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発明の名称 パチンコ遊技機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−31736
公開日 平成7年(1995)2月3日
出願番号 特願平5−182707
出願日 平成5年(1993)7月23日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】荒船 博司 (外1名)
発明者 新山 吉平 / 伊東 広司
要約 目的
本発明はパチンコ遊技機に関し、不通過不正処理における設定時間を変更することなく、誤った不正の検出による遊技の中断を防止することを目的とする。

構成
変動入賞装置内の特定領域の通過球を検出する特定領域通過球検出手段2と、変動入賞装置内のすべての入賞球を検出する変動入賞球検出手段3と、通過球の検出時を測定開始時とし、入賞球の検出時を測定終了時として、測定開始時から測定終了時までの時間を測定する時間測定手段4と、時間測定手段4により測定された測定時間tが予め設定された設定時間Tを越えているか否かを比較判定する比較判定手段5と、比較判定手段5の判定結果により不正処理を実行する不正処理実行手段6とを備え、変動入賞球検出手段3における入賞球の検出以前に特定領域通過球検出手段2によって複数の通過球を検出した場合、特定領域通過球検出手段2における最後の通過球の検出時を測定開始時とする。
特許請求の範囲
【請求項1】変動入賞装置内の特定領域を通過した通過球を検出する特定領域通過球検出手段と、前記変動入賞装置内に入賞したすべての入賞球を検出する変動入賞球検出手段と、前記特定領域通過球検出手段による通過球の検出時を測定開始時とし、前記変動入賞球検出手段による入賞球の検出時を測定終了時として、測定開始時から測定終了時までの時間を測定する時間測定手段と、前記時間測定手段により測定された測定時間と、予め設定された設定時間とを比較し、測定時間が設定時間を越えているか否かを判定する比較判定手段と、前記比較判定手段により測定時間が設定時間を越える場合、不正処理を実行する不正処理実行手段と、を備え、前記変動入賞球検出手段における入賞球の検出以前に前記特定領域通過球検出手段によって複数の通過球を検出した場合、前記特定領域通過球検出手段における最後の通過球の検出時を前記時間測定手段による測定開始時とすることを特徴とするパチンコ遊技機。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ遊技機に係り、特に、不正防止機能を有するパチンコ遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、変動入賞装置(大入賞口)内の特定領域(いわゆる、Vゾーン)を通過した遊技球(以下、通過球という)を検出する継続スイッチと、変動入賞装置内に入賞したすべての遊技球(以下、入賞球という)を検出するカウントスイッチとを有するパチンコ遊技機では、一般に、「10カウント不正」と呼ばれる不正防止機能が備えられている。
【0003】「10カウント不正」とは、「ノーカウント不正」と「不通過不正」とを含んだ総称であって、「ノーカウント不正」とは、変動入賞装置の開放時にカウントスイッチに入力がなかった場合、すなわち、カウントスイッチにより入賞球が検出されない場合に「ノーカウント不正」と判断するものであり、一方、「不通過不正」とは、通常、変動入賞装置内では遊技球が特定領域を通過すると、継続スイッチを通過した後に必ずカウントスイッチを通過するように構成されているため、継続スイッチにより通過球が検出された後、所定時間が経過してもカウントスイッチにより入賞球が検出されない場合に「不通過不正」と判断するものである。
【0004】ここで、従来の「不通過不正」における不正処理について図11を参照して説明する。
【0005】図12は、従来の不通過不正監視処理の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【0006】まず、変動入賞装置内の特定領域に遊技球が入賞すると、遊技球が継続スイッチを通過するタイミングでタイマが起動され(図12中、a参照)、次に継続スイッチを通過した遊技球がカウントスイッチを通過するまでの時間がタイマによって測定される(図12中、b参照)。
