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発明の名称 水吸込式掃除機用床洗浄吸込具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−39476
公開日 平成7年(1995)2月10日
出願番号 特願平5−188025
出願日 平成5年(1993)7月29日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 石橋 勝之 / 鷹野 泰
要約 目的
ウエットアンドドライ形掃除機のような水吸込式掃除機に接続してモーターを使用することなく床面の洗浄と水吸い込みができ、使いやすく安価な床洗浄吸込具を提供することを目的としている。

構成
吸込気流9によって回転するタービン7の回転を、減速装置15を介して回転ブラシ17に伝えるタービン駆動用吸込流路13と、この回転ブラシ17と併設した水吸い込みノズル用流路22とを連通させ、床面の洗浄と水吸い込みを行うようにする。そのため駆動用モーターを使用することなく、使いやすく安価な床洗浄吸込具を提供でき、この種の掃除機の多機能化と便利性を拡大することができる。
特許請求の範囲
【請求項1】 吸込気流によって回転するタービンの回転を、減速装置を介して回転ブラシに伝えるタービン駆動用吸込流路と、この回転ブラシと併設した水吸い込みノズル用流路とを連通させ、床面の洗浄と水吸い込みを行うようにしてなる水吸込式掃除機用床洗浄吸込具。
【請求項2】 前記床洗浄吸込具の下方には、前後方向に回転するローラーを床面側に付勢して複数個配設し、床洗浄吸込具の自重で前記回転ブラシが接地しないようにしてなる請求項1記載の水吸込式掃除機用床洗浄吸込具。
【請求項3】 前記タービン駆動用吸込流路と水吸い込みノズル用流路とを択一的に選択するようにしてなる請求項1または請求項2記載の水吸込式掃除機用床洗浄吸込具。
【請求項4】 前記タービン駆動用吸込流路と水吸い込みノズル用流路との間に弁体を介在させ、この弁体には重量体が連結されて鉛直に保持し、本体を傾斜させることにより弁体で両流路を自動的に選択させるようにしてなる請求項1または請求項2記載の水吸込式掃除機用床洗浄吸込具。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水吸込式掃除機に接続して床面の洗浄と水吸い込みを行う床洗浄吸込具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、リノリウムやタイルなどの床面洗浄は水や洗浄剤を撒き、モーターで駆動する回転ブラシを有したポリッシャーで行い、その後水吸い込み専用の吸水式掃除機や水吸い込みのできるウエットアンドドライ形掃除機で洗浄後の汚水を吸水して床面の清掃を行っている。また、大型のものにモーターで駆動する洗浄用回転ブラシと水吸い込みノズルを有して床面の洗浄と水吸い込みを行う床洗浄機がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の機器での床面の清掃には、工場などのような広い範囲に適した大型の床洗浄機を除いて、一般の店舗などでは洗浄用ポリッシャーと水吸込式掃除機の併用を強いられ、二種類の機器が必要で、その使い分けも煩わしいもので、且つ保管にも苦慮するものであった。そこで、水吸込式掃除機の水吸い込みノズル部にモーターで駆動する洗浄用回転ブラシを有したポリッシャー機構を一体化することが考えられるが、ポリッシャー用モーターの電源コードを吸い込みホースに沿わせて配線し、掃除機本体のコンセントに接続しなければならず、ウエットアンドドライ形掃除機のように、吸い込みホース先端のノズル部を交換してウエット(水吸い込み)とドライ(通常の塵埃吸い込み)を行うものでは、この電源コードの配線、接続をしたり、取り外したりする使用上の煩わしさや、掃除機本体の電源コードを一段と太く電流容量の大きいものにしたり掃除機本体の仕様に及んで機器として高価なものになるなどの難点があった。
【0004】本発明は上記課題を解決するもので、ウエットアンドドライ形掃除機のような水吸込式掃除機に接続して、モーターを使用することなく床面の洗浄と水吸い込みができ、使いやすく安価な床洗浄吸込具を提供することを第1の目的としている。
【0005】また、洗浄時に床面を押す力を弱めたとき洗浄用回転ブラシによって床洗浄吸込具が左右に動揺させられないようにすることを第2の目的としている。
