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発明の名称 遊技機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−124304
公開日 平成7年(1995)5月16日
出願番号 特願平5−294428
出願日 平成5年(1993)10月29日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】鹿嶋 英實
発明者 新山 吉平 / 伊東 広司
要約 目的
変動入賞装置への遊技球の入賞率を安定させ、入賞のタイミングを見ることが容易で、かつ獲得球を安定させる。

構成
変動入賞装置62の上方部に遊技球集合装置63を設け、この遊技球集合装置63の遊技球流入部101により遊技球を流入させ、次いで、クルーンとして遊技球を一時的に貯留する機能を有する遊技球落下部102により変動入賞装置62のほぼ真上に遊技球を落下させる。これにより、玉が直接に変動入賞装置62へ入賞することを少なくし、遊技球集合装置63を通して集めて入賞することを多くして、どの玉が入賞するかの予測を容易にし入賞したことを直ちに認識し易くする。
特許請求の範囲
【請求項1】 所定条件が成立することに基づいて変動入賞装置を遊技者に有利な状態で制御する特別遊技状態を発生可能な遊技機において、前記変動入賞装置の上方部に、遊技球を集合可能な遊技球集合装置を設け、該遊技球集合装置は、遊技球を流入させる遊技球流入部と、前記変動入賞装置の周辺部に遊技球を落下可能な遊技球落下部とを備えていることを特徴とする遊技機。
【請求項2】 前記遊技球集合装置は、前記遊技球流入部への遊技球の流入率を変換可能な流入率変換部材と、前記特別遊技状態中に該流入率が高確率状態となるように前記流入率変換部材を制御する流入率制御手段と、を備えていることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遊技機に係わり、詳しくは所定条件(例えば、特別入賞口への入賞)が成立して特別遊技状態となる変動入賞装置の上方部に遊技球を集合可能な遊技球集合装置を設けた遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から遊技機に変動入賞装置を備え、所定条件が成立したことに基づいて変動入賞装置を開放(あるいは開閉動作)させて、遊技者に有利な特別遊技状態(以下、適宜大当り状態という)を発生可能な遊技機が知られている。特に、いわゆる第2種に属する遊技機においては、始動入賞口への遊技球の入賞を検出し、入賞があると変動入賞装置に備えられた可動部材(以下、適宜羽根部材という)を所定回数開閉し、そのとき変動入賞装置内の特別入賞口へ入賞すると大当り状態を発生させ、変動入賞装置を更に有利な状態で動作させ遊技を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の遊技機にあっては、盤面に打ち上げられた遊技球が直接変動入賞装置へ入賞していたため、どの遊技球が入賞するかが予測しづらく、スピードの速い遊技球が入賞した場合など、入賞したことが直ちに認識できないことがあり、入賞のタイミングといった非常に喜びのある瞬間を見逃すことがあった。また、従来の遊技機(特に、第2種の遊技機)においては、大当り状態中に遊技球の発射のタイミングが悪かったり、飛距離調整がうまくいかなかったり等の理由により、せっかくの大当り状態中に変動入賞装置へ遊技球があまり入賞しないことがあり、その結果、獲得球が少なくなってしまったりする場合があった。一方、そのために大当り状態中の変動入賞装置内への入賞率を高めるために、例えば釘調整を行うと、始動動作中の入賞率も高くなってしまい(すなわち、V入賞率も高くなってしまい)、大当り状態が頻繁に発生してしまって、遊技店側の営業に影響するという別の問題が発生する。
