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発明の名称 遊技機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−68029
公開日 平成7年(1995)3月14日
出願番号 特願平4−333435
出願日 昭和61年(1986)12月27日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】首藤 俊一
発明者 新山 吉平 / 伊東 広司
要約 目的
本発明の目的は、各可変表示器が順次停止する過程に於て、各可変表示器が停止する度に、全桁当り符合に移行する可能性を音声にて遊技者に報知するパチンコ遊技機の提供にある。

構成
本発明は、第1の全桁当り移行判別手段と、第2番目以降の桁についての全桁当り移行判別手段とにより、各可変表示器が停止する度に、当該可変表示器に停止表示された符合が、他の可変表示器に停止表示される符合との組合せ関係で、特別賞態様等の発生する可能性、即ち全桁当り符合に移行する全桁当り移行態様であるかどうかが判断され、全桁当り移行態様の符合である場合には、その符合が音声発生手段により音声で明瞭に遊技者に報知される構成である。
特許請求の範囲
【請求項】 ガイドレールにより囲まれた遊技領域内に、特定入賞口と、入賞確率が小さいか又は入賞しない第1状態と入賞確率が大となる第2状態とに変換可能な特別変動入賞装置と、多数の識別符合を順次的に可変表示可能な可変表示器を複数桁配置した可変表示装置とを設け、制御装置により、特定入賞口に入賞したことを条件として上記可変表示装置の表示態様を変化させてから各桁の可変表示器を順次に停止させ、全桁の可変表示器により表示される全桁表示符合が所定の組合せであるときは上記特別変動入賞装置を第1状態から第2状態へ変換させるように制御するパチンコ遊技機に於て、各可変表示器が停止表示した際、当該可変表示器の表示符合が予め約束された全桁当り表示符合に移行する全桁当り移行態様であるかどうかを判別するため、最初に停止される可変表示器の表示符合が当り符合であるかどうかを判別する第1の全桁当り移行判別手段と、第2番目以降に停止される各可変表示器について、当該可変表示器の表示符合がそれ以前に既に停止された全ての可変表示器の表示符合と一致していること並びに当該可変表示器の表示符合が当り符合であることを条件として、当該可変表示器の表示符合が全桁当り移行態様であるかどうかを判別する全桁当り移行判別手段とを設けると共に、各可変表示器が停止した時点にて、上記全桁当り移行判別手段のいずれかより全桁当り移行態様である旨の信号が得られたとき、その都度、当該可変表示器に停上表示された符合の呼び名を発声させる音声発生手段とを設けたことを特徴とするパチンコ遊技機。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガイドレールにより囲まれた遊技領域内に、特定入賞口と、入賞確率が小さいか又は入賞しない第1状態と入賞確率が大となる第2状態とに変換可能な特別変動入賞装置と、多数の識別符合を順次的に可変表示可能な可変表示器を複数桁配置した可変表示装置とを設け、制御装置により、特定入賞口に入賞したことを条件として上記可変表示装置の表示態様を変化させてから各桁の可変表示器を順次に停止させ、全桁の可変表示器により表示される全桁表示符合が所定の組合せであるときは上記特別変動入賞装置を第1状態から第2状態へ変換させるように制御するパチンコ遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のパチンコ遊技機としては、例えば3つの7セグメント・デジタル表示器から成る可変表示装置と、所謂アタッカと称される特別変動入賞装置とを備え、例えば特定入賞口たるチャッカに打球が入賞したことを条件として、3つのデジタル表示器から成る可変表示装置の表示態様が回転変化し、一定の時間経過後に又はストップスイッチが押されたときに回転変化が停止され、その際に可変表示装置に停止表示された符合が所定の組合せ、例えば奇数のゾロ目であるときは、特別賞態様の発生であるとして、特別変動入賞装置が第1状態から第2状態へ変換され、効果音が発生されるように構成したパチンコ遊技機が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする問題】しかし、上記のパチンコ遊技機は全桁の符合の組合せ結果が判明してから、そのことが特別賞態様の発生として遊技者に音響で報知されるだけであり、各可変表示器が停止する度に、それが全桁当り符合に結び付くのかどうかまでは、遊技者に明瞭に報知されることはなく、この点で興趣に乏しかった。