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カード式遊技機の制御装置 - 株式会社ソフィア
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発明の名称 カード式遊技機の制御装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−24130
公開日 平成7年(1995)1月27日
出願番号 特願平5−281741
出願日 昭和61年(1986)10月15日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】村上 光司
発明者 新山 吉平 / 伊東 広司
要約 目的
遊技客の持つ有価データを金額に換算できる第1の有価データと玉数に換算できる第2の有価データとに分類管理し,双方の有価データが0になった時にカードを排出するようにしたカード式遊技機の制御装置を提供する。

構成
カード状の記憶媒体がカード装着装置4aに装着されると発射装置制御部75は機内に封入されたパチンコ球の弾発動作を可能とし,第1の有価データから変換された第2の有価データの範囲で弾発遊技を行うことが可能となる。第2の有価データが0になっても第1の有価データが残存する限り,これを第2の有価データに変換してパチンコ遊技を行うことが可能であり,又,第1の有価データが0でも第2の有価データが残存すれば当然遊技が可能である。しかしながら,双方の有価データが0になると遊技が不能となるので,カードの排出処理がなされる。
特許請求の範囲
【請求項1】 カード状記憶媒体を挿入・排出可能なカード装着装置と,前記カード状記憶媒体を前記カード装着装置に挿入することに基づいて機内に封入されたパチンコ球を弾発可能とする発射装置制御部とを備えたカード式遊技機の制御装置において,金額情報となる第1の有価データを記憶する第1の有価データ記憶手段と,遊技客の持ち玉となる第2の有価データを記憶する第2の有価データ記憶手段と,前記第1の有価データ記憶手段の記憶内容が0になったことを判定する第1の判定手段と,前記第2の有価データ記憶手段の記憶内容が0になったことを判定する第2の判定手段と,前記第2の判定手段からの判定出力に基づいて前記発射装置制御部による弾発動作を停止させるとともに,前記第1の判定手段からの出力と前記第2の判定手段からの出力とがあることを必要条件として,前記カード装着装置を駆動して装着されているカード状記憶媒体を排出する制御を行う駆動制御手段と,を備えたことを特徴とするカード式遊技機の制御装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカード式遊技機の制御装置に関し,より詳細には,カードを媒体とした遊技客の有価データを金額と実質的に等価な第1の有価データと持ち玉数と実質的に等価な第2の有価データとに分類管理するとともに,第1及び第2の有価データがともに0になった時にカードの排出処理を行う様にしたカード式遊技機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年カード状の記録媒体を媒介としてパチンコ遊技を行うカード式のパチンコ遊技機が提唱されている。この種のカード式のパチンコ遊技機の場合,記録媒体として例えば半導体不揮発性メモリを有する電子カードや磁気カードを想定しており,カードの発行に際して購入金額に対応した持ち玉数データを記録し,この持ち玉数データの範囲内でパチンコ遊技を行い,遊技過程において増減した持ち玉数データはカードに記録される。又,退出時にはカード精算機にカードをセットすると残存する持ち玉数データが読み取られ,この持ち玉数データに対応した景品交換がなされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】さて,この種のカード式のパチンコ遊技機は,その主たる目的の一つとして,遊技客が落下し易いパチンコ玉を大量に持ち運ぶ手間を軽減することを挙げることができ,実際カード式のパチンコ遊技機を採用した場合には,遊技客は記録媒体であるカードのみを持ち歩けばよいことになる。ところで,パチンコ遊技は往々にして運不運に左右され,運が良ければ僅かな投資であっても大量の賞品玉を獲得することができ,運が悪い時は大量の投資を余技なくされる。そのため一般の遊技客は小分けに玉借りをする傾向が強く,このことはカード式の遊技機の場合であっても小額のカードを小分けに購入する傾向に繋がり,その都度遊技が中断され興趣がそがれるという問題が生じる。勿論,高額のカードのみを発行すれば遊技が中断される回数を減少させることはできるが,これは常に大量の投資を強要することになり,望ましい解決にはならない。さりとて,高額カードに関しては数日間の有効期限を設け,遊技場からの持ち出しを認めれば,カードコピー等の不正行為を誘発する。又,カード自体に持ち玉数等の有価データが直接記録されるので,カードコピー等の不正行為を誘発する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこの様な現状に鑑みてなされたものであり,カード発行時にはある程度高額の支払をしても,実際の遊技に関与しなかった金額に関しては退出時に未使用金として返却することにより,遊技客に余分な負担をかけることなく,持ち玉切れによる遊技の中断−カード再発行の手間を軽減するとともに,カードコピーを無意味にすることができる様にした新規なカード式遊技機の制御装置を提供することを目的とする。