【0004】そこで本発明は、変動入賞装置への遊技球の入賞率を安定させ、入賞のタイミングを見ることが容易で、かつ獲得球を安定させることのできる遊技機を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本発明による遊技機は、所定条件(例えば、V入賞口113、204への入賞)が成立することに基づいて変動入賞装置62、200を遊技者に有利な状態で制御する特別遊技状態を発生可能な遊技機(例えば、パチンコ装置1)において、前記変動入賞装置の上方部に、遊技球を集合可能な遊技球集合装置を63、250設け、該遊技球集合装置は、遊技球を流入させる遊技球流入部101と、前記変動入賞装置63、200の周辺部に遊技球を落下可能な遊技球落下部102と、を備えていることを特徴とする。
【0006】また、好ましい態様として、前記遊技球集合装置250は、前記遊技球流入部への遊技球の流入率を変換可能な流入率変換部材(例えば、プレート261a、261b)と、前記特別遊技状態中に該流入率が高確率状態となるように前記流入率変換部材を制御する流入率制御手段(例えば、制御基盤271)と、を備えていることを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明では、変動入賞装置の上方部に遊技球集合装置が設けられ、この遊技球集合装置の遊技球流入部により遊技球を流入させ、次いで、遊技球落下部により変動入賞装置の周辺部に遊技球を落下させる。したがって、遊技球が直接に変動入賞装置へ入賞せず、遊技球集合装置を通して入賞するため、どの遊技球が入賞するかの予測が容易で入賞したことを直ちに認識可能になる。また、変動入賞装置への遊技球の入賞率が安定し、かつ獲得球を安定させることができる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する。図1〜図4は本発明をプリペイドカード方式の遊技機に適用した場合の第1実施例を示している。
パチンコ装置の正面構成図1はパチンコ装置の全体を示す正面斜視図である。図1において、1はパチンコ装置であり、大きく分けてパチンコ機2と、遊技媒体貸出装置としてのカード式玉貸機(以下、単に玉貸機という)3によって構成され、これらが対をなして設置される。パチンコ機2とカード式玉貸機3とが対をなして設置されたパチンコ装置1は、いわゆるCR機(カードリーディング機)と称されている。玉貸機3にはカードリーダーが内蔵され、玉貸機3の前面パネル4にはプリペイドカードが挿入されるカード挿入口5と、7セグメントの発光ダイオードを用いて3列で構成され、カードの残り度数を表示するカード残度数表示器6と、発光ダイオード等からなりカードの受け付けが有効であることを表示するカード受付け表示器7とが設けられている。
【0009】パチンコ機1は、額縁状前面枠11と、ガラス12aを支持する金枠(ガラス枠)12と、遊技盤13(図2参照)と、前面表示パネル14と、前面操作パネル15とを有している。額縁状前面枠11は木製の機枠16に対して上部蝶番17および下部蝶番(図示略)によって開閉可能に支持され、金枠12は額縁状前面枠11に開閉可能に支持されている。前面表示パネル14には上皿21と、プリペイドカードの残高を表示するカード度数表示器(カード残高表示器)22と、玉を購入するときに操作される玉貸釦(変換釦)23と、プリペイドカードを排出するときに操作されるカード排出釦(返却釦)24と、玉貸し可能表示器25と、上皿21の玉を後述の玉貯留皿32に移す玉通路開閉用の押し釦26とが設けられている。
【0010】なお、玉貸機3にカードリーダでなく、例えばカードリーダ・ライタを配置し、玉数等の価値情報や遊技客の識別情報が記憶されている遊技用カードを用い、遊技結果をカードに書き込む等のデータ処理が可能なものであってもよい。さらに、遊技用カードはプリペイドカードに限らず、例えば玉数等の価値情報が記憶されいる玉数カード、あるいは遊技客の識別情報が記憶されている識別カード等を単独で使用する遊技機でもよい。要は、遊技用カードを使用するために、このカード情報を読み込み可能なカードリーダ、若しくは読み込み/書き込み可能なカードリーダ・ライタであればよい。例えば、完全なカード式のパチンコ遊技システムで封入球式の遊技機(例えば、クレジット方式の遊技機)にも本発明を適用することができる。また、遊技用カドとして磁気カードを用いている例に限らず、例えばICカードを用いる遊技機でもよい。ICカードを用いた場合、当然のことながらカードリーダ若しくはカードリーダ・ライタはICカードに対応するものを使用することになる。なお、カードリーダとカード制御装置とは別体として分離して配置してもよいし、あるいは両者を一体化してもよく、例えばカードリーダの内部にカード制御装置を組み込むようにしてもよい。