本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたもので、各可変表示器が順次停止する過程に於て、各可変表示器が停止する度に、全桁当り符合に移行する可能性を音声にて遊技者に報知するパチンコ遊技機の提供を目的とするものである。
【0004】
【問題点を解決するための手段】本発明は、冒頭に述べた種類のパチンコ遊技機に於て、各可変表示器が停止表示した際、当該可変表示器の表示符合が予め約束された全桁当り表示符合に移行する全桁当り移行態様であるかどうかを判別するため、最初に停止される可変表示器の表示符合が当り符合であるかどうかを判別する第1の全桁当り移行判別手段と、第2番目以降に停止される各可変表示器について、当該可変表示器の表示符合がそれ以前に既に停止された全ての可変表示器の表示符合と一致していること並びに当該可変表示器の表示符合が当り符合であることを条件として、当該可変表示器の表示符合が全桁当り移行態様であるかどうかを判別する全桁当り移行判別手段とを設けると共に、各可変表示器が停止した時点にて、上記全桁当り移行判別手段のいずれかより全桁当り移行態様である旨の信号が得られたとき、その都度、当該可変表示器に停止表示された符合の呼び名を発声させる音声発生手段とを設けたことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】第1の全桁当り移行判別手段と、第2番目以降の桁についての全桁当り移行判別手段とにより、各可変表示器が停止する度に、当該可変表示器に停止表示された符合が、他の可変表示器に停止表示される符合との組合せ関係で、特別賞態様等の発生する可能性、即ち全桁当り符合に移行する全桁当り移行態様であるかどうかが判断され、全桁当り移行態様の符合である場合には、その符合が音声で明瞭に遊技者に報知される。従って、遊技者は全ての桁の符合が判明する迄の過程で、符合の組合せを十分に楽しむことができ、以前より興味深い遊技をさせることができるものである。
【0006】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。第1図はパチンコ遊技機1の正面図である。遊技盤2のガイドレール3により区画された遊技領域4内には、複数の識別符合を順次的に可変表示可能な可変表示装置5と、パチンコ球の入賞を条件として上記可変表示装置5の表示態様を変化させるトリガとなる3つの特定入賞口6、7、8とが並置され、これらの特定入賞口6、7、8には特定入賞検出器SW1、SW2、SW3が所属している。遊技領域4内の下方には、アタッカ形式の特別変動入賞装置9が配置され、上記3つの特定入賞口のうち2つの特定入賞口7、8は、この特別変動入賞装置9の両サイドに設けられている。尚、10は可変表示装置5を自動停止させるストップスイッチ、11は打球供給皿、12は下皿、13は打球発射装置の操作ダイヤルである。
【0007】第2図に示すように、可変表示装置5は、その中央に可動体としてのロボット21を有し、ロボット21の胴体部21Bには7セグメントLED表示器から成る3個のデジタル可変表示器22(必要に応じ添字a、b、cを付して区別する)が組込んである。ロボット21は、取付穴14aにより遊技盤2に取付られる取付基板14から深く後方に形成された凹室15内に納められている。16は鎧部であり、打球が取付基板14の正面を流下してロボット21に当るのを妨げる。尚、取付基板14の上部には天入賞口17及び左右の天横入賞口18を設けてある。デジタル可変表示器22の下方に4個配設してあるLEDランプ19は、特定入賞した記憶球の数を示す記憶表示器20を構成している。ロボット21は、第3図に破線で示すように「うなずき」動作可能な頭部21Aと、左右方向に回動可能な胴体部21Bと、振り挙げ動作可能な腕部21Cと、前後方向に摺動可能な脚部21Dとを備えた人型のものである。3個のデジタル可変表示器22a、22b、22cは、このロボット21の胴体部21Bに横方向に並べ、遊技者に視認できるように内蔵してある。