【0005】本発明のカード式遊技機の制御装置は,カード状記憶媒体を挿入・排出可能なカード装着装置と,前記カード状記憶媒体を前記カード装着装置に挿入することに基づいて機内に封入されたパチンコ球を弾発可能とする発射装置制御部とを備えたカード式遊技機の制御装置を前提として,金額情報となる第1の有価データを記憶する第1の有価データ記憶手段と,遊技客の持ち玉となる第2の有価データを記憶する第2の有価データ記憶手段と,前記第1の有価データ記憶手段の記憶内容が0になったことを判定する第1の判定手段と,前記第2の有価データ記憶手段の記憶内容が0になったことを判定する第2の判定手段と,前記第2の判定手段からの判定出力に基づいて前記発射装置制御部による弾発動作を停止させるとともに,前記第1の判定手段からの出力と前記第2の判定手段からの出力とがあることを必要条件として,前記カード装着装置を駆動して装着されているカード状記憶媒体を排出する制御を行う駆動制御手段とを備えたことにより,上記目的を達成するものである。
【0006】
【作用】即ち,本発明のカード式遊技機の制御装置によれば,遊技客毎の有価データは金額に換算する事のできる第1の有価データと玉数に換算できる第2の有価でーたとに分類管理される。カード発行時には持ち玉数という直接的に遊技可能な有価データを購入するのではなく,持ち玉数と云う直接的に遊技可能な有価データに変換し得る前段としての第1の有価データを得,個々のパチンコ遊技機において前記前段的な有価データを直接的に遊技可能な有価データに変換してパチンコ遊技を行い,しかも残存する前段的な有価データに対しては景品交換ではなく,未使用金としての返却がなされるので,遊技客は安心して高額カードを使用することができ,玉切れによる遊技中断が減少する。そして,第1及び第2の有価データがともに0になった場合には遊技客の有価でーたは全く存在しなくなるので,カードの排出処理がなされる。
【0007】
【実施例】以下図面を参照して本発明の1実施例を詳細に説明する。先ず,図1は本発明のシステム全体のブロック図であり,記憶媒体発行装置の1例であるカード発行機1と中央管理装置2と記憶媒体精算装置の1例であるカード精算機3と各パチンコ遊技機4とは各々伝送回線5で接続されており,その伝送方式自体は公知のもので良い。図2は中央管理装置2が有するファィル2aの説明図であり,後述の磁気カードの識別符号と対応付けられた番地には各々金額と実質的に等価な第1の有価データを記憶する第1有価データ領域,持ち玉数と実質的に等価な第2の有価データを記憶する第2有価データ領域,及び,台番号や日付や中断時のデータ等を記憶する補助領域が設けられる。
【0008】次に,これらシステムの各構成要素について順次説明する。先ず,カード発行機1は磁気カード6を発行するためのものである。概説すれば,カード発行機1は最低限その磁気カード6を示すための識別符号やその他所望により日付符号・不正防止用の照合符号等を記録して磁気カードを発行し,又,カード発行機1から中央管理装置2には第1の有価データが伝送され,中央管理装置2はこれを磁気カード6の識別符号毎に管理する。
【0009】図3はこのカード発行機1の正面図であり,カード発行機1の正面には紙幣挿入口7,紙幣返却口8,カード発行口9,投入金額を表示する金額表示器10,購入する金額を選択するための購入選択スイッチ11a・11b・11c・11d・11e,発行中ランプ12,発行中止ランプ13が適宜配置され,購入選択スイッチ11aは1000円に,購入先端スイッチ11bは2000円に,購入先端スイッチ11cは3000円に,購入先端スイッチ11dは4000円に,購入先端スイッチ11eは5000円に各々対応している。又,14は伝送回線5と接続するためのターミナル,15は磁気カードをストックするカードタンク,16はカードタンク15内の残存カード数が一定量以下になった時に作動するカード残量センサ,17はカード発行装置,18は釣銭紙幣をストックしておく紙幣タンク,19は紙幣タンク18内の紙幣残量が一定量以下になった時に作動する紙幣残量センサ,20は公知の釣銭排出装置,21は投入された紙幣をストックする紙幣タンク,22は紙幣タンク21が一杯になった時に作動する紙幣プールセンサ,23は公知の紙幣識別装置を各々示す。又,各購入選択スイッチ11a〜11e内には購入可能ランプ24a〜24eが配置されており,この購入可能ランプ24a〜24eは投入された金額の範囲ないで購入することができる金額を表示するためのものである。
【0010】次に,図4はこのカード発行機1のブロック図であり,図3に示した要素に関しては図3と同一の符号を付して,重複した説明は省略する。図4において,25は電源投入により点灯するパイロットランプ,26は紙幣プールセンサ22が作動した時に点灯する紙幣不可表示器,27はカード残量センサ16が作動した時に点灯するカード無し表示器,28は紙幣残量センサ19が作動した時に点灯する紙幣無し表示器,29は当該カード発行機1のアドレスを設定するデジスイッチ形式のアドレス設定スイッチを各々これらは管理者が操作可能な様にカード発行機1の裏面に配置される。
【0011】そして,30はマイクロコンピュータによって構成される発行機制御装置であり,上記したスイッチ類やセンサ類の出力はフィルタ回路31を介して発行機制御装置30に接続され,又,上記したランプ表示器類はドライバ32を介して駆動され,更に金額表示器10はドライバ33を介して駆動される。又,カード発行装置17はカードタンク15内にストックされたカードを1枚ずつ取り出す取り出し装置17a,カードが記録ポジションに到来したことを検出するカードセンサ17b,カード内にデータを書き込む記録ヘッド17c,カード内に記録されたデータを確認の意味で読み取る再生ヘッド17d,カードの表面に日付や額面を印字する印字装置17e,カードをカード発行口9から排出する搬送モータ17fを有し,これらはマイクロコンピュータによって構成されるカードリーダ制御装置17gによって制御される。更に,発行機制御装置30と伝送回線5の間には公知の伝送制御装置34及びモデム35が設けられ,カード発行時において,第1の有価データが当該カードの識別符号とともに,中央管理装置2に伝送される。尚,本実施例において発行される磁気カード6は図5に示す様に磁気媒体6a・6b・6cが3箇所形成され,各磁気媒体に同一のデータが記録される。