【0011】前面操作パネル15には、灰皿31と、玉を貯留する玉貯留皿(受皿)32と、玉貯留皿32に貯留された玉を外部下方に抜くための玉抜きレバー33と、発射装置の操作を行う発射操作ノブ34とが設けられている。パチンコ機2の額縁状前面枠11の上部には左側から順次、賞球排出時に点灯する賞球玉排出表示器41と、貸玉排出時に点灯する貸玉排出表示器42と、パチンコ機2において打止状態が発生したときに点灯する完了表示器43とが設けられている。これらの賞球玉排出表示器41、貸玉排出表示器42および完了表示器43によりその他の遊技状態(例えば、大当り状態:点滅する制御)も表示可能である。
【0012】遊技盤の構成次に、遊技盤13における遊技領域は本発明の適用対象である所定条件(例えば、特別入賞口への入賞)が成立することに基づいて変動入賞装置を遊技者に有利な状態で制御する特別遊技状態を発生可能な遊技機であれば、任意の構成を取り得る。例えば、代表的にはいわゆる第2種に属する遊技機に適用されることは勿論、その他の種類の遊技機であっても同様の構成を有するものには、適用が可能である。一例として本実施例では図2に示す「第2種」に属するタイプのものを用いている。
【0013】図2は遊技盤13を示す正面図である。図2において、遊技領域の周囲には弾発された玉を遊技領域の上方部まで案内したり、アウト玉回収口まで案内するなどの機能を有するレール61が配置されており、レール61内側のほぼ中央部には変動入賞装置62が、この変動入賞装置62の上方部には遊技球を集合可能な遊技球集合装置63が、変動入賞装置62の側方には普通図柄ゲート(以下、普図ゲートという)64が、さらに変動入賞装置62の直下にはチューリップタイプの2回開きの普通電動役物付き始動口(第2始動入賞口に相当)65がそれぞれ配置されている。また、普通電動役物付き始動口(以下、普通電動始動口という)65の左右には1回開きの第1始動入賞口66、67がそれぞれ配置されている。この場合、普通電動始動口65に球が入賞すると、変動入賞装置62の可動片(可動部材:いわゆる羽根部材)62a、62bが2回開閉動作し、第1始動入賞口66、67に球が入賞すると、変動入賞装置62の可動片62a、62bが1回開閉動作するようになっている。
【0014】また、遊技領域にはその他に一般入賞口68、69が配置されるとともに、遊技領域内の適宜位置には風車と呼ばれる打球方向変換部材70〜75が回転自在に複数設置されるとともに、障害釘(図示略)が多数植設されている。一方、遊技領域の中央下部にはアウト玉回収口76が形成されている。77は飾り部材である。変動入賞装置62の両側でレール61の内側に沿った部分には、装飾用のサイドランプ78、79が配置されており、サイドランプ78、79は、例えば可動片62a、62bが開くときに点滅する他、大当り中などには遊技者の意欲を盛り上げるように点滅する。さらに、変動入賞装置62の下部には可変表示器81が配置されており、可変表示器81は2桁のドット表示器(あるいは9セグメントLEDよりなる2桁の表示器でもよい)によって構成される。可変表示装置81は「0」〜「19」までの数字を表示可能であり、第2種の権利のラウンド継続回数、すなわち大当り時におけるラウンド(特別遊技サイクル)の継続回数および変動入賞装置62への入賞数(カウント数)を遊技者に知らせるための表示を行う。
【0015】普図ゲート64は玉が1個分だけ通過可能なゲートを有し、玉がゲートを通過すると、普通電動始動口65に配置された7セグメントのLEDからなる普通図柄表示器65aの図柄(例えば、数字)を変化させ、この数字が特定の値(例えば、「7」)になると、普通電動始動口65のチューリップ65b、65cを電動動作させて一定時間だけ開く(つまり、入賞させ易い状態になる)ようになっている。具体的には、普通図柄表示器65aの図柄が「7」になると、普通電動始動口64のチューリップ65b、65cが3秒間開き、同様に図柄が「3」になると、普通電動始動口65のチューリップ65b、65cが2秒間開き、図柄が「5」になると、普通電動始動口65のチューリップ65b、65cが1秒間開くようになっている。また、普通図柄表示器65aの側方には4つの普図スイッチ記憶表示器(いわゆる普図メモリ表示器)65dが配置されており、普図スイッチ記憶表示器65dは普図ゲート64を玉が通過したとき、4個の範囲内でその通過玉数を記憶したことを表示する。