【0008】第4図に於て、特別変動入賞装置9は、その正面側中央に設けた開閉扉23により開閉される大きな開口24と、取付基板25の左右に設けた第2及び第3の特別入賞口7、8とを有し、開口24の内部には中央の継続入賞口26を含む計3個の入賞口が形成されている。第5図に示すように、取付基板25の裏面側には、継続入賞口26へ入賞した球を検出し特別賞態様を継続させるための継続検出器SW4と、開閉扉23が第4図の如く開放して特別変動入賞装置9に入賞した球の総個数をカウントするための入賞個数検出器SW5とが配置されており、その入賞総個数は開閉扉23の下方に配置した個数表示器27により表示される。
【0009】制御装置以下、本パチンコ遊技機についての制御動作を第6図〜第9図に示す回路に従って説明する。FF1〜FF10はフリップフロップであり、FF1は可変表示器22a、22b、22cのスタート用、FF2、FF3、FF4は回転スタート及び停止を実行する可変表示器用、FF5は停止用のフリップフロップである。FF6は特別賞態様の継続を決定するフリップフロップ(継続用フリップフロップ)、FF7は特別変動入賞装置9の開閉扉23を開かせる開閉ソレノイド28のためのフリップフロップ(開閉用フリップフロップ)、FF8はロボット21の胴体部21B及び脚部21Dを動作させるモータ37用のフリップフロップ(モータ用フリップフロップ)、FF9及びFF10はロボット21の頭部21Aを動作させる頭部ソレノイド43のためのフリップフロップ(頭部用フリップフロップ)である。尚、FF7はロボット21の腕部21Cを作動させる腕部ソレノド49のためのフリップフロップ(腕部フリップフロップ)及び可変表示装置5の後部に設けたストロボ装置29用のフリップフロップとしても機能する。64は最初に停止する可変表示器22a(第1停止桁)の表示内容を定める第1カウンタ、65は次に停止する可変表示器22b(第2停止桁)の表示内容を定める第2カウンタ、66は最後に停止する可変表示器22c(第3停止桁)の表示内容を定める第3カウンタである。デジタル可変表示器22a、22b、22cは、カウンタ64、65、66の内容をデコーダ67、68、69で10進にデコードした計数値をそれぞれ表示する。この表示内容は、発振器60からの出力パルスが、ANDゲート61、62、63を通してカウンタ64、65、66に入力されることで、回転変化する。
【0010】次に動作について説明する。
通常の遊技状態可変表示器用フリップフロップFF2、FF3、FF4は、通常はリセット状態にある。このため、フリップフロップFF2、FF3、FF4のQ出力端子に接続されているANDゲート61、62、63が閉じており、発振器60からの出力パルスを禁止しているので、可変表示器22a、22b、22cは回転を停止している。
【0011】特定入賞口への入賞特定入賞口6、7、8に打球が入賞すると、可変表示装置5のロボットの頭部21Aが2回下る。又、次のようにして、デジタル可変表示器22a、22b、22cが回転し始める。
(イ)可変表示器の回転スタート第6図に於て、特定入賞検出器SW1、SW2、SW3の1つがONすると、波形整形回路50及びANDゲート51を介してパルスがアップ・ダウン・カウンタ52に加わる。アップ・ダウン・カウンタ52は、記憶表示器20に表示される記憶個数と関連するものであり、合計4個まで特定入賞パルスをアップカウントし、カウント値が1〜4個の間出力を生ずる。そして、記憶されているカウント値が5個以上になると、Lレベルのキャリーを生じてANDゲート51を禁止する。アップ・ダウン・カウンタ52に出力が生ずると、ANDゲート53を介してスタート用フリップフロップFF1がセットされる。フリップフロップFF1の
フロップFF1のQ出力がHレベルに反転し、ラインAより第7図の可変表示器用フリップフロップFF2、FF3、FF4に送られると共に、ラインBより第9図の頭部用フリップフロップFF9に送られる。
【0012】第7図に於て、フリップフロップFF1のQ出力を受けてフリップフロップFF2、FF3、FF4がセットされ、そのセット出力によりANDゲート61、62、63が開かれる。発振器60からのパルスが第1カウンタ64、第2カウンタ65、第3カウンタ66に加わり、これらのカウンタ64、65、66の計数内容が歩進されて行き、デジタル可変表示器22a、22b、22cの表示内容が回転する。
