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発明の名称 封入球式遊技機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−16344
公開日 平成7年(1995)1月20日
出願番号 特願平5−164764
出願日 平成5年(1993)7月2日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】荒船 博司 (外1名)
発明者 新山 吉平 / 伊東 広司
要約 目的
定量的で数値的な遊技価値データーの表示だけでなく、この遊技価値データーの増減を体感することのできる封入球式遊技機を提供することを目的とする。

構成
封入球式遊技機において、前記遊技価値データーを量的表示によって表示する概略量表示手段29(24)と、遊技価値データーを数値的表示によって表示する定量表示手段25(22)とを設けたことを特徴とする。
特許請求の範囲
【請求項1】 遊技機本体内に所定数の遊技球を封入しておき、遊技機に入力される有価価値データーに基づいて変換された遊技価値データーを基に、前記封入された遊技球を遊技領域内に発射して遊技を行い、その遊技結果が、特定の利益状態あるいはそれ以外の状態の判定を行い、特定の利益状態の場合には、所定数の賞球数に対応させて、遊技者の利益を増加させ、特定の利益状態以外の場合には遊技者の利益を減少させ、かつ、前記遊技領域を経た遊技球を回収して発射位置に導くことにより、この封入された遊技球を循環使用して所定の遊技を行うとともに、精算手段によって遊技者の利益を精算可能にした封入球式遊技機において、前記遊技価値データーを量的表示によって表示する概略量表示手段と、遊技価値データーを数値的表示によって表示する定量表示手段とを設けたことを特徴とする封入球式遊技機。
【請求項2】 前記概略量表示手段は、封入された遊技球の発射位置から遊技領域への移動を検出する発射球検出手段からの信号に基づいて減量表示を行うとともに、特定の利益状態の判定信号に基づいて増量表示を行うようになされていることを特徴とする請求項1記載の封入球式遊技機。
【請求項3】 前記定量表示手段は、封入された遊技球の発射位置から遊技領域への移動を検出する発射球検出手段からの信号に基づいて減量表示を行うとともに、特定の利益状態の判定信号に基づいて加算表示を行うようになされていることを特徴とする請求項1記載の封入球式遊技機。
【請求項4】 前記概略量表示手段は、有価価値データーを基に遊技価値データーに変換する際に、増量表示を行うようになされていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の封入球式遊技機。
【請求項5】 前記定量表示手段は、有価価値データーを基に遊技価値データーに変換する際に、加算表示を行うようになされていることを特徴とする請求項1または請求項3記載の封入球式遊技機。
【請求項6】 前記有価価値データーの表示、および、前記遊技価値データーの量的表示や数値的表示が、同一表示領域で表示されるようになされていることを特徴とする請求項1ないし請求項5の何れかに記載の封入球式遊技機。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遊技装置に係わり、特に、内部に遊技球を封入しておき、この遊技球を循環使用して所定の遊技を行うようにした封入球式遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の封入球式遊技機、例えば封入球式パチンコ遊技機として、特開昭63ー302870号公報、あるいは、特開平5ー31222号公報に記載のものが知られている。
【0003】前者は、有価価値データーが記録されたカードにより、また、後者は、カードおよび遊技球で遊技が行える封入球式パチンコ遊技機で、所定数(例えば20個)の遊技球を内部に封入しておき、遊技者がカードを挿入し、あるいは、遊技球を投入することにより、前記カードに記録された有価価値データーあるいは投入された遊技球の数に応じた遊技価値データー、すなわち、遊技可能な球数が球数表示器において可視表示され、遊技の開始により、前記封入された遊技球(封入球と称す)を1個ずつ順次発射して遊技領域内を落下させることにより、所定の遊技を行い、また、落下した封入球を回収して再度発射装置へ導くことにより、この封入球を循環使用して遊技を実行するようになっている。