【0012】次に,図6は本実施例に係るパチンコ遊技機4及びパチンコ遊技機4の本体とは別体に形成されたカード装着装置4aの正面図であり,図7はカード装着装置4aの斜視図である。カード式パチンコ遊技機の場合にはパチンコ玉がパチンコ遊技機内に封入されており,島設備との間の循環がなされないので,パチンコ遊技機4の上方空間が大きく空くことになり,そこで本実施例ではこの上方空間にカード装着装置4aを配置している。本実施例のパチンコ遊技機は磁気カード6をセットすると,当該カードの識別符号を読み取ってこの識別符号を元に中央管理装置2から第1の有価データ及び第2の有価データを受信し,第1の有価データを第2の有価データに任意に変換して,この第2の有価データの範囲内でパチンコ遊技を行い,遊技終了時には当該カードの識別符号とともに第1の有価データ及び第2の有価データを中央管理装置2に対して送信する。
【0013】カード装着装置の正面にはカード挿入口40,第1の有価データを表示する金額表示器41,第2の有価データを表示する玉数表示器42の他に打止表示や玉数表示をランプの点灯状態で表示するアナログ表示器43,入賞時に点灯するセーフランプ44,効果音発生用のスピーカ45,呼出スイッチ46が配置される。又,パチンコ遊技機4の本体の正面には第1の有価データを第2の有価データに変換する時に操作する購入スイッチ47,遊技終了時に操作する精算スイッチ48,遊技中断時に操作する中断スイッチ49,第1の有価データが残存し第2の有価データに変換することができる時に点灯する購入可能表示器50の他に通常のパチンコ遊技機と同様に弾発用の操作部の一例であるタッチセンサ51a・スタートスイッチ51b・単発スイッチ51c等が配設され,パチンコ遊技機本体の電気回路はコネクタ52を介してカード装着装置と接続される。この種のパチンコ遊技機ではパチンコ玉は台内に封入されており,第2の有価データは弾発動作及びパチンコ玉の通過経路に対応して変動する。
【0014】先ず,図8は封入玉樋54の背面図であり,封入玉樋54の末端は打玉位置に到っており,封入玉樋54内のパチコン玉は玉送りソレノイド55によって揺動する玉供給レバー56によって1個宛打玉杵の直前に送られ,ガイドレール57に沿って打ち出される。打ち出されたパチンコ玉は発射玉センサ58によって検出された後にガイドレール57に沿って遊技盤面に流入する。又,打ち出されはしたが遊技盤面に流入せずにガイドレール57に沿って逆流したパチンコ玉はファール玉センサ59によって検出される。更に,打玉位置にパチンコ玉が供給されたことは待機玉センサ60によって検出される。又,遊技盤面に流入したパチンコ玉は最終的には何れかの入賞領域かアウト孔に流入する。
【0015】図9はパチンコ遊技機4の背面図であり,61は何れかの入賞領域に入賞したパチンコ玉を回収する入賞玉集合樋であり,入賞玉集合樋61の出口には入賞玉を検出するためのセーフ玉センサ62が設けられる。又,63はアウト孔に流入したパチンコ玉を回収するためのアウト玉回収樋であり,アウト玉回収樋63の出口にはアウト玉を検出するアウト玉センサ64が設けられる。そして,入賞玉集合樋61に流入したパチンコ玉及びアウト玉回収樋63に流入したパチンコ玉は最終的には図8に示す玉回収口65から封入玉樋64に回収される。
【0016】次に図10はこのパチンコ遊技機4のブロック図であり,図6〜図9に示した要素に関しては図6〜図9と同一の符号を付して重複した説明は省略する。図10において,70はコネクタであり,パチンコ遊技機4の本体側の各所に配置された電気部品はコネクタ70ケーブル71を介して図6に示したコネクタ52と接続され,更にドライバ・フィルタ72を介してマイクロコンピュータによって構成される遊技機制御装置73と接続される。又,74は発射フラッグ,75は発射装置制御部であり,発射フラッグ74がセットされている時に発射装置制御部は弾発用の操作部分を作動させる。具体的には弾発用の操作部を構成するタッチセンサ51a及びスタートスイッチ51bの出力は発射装置制御部75に加えられており,両者の出力が加えられることにより発射装置制御部75は玉送りソレノイド55を作動させて玉供給レバー56を揺動させ,封入玉樋54内のパチンコ玉を打玉位置に送る。そして,待機玉センサ60がパチンコ玉が打玉位置に存在することを検出すると,発射モータ51dを駆動して弾発動作が行われる。尚,単発スイッチ51cが押されている時には,発射モータ51dが作動しなくなるので,単発スイッチ51cをオン・おふさせることにより,連続的な弾発動作に変えて単発動作がなされる。
【0017】又,遊技機制御装置73は基本的には磁気カード6の読み取り,中央管理装置2との間における第1及び第2の有価データの送受信の指令,第1の有価データから第2の有価データへの変換,遊技過程における第2の有価データの変動の演算,打止や中断の処理を行うためのものである。そして,第1の有価データを表示する金額表示器41及び第2の有価データを表示する玉数表示器42を駆動するドライバ80,並びに,打止状態や第2の有価データを点灯状態で表示するアナログ表示器43とセーフ玉の発生時に点灯するセーフランプ44及びカードの挿入排出時に点灯する搬送中ランプ81を駆動するドライバ82は遊技機制御装置73によって制御される。同様に,各パチンコ遊技機の台番号を設定するアドレス設定スイッチ83や呼出スイッチ46はカード装着装置4a側に設けられるので,これらの出力はフィルタ84を介して遊技機制御装置73と接続される。