【0016】普図ゲート64には普図ゲートスイッチ(図示略)が配設され、玉の通過が検出される。普通電動始動口65は通常はチューリップ65b、65cを閉じているが、上記のように一定条件下でチューリップ65b、65cを開くように構成されている。なお、普通図柄表示器65aの図柄を変化させる制御は、可変表示ゲームに相当する。また、この場合、可変表示ゲームの結果、つまり普通図柄表示器65aの図柄が特定の値(例えば、「7」)になって普通電動始動口65のチューリップ65b、65cが電動動作して一定時間だけ開く確率を、高確率あるいは低確率の2つに変動制御してもよい。
【0017】ここで、変動入賞装置62および遊技球集合装置63の構成について詳細に説明する。図3は変動入賞装置62および遊技球集合装置63の斜視図、図4は変動入賞装置62の可動片62a、62bが開放動作したときの図である。これらの図において、遊技球集合装置63は遊技球を集合させて流入させる遊技球流入部101と、変動入賞装置62のほぼ真上に遊技球を落下可能な遊技球落下部102とを有している。遊技球流入部101は、上方に立設した後方壁部101aと、後方壁部101aに連なって一体的に形成され、周囲の遊技球を集合可能な前方壁部101bとからなり、前方壁部101bは後方壁部101aよりも壁面が低く、中央に向うに従って凹むような形状に形成されている。そして、後方壁部101aと前方壁部101bによって遊技球を集合させることができるような構造になっている。
【0018】遊技球流入部101における後方壁部101aと前方壁部101bとによって囲まれた内側には摺り鉢状に形成された遊技球落下部102が形成されており、遊技球落下部102はいわゆるクルーンとして遊技球を一時的に貯留する機能を有し、遊技球流入部101と一体成形されている。遊技球落下部102の中央には遊技球流入部101によって集合した遊技球を変動入賞装置62のほぼ真上に落下可能な落下口102aが開口している。落下口102aは遊技球をほぼ1個宛て通過可能な径を有している。遊技球落下部102はクルーンとしての機能を発揮することで、摺り鉢状に形成された壁面に沿って遊技球を2〜3秒程度旋回させた後に、落下口102aから変動入賞装置62のほぼ真上に落下させる。一方、変動入賞装置62は可動片(可動部材)62a、62bと、可動片62a、62bが開放したとき(図4の状態)に変動入賞装置62の内部遊技空間111に続く開口部(特定入賞口)112と、内部遊技空間111の下方のV入賞口(特別入賞口)113と、2つの外れ口114a、114bとを有している。開口部112の左右には直立状に起立して流下してきた玉が開口部112内に流入することを阻止する遊技者にとって不利な第1状態(閉状態)と、上端を外側に倒して流下してきた玉を受け止めて開口部112に流入させる遊技者にとって有利な第2状態(開状態)とに変換可能な一対の可動片62a、62bが設けられている。なお、変動入賞装置62の後方側には細かい構成の説明は省略するが、可動片62a、62bを制御する制御基盤、ソレノイド、LED、各種のコネクタ、リード線等が配置されている。
【0019】次に、作用を説明する。通常ゲームの場合、第1始動入賞口66、67に球が入賞すると、変動入賞装置62の可動片62a、62bが0.4秒だけ1回開閉動作する。一方、普通電動始動口65に入賞すると、変動入賞装置62の可動片62a、62bが0.8秒だけ2回開閉動作する。また、普図ゲート64を玉が通過すると、普通電動始動口65に配置された普通図柄表示器65aが図柄変動を開始し、この図柄が特定の値(例えば、「7」)になると、普通電動始動口65のチューリップ65b、65cが電動動作し所定時間だけ1回開放動作し、普通電動始動口65に入賞し易くなる。
