米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> スポ−ツ;娯楽 -> 株式会社ソフィア

発明の名称 遊技機の制御装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−68021
公開日 平成7年(1995)3月14日
出願番号 特願平5−218779
出願日 平成5年(1993)9月2日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】後藤 政喜 (外1名)
発明者 新山 吉平 / 伊東 広司
要約 目的
ノイズによる悪影響を防止する。

構成
一定周期のリセット信号を基準にプログラム制御を実行する遊技機の制御装置において、回路にノイズを検出するノイズ検出手段Aと、ノイズ検出手段Aからの信号に基づき前記リセット信号の発生を不能化するリセット信号不能化手段Bとを設ける。
特許請求の範囲
【請求項1】 一定周期のリセット信号を基準にプログラム制御を実行する遊技機の制御装置において、回路にノイズを検出するノイズ検出手段と、ノイズ検出手段からの信号に基づき前記リセット信号の発生を不能化するリセット信号不能化手段とを設けたことを特徴とする遊技機の制御装置。
【請求項2】 前記ノイズ検出手段からの信号に基づき遊技機のアクチュエータ、ランプ等の各電気機器への出力信号を停止する出力信号停止手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機の制御装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、遊技機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ遊技機等、遊技の興趣を高めるために、遊技部に開閉部材を持つ変動入賞装置ならびに複数の図柄を変動表示する表示装置等を設け、特定の入賞条件あるいは表示装置の図柄の組合わせ等に基づき、変動入賞装置を遊技者に有利な状態に変換する等、入賞率の大きい特別遊技を行わせる遊技機がある。
【0003】この種の遊技機は、制御装置が変動入賞装置のアクチュエータの駆動、表示装置の図柄の変動等を行うようになっており、この制御装置に、ノイズ等による誤動作を防止するために、一定周期でリセット信号を発生するリセット信号発信回路を設け、このリセット信号の入力毎にプログラムの始めから制御を実行するものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような制御装置にあっても、遊技球が遊技機の島設備(遊技店内の多数の遊技機を配置した箇所)を流動する間に帯電する静電気等のノイズ、あるいは遊技機外部からの電磁波等のノイズが、悪影響を及ぼすことがある。
【0005】これらのノイズによっては、制御装置内の遊技データに影響し、プログラムの暴走を招いたり、データが破壊しかねないのである。また、特に大当たり等の特別遊技中に、ノイズによって大当たり遊技が消滅する事態になったのでは、遊技者に多大の損害を与えることにもなり、問題である。
【0006】この発明は、このような問題点を解決することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、図7に示すように一定周期のリセット信号を基準にプログラム制御を実行する遊技機の制御装置において、回路にノイズを検出するノイズ検出手段Aと、ノイズ検出手段Aからの信号に基づき前記リセット信号の発生を不能化するリセット信号不能化手段Bとを設ける。
【0008】第2の発明は、図7に示すように第1の発明において、ノイズ検出手段Aからの信号に基づき遊技機のアクチュエータ、ランプ等の各電気機器Cへの出力信号を停止する出力信号停止手段Dを設ける。
【0009】
【作用】第1の発明では、ノイズ検出手段によってノイズが検出されると、リセット信号不能化手段によってリセット信号の発信が停止され、制御装置の命令実行が停止される。これにより、ノイズに起因するプログラムの暴走、データの破壊が防止される。
【0010】第2の発明では、この際、遊技機のアクチュエータ、ランプ等の各電気機器への出力信号が停止されるので、変動入賞装置、飾り照明等が初期態様に維持され、不正な入賞およびランプ類の故障等が避けられる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0012】図1は遊技機(パチンコ機)の遊技盤1を示すもので、そのガイドレール2で囲われる遊技領域のほぼ中央に複数の図柄を表示可能な可変表示装置3が、可変表示装置3の下方に大入賞口を有する変動入賞装置4が配設される。
【0013】変動入賞装置4の直上方に始動口5が、変動入賞装置4の左右に始動口6が配設され、それぞれ始動口5,6に入賞球を検出する始動スイッチ7が設けられる。