【0013】(ロ)ロボットの頭部のうなずき動作一方、第9図に於て、フリップフロップFF1のQ出力によりラインBを経てフリップフロップFF9のQ出力がHレベルに反転し、頭部用フリップフロップ
ため、カウンタ回路96のリセットが解除される。カウンタ回路96はQ0 Q1 Q2の3つの出力端子を持ち、クロック発生器95からのクロックを受けて、その出力端子Q0には0.5秒後に0.5秒幅の繰返しパルスを生じ、Q1には2秒後にパルスを、Q2には1秒後にパルスを生じるように構成されている。従って、カウンタ回路96は2秒後にQ1端子にパルスを生じる迄の間に、Q0端子に2発のパルスを出力する。この2発のパルスは、カウンタ回路96のQ0出力と頭部用フリップフロップFF10のQ出力とを2入力とするANDゲート97を通して、ソレノイド駆動回路43aに加わり、頭部ソレノイド43を2回付勢する。
【0014】従って、ロボット21の頭部21Aが2回下る。即ち、第10図に於て、頭部ソレノイド43が付勢されると、ピン39を介して連結部材42が回動し、頭部連結ピン41が後方に引かれる。ロボット21の頭部21Aは、支柱40に後頭部のL字部44が軸44bにより支承されており、頭部連結ピン41が後方に引かれると、頭部21Aが軸44bを中心として下方に回動する。尚、カウンタ回路96のQ1に出力が生じると、フリップフロップFF9、FF10がリセットされ、カウンタ回路96もリセット状態に戻される。
【0015】(ハ)可変表示器の回転停止デジタル可変表示器22a、22b、22cの回転は、第6図のORゲート56に、自動停止パルスが入力されるか、又はストップスイッチ10からの手動停止パルスが入力されたときに、次のようにして停止される。尚、自動停止パルスは、スタート用フリップフロップFF1がセットされることによりタイマ54がリセット解除され、同タイマ54がクロック発生器55からのクロックを受けて約6秒後にタイマ出力を生じることにより作成される。
【0016】今、上記停止パスルのいずれかがORゲート56に入力されると、同ORゲート56に接続された停止用フリップフロップFF5がセットされる。フリップフロップFF5のQ出力がHレベルになるため、シフトレジスタ59のリセット状態が解除され、同シフトレジスタ59が、ランダムパルス発生回路57からANDゲート58を通して送られて来るパルスによりカウント動作する。シフトレジスタ59の桁出力端子Q1 Q2 Q3 Q4 に順次に出力パルスが生じ、Q4出力によりANDゲート58は禁止される。この間に、桁出力端子Q1 Q2Q3 に順次生じる出力パルスにより、第7図の可変表示器用フリップフロップFF2、FF3、FF4が順次にリセットされて行く。このためANDゲート61、62、63が閉じ、発振器60からのパルスが禁止され、デジタル可変表示器22a、22b、22cが順次に回転を停止して行く。そして停止する時に表示数字を言うか、効果音が鳴る。最後のデジタル可変表示器22cの回転は、シフトレジスタ59の最上位桁に出力が生じたときに停止する。
【0017】(ニ)表示数字の発声、効果音の発生第7図に於て、デジタル可変表示器22a、22b、22cはこの顛序で次々と回転を停止して行くが、各可変表示器22a、22b、22cが停止する際に、その各表示符合(本例では各桁の数字)が全桁で見た場合の全桁当り符合(本例では3桁の当り数字)に移行する表示態様ならば、該当する表示符合の呼び名が、スピーカ82から発声される。また、各表示符合がこの全桁当り符合に移行しないハズレ表示態様ならば、ハズレ音として「ピッ」という効果音が、スピーカ82から発生される。ここでは、全桁当り符合として3桁の奇数のゾロ目数字“111”“333”“555”“777”“999”を例にする。この場合、表示符合が全桁当り符合に移行する表示態様(以下単に「全桁当り移行態様」という)とは、例えば“110”が上位桁から順次停止表示されるものとすれば、最終的な全桁当り符合である数字“111”に向けて、1番目の停止数字“1”と、2番目の停止数字“1”は全桁当り移行態様であり、3番目の停止数字“0”は全桁当り符合に移行しないハズレ表示態様である。従って、この例の場合は「イチ」「イチ」と発声し、続いて「ピッ」という音が出る。