【0007】そして、タイマによって測定される測定時間tが予め設定された設定時間T(例えば、T≒2.9秒)以内であれば、正常と判断し、測定時間tが設定時間Tを越えると、継続スイッチの通過後に、何らかの理由によって、例えば、球詰まり等の不具合が発生したものと判断し、遊技処理が中断され、不正処理(例えば、エラー発生表示等)が実行されて不正の解除が促される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このような従来のパチンコ遊技機にあっては、最初に継続スイッチを通過した遊技球を基準としてタイマを起動し、次にこの遊技球がカウントスイッチを通過するまでの時間を設定時間Tと比較して「不通過不正」を監視していたため、以下に述べるような問題点があった。
【0009】すなわち、前述の設定時間Tは、遊技球が継続スイッチを通過してからカウントスイッチを通過するまでの時間よりも十分長い時間を想定して設定しているが、例えば、変動入賞装置が開放状態にあるときに、1つの入賞球が特定領域を通過した後、変動入賞装置内の球通路の通過に時間を要し、カウントスイッチに達するまでの時間が前述の設定時間Tを越えてしまった場合(図12中、c参照)、実際には球詰まり等の不具合が発生していないにもかかわらず不正処理が実行され、その間、遊技者は遊技の中断を余儀なくされるという問題点があった。
【0010】これは、前述の設定時間Tを延長することによりある程度防止できるが、単に設定時間Tを長く設定すると、実際に「不通過不正」が生じた場合に、不正に対する処置が遅れるという新たな問題が生じてくるため、設定時間Tを変更することは好ましくない。
【0011】〔目的〕上記問題点に鑑み、本発明は、不通過不正処理における設定時間を変更することなく、誤った不正の検出による遊技の中断を防止することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1に示すように、変動入賞装置内の特定領域を通過した通過球を検出する特定領域通過球検出手段2と、前記変動入賞装置内に入賞したすべての入賞球を検出する変動入賞球検出手段3と、前記特定領域通過球検出手段2による通過球の検出時を測定開始時とし、前記変動入賞球検出手段3による入賞球の検出時を測定終了時として、測定開始時から測定終了時までの時間を測定する時間測定手段4と、前記時間測定手段4により測定された測定時間tと、予め設定された設定時間Tとを比較し、測定時間tが設定時間Tを越えているか否かを判定する比較判定手段5と、前記比較判定手段5により測定時間tが設定時間Tを越える場合、不正処理を実行する不正処理手段6と、を備え、前記変動入賞球検出手段3における入賞球の検出以前に前記特定領域通過球検出手段2によって複数の通過球を検出した場合、前記特定領域通過球検出手段2における最後の通過球の検出時を前記時間測定手段4による測定開始時とすることにより、上記目的を達成している。
【0013】
【作用】本発明によれば、変動入賞球検出手段における入賞球の検出以前に特定領域通過球検出手段によって複数の通過球が検出された場合、特定領域通過球検出手段における最後の通過球の検出時が時間測定手段による測定開始時とされるので、不通過不正処理における設定時間を変更しなくても、実質的に設定時間を延長したものと同等の効果が得られるため、誤って不通過不正と判断することによる遊技の中断が防止される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を、図2〜図11を参照して説明する。
【0015】まず、本実施例の構成を説明する。
【0016】図2は、本実施例のパチンコ遊技機1における遊技盤10の正面図である。
【0017】本実施例におけるパチンコ遊技機1の遊技盤10面には、図2に示すように、ガイドレール11によって囲まれた遊技領域12が形成されており、遊技領域12の略中央部位置に可変表示ゲームを行うための特別図柄表示装置13が設けられ、特別図柄表示装置13の下方位置には、特別図柄表示装置13での可変表示ゲームにおいて、大当たり発生時に特別遊技を行わせるための変動入賞装置(大入賞口)14が設けられている。
【0018】また、変動入賞装置(大入賞口)14の上方位置には第1種始動口15が設けられており、さらに、図4及び図5に示すように、変動入賞装置(大入賞口)14の両端位置には第1種始動口16,17が設けられている。
【0019】図3,図4は、変動入賞装置14の要部斜視図であり、図3は、通常遊技状態での変動入賞装置14の斜視図、図4は、大当たり発生時における変動入賞装置14の斜視図である。また、図5は、図4の要部拡大図である。
【0020】図3〜図5において、31は、通常時には、図3に示すように、変動入賞装置(大入賞口)14の特定領域(Vゾーン)を閉塞し、大当たり発生時には、図4に示すように、変動入賞装置(大入賞口)14の特定領域(Vゾーン)を開放する開閉部材であり、32,33は、通常時には、図3に示すように、遊技球を変動入賞装置(大入賞口)14外に導き、大当たり発生時には、図4に示すように、変動入賞装置(大入賞口)14内に遊技球を導く回動部材である。また、34は、図5に示すように、特定領域を通過した通過球と、変動入賞装置(大入賞口)14に入賞した入賞球とをカウントスイッチ3に導くための板部材である。
