米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 家具 -> 松下電器産業株式会社

発明の名称 自動給茶器
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−31543
公開日 平成7年(1995)2月3日
出願番号 特願平5−178642
出願日 平成5年(1993)7月20日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】森本 義弘
発明者 庭月野 恭 / 末松 真二 / 吉田 剛
要約 目的
使用済茶葉を衛生的に廃棄する自動給茶器を実現することを目的とする。

構成
回転軸2を水平方向に支持するとともに、この回転駆動軸2の横方向にばね状の支持部材3を介して茶こし4を支持し、この茶こし4を回転駆動軸2により、給茶位置Aから廃棄位置Bに回転移動させて、使用済茶葉を廃棄させる構成であって、前記廃棄位置Bに至る移動径路Cの適所に、先端側が茶こし4に当接するように回転式のストッパー部材6を設け、このストッパー部材6を茶こし4が前記廃棄位置Bに向う往路でのみ回転を停止させる手段を設けた構成としている。
特許請求の範囲
【請求項1】 回転駆動源に連なる回転駆動軸を水平方向に支持するとともに、前記回転駆動軸より横方向に突出するばね状の支持部材を介して茶こしを支持し、前記茶こしを前記回転駆動軸により、給茶位置から廃棄位置に回転移動させて、前記廃棄位置において裏返した状態とする構成であって、前記廃棄位置に前記茶こしの停止手段を設けるとともに、前記廃棄位置に至る移動経路に先端側が前記茶こしに当接するように回転式のストッパー部材を設け、前記ストッパー部材を前記茶こしが前記廃棄位置に向う往路でのみ回転を停止させる手段を設けてストッパーとして作動させる構成とした自動給茶器。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動的に茶がらを廃棄する機能を有する自動給茶器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に自動給茶器においては、茶こし内に残留した使用済の茶葉を茶こしから分離して、茶がら捨タンクに廃棄するための機構が必要である。従来、このような機構としては、たとえばモーターと板ばねを用いた機構が考案されている(実開昭63−98127号公報)。上記考案では、茶こしを回転駆動軸にその横方向に突出する板ばねを介して支持し、茶こしが給茶位置から廃棄位置に回転移動する移動経路に先端側が茶こしに当接するようにコイルばねを横設させた構成とし、使用済茶葉の廃棄を行う場合、茶こしは廃棄位置に回転移動する途中でコイルばねの先端側に当接して一時的に停止させられ、その際に板ばねに蓄積されたエネルギを利用して茶こしに大きな衝撃を与えて茶こしを裏返し、茶こしから使用済茶葉を分離するように工夫されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの機構では、使用済茶葉を廃棄した後、茶こしは同じ経路で給茶位置に戻るため、再びコイルばねに当接し、板ばねにエネルギが蓄積されて茶こしが給茶位置に戻った際に大きな衝撃が加わるために、茶こし内に残留している水や廃棄されなかった使用済茶葉が飛散し、錆の発生など衛生的に好ましくない。
【0004】本発明は上記課題を解決しコンパクトで衛生的な自動給茶器を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成するために、前記コイルばねの代りに回転式のストッパー部材を設けるとともに、ストッパー部材を茶こしが廃棄位置に向う往路でのみ回転を停止させ、ストッパーとして作動させる構成とした。
【0006】