又,カード挿入口40(図6・図7参照)の裏側には磁気カードリーダ85が設けられ,磁気カードリーダ85はカードが読取ポジションに到来したことを検出するカードセンサ85a,カード内に記録されたデータを読み取る再生ヘッド85b,磁気カード6を搬送する搬送モータ85c,残存する第1の有価データの目安となるドットポイントを刻印するマーキング装置85dを有し,これらはマイクロコンピュータによって構成されるカードリーダ制御装置85eによって制御される。更に,遊技機制御装置73と伝送回線5の間には公知の伝送制御装置86及びモデム87が設けられ,遊技開始時には当該カードに対して登録されている第1の有価データと第2の有価データが中央管理装置2から伝送され,遊技終了時には当該カードに関して残存する第1及び第2の有価データが中央管理装置2に対して伝送される。又,88は効果音発生用の音声合成装置,89はアンプ,200は公知の電動役物制御回路を示す。
【0018】次に図11はカード精算機3の正面図であり,カード精算機3の正面にはカード挿入口90,紙幣返却口91,コイン返却口92,レシート発行口93,残存する第1の有価データを表示する金額表示器94,残存する第2の有価データを表示する玉数表示器95,精算中ランプ96,精算中止ランプ97が適宜配置される。又,98は伝送回線5と接続するためのターミナル,99は回収する磁気カードを読み取るカード読取装置,100は回収された磁気カードを収納するカードタンク,101はカードタンク100が一杯になった時に作動するカードプールセンサ,102は返却する紙幣をストックしておく紙幣タンク,103は残存する第1の有価データに対応した紙幣を返却する紙幣返却装置,104は貨幣タンク102内の紙幣残量が一定量以下になった時に作動する紙幣残量センサ,105は返却するコインをストックしておくコインタンク,106は残存する第1の有価データの端数部分(100円代の部分)に対応したコインを返却するコイン返却装置,107はコインタンク105内のコイン残量が一定量以下になった時に作動するコイン残量センサ,108は残存する第2の有価データに対応した景品交換用のレシートを発行するプリンタ,109はプリンタ108の用紙残量が一定量以下になった時に作動する用紙残量センサを各々示す。
【0019】次に図12はこのカード精算機3のブロック図であり,図11に示した要素に関しては図11と同一の符号を付して重複した説明は省略する。図12において,110は電源投入により点灯するパイロットランプ,111はカードプールセンサ101が作動した時に点灯するカードオーバ表示器,112は用紙残量センサ109が作動した時に点灯する用紙無し表示器,113は紙幣残量センサ104が作動した時に点灯する紙幣無し表示器,114はコイン残量センサ107が作動した時に点灯するコイン無し表示器,115は当該カード精算機3のアドレスを設定するデジスイッチ形式のアドレス設定スイッチ,116はコインタンク105内のコインを抜き取るコイン抜取スイッチを各々示し,これらは管理者が操作できる様にカード精算機3の裏面に配置される。そして,120はマイクロコンピュータによって構成される精算機制御装置であり,上記したスイッチ類やセンサ類の出力はフィルタ121を介して精算機制御装置120に接続され,又,上記したランプ表示器類はドライバ122を介して駆動され,更に金額表示器94及び玉数表示器95はドライバ123を介して駆動される。更に,124は日付表示用のウォッチである。
【0020】又,カード読取装置99はカード挿入口90に磁気カード6が挿入されたことを検出するカードセンサ99a,磁気カード6内の記録を読み取る再生ヘッド99b,処理済の磁気カード6をカードタンク100に搬送する搬送モータ99cを有し,これらはマイクロコンピュータによって構成されるカードリーダ制御装置99dによって制御される。更に,精算機制御装置120と伝送回線5の間には公知の伝送制御装置125及びモデム126が設けられ,カード精算時には現在処理中の磁気カードに関して登録されている第1及び第2の有価データが中央管理装置2から伝送される。
【0021】次に上記事項及び図13〜図18のフローチャートを参照して本実施例の動作を説明する。尚,システム構成要素,即ち,カード発行機1・カード精算機3,各パチンコ遊技機4は,システム構築時に各々そのアドレス設定スイッチによってアドレスを与えられている。
【0022】先ず,図13がカード発行機1のフローチャートであり,遊技を開始するためには,遊技客はカウンタや店内の随所に配置されている任意のカード発行機1によって磁気カード6を借り受ける。カード発行機1はカードの発行動作が可能な時(具体的には,カード残量センサ16や紙幣残量センサ19や紙幣プールセンサ22が作動していたり,その他の障害が発生していない時に発行動作が可能である。)発行中ランプ12が点灯している。遊技客が紙幣挿入口7に紙幣を挿入すると,紙幣識別機23がその金額を判別し,発行機制御装置30はドライバ33を駆動して,投入された金額を金額表示器10に表示するとともに,投入された金額に応じて購入可能ランプ24a〜24bを点灯させる。今,仮に遊技客が投入した金額が3000円であるとすると,その金額内では1000円・2000円・3000円の磁気カードを発行することができるので,購入可能ランプ24a・24b・24cが点灯し,遊技客は点灯した購入可能ランプ24a・24b・24cに対応した購入選択スイッチ11a・11b・11cの何れかを選択して押す。そして,仮に購入選択スイッチ11cが押されたとすると,発行機制御装置30は伝送制御装置34−モデム35−伝送回線5を介して中央管理装置2に対して3000円分の金額データを伝送し,中央管理装置2はそのファイル2a中の現在使用されていない番地(以後この番地が〔0000番地〕であったものとして説明する。)内の第1有価データ領域に3000円に相当する第1の有価データを登録する。