【0014】始動口5,6への打球の入賞に基づき、可変表示装置3の複数の図柄の変動表示が開始され、所定時間が経過するとその変動表示が停止される。この複数の図柄が当たりの組合わせ(同一図柄の組合わせ)で停止すると、特別の遊技が発生される。
【0015】特別の遊技が発生すれば、変動入賞装置4の大入賞口の開閉扉8がアクチュエータとしてのソレノイド9によって、所定の期間球を受け入れない閉状態(遊技者に不利な状態)から球を受け入れやすい開状態(遊技者に有利な状態)に変換駆動される。
【0016】変動入賞装置4内には、内部の継続入賞口への入賞によって特別の遊技のサイクル継続を可とする継続スイッチ10ならびに入賞数を計数するカウントスイッチ11が配設される。
【0017】始動口5,6の入賞記憶は、可変表示装置3の上部の特図記憶表示器12に表示され、変動入賞装置4の入賞数等は可変表示装置3に表示される。13〜15は天入賞口を含む一般入賞口、16は遊技球の転動誘導部材としての風車、17,18は遊技状態に応じて作動する装飾用のランプ、LED、19はアウト口である。
【0018】図2は遊技機の裏側を示すもので、20は球貯留タンク、21は球貯留タンク20のパチンコ球を球排出装置(図示しない)に誘導する誘導樋、22は遊技盤1から送られた入賞球の排出ユニット、球排出装置の排出ユニットを制御する排出制御装置である。排出制御装置22により、各排出ユニットが駆動され、入賞球に基づく賞球の排出が行われる。
【0019】23は打球発射装置で、遊技機の前面側のハンドル操作によって発射レバー24が駆動され、パチンコ球が遊技領域に打ち出される。25は遊技盤1の各入賞装置、表示装置、ランプ等を制御する遊技制御装置である。
【0020】図3は遊技制御系のブロック構成を示すもので、遊技制御装置25はCPU27、ROM28、RAM29、バッファゲート30、出力ポート31等からなり、CPU27にはアンドゲート32を介してリセット回路33から一定の周期(数ms)で発信するリセット信号を入力する。このリセット信号を基準に、CPU27はROM28に定めたプログラムを始めから実行する。
【0021】即ち、遊技制御装置25は、ROM28に定めたプログラム、始動口5,6の始動スイッチ7、変動入賞装置4内の継続スイッチ10、カウントスイッチ11からの信号に基づいて、特図記憶表示器12、可変表示装置3、変動入賞装置4の開閉扉8のソレノイド9、各ランプ、LED等を制御するが、リセット回路33からのリセット信号の入力毎に、それぞれメモリチェック、スイッチ入力処理、遊技動作処理、出力処理等の処理プログラムを実行していく。
【0022】この遊技制御装置25にノイズ検出装置35が備えられる。これは、図4のようにAC(交流)をDC(直流)に変換してDC電源回路36に送る整流回路37のACの各入力側に、サージプロテクタ38が接続され、サージプロテクタ38の接地側にバリスタ39が設けられる。サージプロテクタ38の回りには光センサ40が配置され、光センサ40の信号はリセット回路33からのリセット信号をCPU27に送るアンドゲート32に入力される。
【0023】一定以上のノイズ信号がくれば、サージプロテクタ38を流れて、マイクロギャップの作用によってサージプロテクタ38が発光する。不要な電流、続流はバリスタ39によってカットされる。サージプロテクタ38が発光すると、光センサ40がオンして光センサ40の信号がローレベルに切換えられる。
【0024】したがって、ノイズ検出装置35によって一定以上のノイズが検出されると、アンドゲート32(リセット信号不能化手段)が閉じられ、リセット回路33からCPU27へのリセット信号がカットされる。
【0025】また、光センサ40の信号は、インバータ41を介して出力ポート31とドライバ42との間に設けられたスイッチ43(出力信号停止手段)に入力され、光センサ40の信号がローレベルのときは、ドライバ42を介しての各ソレノイド、ランプ、LED等への出力がオフにされる。
【0026】44は制御動作タイミングを定める分周回路、45は各種音声を発生するためのサウンドジェネレータ、46はスピーカである。
【0027】遊技制御装置25による制御内容(プログラム)は、図5に示すように電源投入時の初期化処理、RAMのチェック、スイッチの入力処理、遊技動作処理、各機器の出力処理、音声出力処理等からなる(S1〜S12)。
【0028】電源を投入すると、まずRAM29の初期化を行う。RAM29のチェックは、プログラムの実行毎に、所定のRAM領域に検査データをセットし、これをチェックして異常があれば、RAM29の初期化を行う。
【0029】スイッチの入力処理は、始動スイッチ7、継続スイッチ10、カウントスイッチ11の信号の2度読み等を行い、チャタリングを除去して、的確に入力を判定する。