【0006】そして、洗浄と水吸い込みとを選択できるようにすること、さらにこの選択を自動的にできるようにすることを第3および第4の目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的を達成するために、水吸込式掃除機に床洗浄吸込具を接続し、吸込気流によって回転するタービンの回転を、減速装置を介して回転ブラシに伝えるタービン駆動用吸込流路と、この回転ブラシと併設した水吸い込みノズル用流路とを連通させ、床面の洗浄と水吸い込みを行うようにしたことを第1の課題解決手段としている。
【0008】また、前記床洗浄吸込具の下方には、前後方向に回転するローラーを床面側に付勢して複数個配設し、床洗浄吸込具の自重で前記回転ブラシが接地しないようにしたことを第2の課題解決手段としている。
【0009】そして、前記タービン駆動用吸込流路と水吸い込みノズル用流路とを択一的に選択するようにしたことを第3の課題解決手段としている。
【0010】さらに、前記タービン駆動用吸込流路と水吸い込みノズル用流路との間に弁体を介在させ、この弁体には重量体が連結されて鉛直に保持し、本体を傾斜させることにより弁体で両流路を自動的に選択させるようにしたことを第4の課題解決手段としている。
【0011】
【作用】本発明は上記した第1の課題解決手段により、ウエットアンドドライ形掃除機のような水吸込式掃除機に接続して床面の洗浄と水吸い込みができ、駆動用モーターを使用することなく、使いやすく安価な床洗浄吸込具を提供することができる。
【0012】また、第2の課題解決手段により、洗浄作業中に床面を押す力を弱めたとき、床面側に付勢して配設したローラーによって床洗浄吸込具が浮上させられ、即ち回転ブラシが床面から離間させられるため、洗浄用回転ブラシによって床洗浄吸込具が左右に動揺させられないようにすることができ、洗浄作業を容易にすることができる。
【0013】そして、第3の課題解決手段により、洗浄と水吸い込みとを選択できてそれぞれフルパワーで駆動でき、入念な床洗浄や水吸い込みを可能にし、洗浄剤を使用する場合に回転ブラシでの洗浄に寄与しないうちにノズル部から吸い込まれることもなくなる。
【0014】さらに、第4の課題解決手段により、床洗浄吸込具本体の洗浄用回転ブラシが床面に接地しているときは、タービン駆動用吸込流路と水吸い込みノズル用流路間に介在させ、重量体が連結されて鉛直に保持した弁体で水吸い込みノズル用流路が閉路され床洗浄を行い、床洗浄吸込具本体を傾斜させることによって洗浄用回転ブラシが床面から離間すると共に、自動的に弁体はタービン駆動用吸込流路を閉路し水吸い込みノズル用流路を開路して水吸い込みを行うことができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1から図4により説明する。
【0016】図1に示すように、床洗浄吸込具本体1(以下本体1という)の上部には本体カバー2を配置し、仕切り板3を介在してタービン室4と機構室5を形成している。このタービン室4には回転軸6に固定したタービン7を内設し、吸気口8からの吸込気流9をタービンノズル10を通してタービン7に導き、仕切り板3の通気口11を経て接続パイプ12に至るタービン駆動用吸込流路13を形成している。また機構室5内には回転軸6に形設したピニオン6aから出力軸14に至る減速装置15を内設している。この出力軸14には止めねじ16にて床洗浄用の回転ブラシ17が取り付けられている。なお、減速装置15から複数個の出力軸14を配置して複数個の回転ブラシ17を設けることができる。この回転ブラシ17を内包するように本体1の下方にはゴム、軟質塩化ビニールなどからなるバンパー18がスカート部18aを有して装着され、バンパー18は清掃作業時などに壁などに当たって損傷させないための緩衝部材で、スカート部18aは回転ブラシ17による汚水の飛散を防止する。回転ブラシ17の後方には、ゴムリップ19を床面に接地させて有する水吸い込みノズル20を併設している。そして上部連通穴21によって接続パイプ12に至る水吸い込みノズル用流路22を形成し、タービン駆動用吸込流路13と合流させている。また、本体1の下方には前後方向に回転するローラー23を床面側に圧縮バネ24にて付勢して複数個配設し、床洗浄吸込具の自重では回転ブラシ17が浮上させられ接地しないようにしている。そして、床洗浄吸込具は図2ようにウエットアンドドライ形掃除機25のような水吸込式掃除機に吸い込みホース26、継手パイプ27、延長管28を介して接続パイプ12部で接続して使用する。29はスイッチである。
【0017】上記構成において、スイッチ29でウエットアンドドライ形掃除機25を駆動すると、タービン駆動用吸込流路13および水吸い込みノズル用流路22から吸気し、吸込気流9によってタービン7が高速回転させられ減速装置15を介して回転ブラシ17が回転駆動して床面の洗浄を行い、また、水吸い込みノズル20からは床面の汚水吸い込みを行う。