【0023】続いて,カード発行機1は中央管理装置2に対してテキスト要求を送り,これに応答して中央管理装置2はそのファイル2aの〔0000番地〕を指定するための符号を識別符号としてテキスト要求がなされたカード発行機1に対して伝送する。識別符号を受信したカード発行機1はカードライタ制御装置17gに対してこの識別符号を与え,カードライタ17を起動する。
【0024】カードライタ17において,先ず,取り出し装置17aがカードタンク15内にストックされている磁気カード6を取り出し,これを記録位置におくと,カードセンサ17bが作動し,カードライタ制御装置17gは記録ヘッド17cを使用して磁気カード6の磁気媒体6a・6b・6cに上記の識別符号を記録する。尚,この時所望により偽造カード防止用の暗唱符号や日付符号を併せて記録してもよい。磁気媒体6a・6b・6cへの記録が終了すると,カードライタ制御装置17gは再生ヘッド17dを使用して磁気媒体6a・6b・6cに記録したデータを読み出し,総ての磁気媒体とも記録データと再生データが一致した場合に正確な記録が完了したものと判断し一つでも一致しない磁気媒体がある場合には記録をやり直す。そして,正しいデータが記録されたなら,印字装置17eを使用して額面金額や日付等を磁気カード6の表面に印字した後に搬送モータ17fを回転させて,カード発行口9から磁気カード6を発行する。又,この時に釣銭が必要な場合には釣銭排出装置20を作動させて,紙幣タンク18内に用意されている紙幣を釣銭として,紙幣返却口8から返却する。その後,金額表示器10をクリアして初期復帰する。
【0025】従って,この様にして発行された磁気カード6には当該カードの識別符号が最低限記録されるとともに,所望により日付符号や暗唱符号が記録されるが,持ち玉数や金額あるいは遊技度数等のそれ自体が何等かの価値を有する有価データは記憶されず,金額と実質的に等価な第1の有価データは中央管理装置2が有するファイル2aの〔0000番地〕の第1有価データ領域内に記憶される。尚,このカード発行時には上記ファイル2aの〔0000番地〕の第2有価データ領域内には0が記録されている。
【0026】さて,この様にして磁気カード6を受け取った遊技客は任意のパチンコ遊技機4を選んで,カード挿入口40に磁気カード6を挿入する。図14,図15及び図16がパチンコ遊技機の基本処理用のフローチャートであり,この内図16は帰零処理の部分に対応している。尚,図14乃至図16のフローチャートは本来一葉に示されるべきものであるが,図面サイズの制約から分図としたものであり,各接続点を接続して理解されたい。カード挿入時に当該パチンコ遊技機4が打止状態で,遊技機制御装置73内のメモリMMに打止フラッグがセットされている場合には搬送モータ85cが逆転しているので,そのカードは受付られることなく,カード挿入口40から排出される。
【0027】一方,打止状態でない場合には,磁気カード6の挿入によってカードセンサ85aがオンすると,カードリーダ制御装置85eは搬送モータ85cを正転させて磁気カード6を再生ヘッド85bの位置に搬送し,磁気カード6の磁気媒体6a・6b・6cを読み取って,暗唱符号によってその磁気カード6が不正なカードでないか否かを判断する。尚,この時磁気媒体6a・6b・6cの内容が総て一致した場合に当該カードを有効なものと判断しても良いし,又,磁気媒体6a・6b・6cの何れか一つが何らかの原因によって他の二つと異なるデータを記憶している場合には多数決で読み取る様にしてもよい。
【0028】さて,不正なカードである場合には搬送モータ85cを逆転させて,そのカードをカード挿入口40から排出する。又,不正なカードでない場合には当該磁気カード6又は当該遊技機4に関して中断処理がなされているか否かを調べ,中断処理がなされていた場合には中断照合をする。尚,中断処理に関しては後述するが,中断照合によって満足な結果が得られなかった場合には,搬送モータ85cを逆転させて,そのカードをカード挿入口40から排出する。
【0029】さて,この様なカードの照合処理によって満足な結果が得られた場合には遊技機制御装置73は磁気カード6から読み出した識別符号に基づいて中央管理装置2を呼び出し,当該磁気カード6に関する有価データを受信する。より具体的には,現在の動作例では磁気カード6から読み出した識別符号は中央管理装置2が有するファイル2aの〔0000番地〕を示しており,当該番地の第1有価データ領域には3000円に相当する第1の有価データが記憶されており,又,第2有価データ領域には持ち玉数0個に相当する第2の有価データが記憶されている。そして,中央管理装置2はパチンコ遊技機4から〔0000番地〕を指定したデータ要求があると,ファィル2aの〔0000番地〕の記憶内容をそのパチンコ遊技機4に対して伝送し,パチンコ遊技機4側ではこれを遊技機制御装置73のメモリMM内にデータの種類毎に記憶する。その後,遊技機制御装置73はそのメモリMM内に遊技中フラッグをセットし,併せて発射フラッグ74をセットする。そして,この発射フラッグ74のセットにより発射装置制御部75は作動を開始する。
【0030】さて,遊技中フラッグのセットにより遊技機制御装置73はカードの受付処理を終了して,パチンコ遊技経過の監視,より具体的には帰零判別−精算スイッチ48のオン−強制終了指令の受信−打止数に到達−中断スイッチ49のオン等の状態を監視する。カード発行機1によって発行され,未だパチンコ遊技を行っていない場合には,当該磁気カード6に関しては第1の有価データは未だ第2の有価データに変換されていないので,メモリMM内の第2の有価データは持ち玉数0を示しており,実質的に帰零状態にある。従って,遊技機制御装置73は遊技中フラッグがセットされると,図16に示す帰零処理を実行する。
