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発明の名称 弾球遊技機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−31745
公開日 平成7年(1995)2月3日
出願番号 特願平5−183842
出願日 平成5年(1993)7月26日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】荒船 博司 (外1名)
発明者 新山 吉平 / 伊東 広司
要約 目的
本発明は弾球遊技機に関し、遊技中の遊技球に対する電荷蓄積を抑制することを目的とする。

構成
遊技盤上に形成される遊技領域中の所定位置に、軸3を中心として回動自在に設けられる風車2を所定数備える弾球遊技機1において、前記風車2は、軸3を中心として回動する基体4を有し、該基体4を放電部材により形成するように構成する。また、遊技盤上に形成される遊技領域中の所定位置に、軸3を中心として回動自在に設けられる風車2を所定数備える弾球遊技機1において、前記風車2は、軸3を中心として回動する基体4を有し、該基体4を導電性部材より形成し、該基体4の端部に放電部材5を設けるように構成する。
特許請求の範囲
【請求項1】遊技盤上に形成される遊技領域中の所定位置に、軸を中心として回動自在に設けられる風車を所定数備える弾球遊技機において、前記風車は、軸を中心として回動する基体を有し、該基体を放電部材により形成することを特徴とする弾球遊技機。
【請求項2】遊技盤上に形成される遊技領域中の所定位置に、軸を中心として回動自在に設けられる風車を所定数備える弾球遊技機において、前記風車は、軸を中心として回動する基体を有し、該基体を導電性部材より形成し、該基体の端部に放電部材を設けることを特徴とする弾球遊技機。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、弾球遊技機に係り、特に、遊技に伴う静電気の発生を抑制する弾球遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】近時におけるパチンコ遊技機では、遊技内容に変化を加えてパチンコ遊技の興趣を高めるために種々の役物を設けたものが一般的になっている。
【0003】そして、役物の制御を含む各種制御には数多くの電子回路(例えば、役物制御回路、表示制御回路、遊技球の排出制御回路等)が組み込まれており、また、その制御もマイクロコンピュータ(以下、単にマイコンという)化されて複雑になってきている。
【0004】パチンコ遊技機では、遊技球が導電体である鉄(Fe)により構成され、さらに、この遊技球の移動経路にはプラスチック材やセルロイド材が多用されていることから静電気が発生し易く、遊技球に電荷が溜まり易い。
【0005】特に、遊技球は島設備内を下から上へと循環して各遊技機に供給されることから、例えば、島設備内の遊技球の循環機や、遊技球のタンク等のように遊技球が大量に移動・停止を繰り返す場所や、発射レールを伝わって遊技領域内に放たれる領域のように遊技球の移動量が大きな場所等では静電気が発生し易く、遊技球の移動のある場所は、多少にかかわらず静電気の発生源となり得る。
【0006】一般に、上記したマイコンを含む電子回路においては、静電気による放電現象のように、短い周期で高電圧となるパルス性のノイズ(以下、単にパルス性ノイズという)に非常に弱く、静電気によるパルス性ノイズが原因で、回路の誤動作や動作停止等の数々の障害が発生する。
【0007】そこで、このような静電気による悪影響に対して、ハードウェア上の対策としては、例えば、役物制御、表示制御、遊技球の排出制御等の各制御回路の入力部に積分回路を設けることによって静電気の発生に基づくパルス性ノイズからの影響を抑えたり、また、タンク内に導電体部分を設け、導電体部分を抵抗を介して金属フレームに接続することによって導電体部分に接触する遊技球の電荷を逃がしたり、遊技盤の裏面に配置された裏機構体を導電性樹脂で構成したり、LCDの装飾部材に金属メッキを施すとともに、金属メッキ部分を抵抗を介して接地したりしていた。
