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発明の名称 弾球遊技機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−8612
公開日 平成7年(1995)1月13日
出願番号 特願平5−159661
出願日 平成5年(1993)6月29日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】荒船 博司 (外1名)
発明者 新山 吉平 / 伊東 広司
要約 目的
表示装置を有するとともに、入賞玉を集めるための入賞玉集合樋を有する弾球遊技機において、帯電した入賞玉による表示装置への悪影響を防止する。

構成
遊技盤2裏面には、入賞玉の通過可能な間隔を開けた板体11aを有し、入賞玉を集めるための入賞玉集合樋11が設けられている。そして、遊技盤2の開口部3には、凹状の保護部材10が、開口を遊技盤2前面に向けるとともに開口部3を覆って配置されている。また、保護部材10は入賞玉集合樋11内で入賞玉の流れを規制する状態となっているが、液晶表示装置1より小さいものとされている。そして、保護部材10の後端部は、上記入賞玉集合樋11の板体11aの位置まで突出するように形成されている。そして、保護部材10の後端部のすぐ後方に液晶表示装置1が配置されている。
特許請求の範囲
【請求項1】遊技盤裏面の上記遊技盤に形成された開口部に臨む位置に設けられ、かつ、複数種類の情報が変動表示可能な表示装置と、上記遊技盤裏面に設けられ、かつ、遊技球の入賞口への入賞により生ずる入賞球を上記遊技盤裏面に流下させて集めるための入賞球集合樋とを具備してなり、上記表示装置が、上記入賞球集合桶より後方に配置されていることを特徴とする弾球遊技機。
【請求項2】上記入賞球集合樋は、上記遊技盤裏面に入賞球が通過可能な間隔をあけて上記遊技盤裏面の入賞球が通過する部分を覆う板体を有し、上記遊技盤の開口部には、保護部材が上記遊技盤の開口部を覆うように設けられ、上記保護部材は、遊技盤前面に臨む開口を有した凹状に形成されるとともに、少なくとも該凹状の保護部材の後端部は、上記表示装置の表示面を保護するように概略平面な透明部材で構成され、かつ、上記入賞球集合樋の板体と略面一状に設けられ、該保護部材の後端部に面して表示装置が配置されていることを特徴とする請求項1記載の弾球遊技機。
【請求項3】上記保護部材は、入賞玉集合樋内部に配置され、かつ、遊技板裏面における占有面積が、上記液晶装置より小さいことを特徴とする請求項2記載の弾球遊技機。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、弾球遊技機に係わり、詳しくは、液晶表示装置を設けた弾球遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の弾球遊技機においては、液晶表示装置を有するものが多く、液晶表示装置を備えた多様な弾球遊技機が知られている。従来、この種の液晶表示装置を備えた弾球遊技機にあっては、例えば、図5に示すように液晶表示装置1が取り付けられている。なお、図5は液晶表示装置1が取り付けられた弾球遊技機の遊技盤2の断面を示すものである。
【0003】図5に示すように、上記弾球遊技機においては、遊技盤2の略中央部分に開口部3が形成され、該開口部3に断面凹状の保護部材4が、遊技盤2の前面側に開口を向けて配置されている。また、遊技盤2の裏面には、遊技盤2の裏面との間に入賞球が通過可能な間隔を開けて入賞球集合樋5を形成する板体5aが、遊技盤2と略平行に配置されている。そして、上記遊技盤2の裏面の開口部3に臨む位置に液晶表示装置1が配置されている。
【0004】上記保護部材4は、遊技盤2の前面から打球が遊技盤2の裏面に入り込むのを防止するとともに液晶表示装置1の前面を保護するものであり、上記開口部3を閉塞するように開口部3に取り付けられている。また、保護部材4の後板4aは、液晶表示装置1を透視できるように透明な部材で形成されるとともに、後板4aの裏面と遊技盤2の裏面とが、略面一に形成されている。そして、保護部材4の後、すなわち、遊技盤2裏面のすぐ後に、液晶表示装置1が配置されている。