【0021】図6は、本実施例におけるパチンコ遊技機1の要部構成を示すブロック図である。
【0022】図6において、本実施例におけるパチンコ遊技機1は、特定領域通過球検出手段である継続スイッチ2、変動入賞球検出手段であるカウントスイッチ3、時間測定手段であるタイマ4、比較判定手段であるコンパレータ5、不正処理実行手段であるCPU(Central Processing Unit )6、分周回路6a、ROM(ReadOnly Memory)7、RAM(Random Access Memory)8、第1種始動スイッチ15a(16a,17a)、変動入賞装置(大入賞口)14、ローパスフィルタ21、バッファゲート22、出力ポート23、ドライバ24を備えている。なお、図6中、Bはバスである。
【0023】継続スイッチ2及びカウントスイッチ3は、図5に示すように、共に変動入賞装置(大入賞口)14内に設けられた近接スイッチにより構成され、継続スイッチ2は、変動入賞装置(大入賞口)14内の特定領域(Vゾーン)を通過する通過球を検出するものであり、カウントスイッチ3は、変動入賞装置(大入賞口)14内に入賞するすべての入賞球を検出するものである。
【0024】タイマ4は、継続スイッチ2による通過球の検出時を測定開始時とし、カウントスイッチ3による入賞球の検出時を測定終了時として、測定開始時から測定終了時までの時間を測定するものであり、但し、この場合、カウントスイッチ3における入賞球の検出以前に継続スイッチ2によって複数の通過球を検出した場合には、継続スイッチ2における最後の通過球の検出時を測定開始時とするものである。
【0025】コンパレータ5は、タイマ4によって測定された測定時間tを、バスBを介して参照し、この測定時間tと、ROM7内に予め設定された設定時間Tとを比較するものであり、測定時間tが設定時間Tを越えている場合は、バスBを介してCPU6に“H”を出力する。
【0026】CPU6は、後述するリセット信号に基づいてリセット割込処理により、1シーケンス単位で各種プログラム処理を実行するものであり、また、コンパレータ5から“H”が入力された場合、ROM7内に格納されたプログラム処理手順に基づいて不正処理を実行する。
【0027】分周回路6aは、クロックオシレータから出力されるクロックパルスを分周して2msec毎のリセット信号を生成し、このリセット信号をCPU6に供給するものである。
【0028】ROM7は、CPU6によって利用される各種制御プログラムやデータ等を格納する半導体メモリであり、RAM8は、CPU6におけるプログラム処理実行中に利用されるプログラムデータ等を格納したり、遊技に関連するデータを一時的に記憶し、作業領域として利用される半導体メモリである。
【0029】第1種始動スイッチ15a(16a,17a)は、第1種始動口15(16,17)内に設けられ、遊技球の入賞を検出するスイッチである。
【0030】変動入賞装置(大入賞口)14は、図3〜図5に示すように、大当たり発生時に開放され、遊技者に対して特別遊技の機会を与え、遊技者に多くの賞球獲得の機会を与えるものである。
【0031】ローパスフィルタ21は、第1種始動スイッチ15a(16a,17a)、継続スイッチ2、カウントスイッチ3からの出力信号が入力されるとともに、遊技球の排出を制御する排出制御回路(図示せず)から出力される要求信号が入力され、これら各信号をパルス波として整形して出力するものであり、バッファゲート22は、ローパスフィルタ21により整形されたパルス波を増幅してバスBに出力するものである。
【0032】出力ポート23は、バスBを介して入力される各種信号をドライバ24に出力するものであり、ドライバ24は、出力ポート23から入力される各種信号に基づいて、例えば、変動入賞装置(大入賞口)14を駆動するための駆動制御信号を出力したり、また、例えば、ホール側の管理装置等に出力する大当たり信号,特図回動信号,始動口入賞信号や、特別図柄表示装置13の制御回路に出力するデータ信号,制御コード信号,ストローブ信号、また、排出制御回路(図示せず)に出力する送信クロック信号,賞球データ信号等のその他制御信号を出力するものである。