【0018】又、1番目の停上数字や2番目の停止数字が当り符合以外、即ち偶数であれば、それら以降の桁の停止数字については、奇数・偶数の別を問わず、全桁当り符合に移行しないハズレ表示態様となる。従って 例えば“073”が上位桁から順次停止表示されるものとすれば、1番目の停止数字“0”が既にハズレ表示態様であるから、全て「ピッ」「ピッ」「ピツ」というハズレ音で代表される。また、例えば“107”が上位桁から順次停止表示されるものとすれば、1番目の停止数字“1”については全桁当り符合に移行している態様であるから「イチ」を発声し、2番目以降の停止数字は全て全桁当り符合に移行しないハズレ表示態様となり「ピッ」「ピッ」という音で代表される。詳述すれば、第7図に於て、可変表示器用フリップフロップFF2、FF3、FF4が順次にリセットされて行き、第1カウンタ64、第2カウンタ65、第3カウンタ66はそれらの時点で或る内容を保持する。第1停止桁、第2停止桁、第3停止桁の各可変表示器22a、22b、22cに停止表示される数字は、この各カウンタ64、65、66の内容によって定まる。
【0019】全桁当り移行態様であるための第1の条件は、第1停止桁が第1カウンタ64の内容が当り符合(奇数)であることである。この判別手段として、ここでは、第1カウンタ64の最下位ビットの出力ラインが 「奇数」ならば“1”、「偶数」ならば“0”となっていることを利用する。第1停止桁については、この第1条件だけで全桁当り移行態様であるかどうかが決定される。第2の条件は、第2停止桁以降が、それぞれ全桁当り移行態様であるために必要な条件である。即ち、第2停止桁以降の各停止桁については、第1条件に加えて、当該停止桁の第2カウンタ65又は第3カウンタ66の内容が、それぞれ当該停止桁より前に存在する全ての停止桁についてのカウンタの内容、つまり第1カウンタ64の内容又は第1カウンタ64及び第2カウンタ65の内容と一致することが必要である。
【0020】71、72、73は、第1停止桁、第2停止桁、第3停止桁の各表示が全桁当り移行態様であるかどうかを決定する全桁当り移行判別回路である。このうち第1停止桁の全桁当り移行判別回路71については、第2の条件を必要としないので、この実施例では単なる当り符合判別回路として構成されている。また、第2停止桁以降の全桁当り移行判別回路72、73については、第1条件の他に第2の条件を考慮に入れるため、第2カウンタ65の内容を第1カウンタ64の内容と比較するデータコンパレータ76、第3カウンタ66の内容を第2カウンタ65の内容と比較するデータコンパレータ79を設け、データコンパレータ76の比較結果を第2停止桁の全桁当り移行判別回路72の条件入力とし、データコンパレータ79の比較結果を第3停止桁の全桁当り移行判別回路73の条件入力としている。
■第1停止桁第1停止桁の全桁当り移行判別回路71は、カウンタ64の最下位ビットに直接に接続したANDゲート711と、カウンタ64の最下位ビットにインバータ710を介して接続したANDゲート712とを有する。70aは両ANDゲート711、712のためのタイミング出力回路であり、該タイミング出力回路7
分回路及びANDゲートから成る立上り微分回路を以って構成され、そのタイミング出力端子はANDゲート711、712の入力端子に接続されている。従って、フリップフロップFF2がリセットされる第1桁の停止するタイミング時に、タイミング出力回路70aに単パルスが生じ、同単パルスがANDゲート711、712に加わって、第1カウンタ64の最下位ビットのデータをサンプリングし、ANDゲート711から当り符合信号である「奇数信号」を出力させるか、ANDゲート712からハズレ符合信号である「偶数信号」を出力させる。
【0021】第1停止桁が当り符合(奇数)のときは、ANDゲート711からの奇数信号が、ORゲート74を介して音声合成回路75にストローブ入力として加わる。これにより、音声合成回路75はカウンタ64の内容に応じた数値(奇数)の音声合成信号を作成し、増幅器81を通してスピーカ82より、該当する当り符合の呼び名(奇数)を発声させる。第1停止桁がハズレ符合(偶数)のときは、ANDゲート712からの偶数信号が、ORゲート77を介してハズレ効果音発生回路78に加わる。