【0004】そして、前述の封入球の発射時点で、前記球数表示器に表示された数値から”1”を減算するとともに、その結果に基づき前記球数表示器の表示を更新し、また、前記遊技領域内を落下する封入球に対して入賞球か否かを判定し、入賞と判定された場合には、設定された賞球数を、前記球数表示器に表示された球数に加算するとともに、その結果に基づき球数表示器の表示を更新するようになっており、遊技者は、この球数表示器の数値データーにより、現在の持ち球数の確認ならびに増減状況を確認するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような従来の封入球式遊技機にあっては、球数表示器における可視表示が、定量的に表示される数値情報であり、従来の弾球遊技機のように、遊技中における上皿上の遊技球の動き、すなわち、発射時の遊技球の動きや賞球排出時の遊技球の動きが体感できず、遊技への興味が半減してしまうといった問題点があった。
【0006】本発明は、前述した従来の問題点に鑑みてなされたもので、定量的で数値的な遊技価値データーの表示だけでなく、この遊技価値データーの増減を体感することのできる封入球式遊技機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成するために、本発明の請求項1記載の封入球式遊技機は、遊技機本体内に所定数の遊技球を封入しておき、遊技機に入力される有価価値データーに基づいて変換された遊技価値データーを基に、前記封入された遊技球を遊技領域内に発射して遊技を行い、その遊技結果が、特定の利益状態あるいはそれ以外の状態の判定を行い、特定の利益状態の場合には、所定数の賞球数に対応させて、遊技者の利益を増加させ、特定の利益状態以外の場合には遊技者の利益を減少させ、かつ、前記遊技領域を経た遊技球を回収して発射位置に導くことにより、この封入された遊技球を循環使用して所定の遊技を行うとともに、精算手段によって遊技者の利益を精算可能にした封入球式遊技機において、前記遊技価値データーを量的表示によって表示する概略量表示手段と、遊技価値データーのを数値的表示によって表示する定量表示手段とを設けたことを特徴とする。
【0008】請求項2記載の封入球式遊技機は、請求項1における概略量表示手段が、封入された遊技球の発射位置から遊技領域への移動を検出する発射球検出手段からの信号に基づいて減量表示を行うとともに、特定の利益状態の判定信号に基づいて増量表示を行うようになされていることを特徴とする。
【0009】請求項3記載の封入球式遊技機は、請求項1における定量表示手段が、封入された遊技球の発射位置から遊技領域への移動を検出する発射球検出手段からの信号に基づいて減量表示を行うとともに、特定の利益状態の判定信号に基づいて加算表示を行うようになされていることを特徴とする。
【0010】請求項4記載の封入球式遊技機は、請求項1または請求項2における概略量表示手段が、有価価値データーを基に遊技価値データーに変換する際に、増量表示を行うようになされていることを特徴とする。
【0011】また、請求項5記載の封入球式遊技機は、請求項1又は請求項3における定量表示手段が、有価価値データーを基に遊技価値データーに変換する際に、加算表示を行うようになされていることを特徴とする。
【0012】さらに、請求項6記載の封入球式遊技機は、請求項1ないし請求項5における有価価値データーの表示、および、前記遊技価値データーの量的表示や数値的表示が、同一表示領域で表示されるようになされていることを特徴とする。
【0013】
【作用】請求項1記載の封入球式遊技機によれば、遊技価値データーが定量表示手段によって正確に把握され、かつ、概略量表示手段によって遊技価値データーの増減が量的に把握される。これによって、遊技の醍醐味が損なわれることなく、従来の実際の遊技球を用いた弾球遊技機と遜色のない遊技環境が得られる。
【0014】請求項2記載および請求項4記載の封入球式遊技機によれば、遊技球の発射時、賞球排出時、遊技球購入時等に、概略量表示手段によって遊技価値データーの増減が量的に表示されることにより、従来の弾球遊技機における遊技価値データーの動きに近い動きが体感される。