【0031】先ず,発射フラッグ74をリセットして,打球装置制御部75を停止させた後に内蔵するタイマに10秒をセットし,セット時間内に持ち玉数と等価な第2の有価データが0以上になるか否かを監視する。持ち玉数の増減に関しては後に詳述するが,遊技開始以前に持ち玉数が増減する可能性はないので,持ち玉数は0のまま所要時間が経過する。そして,現在の動作例では金額と等価な第1の有価データは3000円を示しているので,購入可能表示器50を点滅させ,購入スイッチ47を押すことを促す。本実施例は購入スイッチ47を一回押す毎に200円分の持ち玉数としてパチンコ球50個相当の権利が与えられる様になされた例を想定しており,遊技機制御装置73は購入スイッチ47のオンに応答して金額に相当する第1の有価データを持ち玉数に相当する第2の有価データに変換する。仮に購入スイッチ47が3回連続して押された場合には金額と等価な第1の有価データは600円(3×200円)減算されて,2400円になり,持ち玉数と等価な第2の有価データは150個を示すことになる。
【0032】この様にして新たに変動した第1の有価データと第2の有価データをメモリMM内に記憶した後に発射フラッグ74をセットして帰零処理は終了し,持ち玉数と等価な第2の有価データの範囲内でパチンコ遊技を行うことが可能となる。さて,パチンコ遊技はタッチセンサ51a及びスタートスイッチ51bの作動に応答して発射装置制御部75が発射モータ51dを作動させるとともに,待機玉センサ60が作動する毎に玉送りソレノイド55を作動させることにより行うが,このパチンコ遊技の開始に伴って,持ち玉数と等価の第2の有価データが変動する。
【0033】本実施例では第2の有価データの変動は図17に示す割込処理によってなされる。即ち,遊技機制御装置73に対しては図示せぬインターバルタイマから定期的に割込要求が出されており,遊技制御装置73はこの割込要求に応じて図17の処理に移行する。先ず,弾発動作がなされると発射玉センサ58が作動し,弾発動作によって持ち玉数は1減少するので,発射玉センサ58の作動によってメモリMM内の持ち玉数と等価の第2の有価データを1減算する。この時,帰零判別の精度を向上させるためにメモリMM内に総発射数カウンタを設け,発射玉センサ59の作動によってこの総発射数カウンタを1加算する様にしてもよい。又,弾発されたパチンコ玉が何れかの入賞領域に入賞すると,この玉が最終的に封入玉樋54に回収される過程で,セーフ玉センサ62が作動し,入賞によって持ち玉数は賞球数分増えるので,セーフ玉センサ62の作動によってメモリMM内の持ち玉数と等価の第2の有価データを賞球数分加算する。又,この時打止予定数に賞球数分近づくので,メモリMM内に用意されている打止演算レジスタに賞球数を加算する。
【0034】更に,帰零判別の精度を向上させるためにメモリMM内に総セーフ数カウンタを設け,セーフ玉センサ62の作動によってこの総セーフ数カウンタを1加算する様にしてもよい。又,弾発されたパチンコ玉が何れかアウト孔に流入すると,この玉が最終的に封入玉樋54に回収される過程で,アウト玉センサ64が作動し,アウト玉の発生によって打止予定数から遠ざかるので,メモリMMに容易されている打止演算レジスタを1減算する。又,帰零判別の精度を向上させるためにメモリMM内に総アウト数カウンタを設けた場合には,アウト玉センサ64の作動によってこの総アウト数カウンタを1加算する様にしてもよい。
【0035】更に,弾発されたパチンコ玉が遊技盤面に流入せず,最終的にファール玉として回収された場合にはファール玉センサ59が作動し,ファール玉の発生によって持ち玉数は1加算されるので,ファール玉センサ59が作動すると,メモリMM内の持ち玉数と等価の第2の有価データを1加算する。又,帰零判別の精度を向上させるためにメモリMM内に総ファール数カウンタを設けた場合には,ファール玉センサ59の作動によって総ファール数カウンタを1加算する様にしてもよい。
【0036】以上の処理を割込要求毎に行うことにより遊技過程において持ち玉数の変動原因が発生する毎に持ち玉数と実質的に等価な第2の有価データは更新され,更新された第2の有価データがメモリMM内に記憶される。そして,上記の第2の有価データの更新動作は遊技終了条件が発生するまで,図示せぬインターバルタイマが割込要求を発生する毎に行われ,更新された第2の有価データはメモリMM内に記憶される。遊技の終了条件としては具体的には帰零や精算スイッチ48のオンや強制終了指令の受信や打止や中断スイッチ49のオン等の状態がある。先ず,遊技過程において持ち玉を消費し,持ち玉数に相当する第2の有価データが0になると,遊技機制御装置73は既述の図16の処理を行い,発射フラッグ74をクリアして打球動作を停止させた後に,タイマに10秒の時間をセットする。そして,最後に弾発されたパチンコ球が上記10秒の間に何れかの入賞領域に入賞したりファール玉となることにより,持ち玉数に相当する第2の有価データが増加した場合には発射フラッグ74を再度セットして打球動作を再開させる。尚,この時,総発射数が総セーフ数と総アウト数と総ファール数の和と一致することを帰零判別の条件としてもよい。又,上記10秒の間にセーフ玉やファールが発生しなかった場合には,メモリMM内の第1の有価データを調べる。そして,第1の有価データが0円を示している時にはこれ以上遊技を続けることができないので例えばアナログ表示器43を点滅させて,カードが終了したことを表示するとともに,搬送モータ85cを逆転して当該磁気カード6を排出する。又,この時伝送制御装置86に対して送信フラッグをセットするとともに,送信データの一例として第1の有価データ,第2の有価データを当該磁気カード6の識別符号とともにセットする。尚,この送信フラッグのセットにともなう伝送処理に関しては後に一括して説明する。