これにより、ハズレ効果音発生回路78はハズレ音信号を作成し、増幅器81を通してスピーカ82より「ピッ」というハズレ効果音を発生させる、【0022】■第2停止桁第2停止桁が全桁当り移行態様であるためには、上記第1、第2の条件を同時に満足しなければならない。そこで本実施例では、第2の条件を満足させるため、第2停止桁の表示内容を第1停止桁の表示内容と比較するデータコンパレータ76を設けると共に、その比較結果をも条件入力とする第2の全桁当り移行判別回路72を設けている。この第2の全桁当り移行判別回路72は、2入力ANDゲート711の代りに3入力ANDゲート721が使用され、ANDゲート722の入力ライン中にインバータ710の代りにNORゲート720が使用されている点で異なるが、基本的には第1の全桁当り移行判別回路71と同様の構成である。3入力ANDゲート721には、第1の全桁当り移行判別回路71と同様に、タイミング出力回路70bからのパルスと、第1カウンタ64の最下位ビットのデータの他に、コンパレータ76からの比較結果もが条件入力される。
【0023】データコンパレータ76は、第2カウンタ65が第1カウンタ64の内容と一致している場合にはHレベル(前後桁一致)を、不一致ならばLレベル(前後桁不一致)を出力する。フリップフロップFF3がリセットされ第2桁が停止する
回路70bに単パルスが生じ、該パルスがANDゲート721、722に加わる。データコンパレータ76の比較結果が「前後桁一致」であり且つ第1カウンタ64の内容が奇数のときは、ANDゲート721から「当り移行信号」が出力され、ORゲート74を介して音声合成回路75にストローブ入力として加わる。これにより、音声合成回路75はカウンタ64の内容に応じた数値(奇数)の音声合成信号を作成し、増帽器81を通してスピーカ82より、該当する奇数を発声させる。
【0024】一方、データコンパレータ76が「前後桁不一致」を出力しているとき、又はデータコンパレータ76が「前後桁一致」を出力しているが第1カウンタ64の内容が偶数のときは、ANDゲート722から「ハズレ態様信号」が発生され、OHゲート77を介してハズレ効果音発生回路78に加り、増幅器81を通してスピーカ82より「ピッ」というハズレ効果音が発生する。
【0025】■第3停止桁第2停上桁の場合と同様に、第1、第2の条件を同時に満足しなければならない。そこで第2の条件を満足させるため、第3カウンタ66の内容をデータコンパレータ76の出力と比較するデータコンパレータ79を設けると共に、そのデータコンパレータ79の比較結果をも条件入力とする第3の全桁当り移行判別回路73を設けている。この第3の全桁当り移行判別回路73は第2の全桁当り移行判別回路72と同様の構成であり、4入力ANDゲート731とANDゲート732を使用し、ANDゲート732の入力ライン中に3入力NORゲート730を設けてある。4入力ANDゲート731には、タイミング出力回路70cからのパルスと、第1カウンタ64の最下位ビットのデータの他に、データコンパレータ76、79からの比較結果も条件入力される。
【0026】フリップフロップFF4がリセットされ第3桁が停上するタイミングに於て、
ング出力回路70cに単パルスが生じ、該パルスがANDゲート731、732に加わる。データコンパレータ76及び79の比較結果が「前後桁一致」であり且つ第1カウンタ64の内容が奇数のときは、ANDゲート731から「当り移行信号」が出力され、ORゲート74を介して音声合成回路75にストローブ入力として加わる。これにより、音声合成回路75はカウンタ64の内容に応じた数値(奇数)の音声合成信号を作成し、増幅器81を通してスピーカ82より、該当する奇数を発声させる。一方、データコンパレータ76又は79が「前後桁不一致」を出力しているとき、又はデータコンパレータ76又は79が「前後桁一致」を出力しているが第1カウンタ64の内容が偶数のときは、ANDゲート732から「ハズレ態様信号」が発生され、ORゲート77を介してハズレ効果音発生回路78に加り、増幅器81を通してスピーカ82より「ピッ」というハズレ効果音が発生する、【0027】(ホ)特別賞態様の判定第1カウンタ64、第2カウンタ65、第3カウンタ66の内容データは、第9図の特別賞態様判定回路83に入力される。この特別賞態様判定回路83には、本来の全桁当り符合である奇数のゾロ目の固定データ“111”“333”“555”“777”“999”が入力されており、特別賞態様判定回路83は、今停止した可変表示器22a、22b,22cの表示数字に相当するカウンタ64、65、66の値を、これらの固定データと比較する。特別賞態様判定回路83の判定は出力ラインI3からの入力によって開始し、ラインFからの入力によって終了する。そして、当りのときは端子Yに「特別賞態様信号」を、ハズレのときは端子Zに「非特別賞態様信号」を出力し、第7図の効果音発生回路80に送られてスピーカ82より特定の音響ないしメロデイをそれぞれ発生させる。