【0008】一方、ソフトウェア上の対策としては、使用するマイコンがジャンプしやすい特定の割り込み番地近傍でループさせることによって所定時間毎にリセット割り込みを行ってノイズによる暴走を抑えたり、パルスのカウント時には立ち上がりエッジまたは立ち下がりエッジから所定時間(システムクロック幅に対応する時間)に二度の読み出しを行い、各読み出しの値を比較することによって所定時間よりも短い周期のノイズをキャンセルしたり、RAM(Random Access Memory)の所定領域にプログラムエンドで特定値を書き込み、プログラムトップで所定領域の値を確認することによってRAM内のデータが破壊されていないかどうかをチェックしたりしていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このような電子回路が用いられているパチンコ遊技機にあっては、前述のように、ハードウェア及びソフトウェアの両面から静電気による悪影響に対する対策が取られているが、これらの対策によって、比較的小規模のパルス性ノイズに対しては有効であるが、遊技球に蓄積される電荷が著しく大きな場合の放電のように、大規模なパルス性ノイズが発生した場合、電子回路の耐圧を越える電圧が印加されることによって各電子回路が物理的に破壊されたり、動作が停止したりするという問題点があった。
【0010】具体的には、例えば、■センター役物の表示部に利用されているLCD(Liquid Crystal Display)と役物制御回路との間を接続するケーブルにパルス性ノイズが乗ることによってLCDによって表示されるべき画像が乱れたり、最悪の場合には、LCDのドライバIC(Integrated circuit)や、他のトランジスタ、LSI(Large Scale Integrated circuit)等が物理的に破壊されることによって画像表示動作が停止したり、■電源部の3端子レギュレータがロックして各電子回路に供給される5Vの供給電圧が停止したり、■役物制御回路中にパルス性ノイズが乗ることによって役物制御回路中のマイコンがソフトウェア処理では復帰することができない状態となる等の障害が発生していた。
【0011】これらの障害は、静電気によるパルス性ノイズに弱い部分に対して発生し易く、この弱い部分に対して対策を施すと、今度は別の弱い部分に障害が発生するといった面を持っており、単にパルス性ノイズに対する対策だけでは問題は解決されず、ノイズの原因である静電気の発生による遊技球の電荷の蓄積を少しでも多く抑える方が有効であると考えられる。
【0012】〔目的〕上記問題点に鑑み、本発明は、遊技中の遊技球に対する電荷蓄積を抑制することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載する発明は、図2に示すように、遊技盤上に形成される遊技領域中の所定位置に、軸3を中心として回動自在に設けられる風車2を所定数備える弾球遊技機1において、前記風車2は、軸3を中心として回動する基体4を有し、該基体4を放電部材により形成することにより、上記目的を達成している。
【0014】また、請求項2に記載する発明は、図3に示すように、遊技盤上に形成される遊技領域中の所定位置に、軸3を中心として回動自在に設けられる風車2を所定数備える弾球遊技機1において、前記風車2は、軸3を中心として回動する基体4を有し、該基体4を導電性部材より形成し、該基体4の端部に放電部材5を設けることにより、上記目的を達成している。
【0015】
【作用】請求項1記載の発明によれば、軸を中心として回動自在に設けられる風車の基体が放電部材により形成されるので、遊技領域の上方位置に案内されて落下する遊技球が、静電気の発生により電荷の蓄積された状態であっても、遊技球の自重によって風車が回動する際に遊技球が基体に接触し、遊技球に蓄積された電荷が風車の基部により空中放電され、遊技中の遊技球に対する電荷蓄積が抑制される。
【0016】また、請求項2記載の発明によれば、基体が導電性部材より形成されるとともに、基体の端部に放電部材が設けられることで、遊技球が基体に接触する際に、遊技球から基部に電荷の移動が行われ、さらに、基部に移動した電荷が放電部材により放電されて、遊技球に蓄積された電荷が空中放電され、遊技中の遊技球に対する電荷蓄積が抑制される。