【0037】さて,現在の動作例ではメモリMM内には未だ2400円分の第1の有価データが残存しているので,遊技機制御装置73は購入可能表示器50を点滅して追加購入ができることを知らしめ,購入スイッチ47・精算スイッチ48・中断スイッチ49の何れかが押されることを待つ。そして,購入スイッチ47が押された場合には既述の様にして,金額に相当する第1の有価データを持ち玉数に相当する第2の有価データに変換し,遊技続行することができる。又,遊技過程において精算スイッチ48が押された場合には発射フラッグ74がリセットされて,弾発動作が停止された後に,残存する第1及び第2の有価データと当該磁気カード6の識別符号が送信フラッグとともに伝送制御装置86にセットされ,しかる後に搬送モータ85cを逆転して当該磁気カード6を排出する。又,遊技過程において中断スイッチ49が押された場合には,上記の精算動作と同様の動作に先立って中断処理を実行する。
【0038】この中断処理は当該パチンコ遊技機4で遊技をする権利を確保しながら一時的に席を離れるための操作であり,磁気カード6とパチンコ遊技機4の対応関係が確保される限り処理の手法自体は限定されるものでない。具体的には,例えば中断スイッチ49が押されると,発射フラッグ74をリセットして弾発動作を停止した後に,当該パチンコ遊技機4の台番号を伝送制御装置86にセットするとともに,メモリMM内に上記磁気カード6の識別符号を記憶する。そして,図示せぬタイマに10秒をセットしてそのタイムアップ迄の間における持ち玉数の変動原因を受け付けた後に上記の精算動作と同様に残存する第1及び第2の有価データと当該磁気カード6の識別符号を送信フラッグとともに伝送制御装置86にセットし,しかる後に搬送モータ85cを逆転して当該磁気カードを排出する。
【0039】そして,この様にして中断処理がなされると,中央管理装置2側の当該カードに対して割りつけられた番地(本動作例では〔0000番地〕)に中断の対象となったパチンコ遊技機4の台番号が記録され,当該パチンコ遊技機4には中断の対象となったカードの識別符号が記録されるので,次回のカードの受付時における中断カードの照合動作で中央管理装置2から受信したパチンコ遊技機4の台番号とパチンコ遊技機4のメモリMM内に記憶されている磁気カード6の識別符号が一致した場合にのみ当該カードを受け付けることができる。又,遊技過程において,メモリMM内の打止演算レジスタの積算値が打止予定数に達した場合には発射フラッグ74がリセットされて,弾発動作が停止された後に,メモリMM内の打止フラッグをセットする。しかる後に,残存する第1及び第2の有価データと当該磁気カード6の識別符号が送信フラッグとともに伝送制御装置86にセットされ,しかる後に搬送モータ85cを逆転して当該磁気カードを排出する。
【0040】そして,この様にして打止フラッグがセットされると,中央管理装置2から打止解除FCが送信されて打止フラッグがクリアされるまでは,搬送モータ85cが逆転動作を続けるので,磁気カード6を新規に受け付けることができなくなる。更に,遊技中において何らかの原因の為にパチンコ遊技を続行させることが困難な状況が発生した場合には中央管理装置2から終了FCが送信される。そして,この終了FCが送信された場合にも発射フラッグ74をリセットして弾発動作を停止させる。そして,タイマに10秒をセットして,弾発動作停止後に遊技盤面上を流下してくるパチンコ玉の最終的な運命が決定するのを待ち,その後残存する第1及び第2の有価データと当該磁気カード6の識別符号が送信フラッグとともに伝送制御装置86にセットされ,しかる後に搬送モータ85cを逆転して当該磁気カードを排出する。
【0041】さて,以上の何れの終了原因によって遊技が終了した場合にも伝送制御装置86には,その時点でメモリMM内に残存している第1及び第2の有価データと当該磁気カード6の識別符号及びその他の必要なデータが送信フラッグとともに,セットされている。そして,この様にして送信フラッグがセットされると,伝送制御装置86は上記何れかの終了原因に起因してセットされた第1及び第2の有価データとその他の必要なデータを当該磁気カード6の識別符号とともに,中央管理装置2に伝送し,中央管理装置2は伝送されたデータをファイル2a内の上記識別符号によって指定された番地に記憶する。例えば,現在の動作例において,パチンコ遊技機から伝送された第1の有価データが2000円を示し,第2の有価データが980発の持ち玉を示している時は中央管理装置2はファイル2aの〔0000番地〕の第1有価データ領域に2000円を示す第1の有価データを記録し,同じく第2有価データ領域に980発を示す第2の有価データを記録する。
【0042】そして,遊技客は今返却された磁気カード6を使用して他のパチンコ遊技機4でパチンコ遊技を行っても良いし(但し,中断処理がなされていない場合。),又,当該磁気カード6をカード精算機3によって精算してもよい。そして,他のパチンコ遊技機4で遊技を行う場合に関しては上記と全く同様の動作がなされるので以下はカード精算機3によって精算動作を行う場合の動作を説明する。尚,カード精算機3の動作は図18のフローチャートに示されている。
【0043】先ず,遊技客が磁気カード6をカード挿入口90に挿入し,当該カードが再生位置にセットされるとカードセンサ99aが作動する。カードリーダ制御装置99dは再生ヘッド99bを使用して磁気媒体6a・6b・6cを読み取り,先ず,暗唱符号によって当該カードの真偽を判別する。そして当該カードが偽造カード等の場合には搬送モータ99cを逆転させて,そのカードをカド挿入口90から排出する。又,そのカードが真正なカードの場合には,磁気媒体6a・6b・6c内に記憶されている当該カードの識別符号を中央管理装置2に送信し,当該カードに関する来歴データの送信を要求する。応答して中央管理装置2はファィル2a内の識別符号に対応した番地に記憶されているデータを総てカード精算機3に対して伝送する。