なお、液晶表示装置1は、ケーシング1a内に液晶ディスプレイを構成する液晶セル1bと、バックライト1cと、液晶駆動制御回路1dとを有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図6に示すように、遊技盤2前面の遊技領域内に打球された遊技球が、入賞口8、8から入賞し、入賞球6、6として遊技盤2裏面に入賞球集合樋5内に入った際に、これら入賞球6、6は、摩擦等により帯電しており、液晶セル1bや液晶駆動制御回路1dの端子が集中する液晶表示装置1の測縁部の近傍を通過中に、入賞玉集合樋5の板面等との間で放電(スパーク)が発生すると、液晶セル1bや液晶駆動制御回路1d等にノイズが入り込んで制御動作に悪影響を与え、液晶表示装置1の表示を乱したり、誤作動させたりする問題があった。なお、図6は、遊技盤2の裏面側に設けられた入賞球集合樋5の概略構造を示すものであり、入賞球集合樋5の内部には、入賞球6、6それぞれの流れを規制する規制部材7、7が設けられている。
【0006】特に、遊技盤2の裏面には、遊技盤2上に配置されたランプ等の接続端子が露出した状態となっているとともに、金属金具等が露出している場合があるので、遊技盤2の裏面と入賞球集合樋5を構成する板体5aとの間を帯電した入賞球6、6が通過する際に、上記端子や金属金具との間に放電が生じてノイズを発生しやすい状態となっており、このノイズが液晶表示装置1に悪影響を与えている。さらに、図5に示すように、液晶表示装置1は、板体5aを備えた入賞球集合樋5の内部に配置された状態となっていることにより、図6に示すように、入賞球集合樋5内部を流れる入賞球6、6は、液晶表示装置1のケーシング1aに接しつつ遊技盤2の下端部方向に流下することになる。
【0007】このように、従来の弾球遊技機は、図5及び図6に示すように、入賞球集合樋5内部に、液晶表示装置1が大きな面積を占めているため、入賞球6、6の流れが液晶表示装置1により規制され、入賞球6、6の通路を自由に設定することができず、かつ、入賞球6、6は、液晶表示装置1の側面近傍を通過する途中に発生する入賞球6、6の放電によるノイズの影響を受けやすくなる。すなわち、帯電した入賞球6、6は、液晶表示装置1の近傍を通過することとなり、液晶表示装置1が帯電した入賞球6、6の影響を受けないようにすることは困難であった。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、表示装置に対する帯電した入賞球からの放電によるノイズの影響を減少することができる弾球遊技機を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明の弾球遊技機は、遊技盤裏面の上記遊技盤に形成された開口部に臨む位置に設けられ、かつ、複数種類の情報が変動表示可能な表示装置と、上記遊技盤裏面に設けられ、かつ、遊技球の入賞口への入賞により生ずる入賞球を上記遊技盤裏面に流下させて集めるための入賞球集合樋とを具備してなり、上記表示装置が、上記入賞球集合桶より後方に配置されていることを上記課題の解決手段とした。
【0010】また、請求項2に記載の本発明の弾球遊技機は、上記入賞球集合樋は、上記遊技盤裏面に入賞球が通過可能な間隔をあけて上記遊技盤裏面の少なくとも入賞球が通過する部分を覆う板体を有し、上記遊技盤の開口部には、保護部材が上記遊技盤の開口部を覆うように設けられ、上記保護部材は、遊技盤前面に臨む開口を有した凹状に形成されるとともに、少なくとも該凹状の保護部材の後端部は、上記表示装置の表示面を保護するように概略平面な透明部材で構成され、かつ、上記入賞球集合樋の板体と略面一状に設けられ、該保護部材の後端部に面して表示装置が配置されていることを上記課題の解決手段とした。
【0011】さらに、請求項3に記載の本発明の弾球遊技機によれば、上記保護部材は、入賞玉集合樋内部に配置され、かつ、遊技板裏面における占有面積が、上記液晶装置より小さいことを上記課題の解決手段とした。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明によれば、表示装置が、上記入賞球集合桶より後方に配置されていることにより、遊技盤裏面の入賞球が流れる入賞球集合樋の位置と、表示装置の位置が、前後にずれることになり、帯電した入賞球が直接表示装置の側面を通過することがなくなるので、表示装置に対する帯電した入賞球の影響を減少させることができる。
【0013】そして、請求項1記載の発明に加えて請求項2記載の発明によれば、液晶表示装置と遊技盤の開口部との間に保護部材が介在することになり、前記入賞球集合樋の板体と略面一状に設けられた上記保護部材の後端部により液晶表示装置の位置を入賞球集合樋の後方に決めることができるとともに、上記保護部材により入賞玉集合樋内部において入賞球が液晶表示面及び遊技盤の開口部へ流れるのを規制することができる。