【0020】ここで、本実施例では変動入賞装置62の上方に遊技球集合装置63が配置されているため、遊技領域の上部に向けて発射された玉は遊技球集合装置63の付近に到達する。遊技球集合装置63の付近に到達した玉の一部は、矢印Aで示すルートのように遊技球集合装置63の遊技球流入部101における後方壁部101aと前方壁部101bとによって囲まれた部分に集められ、摺り鉢状に形成された遊技球落下部102を通して1個宛てに変動入賞装置62のほぼ真上に落下する。このとき、例えば第1始動入賞口66、67に球が入賞して変動入賞装置62の可動片62a、62bが開閉動作していると、図4に示すように、遊技球落下部102を通して落下した玉は開放している可動片62a、62bの間(すなわち、開口部112)を通って内部遊技空間111に至る。矢印Aで示すルートの玉はほぼ内部遊技空間111の下方のV入賞口113に入賞し易く、V入賞率が高くなる。玉がV入賞すると、第2種大当りが発生し、第2種の大当り動作では、可動片62a、62bが1.0秒間だけ18回の開閉動作を行うとともに、これを1ラウンドとしてV入賞を条件に、最高ラウンド(例えば、16回)まで繰り返される。V入賞しなければ、いわゆる「パンク」状態となる。このような大当り動作により、遊技者は多くの出玉を得ることが可能になる。
【0021】この場合、本実施例では変動入賞装置62の上方部に遊技球集合装置63が設けられ、玉を集合させながら変動入賞装置62のほぼ真上に玉を落下させているので、変動入賞装置62への遊技球の入賞率を安定させることができる。したがって、大当り状態中に変動入賞装置62へ遊技球があまり入賞せず、その結果、獲得球が少なくなるという不具合がなくなり、安定した獲得球を期待することができる。また、玉が直接に変動入賞装置62へ入賞することは少なく、遊技球集合装置63を通して集められて入賞することが多いため、どの玉が入賞するかの予測が容易で入賞したことを直ちに認識することができる。したがって、入賞のタイミングといった非常に喜びのある瞬間を見逃すことがなくなる。さらに、遊技球集合装置63に摺り鉢状に形成され玉を一時的に貯留するクルーンとして機能する遊技球落下部102が備えられているので、玉が落下部102を通して変動入賞装置62に落下するタイミングを変化させることにより(つまり、玉の発射タイミングを変化させることにより)、玉の落下タイミングと可動片62a、62bの開閉タイミングを見ながら遊技をすることができ、興趣に富んだ遊技内容にすることができる。なお、可動片62a、62bが開閉動作していなければ、遊技球落下部102を通って落下した玉は閉鎖状態の可動片62a、62bに阻止され、変動入賞装置62の内部には入賞しない。
【0022】一方、発射した玉のうち遊技球集合装置63の付近に到達しないものは、矢印Bで示すルートを通り、このとき可動片62a、62bが開放動作していると、開口部112を通って内部遊技空間111に至る。しかし、矢印Bで示すルートの玉は変動入賞装置62のほぼ真上から内部に入賞したものではないから、V入賞口113には入賞し難く、外れ口114aあるいは114bの方に入る確率が高くなる(すなわち、V入賞率は低い)。
【0023】本発明の第2実施例次に、図5〜図7は本発明の第2実施例を示す図であり、本実施例は変動入賞装置および遊技球集合装置の構成が異なるものでなる。図5は変動入賞装置および遊技球集合装置の斜視図、図6は変動入賞装置の可動片が開放動作したときの図である。これらの図において、200は変動入賞装置、250は遊技球集合装置である。変動入賞装置200は前記実施例と同様に可動片(可動部材)201a、201bと、可動片201a、201bが開放したとき(図6の状態)に変動入賞装置200の内部遊技空間202に続く開口部(特定入賞口)203と、内部遊技空間202の下方のV入賞口(特別入賞口)204と、2つの外れ口205a、205bとを有している。開口部203の左右には直立状に起立して流下してきた玉が開口部203内に流入することを阻止する遊技者にとって不利な第1状態(閉状態)と、上端を外側に倒して流下してきた玉を受け止めて開口部203に流入させる遊技者にとって有利な第2状態(開状態)とに変換可能な一対の可動片201a、201bが設けられている。