【0044】そして,現在の動作例では磁気カード6から読み出した識別符号は中央管理装置2のファィル2aの〔0000番地〕を示しており,当該番地の第1有価データ領域には2000円に相当する第1の有価データが記憶されており,当該番地の第2有価データ領域には980発に相当する第2の有価データが記憶されており,更に所望により当該番地の補助領域にはその間に遊技したパチンコ遊技機の台番号等が記憶されている。そして,精算機制御装置120はこれらのデータを受信して,第1の有価データに対応して2000円の未使用金額を金額表示器94に表示し,第2の有価データに対応して980発の残存玉数を玉数表示器95に表示する。そして,プリンタ108を使用して最低限残存玉数に相当する第2の有価データを含む来歴データをレシートに印字してこのレシートをレシート発行口93から発行する。
【0045】遊技客はこのレシートを景品交換カウンタに持参して所望の景品と交換する。尚,レシートは景品交換のためのものであるので,最終的に残存した持ち玉数に相当する第2の有価データが印字されていれば最低限の用は足りるが,所望により未使用金額や移動した各パチンコ遊技機毎の残存玉数や使用金額や日付等を印字してもよい。そして,レシートの発行後搬送モータ99cを正転させて,当該カードをカードタンク100内に回収するとともに,紙幣返却装置103を使用して未使用金額である2000円に相当する紙幣を紙幣タンク102から紙幣返却口91に排出する。尚,この時に未使用金額に100円代の端数がある場合にはコイン返却装置106を使用してコインタンク105に収納されているコインをコイン返却口92から排出することはいうまでもない。
【0046】尚,上記においては,磁気カードに記録される識別符号としては中央管理装置側のファイルのアドレスを使用し,識別符号によって上記ファィルをアクセスする様にした例を示したが,識別符号はカード発行機側で発生し,この識別符号自体を中央管理装置側でデータとして記憶し,識別符号によって上記ファイル内を検索して所望の有価データを含むデータを読み出す様にしてもよい。又,上記においてはカード装着装置を各パチンコ遊技機の上方空間に配置し,コネクタを使用して対応するパチンコ遊技機と接続する様にした例を示したが,これはパチンコ球の還元経路の廃止に伴ってパチンコ遊技機の上方空間に大きく空くこと及び上方空間に設けた場合には遊技店内が混雑している時にも店員の目が届くので,カード装着装置に対する不正行為を発見し易いためであり,パチンコ遊技機本体に設けても良い。又,上記では記憶媒体精算装置が有する有価媒体発行装置が第2の有価データに対応した金額を表示したレシートを発行し,これを景品交換カウンタで景品と交換する様にした例を示したが,有価媒体発行装置は景品用ストッカを有し,その中に用意されている景品を直接排出する様にしてもよい。
【0047】又,上記では磁気カードの発行時には遊技客の支払金額を総て第1の有価データに変換する様にした例を示したが,磁気カードの発行時においては最低単位の第2の有価データを発生する様にしても良い。例えば,遊技客の支払金額が3000円の場合において,上記実施例では第1の有価データとして3000円をファイル内に登録するとともに,第2の有価データとしては0個の持ち玉数をファイル内に登録したが,この場合において,第1の有価データとして2800円を第1の有価データとしてファイル内に登録するとともに,50個分の持ち玉数を第2の有価データとしてファイル内に登録しても良い。又,上記では各パチンコ遊技機毎のカード装着装置は遊技開始から遊技終了までの間,磁気カード等の媒体を保持している様にした例を示したが,識別符号の読み取り後,直ちにカードを排出する様にしてもよい。更に,上記では記録媒体として磁気カードを使用した例を示したが,識別符号は記録された内容を何等かの手段を使用して読み取ることができる限り記憶媒体の形状は記憶方式自体は特に問題となるものではなく,例えば,電子カード・バーコード・磁気インク・光電マーク・ドットマーク・導電性パターン等種々の方式が考えられる。
【0048】
【発明の効果】以上説明した様に,本発明によればカード発行時において金額と実質的に等価な第1の有価データが登録され,パチンコ遊技機において第1の有価データの一部又は全部が遊技過程において変動可能な持ち玉数と実質的に等価な第2の有価データに変換され,第2の有価データの範囲内でパチンコ遊技を行い,カード精算機においては,残存する第2の有価データに基づいて景品交換可能なレシートを発行するとともに,残存する第1の有価データに関しては未使用金として返却する様になされているので,遊技客は無駄な投資をする心配をせずに高額のカードを購入することができるので,玉切れによる遊技の中断が減少し,興趣を損なわれることが少なくなる。又,カードを小分けに購入する必要性が少なくなるので,カード発行機を遊技店内の随所に多数配置する必要がなくなり,店内スペースを有効に活用することができ,又,金銭も1箇所で集中的に管理することが可能になる。更に,カードには有価データは全く記録されておらず,仮にコピーカードによってパチンコ遊技や景品交換をしたとしても,コピーの原本となる真正カードに関して中央管理装置側に登録されている有価データの範囲内での遊技や景品交換がなされるだけであるので,コピーをする実益が全くなくなる。そして,遊技客の有価データが全て0になった場合には,カードの排出処理を行うことが可能となる。




 

 


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