【0018】また、洗浄作業中に床面を押す力を弱めたとき、床面側に付勢して配設したローラー23によって床洗浄吸込具が浮上させられ、即ち回転ブラシ17が床面から離間させられるため、回転ブラシ17によって床洗浄吸込具が左右に動揺させられないようにすることができ、洗浄作業を容易にする。
【0019】図3および図4は、他の実施例を示し図1と同一部材は同一符号で示す。図3において、タービン駆動用吸込流路13側の連通穴30と水吸い込みノズル用流路22の上部連通穴21との間で、回動軸31で軸支された弁体32が操作レバー33によって両連通穴21と30とを択一的に選択するようにしている。図のように弁体32が連通穴21を閉鎖しているときは、タービン駆動用吸込流路13によってタービン7が高速回転させられ回転ブラシ17が回転駆動して床面の洗浄のみを行う。操作レバー33の操作によって図中二点鎖線で示すように、連通穴21を開放して連通穴30を閉鎖しているときは、水吸い込みノズル用流路22によって、水吸い込みノズル20から床面の汚水吸い込みのみを行う。したがって、洗浄と水吸い込みとを選択できてそれぞれフルパワーで駆動でき、入念な床洗浄や水吸い込みを可能にし、洗浄剤を使用する場合に回転ブラシ17での洗浄に寄与しないうちに水吸い込みノズル20部から吸い込まれることもなくなる。
【0020】また、図4において、タービン駆動用吸込流路13側の連通穴30と水吸い込みノズル用流路22の上部連通穴21との間に、回動軸34で軸支された弁体35が回動軸34に重量体36を連結して配置されている。この重量体36は床面37に対して常時重力によって鉛直姿勢にある。後部ローラー38は本体1を図のように床面37に対して角度θ傾斜させてもゴムリップ19が床面37から離間しないように、水吸い込みノズル20の両側位置に配置させている。そして、図示の状態のように本体1が床面37に対して角度θ傾斜させられると、回転ブラシ17は床面37から離間し、弁体35が連通穴30を閉鎖して回転ブラシ17は停止され、他方、連通穴21を開放して水吸い込みノズル用流路22によって水吸い込みノズル20から床面の汚水吸い込みのみを行う。また、本体1の傾斜を元の状態に戻して回転ブラシ17を床面37に接地させると、重量体36は床面37に対して、すなわち図中の回転ブラシ17の接地面に対して鉛直姿勢の二点鎖線で示す状態にあり、弁体35が連通穴21を閉鎖して連通穴30を開放してタービン7が高速回転させられ、回転ブラシ17が回転駆動して床面の洗浄のみを行う。したがって、本体1の傾斜動作によって自動的に回転ブラシ17による床洗浄と水吸い込みノズル20による床面の汚水吸い込みを選択できる。また、角度θの傾斜範囲では弁体35が両連通穴30、21を開放し、傾斜角度に応じてタービン駆動用吸込流路13と水吸い込みノズル用流路22の流量が変えられ、つまり傾斜角度θが小さくなる程回転ブラシ17による床面の洗浄力が増大し、逆に傾斜角度θが大きくなる程水吸い込みノズル20からの床面の汚水吸い込み力が増大する。
【0021】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明によれば、ウエットアンドドライ形掃除機のような水吸込式掃除機に接続して床面の洗浄と水吸い込みができ、駆動用モーターを使用することなく、使いやすく安価な床洗浄吸込具を提供することができ、この種の掃除機の多機能化と便利性を拡大することができる。
【0022】また、洗浄作業中に床面を押す力を弱めたとき、床面側に付勢して配設したローラーによって床洗浄吸込具が浮上させられ、即ち回転ブラシが床面から離間させられるため、洗浄用回転ブラシによって床洗浄吸込具が左右に動揺させられないようにすることができ、洗浄作業を容易にすることができる。
【0023】そして、洗浄と水吸い込みとを選択できてそれぞれフルパワーで駆動でき、入念な床洗浄や水吸い込みを可能にし、洗浄剤を使用する場合に回転ブラシでの洗浄に寄与しないうちにノズル部から吸い込まれることもなくなる。
【0024】さらに、床洗浄吸込具本体の洗浄用回転ブラシが床面に接地しているときは、タービン駆動用吸込流路と水吸い込みノズル用流路間に介在させ、重量体が連結されて鉛直に保持した弁体で水吸い込みノズル用流路が閉路され床洗浄を行い、床洗浄吸込具本体を傾斜させることによって洗浄用回転ブラシが床面から離間すると共に、自動的に弁体はタービン駆動用吸込流路を閉路し水吸い込みノズル用流路を開路して水吸い込みを行うことができる。




 

 


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