【0014】さらに、請求項1及び請求項2記載の発明に加えて請求項3記載の発明によれば、入賞球集合樋内に配置される保護部材の遊技盤裏面に占める面積を表示装置よりも小さいものとすることによって、従来の液晶表示装置が入賞玉集合樋内部に配置された場合と比較して、入賞球集合樋内部の入賞球の通過可能な部分の面積を増やすことができる。したがって、入賞球集合樋内部の入賞球の通過可能な部分の面積を増加させることにより、入賞球の通過経路の設定の自由度が増加することになるので、表示装置の測縁部分の近傍を避けて入賞球の通過経路を設定することができ、液晶表示装置に対する帯電した入賞球によるノイズの影響をさらに減少することができる。
【0015】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1はこの実施例の弾球遊技機Aを示す図面であり、図2は上記弾球遊技機Aにおける遊技盤2、保護部材10、入賞球集合樋11及び液晶表示装置1の配置を示すものであり、図3は上記遊技盤2への保護部材10の取付構造を説明するためのものであり、図4は上記遊技盤2への液晶表示装置1の取付構造を説明するためのものである。
【0016】なお、これら図面に示される弾球遊技機Aついては、実施例としてパチンコ遊技機を例にとったが、本発明はこの遊技機に限定されるものではなく、複数種類の情報が変動表示可能な表示装置を有するとともに、帯電する可能性のある遊技球を用いて遊技を行なう弾球遊技機であれば、どのような弾球遊技機でも良い。ここで、本発明に係わる遊技盤2、保護部材10、入賞球集合樋11、液晶表示装置1の関係を説明する前に、弾球遊技機Aの遊技盤面2aの説明を行なう。
【0017】図1に示すように、遊技盤2の前面(遊技盤面2a)には、遊技球が打込まれる遊技領域aが形成されている。この遊技領域aは、遊技盤面2aに取付けられたガイドレール12によって囲まれたものである。そして、この遊技領域aには、複数種類の識別情報が可変表示可能な液晶表示装置1(特別図柄表示装置)と、変動入賞装置13とが配設されている。なお、液晶表示装置1自体は、実際には遊技盤2の後方に配置されるものであり、遊技領域a内に液晶表示装置1の表示面が見えるようになっているものである。
【0018】さらに、遊技領域aには、始動口14が設けられており、この始動口14に入賞した入賞球が、それぞれ始動入賞球検出スイッチ(図示略)により検出される。それらの始動入賞球検出スイッチの検出出力に基づいて、遊技球が始動口14に入賞したことが検知され、液晶表示装置1が可変表示される。この液晶表示装置1の可変表示は、可変表示のスタート時に、乱数発生手段(図示略)から発生した値を予め決められた当たりの値と比較し、一致した場合に、予め図柄記憶手段(図示略)に記憶された当たり図柄を表示し、比較値が一致しない場合に、同じく図柄記憶手段に記憶されたはずれ図柄を表示するものである。
【0019】そして、当たり図柄表示がなされた場合、すなわち、乱数発生手段(図示略)から発生した値と予め決められた当たりの値とが一致した場合に、変動入賞装置13は、遊技球が入賞し易い遊技者にとって有利な第1の状態に変化する。なお、変動入賞装置13は、大当たりによる第1の状態以外の場合は、遊技者にとって不利な遊技球が入賞し難い第2の状態となっている。また、この液晶表示装置1の可変表示の最中に再度遊技球が始動口14に入賞した場合には、その始動入賞毎の貯留数が記憶されてその記憶値が始動入賞記憶LED(図示略)により表示される。
【0020】前記変動入賞装置13の第1の状態では、変動入賞装置13の入賞領域(図示略)が開放され、その入賞領域に入賞した遊技球(入賞した遊技球は、入賞球として扱われる)がすべて10カウント検出スイッチ(図示略)により検出される。また、入賞領域に入賞した遊技球のうちその入賞領域の中央に形成されている特定入賞口(図示略、いわゆるVポケット)に入賞した遊技球は、特定入賞球検出スイッチ(図示略)により検出される。
【0021】また、遊技領域aには、さらに通常入賞口15…やいわゆる風車や風車ランプと呼ばれる遊技球方向変換部材16…などが設けられている。遊技領域aに打込まれた遊技球がいずれの入賞口14、15や変動入賞装置13にも入賞しなかった場合は、アウト球としてアウト口(図示略)から回収される。なお、図1中、符号17はレール飾りランプ、符号18は変動入賞装置13が第1の状態となった当り時に点滅するサイドランプ、符号19は前記大当り時に点灯または点滅するアタッカーランプ、符号20はセンターランプである。