【0030】遊技動作処理は、処理条件にしたがって通常動作、図柄変動動作、当たり動作、外れ動作を行う。
【0031】打球が始動口5,6に入賞し、始動スイッチ7がオンすると、その入賞記憶を基に可変表示装置3の図柄の変動表示を開始する。入賞記憶は特図記憶表示器12に表示する。
【0032】所定時間が経過すると可変表示装置3の変動表示を停止し、その停止時の図柄が当たりの組合わせかどうかを判定する。
【0033】外れの組合わせのときは、外れ表示等を行い、通常動作に戻す。
【0034】当たりの組合わせであれば、特別の遊技を発生する。特別の遊技が発生すると変動入賞装置4の開閉扉8を所定の期間、球を受け入れやすい開状態に変換、つまり打球が所定数入賞または所定時間経過するまで開閉扉8を開く。これを継続スイッチ10のオンを条件に繰り返し、規定サイクル数行うと、特別の遊技を終了する。
【0035】出力処理は、遊技動作処理に合わせて、可変表示装置3、開閉扉8のソレノイド9、特図記憶表示器12、各ランプ、LEDに動作信号を出力する。
【0036】このプログラムは、リセット回路33から一定周期で入力するリセット信号を基準に、そのリセット信号を制御周期に1回の処理を実行していく。
【0037】即ち、リセット信号の入力がないと、遊技制御装置25は、命令実行を停止(HALT)する。
【0038】このように、遊技制御装置25にノイズ検出装置35を設け、ノイズを検出するとリセット回路33からのリセット信号の発信を停止し、遊技制御装置25の命令実行を停止するので、ノイズの影響を防止できる。
【0039】この場合、ノイズ検出装置35のサージプロテクタ38をAC電源側に設けたので、ノイズはサージプロテクタ38を流れ、遊技制御装置25のIC部品周辺でのノイズの発生を抑えられる。
【0040】このため、遊技球に帯電した静電気等のノイズ、あるいは遊技機外部からの電磁波等のノイズによる影響を排除でき、遊技制御装置25のプログラムの暴走やデータの破壊を確実に防止できる。
【0041】また、ノイズを検出すると遊技制御装置25の命令実行を停止するため、大当たり等の特別遊技中に大当たり遊技が消滅することがなく、かつノイズがなくなるとリセット信号が復帰してプログラムを始めから再実行するので、元の大当たり遊技を続いて行うことができる。
【0042】これにより、遊技者とのトラブルを防止でき、遊技機の高い信頼性を確保できる。
【0043】一方、ノイズの検出により遊技制御装置25の命令実行を停止すると、同時にソレノイド9、ランプ、LED等への出力がオフされる。
【0044】したがって、変動入賞装置4の開閉扉8が開いたままとなって、その間に打球が変動入賞装置4に不正に入賞するようなことはなく、またランプ等が初期状態に戻され、破損等を防止できる。
【0045】なお、ノイズの検出時に、遊技制御装置25の命令実行を停止するだけでなく、賞球の排出制御装置22、ならびに打球発射装置23も停止するようにしても良い。排出制御装置22を停止して誤動作を回避すれば、不正な賞球を避けられる。
【0046】また、ノイズの検出信号を遊技店の管理装置に送るようにすれば、ノイズ発生状態についてのデータ収集が可能になる。
【0047】図6は本発明の他の実施例を示すもので、遊技機の前面枠50に取付けられ遊技盤1の前面を覆うカバーガラス51に、ノイズ検出装置として透明のアンテナ線52を埋設したものである。
【0048】このアンテナ線52がノイズを検知すると、ハイレベルからローレベルに切換えられた信号が、前記実施例のアンドゲート32ならびにスイッチ43に送られるようになっている。
【0049】このようなアンテナ線52を設ければ、トランシーバ等からの不正な電磁波をより的確に検出でき、プログラムの暴走、データの破壊ならびに不正行為を確実に防止できる。
【0050】もちろん、前記ノイズ検出装置35にこのアンテナ線52の検出装置を併用することができる。
【0051】なお、各実施例は、電子制御の制御装置を有する種々の遊技機に適用可能である。
【0052】
【発明の効果】以上のように第1の発明は、一定周期のリセット信号を基準にプログラム制御を実行する遊技機の制御装置において、回路にノイズを検出するノイズ検出手段と、ノイズ検出手段からの信号に基づき前記リセット信号の発生を不能化するリセット信号不能化手段とを設けたので、ノイズによるプログラムの暴走やデータの破壊を確実に防止でき、高い信頼性を確保できる。
【0053】第2の発明は、第1の発明において、ノイズ検出手段からの信号に基づき遊技機のアクチュエータ、ランプ等の各電気機器への出力信号を停止する出力信号停止手段を設けたので、不正な入賞、ランプ等の破壊を防止できる。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013