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発明の名称 電気掃除機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−59692
公開日 平成7年(1995)3月7日
出願番号 特願平5−209332
出願日 平成5年(1993)8月24日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 ▲吉▼田 良平
要約 目的
洗剤液等を吸水した場合、ダストボックス内での発泡を抑制してモーターファンへの泡の吸い込みを防止する。

構成
消泡剤を貯留する消泡剤タンク3に、ダストボックス1に連通する消泡剤供給管4を接続し、この供給管4のダストボックス1側の開口端5に圧力がかからないときは閉じているピンホール7を有する蓋体6を設ける。
特許請求の範囲
【請求項1】 ダストボックス内へ供給する消泡剤を貯留するタンクを設け、該タンクには該タンクからダストボックスへ消泡剤を供給する消泡剤供給管を接続し、前記消泡剤供給管の一端はダストボックスの吸気口部に開口を設け、該消泡剤供給管の吸気口部開口には圧力がかからないときは閉状態となるピンホールを有するゴム等の弾性体よりなる蓋体を設けた電気掃除機。
【請求項2】 ダストボックスの吸気口部に親油性樹脂の焼結体からなる吸気口ガイド設け、該吸気口ガイドに消泡剤タンクに接続した消泡剤供給管の開口端を接続した電気掃除機。
【請求項3】 消泡剤タンクの空気取り入れ口に圧力がかからない状態では閉状態となるピンホールを有するゴム等の弾性体からなる蓋体を設けた電気掃除機。
【請求項4】 消泡剤タンクに、ダストボックス内の圧力変化に応じて伸縮するダイアフラムを設けてなる電気掃除機。
【請求項5】 床ノズルに消泡剤タンクを設け、該タンク下部に回動自在の球状の蓋体を設けてなる電気掃除機。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は吸水もできる電気掃除機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の吸水もできる電気掃除機は図6に示すように水や塵埃を収納するための樹脂成形品等よりなりホースを着脱自在にセットできる吸気口21を有するダストボックス22に吸気中の塵埃をろ過補集するためのフィルター23をセットし、その上から吸気用のモーターファン24を内蔵する本体25をセットして使用する構成となっている。そして該モーターファン24を内蔵する本体25の吸気口部26下方にはフロート弁27が設けてあり、吸水された水がダストボックス22内に溜まりその水位が上昇してフロート弁27を所定の高さまで浮き上がらせると、本体25の吸気口部26とフロート弁27天面間の吸気流の流速が高まることによりその吸気流によってフロート弁27の天面上に発生する負圧が大きくなり遂にはフロート弁27が本体の吸気口部26へと吸いつけられ、本体の吸気口部26を密閉してしまいそれ以上の吸水を防止するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の吸水もできる電気掃除機で泡立ちやすい洗剤液等を吸水すると、延長管、ホース内で吸気と攪拌されることにより泡立ちながらダストボックス22内へ吸入され、洗剤液はダストボックス内でさらに吸気によって攪拌され泡立ちが増大される。それらによってダストボックス22内に吸入されたりダストボックス22内で発生した多量の泡は液体に対して比重が非常に小さく、そのため本体の吸気口部26に液体が吸入されることを防止するためのフロート弁27を浮き上がらせるだけの浮力を発生せず、ダストボックス22内に多量の泡が溜まって本体の吸気口部26から泡が吸入されるような状態になってもフロート弁27は動作せず泡はそのままモーターファン24まで吸入され、さらに本体25外へと排気とともに噴き出してしまう。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するために本発明による電気掃除機は第1の技術的手段としてダストボックス内へ供給するための消泡剤を貯留するタンクを設け、該タンクには該タンクからダストボックスへ消泡剤を供給するための消泡剤供給管を接続し、且つ空気取り入れ口を設けてあり、前記消泡剤供給管の一端はダストボックスの吸気口部に開口を設け、該消泡剤供給管の吸気口部開口端には圧力がかからない状態では閉状態となっているピンホールを有するゴム等の弾性体からなる蓋体を設けている。