【0022】次に、図2ないし図4を参照して、遊技盤2に対する保護部材10、入賞球集合樋11、液晶表示装置1の取付構造を説明する。なお、上記従来例の図5に示された構成要素と同様の構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略もしくは簡略化する。図2に示すように、この実施例の弾球遊技機Aの遊技盤2の中央部には、液晶表示装置1の表示画面より僅かに大きい開口部3が形成されている。なお、遊技盤2には、図3に示すように、入賞口14、15や、変動入賞装置13やサイドランプ17などに対応した開口部がそれぞれ形成されている。
【0023】そして、上記遊技盤2の裏面には、図2及び図4に示すように入賞球集合樋11が取り付けられるとともに、上記開口部3には、後端部が入賞球集合樋11の裏面に至るまで突出する保護部材10が配置され、該保護部材10の後に液晶表示装置1が配置されている。そして、図2及び図3に示すように、上記保護部材10は、開口部3を閉塞するように遊技盤2に取り付けられている。そして、上記保護部材10は、断面が略台形の容器状(凹状)に形成されたものであり、その開口が遊技盤2前面に臨むように配置されている。また、図1及び図3に示すように保護部材10の前面部分は、液晶表示装置1の表示画面の飾り部材ともなっている。
【0024】また、保護部材10の後板10aは、入賞球集合樋11の後述する板体11aと略面一になるように、遊技盤2の後方に突出して配置されている。そして、図3に示すように、保護部材10の後板10aには、液晶表示装置1の表示面に対応して透明部材10bが用いられており、この後板10aが液晶表示装置1の表示面を遮らずに遊技球から表示面を保護するようになっている。そして、保護部材10は、開口部3を覆うことにより、遊技領域a内の遊技球が遊技盤2の開口部3から入賞球集合樋11内に流出するのを防止するとともに遊技球が直接液晶表示装置1の表示面にあたらないように保護し、かつ、入賞球集合樋11内の入賞球が遊技盤2の開口部3から遊技領域aに流出するのを防止しするとともに、入賞球が液晶表示装置1の表示面にあたらないように保護している。
【0025】さらに、保護部材10は、保護部材10の後板10aが、入賞球集合樋11の板対11aと略面一になるように、遊技盤2の後方に突出して配置されることにより、液晶表示装置1の配置位置を規制し、液晶表示装置1が入賞球集合樋11よりも後方に配置されるようにしている。そして、保護部材10は、その前部が遊技盤2の開口部3と略同様の大きさに形成されるとともに、その後部が液晶表示装置1の表示面と略同様の大きさに形成されており、全体として液晶表示装置1より小さく成形されている。特に保護部材10の遊技盤2裏面に突出する部分は、液晶表示装置1の表示面と略同じ断面積を有するように形成され、液晶表示装置1より小さいものとされている。
【0026】なお、液晶表示装置1は、液晶セル1bの周縁部に多数の端子が配置されるとともに、電子部品が接続されているので、表示面に比較して大きな面積を有するものとなっている。また、上記遊技盤2の裏面に設けられた入賞球集合樋11は、遊技盤2の裏面との間に、入賞球が通過可能な間隔をあけて遊技盤2と平行に配置された板体11aと、入賞球集合樋11の周囲に設けられた側壁部11bとからなるものである。
【0027】そして、入賞球集合樋11の上記遊技盤2の開口部3に対応する位置には、板体11aに開口部11cが形成され、上記保護部材10が後方に突出して、保護部材10の後板10aの後面が入賞球集合樋11の板体11a後面と面一になるようになっている。そして、液晶表示装置1は、図4に示すように、液晶表示装置1の左右側面からそれぞれ突出したフランジ部1e、1eが、入賞球集合樋11の板体11aから後方に突出した接続部材11d…に取り付けられることにより、図2に示すように、液晶表示装置1の表示面が保護部材10の後板10aに臨むように配置される。