【0028】更に、この実旭例の場合、特別賞態様信号は「バンザイ」を3回発声させる。つまり、特別賞態様信号(特別賞態様判定回路83からの端子Y出力)によってANDゲート84が開き、ANDゲート84からの出力が音声合成回路75に入力されて、「バンザイ」が3回発声される。従って、ANDゲート84から特別賞態様信号が出力されるたびに「バンザイ」が発声されることになる。
【0029】(ヘ)特別賞態様中の動作特別賞態様判定回路83に特別賞態様信号が発生すると、ラインGを経て第8図のANDゲート100が開かれ、継続入賞検出器SW4の動作が受付けられる状態になると共に、継続カウンタ107のリセット状態が解除される。また、第9図のANDゲート84が成立し、その出力がHレベルとなる。このため、29.5秒計時用のタイマカウンタ86、腕回数用のカウンタ93のリセット状態が解除される。タイマカウンタ86はANDゲート84の出力がHレベルとなると同時に、クロック発生器85からのパルスを受けて、第12図に示すサイクルタイム約29.5秒の計時を開始する。更に、ANDゲート84の出力は、ラインHを経て第8図の入賞個数カウンタ112のリセット状態を解除すると共に、継続カウンタ107に加わって、デコーダ108を介し継続回数表示器109に“1”を表示させる。
【0030】■ロボットの腕部動作まず、腕回数用のカウンタ93がクロック発生器92からのパルスを受けて作動し、ANDゲート94、ソレノイド駆動回路49aを通して腕部ソレノイド49が付勢され、ロボット21が両腕部21Cを3回上げる。即ち、第10図に於て、腕部ソレノイド49が付勢されると、連結部材48を介して連結ピン47が引下げられ、連結部材46を介して腕軸45が第10図で時計方向に回動し、ロボットの両腕部21Cがバンザイをする形に持上げられる。結局、第12図に示すように、カウンタ93の働きにより、ロボット21は腕部21Cを3回上げ「バンザイ」を3回言う。
【0031】■変動入賞装置の動作一方、ANDゲート84の出力により、ソレノイド駆動回路28aを介して開閉ソレノイド28が付勢され、特別変動入賞装置9の開閉扉23が開放される。開放中に特別変動入賞装置9に入賞球が発生すると、入賞個数検出器SW5(第5図)が作動し、第8図の波形整形回路111を介して入賞個数カウンタ112の内容がカウントアップし、デコーダ113を介して入賞個数が入賞球個数表示器27に数字表示される。
【0032】■ロボットの胴体部及び脚部の動作また、特別賞態様判定回路83の出力端子Yの出力によりORゲート89を通してフリップフロップFF8がセットされ、モータ駆動回路30aを通してモータ37(第10図)が回転し始める。特別賞態様が終了すると、特別賞態様判定回路83からの特別賞態様信号が出力されず、特別賞態様信号が出力されなくなることによって、ANDゲート91の一方の入力がHレベルとなる。
【0033】又、ANDゲート91の他方入力は、モータ37のカム板38の回転を検出するセンサ90(第10図には示してないが、カム板38に在る切欠部が当該センサに対応する部分である。)からの信号がHレベルとなった時、ANDゲート91を開き、フリップフロップFF8にリセット信号を出力するので、モータ37は胴体部21Bを正面に向けた適正位置で停止する。又、POWER ONと記した電源投入設定回路88は、電源投入時にワンパルス出力するもので、ロボット21の胴体部21Bを正面の適正位置に修正する働きをする。第10図に於て、モータ37が回転するとカム板38と共にピン39が偏心的に旋回し、制御部材36を左右に振り、回転支柱34が一緒に往復回動する。これによりロボットの胴体部21Bが左右に振られる。