【0033】図7は、図6に代わるパチンコ遊技機1の要部構成を示すブロック図である。すなわち、図6では、時間測定手段としてタイマ4を、また比較判定手段としてコンパレータ5をそれぞれ独立して設けた構成となっていたが、図7に示すように、CPU6にタイマ4とコンパレータ5との各機能を持たせることにより構成してもよく、この場合、CPU6は、継続スイッチ2から出力される検出信号による通過球の検出時を測定開始時とし、カウントスイッチ3から出力される検出信号による入賞球の検出時を測定終了時として、測定開始時から測定終了時までの時間を測定するとともに、この測定された測定時間tと、ROM7内に予め設定された設定時間Tとを比較し、測定時間tが設定時間Tを越えている場合は、ROM7内に格納されたプログラム処理手順に基づいて不正処理を実行することになる。但し、この場合も図6に示すタイマ4と同様に、CPU6によりカウントスイッチ3における入賞球の検出以前に継続スイッチ2によって複数の通過球を検出した場合には、継続スイッチ2における最後の通過球の検出時を測定開始時とする。
【0034】次に、本実施例の動作(作用)を説明する。
【0035】なお、以下の説明では、図7に示すように、CPU6にタイマ4及びコンパレータ5の各機能が含まれているものとして、CPU6における不正監視処理について図8〜図10を参照して説明する。
【0036】図8は、本実施例での制御処理手順を示すフローチャートである。
【0037】まず、第1種始動スイッチ15a,16a,17a等においてチャタリングの除去や論理変換等が行われ、入力処理が行われる(ステップS1)。
【0038】次いで、パチンコ遊技機1に最初の電源投入か否かがチェックされ(ステップS2)、ここで、電源スイッチの操作によりパチンコ遊技機1に電気が供給されたことが検出された場合、CPU6により使用されるレジスタやRAM8が初期化された後(ステップS3)、CPU6は停止状態となる。
【0039】一方、上記ステップS2の処理において、電源投入が検出されない場合、RAM8を含むメモリの検査、すなわち、メモリに対する異常の有無がチェックされ(ステップS4)、メモリに異常が検出されると、上記ステップS3の処理を経てCPU6は停止状態となる。
【0040】そして、上記ステップS4の処理において、メモリに異常が検出されない場合は、後述する不正監視処理が実行されるとともに(ステップS5)、不正監視処理において不正となっているか否かを判断する不正フラグのオン・オフ状態がチェックされ(ステップS6)、不正フラグがオンとなっている場合は、既に不正監視処理において不正処理が行われているため、CPU6は停止状態となる。
【0041】一方、上記ステップS6の処理において、不正フラグがオフである場合は、可変表示ゲームにおけるゲーム処理(ステップS7)、出力編集(ステップS8)及び出力処理(ステップS9)、賞球制御(ステップS10)、表示器制御(ステップS11)、音の編集・出力(ステップS12)、チェックデータセット(ステップS13)の各処理が逐次実行される。
【0042】そして、上記ステップS13の処理後、CPU6は停止状態となり、分周回路6aからのリセット信号により停止状態から脱出し、上記ステップS1〜S13までの処理が繰り返し実行される。
【0043】この場合、上記ステップS13におけるチェックデータセットの処理によってシーケンス毎にチェックデータがセットされ、セットされたチェックデータに基づいて上記ステップS4においてCPU6が暴走したか否かの判断と暴走後の事後処理とを行えるようになっている。
【0044】これを詳しく説明すると、図8において、ステップS13までの処理が正常に終了した場合には、上記ステップS13においてシーケンス毎に所定の値がチェックデータとしてRAM8の所定領域に書き込まれるようになっており、上記ステップS4では、RAM8の所定領域に書き込まれているチェックデータが正常であるか否かをチェックし、正常であれば書き込まれたチェックデータを破壊して上記ステップS5の処理に進み、異常があれば上記ステップS3に移行してRAM8等の初期化が行われる。
【0045】図9,図10は、図8における不正監視処理を示すフローチャートである。
【0046】不正監視処理は、まず、カウントスイッチ3に入力があるか否かがチェックされ(ステップP1)、入力がある場合、すなわち、入賞球が検出された場合には、通過不正監視要求フラグ及びノーカウント不正監視要求フラグがクリアされ(ステップP2)、入賞球が検出されなかった場合は、ステップP3の処理に進む。
【0047】次いで、不正フラグが取り出されるとともに(ステップP3)、不正監視情報が取り出され(ステップP4)、続いて不正要因があるか否かがチェックされる(ステップP5)。
【0048】上記ステップP5の処理において、不正要因がない場合、現在不正動作中であるか否かがチェックされ(ステップP6)、不正動作中であれば不正フラグがセットされ(ステップP7)、不正動作中ではない場合は不正監視タイマが更新されて(ステップP8)ステップP10の処理に進み、一方、上記ステップP5の処理において、不正要因がある場合、監視タイマが初期化される(ステップP9)。
