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発明の名称 電気掃除機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−51206
公開日 平成7年(1995)2月28日
出願番号 特願平5−199338
出願日 平成5年(1993)8月11日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 林 信弘 / 梶川 三郎 / 茂呂 勝
要約 目的
本発明は電気掃除機に関し、あらかじめ容易に定格出力以上の出力にしてしかもこの出力で一時的に使用でき、かつ定格以上で長く使用して電動機が過熱することを防止することを目的とする。

構成
塵埃を吸入するための電動送風機と、吸入する塵埃の量を検出する塵埃検出手段と、検出された塵埃の量にが多いほど前記電動送風機の吸い込み力を強くなるように制御する制御手段を有し、吸い込み力を最も強くする状態が連続する時間の上限に制限を設ける。電動送風機が最大吸い込み力を発揮する状態と、最大吸い込み力よりも低い吸い込み力の状態とを交互にくり返して実施するようにする。センサー手段の検出した温度が高いほど出力時間または入力上限を小さくするようする。
特許請求の範囲
【請求項1】 塵埃を吸入するための電動送風機と、吸入通路内に設けられ塵埃の量を検出する塵埃検出手段と、前記塵埃検出手段からの信号に応じて前記電動送風機の吸込力を制御する制御手段を設け、前記制御手段に塵埃検出手段からの信号にかかわらず最大吸込力での前記電動送風機の連続運転時間が所定の時間を越えないように制限を設けてなる電気掃除機。
【請求項2】 塵埃を吸入するための電動送風機と、吸込通路内に設けられ塵埃の量を検出する検出手段と、前記塵埃検出手段からの信号に応じて前記電動送風機の吸込力を制御する制御手段を設け、前記制御手段はさらに、塵埃検出手段から電動送風機の吸込力を最大にする信号が出ている間、最大吸込力とそれ以下の吸込力で交互に電動送風機を制御してなる電気掃除機。
【請求項3】 塵埃を吸入するための電動送風機と、前記電動送風機の吸込力を制御する制御手段と、前記電動送風機又はその近傍の温度を検知するセンサー手段とで構成し、前記制御手段はさらに前記センサー手段から信号に応じて、電動送風機の最大吸込力または、最大吸込力での連続運転時間を可変するようにしてなる電気掃除機。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は吸いこむ塵埃の量、または電動送風機の温度などを検出して電動送風機の吸い込み力を制御する制御手段を有した電気掃除機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気掃除機の実施例として、実公昭47−14378について図に示す。図7、8は可変抵抗128を変化する操作つまみ117を有しこのつまみの設定位置を電動機102の定格速度よりも大なる制御範囲においては固定せず、かつこの制御範囲において上記つまみ117が常に上記定格速度以下の制御範囲に戻されるようばね等によって附勢されるように構成された可変抵抗器113は上記電動機の速度制御用半導体素子106の点呼制御回路中に挿入した電気掃除機を示すものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電気掃除機では、吸いこみホースにごみが詰まったり特に重いものを吸いこむ必要が生じたとき、さらに畳の目や隙間に入りこんだごみを吸いこむようなときに、あらかじめ容易に定格出力以上の出力にしてしかもこの出力で一時的に使用でき、かつ定格以上で長く使用して電動機が過熱することを防止することを目的としている。
【0004】しかし、上記従来の構成においては、前記のように特に強い吸い込み力が必要なときを使用者が判断して定格以上の状態に設定するため、使用者が操作つまみを不必要に定格速度以上の状態に保持した場合には電動機の故障につながる可能性があるという問題があった。
【0005】本発明は上記問題点を解決するもので、電気掃除機の電動送風機の最大の出力を必要なときに得ることができ、かつ限界に近い状態での長期運転による故障を防止するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するための本発明の電気掃除機は、第1の発明として、塵埃を吸入するための電動送風機と、吸入通路内に設けられ塵埃の量を検出する塵埃検出手段と、前記塵埃検出手段からの信号に応じて前記電動送風機の吸込力を制御する制御手段を設け、前記制御手段に塵埃検出手段からの信号にかかわらず最大吸込力での前記電動送風機の連続運転時間が所定の時間を越えないように制限を設けたものである。
【0007】第2の発明として塵埃を吸入するための電動送風機と、吸込通路内に設けられ塵埃の量を検出する検出手段と、前記塵埃検出手段からの信号に応じて前記電動送風機の吸込力を制御する制御手段を設け、前記制御手段はさらに、塵埃検出手段から電動送風機の吸込力を最大にする信号が出ている間、最大吸込力とそれ以下の吸込力で交互に電動送風機を制御する制御回路を設けたものである。
【0008】第3の発明としては塵埃を吸入するための電動送風機と、前記電動送風機の吸込力を制御する制御手段と、前記電動送風機又はその近傍の温度を検知するセンサー手段とで構成し、前記制御手段はさらに前記センサー手段から信号に応じて、電動送風機の最大吸込力または、最大吸込力での連続運転時間を可変するようにした制御回路を設けたものである。