【0015】また、請求項3および請求項5記載の封入球式遊技機によれば、遊技球の発射時、賞球排出時、遊技球購入時等に、定量表示手段によって遊技価値データーの増減が数値的に表示されることにより、遊技価値データーの増減が最小単位で正確に表示される。
【0016】さらに、請求項6記載の封入球式遊技機によれば、有価価値データー、すなわち、遊技球の購入可能範囲の表示、および、遊技価値データーの量的表示や数値的表示、すなわち、持ち球の量の表示が同一表示領域に表示され、これによって、これらの各情報が遊技者によって容易に確認される。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参照して説明する。図1中、符号1は、本発明の一実施例に係わる封入球式遊技機を示すものであり、本実施例においては、有価価値データーが記録されたカードを用いた封入球式遊技機を示した。
【0018】まず、この封入球式遊技機1の全体構成について説明すれば、遊技店への設置枠となる機枠2と、この機枠2の垂直方向の一辺に回動可能に取り付けられた前面枠3と、前記この前面枠3の下方で、前記機枠2に、前記前面枠3と同様に回動可能に取り付けられた前面パネル4と、前記前面枠3の内側に装着された遊技盤5と、前記前面枠3に開閉可能に取り付けられ、前記遊技盤5の前面を覆うガラス板6aを備えたガラス支持枠6とを備えた概略構成となっている。
【0019】ついで、これらの詳細について説明すれば、前記前面パネル4の裏面側には、前記前面枠3によって支持され、図示しない遊技球(封入球)を発射する発射装置7が設けられているとともに、この発射装置7における遊技球の発射方向に沿って発射レール8が設けられ、さらに、発射レール8の上方に、この発射レール8上を走行する遊技球を検出する発射球検出手段9が設けられている。
【0020】前記遊技盤5の前面には、前記発射レール8の延長線上に配置されるとともに湾曲形成されて、前記発射レール8を介して送りだされる遊技球を、前記遊技盤5の前面に形成されている略円形状の遊技領域G内へ誘導するガイドレール10が取り付けられている。
【0021】また、前記遊技盤5の略中央には、変動表示ゲームを行うための変動表示装置11が取り付けられており、この変動表示装置11の下方には、前記遊技領域G内を落下させられる遊技球の通過ないしは入賞によって、前記変動表示装置11における変動表示ゲームを開始させるための変動表示ゲーム開始信号を出力する変動表示ゲーム開始センサー(図示略)が設けられた特別入賞口12が設けられている。
【0022】さらに、前記遊技領域Gの下部には、変動入賞装置13が設けられており、この変動入賞装置13は、前記変動表示装置11の変動表示停止時における表示結果が、設定されたある特定の表示となった場合に、前記遊技領域G内を落下する遊技球が入賞しやすい状態の、特別遊技状態に移行され、また、前記表示結果が、特定の表示以外の表示である場合には、前記遊技球の入賞を阻止する一般遊技状態に保持されるようになっている。
【0023】一方、前記遊技盤5には、前述した諸装置以外に、前記変動表示装置11両側部および変動入賞装置13の両側部には、一般入賞口14が設けられており、これらの一般入賞口14に、前記遊技球の入賞を検出する入賞球検出センサー(図示略)が設けられている。
【0024】そして、図1中、符号15は、前記遊技領域Gの外周縁部に取り付けられた装飾ランプで、変動表示ゲームが開始されたとき、あるいは、特別遊技状態に至った際に点灯ないしは点滅させられるようになっている。
【0025】前記前面パネル4の前面には、有価価値データーが記録されたカードが挿入されるカード挿入口16が形成されており、このカード挿入口16は、前記前面パネル4の裏面側に配置されているカードリーダー・ライターへ連通されて、挿入されるカードをカードリーダー・ライターへ誘導するようになっている。
【0026】また、このカード挿入口16の下方には、操作パネル17が設けられており、この操作パネル17の中央部には、表示領域としての表示部18が、比較的大きな領域にわたって形成されているとともに、この表示部18の右隣には、操作部19が設けられている。
【0027】そして、前記表示部18には、図2に示すように、前記前面パネル4と操作パネル17とによって略斜め上方に向けられた状態で取り付けられている支持部材20を介して、表示装置21が取り付けられている。
