集積して整理したパイプに、焼なまし鉄線等を直接巻き付けて絞って荷上げを行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のパイプ等の荷上げのための玉掛作業は、簡単な部品で玉掛作業ができるものである。
【0004】しかしながら、前記手段では、パイプ等が嵩張るため集積範囲が広くなる。そして、山形に集積されるため、パイプ等の数が判り難い。さらに、山形に集積していたパイプ等を焼なまし鉄線等で、絞って略円形に集めるので、山形の端部にあったパイプ等は大きく移動することとなる。そして、この大きく移動するパイプ等のなかには、パイプ等の前後端で移動量が異なるものも出て、吊荷にねじれが発生し、内側のパイプ等が抜け落ちることもある。
【0005】本発明は、前記事項に鑑みなされたものであり、パイプ等を狭い範囲に集積できて、横方向に広がらないようにできると共に、多数のパイプ等でも、数の概算が容易であり、そして、玉掛作業時の吊荷の荷くずれや、ねじれが発生せず、玉掛ワイヤの滑りや擦り抜けが発生しないようにすることを技術的課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、硬質材で形成した長尺状の支持体1を設け、この支持体1の上面板2の下側に、結束具25を挿通する長手方向挿通部3を設け、この支持体1の両方の端部に、硬質材で形成した柱状体10の下端部を回動自在に軸着し、この柱状体10の下部に、それぞれ、ストッパ14を設け、このストッパ14を前記柱状体10の起立位置で、前記支持体1に当接して、前記柱状体10が起立位置から背面側の向きに回動するのを阻止するストッパ14に形成し、前記柱状体10の上部に、結束具25挿通用の上部挿通部16を設けて長尺状物用吊治具とした。
【0007】第2の発明は、第1の発明の支持体1を鋼製の角パイプで形成して長尺状物用吊治具とした。第3の発明及び第4の発明は、第1の発明及び第2の発明の柱状体10を背面板11と両側の側板12からなるみぞ形に、鋼材で形成すると共に、前記側板12の下端に側板延長部13をそれぞれ設け、前記背面板11が支持体1の長手方向の外側に向くようにして、柱状体10の側板延長部13を、前記支持体1の端部に外嵌して、軸着具17により軸着して長尺状物用吊治具とした。
【0008】
【作用】本発明は、支持体1の長手方向挿通部3に、予めワイヤで形成した結束具25を挿通した状態で、或は結束具25を挿通しない状態で、通常2個の長尺状物用治具を、間隔を置いて並べて置く。そして、支持体1の両方の端部に軸着した柱状体10を起立させる(図1)。
【0009】そして、図7に示すように、支持体1の上にパイプ30等の長尺状物を集積する。そうすると、柱状体10はパイプ30等で外側に向かって押され、柱状体10の下部に設けたストッパ14が、支持体1に当接して、柱状体10は起立した位置を保持する。
【0010】したがって、パイプ30等は、柱状体10で区画された狭い範囲に集積され、横方向に広がらない。そして、集積されたパイプ30等が多数でも、所定の幅、所定の高さに集積され、パイプ30等の数の概算が容易にできる。
【0011】そして、パイプ30等の集積が終ったら、図8に示すように、支持体1の長手方向挿通部3に挿通した結束具25を、柱状体10の上部挿通部16・16にそれぞれ挿通して、結束具25の一方の端部に設けた係合金具26を、対向する結束具25の中程に係合させて引き絞り、この結束具25を図示してない揚重機で吊り上げる。
【0012】そうすると、パイプ30等は、2個の柱状体10の間に集積されていたので、外側に積まれていたパイプ30等も、結束具25が引き上げられ、円形に引き絞られても大きくは移動しない。
【0013】前述の如く、大きく移動するパイプ30等が存在しないので、吊荷の荷くずれや、ねじれ現象が発生せず、さらに、パイプ30等が整然と並ぶことと相まって、パイプ30等の下側と側方に当接するのが、変形し難い支持体1と柱状体10であるので、吊治具が曲がって装着されることがなく、その結果、吊治具の滑りや、この滑り時のパイプ30等のすり抜けが防止される。
【0014】そして、支持体1を鋼製の角パイプで形成した発明は、さらに、支持体1を強固に形成できると共に、支持対1の長手方向挿通部3を、結束具25の外れる虞れのないものに形成できる。
【0015】また、柱状体10をみぞ形に鋼材で形成して、柱状体10の背面板11が支持体1の長手方向の外側に向くようにして、柱状体10の側板延長部13を、支持体1に軸着した発明は、さらに、不使用時に柱状体10を回動させて、支持体1の上に重ねたとき、柱状体10のみぞ形の内側に支持体1が嵌入するように形成でき、コンパクトに折り畳むことができるように形成できるものである。
【0016】
【実施例】以下図に基づいて本発明の実施例の説明をする。図1〜図8は、本発明の一実施例の説明用の図である。
【0017】この実施例は、長尺状の鋼製の角パイプで支持体1を形成している。この支持体1は、上面板2の下側の長手方向の貫通孔を、ワイヤ等で形成した結束具25を挿通する長手方向挿通部3としている。
【0018】そして、前記支持体1の両方の端部の上面板2には、前記結束具25を上方に引き出して挿通する端部挿通部4が、それぞれ、切り抜いて形成してある。そして、前記支持体1の両方の端部に、柱状体10の下端部をボルトとして形成した軸着具17で回動自在に軸着している。