【0005】また第2の技術的手段としてダストボックスの吸気口部のダストボックス内部に親油性樹脂の焼結体からなる吸気口ガイドを設け、該吸気口ガイドに消泡剤タンクからくる消泡剤供給管の開口端を接続している。
【0006】さらに第3の技術的手段として消泡剤タンクの空気取り入れ口に圧力がかからない状態では閉状態となっているピンホールを設けたゴム等の弾性体から成る蓋体を設けている。
【0007】第4の技術的手段では消泡剤タンクにダイアフラムを設け、該ダイアフラムはダストボックス内の圧力の変化に応じて伸縮変化するようにしている。
【0008】第5の技術的手段では床ノズルに消泡剤タンクを設け、該タンク下部に回動自在に球状の蓋体を設け、且つ該床ノズル使用時には前記球状蓋体が床面との摩擦により、前記タンク内の消泡剤でその表面を濡らしながら回動するようになっている。
【0009】
【作用】上記のように構成された本発明の電気掃除機における第1の技術的手段によれば、吸水掃除を行うと、ダストボックス内は外気に比べて負圧になり、その負圧によりダストボックスの吸気口部に設けた消泡剤タンクからきている消泡剤供給管の開口端のゴム等の弾性体からなる蓋体は変形し、該蓋体に設けたピンホールが開状態となり、前記消泡剤供給管を経て前記消泡剤タンクよりダストボックス内へ消泡剤が供給されることになる。
【0010】また電気掃除機が運転停止状態ではダストボックス内の圧力は大気と同じとなり、前記消泡剤供給管の開口端に設けた蓋体のピンホールは閉状態となり、前記消泡剤タンク内の消泡剤のダストボックス内への供給は確実に防止される。
【0011】また第2の技術的手段によると消泡剤はダストボックスの吸気口部に設けた親油性樹脂の焼結体からなる吸気口ガイドに消泡剤タンクからくる消泡剤供給管から供給され、且つ該吸気口ガイド表面から吸気とともに吸入される水等の液体中に供給され混合される。
【0012】さらに第3の技術的手段によると、電気掃除機の運転停止中は消泡剤タンクの空気取り入れ口に設けたゴム等の弾性体からなる蓋体には圧力がかからず、そのため変形もせずそれに設けたピンホールは閉状態となっている。そのため大気圧と消泡剤タンク内の圧力とのバランスにより該タンク内の消泡剤がダストボックス内へ供給されることはない。そして電気掃除機が運転されるとダストボックス内の圧力が低下し、その圧力変化が消泡剤供給管を通じて消泡剤タンクに達し、その消泡剤タンクの空気取り入れ口に設けたゴム等の弾性体からなる蓋体を変形させ、該蓋体に設けたピンホールを開状態としてタンク内圧力を大気圧と同じにすることによりタンク内の消泡剤をダストボックス内へ供給する。
【0013】第4の技術的手段では電気掃除機の運転によりダストボックス内に生じた負圧が消泡剤供給管を通じて消泡剤タンクにも影響するので、該消泡剤タンクに設けたダイアフラムが収縮変形し、消泡剤タンク内の消泡剤をダストボックス内へ押し出し供給する。
【0014】第5の技術的手段では床ノズルに設けた消泡剤タンクの下部に設けた球状蓋体が床ノズルの操作とともにその表面を消泡剤で濡らしながら回動することにより床面上に消泡剤を供給し、床面上の水等と共に床ノズルから吸入する。
【0015】
【実施例】次に実施例を添付図面にもとづいて説明する。
【0016】図1は第1の技術的手段による実施例の電気掃除機の概略断面図で、1はその上方にホースを着脱自在に固定できる吸気口2を設けたダストボックスで、該吸気口2の内側には消泡剤タンク3からの消泡剤供給管4の開口端5を設けてある。そして該開口端5にはゴム製の蓋体6が設けてあり、さらにその蓋体6には蓋体6が変形しない状態では閉状態となっているピンホール7を設けてある。吸水掃除を行うとダストボックス1内が負圧になり、その負圧によって前記蓋体6が変形し前記ピンホール7が開状態となり、消泡剤タンク3から消泡剤がダストボックス1の吸気口2部に供給される。そして床ノズル、延長管、ホースを介して吸入された汚水等に混入される。そのため吸入された汚水等に洗剤等の発泡しやすいものが含まれていても、その発泡は確実に抑制され、ダストボックス1内が泡で満たされることはない。また前記蓋体6のピンホール7は電気掃除機の運転停止時は閉状態となり消泡剤タンク3からのダストボックス1内への消泡剤の供給は確実に停止される。