【0024】変動入賞装置200の上部には遊技球集合装置250が一体的に連結して配置されており、遊技球集合装置250は天入賞口に対応する集合口251の形成された屋根状の鎧部252を有している。鎧部252は変動入賞装置200の内部空間に続く開口部の上方周囲を覆うように設けられている。鎧部252は透明部材を素材として成形され、内部にいわゆる複数のワープ通路253a、253bが形成されている。そして、図6に示すように鎧部252は集合口251に入賞した玉Tを内部のワープ通路253a、253bを通して下方のV誘導装置254の近くに導く(ただし、可動片201a、201bが開放している場合)ようになっている。可動片201a、201bが閉鎖している場合には、ワープ通路253a、253bを通って玉は変動入賞装置200の外部側に排出される。V誘導装置254は先端側に向ってやや下り傾斜に配置された玉誘導樋を有しており、この玉誘導樋は基端側を支点として上下方向に所定の角度範囲内を往復移動可能で、玉をV入賞口(特別入賞口)204の方に誘導する。この場合、可動片201a、201bの開放時にV誘導装置204に導かれずに開口部203内に流入する玉の多くは、外れ口205a、205bに入る確率が高くなっている。
【0025】遊技球集合装置250の集合口251は遊技球を流入させる遊技球流入部に相当し、ワープ通路253a、253bは変動入賞装置200の周辺部(可動片201a、201bの開閉状態によって変動入賞装置200の内部あるいは外部となる)に遊技球を落下可能な遊技球落下部に相当する。遊技球集合装置250の集合口251には図7(a)(b)に示すように、集合口251への遊技球の流入率を変換可能な流入率変換部材としてのプレート261a、261bが配置されている。プレート261a、261bは大当り状態中にオープンし、大当りが終了すると、閉じるように制御される。図7(a)はプレート261a、261bがオープンした状態、図7(b)はプレート261a、261bが閉じた状態である。なお、集合口251はプレート261a、261bが閉じた状態でも、玉が1個程度通過可能な大きさを確保するようになっている。
【0026】再び図5に戻り、変動入賞装置200の後方側には細かい構成の説明は省略するが、可動片201a、201b等を制御する制御基盤271、枠体272、ソレノイド、LED、各種のコネクタ、リード線等が配置されている。このうち、制御基盤271は集合口251におけるプレート261a、261bの開閉制御を行っており、特に本実施例では大当り状態中に集合口251への流入率が高確率状態となるようにプレート261a、261bを制御する流入率制御手段としての機能を有している。
【0027】以上の構成において、本実施例では変動入賞装置200の上部に遊技球集合装置250が設けられ、遊技球集合装置250の集合口251によって玉を集め、集めた玉は透明なワープ通路253a、253bを通って変動入賞装置200の周辺部に導かれる。このとき、可動片201a、201bが開放していると、ワープ通路253a、253bを通った玉は変動入賞装置200の開口部203から内部遊技空間202に導かれる。これにより、遊技球集合装置250の集合口251によって玉を集められた玉は変動入賞装置200の内部に入賞する。したがって、玉の通過を容易に認識することができる。次いで、玉はV入賞口204の方に誘導される。これにより、遊技球集合装置250を通った玉の多くがV入賞する可能性が高くなる。一方、可動片201a、201bが閉鎖していると、ワープ通路253a、253bを通った玉は変動入賞装置200の外部に導かれ、内部遊技空間202には入らない。このように、遊技球集合装置250によって玉を集合させながら変動入賞装置200内に落下させているので、変動入賞装置200への遊技球の入賞率を安定させることができる。また、玉が直接に変動入賞装置200へ入賞することは少なく、透明部材の遊技球集合装置250を通して集められて入賞することが多いため、どの玉が入賞するかの予測が容易で入賞したことを直ちに認識することができる。したがって、入賞のタイミングといった非常に喜びのある瞬間を見逃すことがなくなる。