【0017】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を、図1及び図2を参照して説明する。
【0018】まず、本実施例の構成を説明する。
【0019】図1は、本実施例の弾球遊技機1における遊技盤10の正面図である。
【0020】本実施例におけるパチンコ遊技機1の遊技盤10面には、図1に示すように、ガイドレール11によって囲まれた遊技領域12が形成されており、遊技領域12中には、合計4個の風車2が設けられている。
【0021】図2は、実施例1における風車2の要部構成を示す図であり、図2(a)は、風車2の側面図、図2(b)は、風車2の斜視図である。
【0022】図2において、風車2は、軸となる軸釘3と、軸釘3により回動自在に設けられた基体4とからなり、さらに、基体4は、基幹部4aと、円板部4bとから構成されている。
【0023】基幹部4aは、軸釘3を中心軸とする筒状部材から半径方向外方に向けて放電ブラシが120°毎に3つ形成されたものであり、円板部4bは、表面が着色された金属板により形成されたものである。
【0024】ここで、基幹部4aにおける放電ブラシは、例えば、コロナ放電方式のアクリロニトリル−硫化銅による複合繊維を用いた静電気除去用のアースブラシであり、風車2において、遊技球と接触する部分に配置したことにより、仮に、遊技領域12の上方位置に案内されて落下する遊技球が、静電気の発生により電荷の蓄積された状態であっても、遊技球が基幹部4aに接触する際に、遊技球に蓄積された電荷は放電ブラシに移動し、放電ブラシの表面で小規模に放電(中和)することでアースされる。
【0025】次に、本実施例の動作(作用)を説明する。
【0026】まず、遊技球発射手段(図示せず)から発射された遊技球は、外側のガイドレール11に沿って進み、遊技盤10中の遊技領域12に発射される。
【0027】そして、遊技球は重力により遊技領域12中を落下し、自重により風車2を回動させる。
【0028】ここで、遊技球が帯電した状態で発射され、風車2を回動させる場合、風車2の基幹部4aは、放電ブラシが形成されているため、基幹部4aに接触した時点で遊技球に蓄積された電荷は放電ブラシの表面で小規模に空中放電されることによりアースされる。
【0029】すなわち、遊技球が風車2に接する時点で遊技球に蓄積された電荷は中和されるため、パルス性ノイズの原因となる大規模な放電が押さえられる。
【0030】したがって、本実施例では、静電気発生によって遊技球に電荷が蓄積された状態で遊技球が発射された場合、遊技球が風車2の基幹部4aに直接接触する際に遊技球に蓄積された電荷が放電されるため、遊技中の遊技球に対する電荷蓄積が抑制される。
【0031】以下、本発明の好適な実施例2を、図3を参照して説明する。なお、図3において、図2と同一部分には同一の符号を付す。
【0032】図3は、実施例2における風車2の要部構成を示す図である。
【0033】前述の実施例1では、風車2の基体4は、放電ブラシからなる基幹部4aと、円板部4bとから構成されていたが、本実施例の基体4は、導電体からなる基幹部4a’と、基幹部4a’の端部に設けられた放電ブラシ5と、円板部4bとから構成したものである。
【0034】以上の構成により、遊技球発射手段(図示せず)から発射された遊技球は、前述した実施例1と同様に、外側のガイドレール11に沿って進み、遊技盤10中の遊技領域12に発射され、遊技球は重力により遊技領域12中を落下し、自重により風車2を回動させる。
【0035】ここで、遊技球が帯電した状態で発射され、風車2を回動させる場合、遊技球が風車2の基幹部4a’に接した時点で遊技球に蓄積された電荷は基幹部4a’に移動する。そして、基幹部4a’は端部に放電ブラシ5を設けているため、基幹部4a’に移動した電荷は放電ブラシ5の表面で小規模に空中放電されることによりアースされる。
【0036】すなわち、遊技球が風車2に接する時点で遊技球に蓄積された電荷は移動し、中和されるため、前述した実施例1と同様に、パルス性ノイズの原因となる大規模な放電が押さえられる。
【0037】したがって、本実施例では、静電気発生によって遊技球に電荷が蓄積された状態で遊技球が発射された場合、遊技球が風車2の基幹部4a’に接触する際に遊技球に蓄積された電荷が放電されるため、遊技中の遊技球に対する電荷蓄積が抑制される。