【0019】そして、前記柱状体10は、背面板11と両側の側板12・12からなるみぞ形鋼で形成し、この柱状体10の側板12の下端に、側板延長部13をそれぞれ設け、そして、前記背面板11が支持体1の長手方向の外側を向くようにして、柱状体10の側板延長部13を、前記支持体1の端部に外嵌して、ボルト及びナットとして形成した軸着具17で回動自在に軸着している。
【0020】そして、前記柱状体10の背面板11の下端には、それぞれ、背面板11の外方に突出するストッパ14を設け、このストッパ14を、前記柱状体10が、前記支持体1に対して略直角に起立する位置で、前記支持体1の端部の上面板2の上面に当接して、前記柱状体10が起立位置から背面側の向きに回動するのを阻止するストッパ14に形成してある。
【0021】また、前記柱状体10の下端部の背面板11には、前記支持体1の端部挿通部4から引き出された結束具25が挿通される下部挿通部15が切り抜いて形成してある。
【0022】そして、前記それぞれの柱状体10の上端部の背面板には、前記下部挿通部15に挿通された結束具25が挿通される上部挿通部16が切り抜いて形成してある。
【0023】この実施例の長尺状物用吊治具は、角パイプで形成された支持体1の孔で形成した長手方向挿通部3に、予めワイヤで形成した結束具25を挿通しておく。そして、この長尺状物吊治具を、パイプ30等の両方の端部近くに装着できる間隔で2個並べて置く。そして、支持体1の両方の端部に軸着した柱状体10を図1に示すように起立させる。
【0024】そして、図7に示すように、パイプ30等を支持体1と2個の柱状体10で囲まれた部分に集積する。そうすると、柱状体10はパイプ30等で外側に向かって押される。そうすると、柱状体10の下部に設けたストッパ14が、支持体1の上面板2の上面に当接して、柱状体10は起立位置を保持する。
【0025】したがって、パイプ30等は、柱状体10で区画された狭い範囲に集積され、横方向に広がらない。そして、集積されたパイプ30等の数が多くても、所定の幅、所定の高さに容易に集積され、パイプ30等の数の概算が容易にできる。
【0026】そして、パイプ30等の集積が終ったら、図8に示すように、支持体1の長手方向挿通部3に挿通した結束具25を、支持体1の両方の端部の端部挿通部4・4及びそれぞれの柱状体10の上部挿通部16に挿通して、結束具25の一方の端部に設けた係合金具26を、対向する結束具25の中程に係合させて、図示してない揚重機で結束具25の図示してない他方の端部を吊り上げる。
【0027】そうすると、パイプ30等は、2個の柱状体10の間に集積されていたので、外側に積まれていたパイプ30等も、結束具25が引き上げられ、円形に引き絞られても大きくは移動しない。
【0028】前述の如く、大きく移動するパイプ30等が存在しないので、吊荷の荷くずれや、ねじれ現象が発生せず、さらに、パイプ30等が整然と並ぶことと相まって、パイプ30等の下側と側方に当接するのが、変形し難い支持体1と柱状体10であるので、吊治具が曲がって装着されることがなく、その結果、吊治具の滑りや、この滑り時のパイプ30等のすり抜けを防止できる。
【0029】そして、角パイプで形成された支持体1は強固であり、支持体1の長手方向挿通部は、結束具25が外れる虞れがないものである。また、みぞ形に形成した柱状体10は、不使用時に柱状体10を回動させて支持体1の上に重ねたとき、柱状体10のみぞ形の内側に支持体1が嵌入するように形成でき、長尺状物用吊治具をコンパクトに折り畳めるように形成できるものである。
【0030】そして、支持体1はみぞ形鋼で形成し、そのみぞ形鋼の下向きの凹部で形成した長手方向挿通部に、結束具25を挿入するように形成することも可能である。また、図9〜図11に示すように、角パイプで形成した柱状体10の下端部の両側に、逆L字状及びL字状の板35・35を溶接して取り付け、この板35・35の突出部を、ピンとして形成した軸着具17で、支持体1の端部に軸着したものである。
【0031】この実施例は、図9及び図11に示す折り畳んだ状態から、柱状体10を略90度回動させると、図10に示すように、柱状体10の端面で形成されたストッパ14が支持体1の上面板2に当接して、柱状体10は起立位置に保持されるものである。
【0032】
【発明の効果】本発明は、長尺状の支持体1の両方の端部に柱状体10の下端部を回動自在に軸着し、柱状体10に設けたストッパ14を、柱状体10の起立位置で支持体1に当接させて、前記柱状体10が背面側の向きに回動するのを阻止するように形成している。
【0033】したがって、吊荷のパイプ30等は柱状体10で区画された狭い範囲に集積され、その数の概算が容易であると共に、吊上げのための結束具25で円形に引き絞られても、大きく移動するパイプ30等は存在しないので、吊荷の荷くずれや、ねじれ現象が発生しない。
【0034】さらに、パイプ30等が整然と並ぶことと相まって、パイプ30等の下側と側方に当接するのが、変形し難い支持体1と柱状体10であるので、吊治具が曲がって装着されることがなく、その結果、吊治具の滑りや、この滑り時のパイプ30等のすり抜けを防止できる。
【0035】そして、支持体1を鋼製の角パイプで形成した発明は、さらに、支持体1を強固に形成できると共に、支持体1の長手方向挿通部3を、結束具25の外れる虞れのないものに形成できる。
【0036】また、柱状体10をみぞ形に鋼材で形成した発明は、柱状体10のみぞ形の内側に支持体1を嵌入するように形成でき、不使用時に長尺状物用吊治具をコンパクトに折り畳むことができる。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013