【0028】一方、大当り状態中は制御基盤271により集合口251におけるプレート261a、261bがオープンする。これにより、大当り状態のとき集合口251への流入率が高確率状態となる。したがって、大当り状態中に変動入賞装置200へ遊技球があまり入賞せず、遊技者がいらいらすることをなくすことができる。その結果、獲得球が少なくなるという不具合がなくなり、安定した獲得球を期待することができる。なお、可動片201a、201bが閉鎖している場合、集合口251からの玉は変動入賞装置200の内部には入賞せず、また、開放動作している場合、集合口251および外部(集合口251以外)から玉が変動入賞装置200の内部に入賞可能となる。
【0029】一方、発射した玉のうち遊技球集合装置251の付近に到達しないものは、可動片201a、201bが開放動作しているときのみ、開口部203を通って内部遊技空間202に至る。この場合、玉はワープ通路253a、253bを通って変動入賞装置200の内部に入賞したものではないから、V入賞口204には入賞し難く、外れ口205aあるいは205bの方に入る確率が高くなる(すなわち、V入賞率は低い)。なお、この第2実施例では大当り状態中に集合口251におけるプレート261a、261bがオープン制御しているが、これに限らず、例えば大当り終了後所定期間(例えば、上皿21の玉がなくなるまでの間)だけプレート261a、261bをオープン制御してもよい。このようにすると、大当り終了後に再びV入賞するチャンスが増大するから、いわゆる連チャン大当りが発生し易くなる。また、第1始動入賞口66、67や普通電動始動口65への始動入賞を条件としてプレート261a、261bをオープン制御してもよい。このようにすると、通常ゲーム中の始動入賞によってV入賞するチャンスが広がり、遊技が面白くなる。始動入賞によってオープンさせる場合、始動入賞がある毎に常にオープンさせてもよいし、あるいは始動遊技が5回まではオープンさせるとかの制御内容を採用してもよい。
【0030】なお、玉貸機の配置場所は上記例に限るものではない。例えば、前面操作パネルの部分や皿前装飾体の部分に設けるようにしてパチンコ機と一体にしてもよい。本発明はカードリーダを備えていないパチンコ機にも適用できるのは勿論である。また、本発明に係わる遊技機は上記実施例のようなプリペイドカード方式のパチンコ機に適用する例に限らず、いわゆるCR機でない通常の遊技機にも適用できる。例えば、クレジット方式のパチンコ機にも適用することができる。プリペイドカード方式でなく、全くカードを使用しないパチンコ機についても幅広く適用することが可能である。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、変動入賞装置の上方部に遊技球集合装置を設け、この遊技球集合装置の遊技球流入部により遊技球を流入させ、次いで、遊技球落下部により変動入賞装置の周辺部に遊技球を落下させているので、変動入賞装置への遊技球の入賞率を安定させることができる。したがって、大当り状態中に変動入賞装置へ遊技球があまり入賞せず、その結果、獲得球が少なくなるという不具合がなくなり、安定した獲得球を期待することができる。また、玉が直接に変動入賞装置へ入賞することは少なく、遊技球集合装置を通して集められて入賞することが多いため、どの玉が入賞するかの予測が容易で入賞したことを直ちに認識することができる。したがって、入賞のタイミングといった非常に喜びのある瞬間を見逃すことがなくなる。上記第1実施例では、遊技球集合装置に玉を一時的に貯留するクルーンとして機能する遊技球落下部を備えているので、玉が遊技球落下部を通して変動入賞装置に落下するタイミングを変化させることにより、玉の落下タイミングと可動片の開閉タイミングを見ながら遊技をすることができ、興趣に富んだ遊技内容にすることができる。また、上記第2実施例では、大当り状態中に集合口におけるプレートをオープン制御しているので、大当り状態のとき集合口への流入率が高確率状態となり、、大当り状態中に安定した獲得球を期待することができ、遊技者がいらいらすることをなくすことができる。




 

 


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