【0038】以下、本発明の好適な実施例3を、図4を参照して説明する。なお、図4において、図1と同一部分には同一の符号を付す。
【0039】図4は、実施例3における風車2’の要部構成を示す図である。
【0040】前述の実施例1及び実施例2では、オーソドックスなタイプの風車2を例に採って説明したが、本実施例では、いわゆる、電飾タイプの風車2’に本発明を適用したものである。
【0041】すなわち、本実施例の風車2’の基体4は、導電性部材により形成される三角柱状の基幹部4a”と、基幹部4a”の三方角部より立設された放電ブラシ5’と、円板部4bと、台部6と、LED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)を有する発光部7とから構成されている。
【0042】以上の構成により、遊技球発射手段(図示せず)から発射された遊技球は、前述した実施例1及び実施例2と同様に、外側のガイドレール11に沿って進み、遊技盤10中の遊技領域12に発射され、遊技球は重力により遊技領域12中を落下し、自重により風車2’を回動させる。
【0043】ここで、遊技球が帯電した状態で発射され、風車2’を回動させる場合、遊技球が風車2’の基幹部4a”に接した時点で遊技球に蓄積された電荷は基幹部4a”に移動する。そして、基幹部4a”は端部に放電ブラシ5’を設けているため、基幹部4a”に移動した電荷は放電ブラシ5’の表面で小規模に空中放電されることによりアースされる。
【0044】すなわち、遊技球が風車2’に接する時点で遊技球に蓄積された電荷は移動し、中和されるため、前述した実施例2と同様に、パルス性ノイズの原因となる大規模な放電が押さえられる。
【0045】したがって、本実施例では、静電気発生によって遊技球に電荷が蓄積された状態で遊技球が発射された場合、遊技球が風車2’の基幹部4a”に接触する際に遊技球に蓄積された電荷が放電されるため、遊技中の遊技球に対する電荷蓄積が抑制される。
【0046】以上説明したように、本実施例では、軸釘3を中心として回動自在に設けられる風車2の基体4を放電ブラシによって形成、または、放電ブラシ5(5’)を設けることにより、遊技領域12の上方位置に案内されて落下する遊技球が、静電気の発生により電荷の蓄積された状態であっても、遊技球の自重によって風車2が回動する際に遊技球が基体4に接触することで、遊技球に蓄積された電荷を風車2の基体4から直接、または放電ブラシ5(5’)を介して空中放電することができ、遊技中の遊技球に対する電荷蓄積を抑制することができる。
【0047】以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0048】例えば、上記実施例における風車2(2’)の形状及び材質は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能であることは言うまでもない。
【0049】また、以上の説明では主として発明者によってなされた発明を、その背景となった利用分野である弾球遊技機としてのパチンコ遊技機に適用した場合について説明したが、それに限定されるものではなく、例えば、ピンボール遊技機等にも適用できる。
【0050】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、軸を中心として回動自在に設けられる風車の基体を放電部材によって形成することにより、遊技領域の上方位置に案内されて落下する遊技球が、静電気の発生により電荷の蓄積された状態であっても、遊技球の自重によって風車が回動する際に遊技球が基体に接触することで遊技球に蓄積された電荷を風車の基部により空中放電することができ、遊技中の遊技球に対する電荷蓄積を抑制することができる。
【0051】また、請求項2記載の発明によれば、基体を導電性部材より形成するとともに、基体の端部に放電部材を設けることにより、遊技球が基体に接触する際に、遊技球から基部に電荷が移動し、さらに、基部に移動した電荷を放電部材により放電することで、遊技球に蓄積された電荷を空中放電することができ、遊技中の遊技球に対する電荷蓄積を抑制することができる。




 

 


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