【0028】以上のような弾球遊技機Aにおいては、保護部材10の後端部を入賞球集合樋11の裏面まで突出させることにより、液晶表示装置1を入賞球集合樋11の後方に配置することができるので、入賞球集合樋11内の入賞球の位置と液晶表示装置1の位置とが前後にずれることになり、入賞球が直接液晶表示装置1の側面を通過するのを防止することができる。すなわち、上記従来例において、帯電した入賞球が液表示装置1の側面を通過することになり、端子が集中して配置された液晶表示装置の上下左右の測縁部に、帯電した入賞球の放電によるノイズが達して、表示画面の乱れや表示の誤作動を起こしていたのを防止することができる。
【0029】さらに、入賞球集合樋11の内部には、液晶表示装置より占有面積の小さな保護部材10が配置されることにより、入賞球集合樋11内部の入賞球の通過可能な部分が広がり、入賞球の通過経路を入賞球集合樋11内部に液晶表示装置1が配置された場合に比較して自由に設定することができるようになった。したがって、入賞球集合樋11より後方に配置された液晶表示装置1の測縁部の直前を入賞球が通過しないように、例えば、入賞球の通路を規制する規制部材を、入賞球集合樋11内部の上記液晶表示装置1の測縁部の直前に設けたり、遊技盤1裏面に露出するランプ等の端子や金属部材の近傍を入賞球が通過しないように、上記端子や金属部材の位置に上記規制部材を設けることにより、入賞球の放電によるノイズの影響を一層少なくすることができるようになった。
【0030】すなわち、入賞球集合樋11内部の遊技盤2の開口部3に対応する位置に、液晶表示装置1に代えて、保護部材10を配置するようにしたことで、入賞球集合樋11内部の入賞球が通過可能な面積が増加し、液晶表示装置1の測縁部や遊技盤2裏面に露出する金属部材を避けて、入賞球の通過経路を設定することができる。なお、入賞球集合樋11内部の遊技盤2の開口部3に対応する位置に、液晶表示装置1に代えて、保護部材10を配置するようにしたことにより、増加した入賞球が通過可能な面積は、液晶表示装置1の前面に対応する部分であり、液晶表示装置の測縁部よりも入賞球を内側に通過させるようにすることで、入賞球の通過経路の設定の自由度を向上することができる。
【0031】なお、上述のように本発明の弾球遊技機は、上記実施例の弾球遊技機Aに限定されるものではなく、液晶表示装置を用いるとともに、遊技盤の裏面に入賞球を通過させる入賞球集合樋を有する弾球遊技機全てを含むものである。また、上記液晶表示装置1は、セグメント型や単純マトリックス型やアクティブマトリックス型のものを用いることができる。さらに、上記液晶表示装置1に代えて、例えばプラズマディスプレイ等の液晶ディスプレイ以外のフラットパネルディスプレイを表示装置として用いた場合にも、上記構成により、帯電した入賞球による影響を防止することができ、本発明は、上記液晶表示装置以外の表示装置も範囲に含むものである。
【0032】
【発明の効果】上記請求項1記載の弾球遊技機によれば、表示装置が、上記入賞球集合桶の後方に配置されていることにより、遊技盤裏面の入賞球が流れる入賞球集合樋の位置と、表示装置の位置が、前後にずれることになり、帯電した入賞球が直接表示装置の側面を通過することを防止できる。したがって、端子等が集中して配置された表示装置の測縁部に対する帯電した入賞球から発生するノイズの影響を減少することができ、表示装置の表示画面の乱れや、可変表示の誤作動を防止することができる。
【0033】また、請求項2記載の弾球遊技機によれば、前記入賞球集合樋の板体と略面一状に設けられた上記保護部材の後端部により液晶表示装置の位置を入賞球集合樋の後方に決めることができるとともに、上記保護部材により入賞玉集合樋内部において入賞球が液晶表示面及び遊技盤の開口部へ流れるのを規制することができる。すなわち、後端部が入賞玉集合樋の板体と略面一状に設けられた保護部材を用いるという簡単な構成で、表示装置へのノイズの影響を減少させるとともに、遊技盤の開口部への入賞球の流れを規制することができるので、表示装置に対するノイズ対策を低コストで行なうことができる。さらに、請求項3記載の弾球遊技機によれば、入賞球集合樋内部に配置される保護部材を遊技盤裏面に占める面積が液晶表示装置より小さいものとすることで、液晶表示装置を入賞球集合樋内部に配置した場合に比較して、入賞球集合樋の入賞球の通過可能な部分の面積を増加させることができる。したがって、入賞球の通過経路の自由度を増加させることができるので、表示装置の測縁部分の近傍や遊技盤裏面に露出する金属部材を避けて入賞球の通過経路を設定することができ、帯電した入賞球による表示装置への悪影響を確実に防止することができる。




 

 


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