【0034】又、この運動は、回転支柱34のセグメントギヤ35、これと噛合う両側のセグメントギヤ33、該セグメントギヤ33に固定のピン32を介して、台部30の下方に位置する左右の脚部21Dに伝わり、左右の脚部21Dが前後方向に突出後退運動をする。尚、31はピン32の貫通するスリットを示す。変動入賞装置9の開放中、ストロボ発光回路29aを介してストロボ装置29(第11図)が発光点滅を行ない、ロボット21の胴体部21Aが左右に揺れ、脚部21Dが前後動し、頭部21Aがうなずき動作をする。
【0035】■1サイクルの終了特別変動入賞装置9は、第12図に示すように開放後29.5秒を経過するか、特別変動入賞装置9に入賞球が10個入賞することにより閉じる。即ち、開放後29.5秒を経過するとラインEがHレベルとなり、OHゲート115を通ってフリッ
ラインDを経てANDゲート84が禁止される。また、入賞球数が10個になると、ANDゲート114に出力が生じ、ORゲート115を通して、やはりフリップフロップFF7がセットされるので、同様にしてANDゲート84が禁止される。
【0036】これらにより、特別変動入賞装置9は閉じる。この間に、継続入賞検出器SW4が作動すると、波形整形回路101からのパルスが、3入力ANDゲート100を介してフリップフロップFF6に入力され、フリップフロップFF6がセットされる。このフリップフロップFF6のセット出力によりフリップフロップFF7のD入力がHレベルとなる。

に、タイマカウンタ86の29.5秒が終了したとき、ORゲート103を介して、第6図のアップ・ダウン・カウンタ52に信号を送り、同カウンタ52をダウンカウントさせる。
【0037】特別変動入賞装置9は、上記サイクルタイム中に継続入賞口26に入賞球が発生したこと、正確にはフリップフロップFF6がセット状態に在ることを条件として、一旦閉じてから3秒のウエイトタイムを置いて再度開放する。即ち、フリップフロップFF7のセット出力により3秒タイマ105がリセット解除され、ウエイトタイム3秒が経過するとORゲート106を介してフリップフロップFF7がリセットされる。このウエイトタイム間に於て、ロボット21が腕部21Cを3回上げ「バンザイ」を3回言う。
【0038】以後、特別変動入賞装置9は、29.5秒間開かれている間又は入賞球が合計10個入賞されるまでの間に、その継続入賞口26に入賞があることを条件として、最高10回まで開閉動作が継続する。この10回の開閉動作がなされたかどうかは、継続カウンタ107に接続したANDゲート110により検出され、10回の継続がなされると3入力ANDゲート100が禁止される。従って、最後の第10回目のサイクルについて、29.5秒の時間経過又は計10個の入賞があると、フリップフロップFF6のセット出力、従ってフリップフロップFF7のD入力がLレベルに落ち、ORゲート115からのパルスは全て無効とされる。
【0039】(ト)非特別賞態様の場合の動作もし当りでないときは上記特別賞態様判定回路83は、出力端子Zに「非特別賞態様信号」を出力する。第7図の効果音発生回路80はこれを受けて、ハズレ効果音を発生せしめる。また、頭部用フリップフロップFF10がセットされ、ロボットの頭部21Aが1回下る。更に、非特別賞態様信号は、ラインKを経て第8図のORゲート103に入力され、ORゲート103からORゲート106を経てフリップフロップFF6、FF7をリセット状態に置くとともに、ORゲート103からラインFを経てアップ・ダウン・カウンタ52に加わり、記憶個数を−1せしめる。また、同時にスタート用フリップフロップFF1、停止用フリップフロップFF5をリセットさせる。
【0040】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のパチンコ遊技機は、第1の全桁当り移行判別手段と、第2番目以降の桁についての全桁当り移行判別手段とにより、各可変表示器が停止する度に、当該可変表示器に停止表示された符合が、他の可変表示器に停止表示される符合との組合せ関係で、特別賞態様等の発生する可能性、即ち全桁当り符合に移行する全桁当り移行態様であるかどうかが判断され、全桁当り移行態様の符合である場合には、その符合が音声発生手段により音声で明瞭に遊技者に報知される。従って、遊技者は全ての桁の符合が判明する迄の過程で、符合の組合せを十分に楽しむことができ、以前より興味深い遊技をさせることができる。




 

 


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