【0049】そして、タイマによる測定時間tが、通過不正検出のために予め設定された設定時間T(≒2.9秒)を経過しているか否かがチェックされ(ステップP10)、経過している場合は上記ステップP7の処理に進み、経過していない場合は不正フラグがリセットされる(ステップP11)。
【0050】ここで、すべての不正監視が終了したか否かがチェックされ(ステップP12)、すべての不正監視が終了していない場合は、上記ステップP5からの処理が繰り返し実行され、すべての不正監視が終了した場合は、不正フラグが格納される(ステップP13)。
【0051】次いで、現在不正動作中であるか否かがチェックされ(ステップP14)、不正動作中であれば不正処理が実行され、ランプ,スピーカ及び表示装置等により外部に対して不正が報知され(ステップP15)、不正監視処理が終了する。
【0052】一方、上記ステップP14の処理において、不正動作中ではない場合、大当たり動作中であるか否かがチェックされ(ステップP16)、大当たり動作中ではない場合は不正監視処理を終了し、大当たり動作中の場合には、カウントスイッチ3に入力があるか否かがチェックされ(ステップP17)、入力がない場合、すなわち、入賞球が検出されない場合は、ノーカウント不正監視要求フラグがセットされ(ステップP18)、入賞球が検出された場合には、ステップP19の処理に進む。
【0053】次いで、継続スイッチ2に入力があるか否かがチェックされ(ステップP19)、入力がある場合、すなわち、通過球が検出された場合は、通過不正監視要求フラグがセットされるとともに(ステップP20)、監視タイマがクリアされて(ステップP21)、不正監視処理が終了され、入賞球が検出されない場合には、そのまま不正監視処理が終了する。
【0054】図11は、本実施例における不通過不正監視処理の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【0055】すなわち、実際の遊技においては、遊技球が継続スイッチ2を通過してからカウントスイッチ3を通過するまでの間に、さらに遊技球が継続スイッチ2を通過することは頻繁に起こりうる現象であり、例えば、図11に示すように、カウントスイッチ3によって最初の入賞球(図11中、B参照)が検出されるまでに継続スイッチ2に3個の通過球(図11中、A,A’,A”参照)が検出された場合を考えると、従来例では、実際には球詰まり等の不具合が発生していないにもかかわらず不正処理が実行され、その間、遊技が中断されていたが(図11中、(1)参照、∵T<t)、本実施例では、継続スイッチ2により通過球が検出される毎に測定時間tの測定開始時間を更新するため、仮に、最初の入賞球(図11中、A参照)が特定領域(Vゾーン)を通過した後、変動入賞装置(大入賞口)14内の球通路の通過に時間を要してカウントスイッチ3に達するまでの時間が設定時間Tを越えてしまった場合であっても、3つ目の入賞球(図11中、A”参照)をタイマによる測定開始時とするため、遊技が中断されることはない(図11中、(2)参照、∵T>t)。
【0056】以上説明したように、本実施例では、カウントスイッチ3における入賞球の検出以前に継続スイッチ2により複数の通過球が検出された場合、継続スイッチ2における最後の通過球の検出時をタイマによる測定開始時とすることによって、不通過不正処理における設定時間を変更せずとも、実質的に設定時間を延長したものと同等の効果を得ることができる。
【0057】したがって、誤って不通過不正と判断することによる遊技の中断を未然に防止することができる。
【0058】以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0059】例えば、継続スイッチ2及びカウントスイッチ3を構成するスイッチは、遊技球の通過及び入賞を検出することのできるものであれば、どのようなものであっても構わない。
【0060】また、以上の説明では主として発明者によってなされた発明を、その背景となった利用分野であるパチンコ遊技機に適用した場合について説明したが、それに限定されるものではない。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、変動入賞球検出手段における入賞球の検出以前に特定領域通過球検出手段により複数の通過球を検出した場合、特定領域通過球検出手段における最後の通過球の検出時を時間測定手段による測定開始時とすることにより、不通過不正処理における設定時間を変更せずとも、実質的に設定時間を延長したものと同等の効果を得ることができ、誤って不通過不正と判断することによる遊技の中断を未然に防止することができる。




 

 


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