【0028】この表示装置21は、本実施例においては、液晶表示装置(LCD)が用いられており、その表示面が複数に分割されて、図1に示すように、略中央上部が遊技価値データーを数値表示する定量表示部22となされ、また、この定量表示部22の右隣が、前記カードからカードリーダー・ライターによって読み込まれた有価価値データーを数値表示する有価価値データー表示部23となされ、さらに、その他の領域が、前記遊技価値データーを量的に表示する概略量表示部24となされれている。
【0029】本実施例においては、前記概略表示部24における遊技価値データーの表示形態を、図1に示すように、遊技球を形どった球状となされており、前記表示部18全体を遊技機1の正面側から見て箱体とみなし、前記表示部18の下方の一辺を箱体の底面として、遊技価値データーに応じて、前記底面からの積層量の変化により、その量を表示するようになっている。
【0030】そして、図3に示すように、前記定量表示部22には、定量表示手段25を経て遊技価値データー変換手段26が、また、有価価値データー表示部23には、有価価値データー表示手段27を経てカードリーダー・ライター28が、概略量表示部24には、概略量表示手段29を経て前記遊技価値データー変換手段26が、それぞれ電気的に接続されている。
【0031】さらに、前記遊技価値データー変換手段26には、前記カードリーダー・ライター28が接続されているとともに、入賞球に対する賞球の数を設定する賞球設定手段30、および、後述する変換(購入)スイッチ31、精算スイッチ32、および、前記発射球検出手段9が、それぞれ、電気的に接続されている。
【0032】前記変換スイッチ31および精算スイッチ32は、図1に示すように、前記操作パネル17の表示部18の左側の操作部19に設けられている。そして、これらの各スイッチ31・32の下方には、遊技を中断する際の中断スイッチ33が設けられている。
【0033】なお、図1において符号34は、遊技球の発射の強さを調整するための操作ダイヤルであり、図2において符号35は、前記表示部18を覆って設けられた保護カバーである。
【0034】ついで、このように構成された本実施例の作用について説明する。遊技者によってカードがカード挿入口16に挿入されると、このカードに記録されている有価価値データーがカードリーダー・ライター28によって読み込まれ、その情報が、遊技価値データー変換手段26へ出力されるとともに、有価価値データー表示手段27へ出力され、この有価価値データー表示手段27から表示装置21の有価価値データー表示部23へ駆動信号が出力されて、前記読み込まれた有価価値データーに対応する数値データー(購入可能金額あるいはそれに相当する度数、本実施例においては、図1に示すように”50”)が表示される。例えば、この”50”は5000円を意味する。
【0035】これより、遊技者が変換スイッチ31を操作することによって遊技球の購入の指示がなされると、その信号が遊技価値データー変換手段26へ出力されて、この遊技価値データー変換手段26において、前記購入額が予め読み込まれている前記有価価値データーの範囲内であることを条件として、所定の変換率に基づいて遊技価値データーに変換されたのちに、その信号が概略表示手段29および定量表示手段25へ出力される。
【0036】そして、定量表示手段25においては、前述した遊技価値データーの情報に基づいた駆動信号が液晶表示装置へ出力され、これによって、表示部18の定量表示部22に、図1に示すように、遊技可能ないわゆる持球数(図示例では、”200”)が数値表示される。
【0037】また、概略量表示手段29においては、前述した遊技価値データーの情報に基づき、液晶表示装置へ駆動信号が出力され、これによって、表示部18の概略量表示部24に、前記持球数と同数かそれに比例した個数の遊技球の図柄が、図1に示すように、表示部18の下方の縁部から積み上げられるようにして表示される。
【0038】一方、このような購入操作がなされた時点で、前記遊技価値データー変換手段により、初期に読み込まれた購入可能金額に基づく有価価値データーから、購入に費やされた金額に基づく有価価値データーを減算した新たな有価価値データーが作成され、この新たな有価価値データーに基づく信号が、前記カードリーダー・ライター28へ出力されて、挿入されているカードの有価価値データーの書き換えが行われる。