【0009】
【作用】上記した構成において、第1の発明では、塵埃検出手段によって極めて多量の塵埃を検出した場合に、連続して使用できる時間に上限を設けて電動送風機が出力できる最大の吸い込み力を発揮することにより、必要なときに電動送風機の持つ出力性能の限界に近い大きな吸い込み力を得ることができ、かつ使用者の操作ミスなどによらず電動送風機の加熱による故障を防止できる。
【0010】第2の発明では、塵埃検出手段によって極めて多量の塵埃を検出した場合に、電動送風機の運転を、連続しては使用することが好ましくない状態までに高い出力状態と連続して使用しても故障の危険性のないレベルの状態まで出力を落とした状態とを交互にくり返したものにすることにより、電動送風機の限界に近い状態と冷却の状態の組み合わせができ、比較的長い時間にわたって電動送風機の限界の吸い込み力を故障を防止しながらえられるものである。
【0011】第3の発明では電動送風機または電動送風機の近傍の温度を検出するセンサーの検出した温度が高いほど、最大の吸いこみ力または最大の吸い込み力を発揮する時間の上限を小さくするようにしたため電動送風機の故障を防止しながら電動送風機が過熱する直前までの限界に近い大きな出力を得ることができるものである。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。図1において、1は電気掃除機本体であり電動送風機2を内蔵し、床ノズル3から延長管4ホース5を通して塵埃を集塵室6内に吸入する。集塵室6内には通気性の紙袋7が取りつけられる。8は本体1に内蔵した電動送風機2を制御する制御回路であり、図2に示すようにホース5の手元部9に設けた透過型のフォトカプラによってホース5の中を通る塵埃量を検出する塵埃検知部(以下塵埃センサという)10によって検出される塵埃量に応じて、塵埃量が多いときほど双方向性サイリスタ11の導通角を大きくするように変化させて電動送風機2の動作を制御する。
【0013】図3−A,Bは第1の発明の実施例を示すタイムチャートであり、図3−Aは時間と共に塵埃センサが検知した塵埃量を示し、図3−Bはそれに対応して制御回路が制御した電動送風機の入力を示している。T1,T2,〜T5は塵埃センサが検出する塵埃の量が増加するとそれにつれて電動送風機の入力が大きくなるように制御されることとT4,T5で最大入力に設定されている。次に塵埃量はT6〜T9においてT5以上となり電動送風機の入力が最大値を続けるように大きな値を継続するが、電動送風機の入力は時間TMAXを限度として最大値よりも小さくなるよう制御したものである。
【0014】図4−A,Bは第2の発明の実施例を示すタイムチャートであり、図4−Aは時間と共に塵埃センサが検知した塵埃量を示し、図4−Bはそれに対応して制御回路が制御した電動送風機の入力を示している。T11,T12,〜T15は塵埃センサが検出する塵埃の量が増加するとそれにつれて電動送風機の入力が大きくなるように制御されることとT14,T15で最大入力に設定されている。次に塵埃量はT16〜T19においてT15以上となり電動送風機の入力が最大値を続けるように大きな値を継続した場合には、電動送風機の入力は最大値と最大値よりも小さい値を時間TaとTbでくり返し、塵埃量が低下すれば入力も低下させるよう制御したものである。
【0015】図5、図6−A,Bは第3の発明であり第1,2の発明とは図5に示すように電動送風機の近傍に温度を検出する温度センサ12を設けこの温度Tcが低いときには図6−A,Bに示すように塵埃量が多いときに電動送風機が最大入出力で運転される限度の時間をTMAXLまたは入力の上限をWMAXLとし、Tcが高いときにはそれぞれをTMAXH,WMAXHのように低くするように制御回路を構成したところが異なり、冷時の力を最大限に活かしながら熱時の温度保護を強化して故障を防止できるものである。
【0016】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなように本発明の電気掃除機によれば、第1の発明では連続して使用できる時間に自動的に上限を設けることにより、吸いこむ塵埃量が多く強い吸い込み力が必要なときを自動的に判別し、その時に限って電動送風機が出力できる最大の吸い込み力を連続しては使用できないレベルまで上げて、電動送風機の持つ出力性能の限界に近い大きな吸い込み力を得ることがでる。かつ使用者の操作ミスなどによらず電動送風機の加熱による故障を防止できるものである。
【0017】第2の発明では電動送風機が出力できる最大の吸い込み力を連続しては使用できないレベルまで上げて使用するときに、冷却効果をもって連続して使用できるレベルまで入力を落とした状態と最大の状態をくり返すことによってより、故障を防止しながら最大の入出力をもって最大の吸い込み力を得られるものである。
【0018】第3の発明では電動送風機の近傍の温度が高い場合は、最大入出力で運転される限度の時間または入出力の上限を低くするように制御回路を構成し、冷時の力を最大限に活かしながら熱時の温度保護を強化して故障を防止できるものである。




 

 


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