【0017】図2は第2の技術的手段による実施例における電気掃除機のダストボックス1の吸気口2部に設けた親油性樹脂の焼結体からなる吸気口ガイド8を示しており、該吸気口ガイドには消泡剤タンク3からくる消泡剤供給管4の開口端5を接続し、消泡剤タンク3内の消泡剤が徐々にその表面に滲み出るようになっている。吸気と共に吸い込まれた洗剤等を含んだ液体は前記吸気口ガイド8に衝突した後ダストボックス1内へ吸入されるため、衝突時吸気口ガイド8表面から消泡剤を供給される。
【0018】図3は第3の技術的手段による実施例の電気掃除機の消泡剤タンク3の空気取り入れ口9部を示しており、該空気取り入れ口9にはゴム製の蓋体10を設けており、且つ該蓋体10には蓋体10が変形していないときには閉状態となっているピンホール11を設けている。電気掃除機を運転するとダストボックス内が負圧となり、その負圧が消泡剤供給管4を通じて消泡剤タンク3にも伝わり、その空気取り入れ口9の蓋体10を変形させる。そしてその変形により該蓋体10に設けたピンホール11が開状態となり、消泡剤タンク3内へ外気が吸入され、消泡剤タンク3内の消泡剤がダストボックス内へと供給される。そしてダストボックス内の液体と混合され、その発泡を抑制する。
【0019】図4は第4の技術的手段による消泡剤タンク3に設けたダイアフラム12を示し、電気掃除機を運転し、ダストボックス内が負圧になるとその負圧は消泡剤供給管4を通じて消泡剤タンク3におよび、該消泡剤タンク3に設けたダイアフラム12を収縮変形させ、消泡剤タンク3内の消泡剤をダストボックス内へと押し出し供給するようになっている。そしてダストボックス内の洗剤等の発泡性液体を含んだ液体に混入され、その発泡を抑制する。
【0020】図5は第5の技術的手段による床ノズル13に設けた消泡剤タンク3を示し、その底部には球状の蓋体14を回動自在に設けてある。床ノズル13を床面上で操作すると該球状の蓋体14が床面との摩擦により回動する。そしてその時前記消泡剤タンク3内の消泡剤でその表面は濡れているため、床面との摩擦の際にその表面の消泡剤を床面に移して床面上の液体中に分散させることができる。
【0021】
【発明の効果】以上のように第1の技術的手段により本発明による電気掃除機はダストボックス1の吸気口2部に設けた消泡剤供給管4の開口端5からゴム等の弾性体からなる蓋体6のピンホール7を介して、消泡剤を吸入された汚水等中へ混入することにより、ダストボックス1内での吸入された汚水等の発泡を確実に防止でき、そのため発生した泡がモーターファンへと吸入されさらに電気掃除機の機体外へと漏れることを確実に防止できるという効果を有する。
【0022】また第2の技術的手段による電気掃除機ではダストボックス1の吸気口2部に設けた親油性樹脂の焼結体からなる吸気口ガイド8を介して消泡剤タンク3中の消泡剤を吸気中の液体の混入することにより、その発泡は確実に抑制されるという効果を有する。
【0023】さらに第3の技術的手段による電気掃除機は消泡剤タンク3の空気取り入れ口9に設けたゴム等の弾性体よりなる蓋体10に該蓋体10が変形したときのみ開状態となるピンホール11を設けることにより電気掃除機の運転中のみ消泡剤をダストボックス1内へ供給し、電気掃除機停止時はダストボックス1への無駄な消泡剤供給を確実に防止できるという効果を有している。
【0024】第4の技術的手段による電気掃除機では消泡剤タンク3に設けたダイアフラム12により電気掃除機運転中のみ該ダイアフラム12が収縮変形し、消泡剤タンク3中の消泡剤をダストボックス内へ供給し、該ダストボックスに吸入した液体の発泡を確実に防止できるという効果を有する。
【0025】第5の技術的手段による電気掃除機では床ノズル13の使用により、床ノズル13に設けた消泡剤タンク3から該消泡剤タンク3底部の球状の蓋体14を介して床面へ消泡剤が供給されるため、床面上の洗剤等を含んだ液体は床ノズル3へ吸入される前にその消泡剤が混入、分散されその発泡は確実に防止されるという効果を有する。




 

 


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