【0039】また、この新たな有価価値データーに基づき、前記カードリーダー・ライター28から有価価値データー表示手段27へ表示更新の信号が出力され、この表示更新の信号に基づいて、有価価値データー表示手段27から表示装置21へ駆動信号が出力されて、その有価価値データー表示部23における表示が更新されて、減算された新たな購入可能金額(度数)が表示される。
【0040】以上の諸作動によって、遊技可能状態となされ、遊技者による操作ダイヤル34の操作によって、遊技球が発射されることにより、遊技が開始される。
【0041】遊技が開始されると、遊技領域Gへ発射された遊技球は、発射球検出手段によってその数が継続して検出され、その発射球の数の情報が、前記遊技価値データー変換手段26へ出力される。
【0042】一方、遊技領域G中を落下する遊技球のうち、賞球の払い出しを条件として設けられている特別入賞口12や一般入賞口14、あるいは、特別遊技状態である場合には、前記変動入賞装置13へ入賞した遊技球が、それぞれの入賞口に設けられている入賞球検出手段によって検出されるとともに、順次計数され、その入賞球数が、前記賞球設定手段30へ出力される。
【0043】ここで、入賞球の計数が”0”である場合には、遊技価値データー変換手段26において、発射球の発射毎に、遊技価値データーの前置データーから減算され、その情報が前記定量表示手段25および概略量表示手段29へ出力されることにより、定量表示部22における数値が順次”1”ずつ減算表示されるとともに、概略量表示部24において、遊技価値データーとしての遊技球の図柄が、例えば、1個ずつ消去され、かつ、その消去に伴う遊技球のバランスの崩れに応じて、残る遊技球の図柄が安定状態となるまで移動させられる。また、通常の弾球遊技機おける上皿は、満杯状態において100〜200個の遊技球が貯留されるように、その大きさが設定されている。そこで、前記概略表示部24における遊技球の図柄の表示も、この図柄が、100〜200個以上となった場合に、前記概略表示部24を埋め尽くすような表示とすると、従来の弾球遊技機と同様な感覚で持球の把握が可能となる。ここで、図柄が表示部を埋め尽くした状態においても、発射に伴う遊技球の減少があるから、これに対応した図柄の移動が行われる。
【0044】したがって、入賞球がない状態において、遊技価値データーすなわち持球が減少し、あるいは、移動していく様が遊技球の図柄の動きによって視覚的に体感され、封入球式の遊技機であるにも拘わらず、あたかも、実際の遊技球が移動しているような感触が得られる。
【0045】ここで、概略量表示部24における表示によると、その量的な判断は、視覚によるものであるから、概略的な数量の把握は可能なものの、正確な実数値は把握できない。しかしながら、合わせて表示される前記定量表示部22の表示が、遊技球の残存量の実数に基づく数値表示によって行われていることから、その数が確実に把握される。
【0046】一方、遊技中に入賞球が生じた際には、その入賞球数が前述したように賞球設定手段30へ入力され、この賞球設定手段30において、1個の入賞球に対する設定された賞球数に基づいた賞球数が算出されて、その算出結果が前記遊技価値データー変換手段26へ出力され、この遊技価値データー変換手段26において、排出されるべき賞球数が、遊技価値データーの前置データーに加算・更新される。
【0047】そして、この更新された遊技価値データーに基づく信号が、遊技価値データー変換手段26から、定量表示手段25および概略量表示手段29へそれぞれ出力され、この信号に基づく駆動信号が、概略量表示部24および定量表示部22へ出力されることにより、これらの各表示部24・22における表示が更新される。
【0048】この時、前記定量表示部22においては、更新された遊技価値データーが、数値情報として表示され、また、概略量表示部24においては、その更新された遊技価値データーに基づいた量に対応する数の遊技球の図柄が増量表示される。
【0049】したがって、この場合においても、概略量表示部24においては持球の増量状況が体感され、かつ、持球数の実数が、定量表示手段22による数値表示から確実に把握される。
【0050】このように、本実施例の封入球式遊技機1においては、従来の弾球遊技機のように、購入球や賞品球が、実際に遊技機に貯留されるような弾球遊技機と同様に、持球の減少や増加が量的に把握される。
【0051】したがって、従来の弾球遊技機における遊技感覚を損なうことなく、ほとんど同様な感覚で遊技が楽しめる。
【0052】遊技が終了して、精算スイッチ32が操作されると、遊技終了時点における遊技価値データーが遊技価値データー変換手段26によって有価価値データーに変換されるとともに、その情報がカードリーダー・ライター28へ出力され、このカードリーダー・ライター28において、挿入されているカードの有価価値データーが、遊技終了時点における有価価値データーに更新され、そののちに、このカードがカードリーダー・ライター28からカード挿入口16を経て遊技機1外へ排出される。
【0053】また、このようなカードの処理操作とともに、操作パネル17の表示部18における表示が全て消去されるか、あるいは、これらの表示の内、概略量表示部24の表示のみが消去され、定量表示部22および有価価値データー表示部23の表示が、それぞれ”0”表示となされる。
【0054】なお、前記実施例において示した各構成部材の諸形状や寸法等は一例であって、設計要求等に基づき種々変更可能である。
【0055】例えば、前記実施例では、概略量表示部24における表示を、遊技球を示す図柄によって行った例について示したが、これに代えて、例えば、所定面積を有する表示領域を形成しておくとともに、この表示領域内に、持球数に応じた割合で色表示を行うようにし、持球の増減に応じて、前記色表示の領域を増減させるような方法も採用可能である。
【0056】また、遊技機として、可変表示ゲームを行うような構成のものを例示したが、遊技内容に限定されるものではない。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1に係わる封入球式遊技機は、特に、遊技価値データーを量的表示によって表示する概略量表示手段と、遊技価値データーを数値的表示によって表示する定量表示手段とを設けたことを特徴とするもので、封入球式であり、遊技価値データーとしての遊技球が遊技機の表面に現出しないにも拘わらず、持球数を数値情報として正確に把握することができるとともに、概略表示手段による量的表示により、持球数を感覚的に把握することができ、あたかも遊技球が存在するかのような感覚で遊技を楽しむことができる。
【0058】請求項2記載の封入球式遊技機は、請求項1における概略量表示手段を、封入された遊技球の発射位置から遊技領域への移動を検出する発射球検出手段からの信号に基づいて減量表示を行うとともに、特定の利益状態の判定信号に基づいて増量表示を行うようにしたから、実際の遊技状態における持球の増減形態を忠実に再現することができ、これによって、封入球式遊技機の遊技感覚を、実際に遊技球が排出される従来の弾球遊技機に近付けることができる。
【0059】請求項3記載の封入球式遊技機は、請求項1における定量表示手段を、封入された遊技球の発射位置から遊技領域への移動を検出する発射球検出手段からの信号に基づいて減量表示を行うとともに、特定の利益状態の判定信号に基づいて加算表示を行うようにしたから、従来、概略的にしか掴めなかった遊技中における持球の増減を、数値情報により正確に把握することができる。
【0060】請求項4記載の封入球式遊技機は、請求項1または請求項2における概略量表示手段を、有価価値データーを基に遊技価値データーに変換する際に、増量表示を行うようにしたから、遊技に関連した遊技球の増減形態のみならず、遊技球の購入時における増量形態をも表現することができ、これによって、遊技機における持球の増減に関する全ての形態を表現することができ、これにより、封入球式遊技機の遊技感覚を、より一層、従来の弾球遊技機に近付けることができる。
【0061】また、請求項5記載の封入球式遊技機は、請求項1または請求項3における定量表示手段を、有価価値データーを基に遊技価値データーに変換する際に加算表示を行うようにしたから、遊技球の購入時における遊技球の数量を数値データーとして確実に確認することができる。
【0062】さらに、請求項6記載の封入球式遊技機は、請求項1ないし請求項5における有価価値データーの表示、および、前記遊技価値データーの量的表示や数値的表示を、同一表示領域に表示するようにしたから、遊技球の購入可能範囲および持球の量の各情報を容易に確認することができる。




 

 


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