【作用】本発明は上記構成により、使用済茶葉の廃棄を行う場合、茶こしが廃棄位置に向う往路ではストッパー部材が茶こしのストッパーとして作動し、板ばねにエネルギを蓄積して使用済茶葉に大きな衝撃を与えて茶こしから分離させ、茶こしが給茶位置に戻る復路ではストッパーとして作動しないため、茶こしは停止したり衝撃が加わったりすることなくスムーズに回転移動でき、茶こし内に残留している水や廃棄されなかった使用済茶葉が飛散することはない。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図1〜図3を参照しながら説明する。図に示すように、自動給茶器本体13は、前面蓋14で覆われる機構室と、この機構室の下部に形成された採茶口12を有している。前記機構室内には所要の部材、すなわち茶葉供給装置10、給湯用シャワーヘッド11、回転駆動源1、前方に突出し、前記回転駆動源1で回転させられる回転駆動軸2、回転駆動軸2の先端部において横方向に突出し、茶こし4を支持するばね状の支持部材3、茶こし4の下部に位置し、採茶口12に関連づけられた漏斗9、茶がら捨てタンク8を備えている。
【0008】前記回転駆動軸2はその回転により支持部材3を介して支持した茶こし4を図2、図3に示すように給茶位置Aから廃棄位置Bに回転移動させ、廃棄位置Bにおいて茶こし4を裏返した状態とする構成としている。前記給茶位置Aと廃棄位置Bに茶こし4の停止手段5を設けてあり、前記廃棄位置Bに至る移動経路Cの適所に、先端側が茶こし4に当接するように爪をもつ回転式のストッパー部材6を設けている。さらに、このストッパー部材6を茶こし4が前記廃棄位置Bに向う往路でのみ爪に当って回転を停止させるための手段としてストッパーピン7を設けている。
【0009】上記構成において動作を図4および図5を参照しながら説明する。給茶位置Aにおいて茶こし4に所定の回数の給茶を行なったのち、茶こし4内の使用済茶葉の廃棄を行う場合、まず回転駆動源1により回転駆動軸2を回転駆動して、茶こし4を給茶位置Aから廃棄位置B方向に回転移動を開始する(図4(a))。こうして茶こし4が移動往路Cの適所に構成したストッパー部材6に至ると、茶こし4がストッパー部材6の爪に当接するため、ストッパー部材6は反時計回りに回転しようとするが、ストッパーピン7により回転を停止させられ、茶こし4の回転を停止させる。しかしながら、回転駆動軸2は回転駆動源1によりさらに回転し続けるので、次第にばね状の支持部材3がたわんでエネルギが蓄積されていく(図4(b))。しかし、所定量以上ばね状の支持部材3がたわむと茶こし4がストッパー部材6の爪からはずれて、ばね状の支持部材3に蓄積されていたエネルギが一度に解放されるので、茶こし4は急速に廃棄位置B方向に移動して停止手段5に衝突する。こうして茶こし4内の使用済茶葉は衝突により大きな衝撃を受けるので、停止した茶こし4から分離して茶がら捨タンク8内に廃棄される(図4(c))。
【0010】廃棄した後、茶こし4は廃棄位置Bから給茶位置Aに戻るために、往路と同じ径路を逆方向に回転移動を開始する(図5(a))。こうして茶こし4が移動径路Cの適所にあるストッパー部材6の爪に再び当接する。このときストッパー部材6は時計回りに回転しようとするが、今度はストッパーピン7により回転を停止させられることがないため、ストッパー部材6は茶こし4がストッパー部材6の爪に当接している間茶こし4に押されて回転を続け、茶こし4もストッパー部材6に停止させられることなくスムーズに回転移動を続ける(図5(b))。そこで、茶こし4は給茶位置Aまで回転移動して来ると停止手段5により、大きな衝撃を受けることもなく停止することができる。
【0011】以上の図4、図5に示す一連の動作により、茶こし4内の使用済茶葉は廃棄される。つぎにストッパー部材6の第2実施例を図6に示す。この実施例ではストッパー部材の本体6aの先端に軸方向に向って移動可能なスライド部材6bを組み込み、その間にコイルばね6cを設けた構成としており、前記第1実施例がばね状の支持部材3のたわみ量で茶こし4をストッパー部材6の爪から解放させているのに対し、コイルばね6Cの荷重により解放させることを特徴としている。
【0012】ここで第1実施例では、ばね状の支持部材のたわみ量で解放しているため、ばね状支持部材3の長さをある程度大きくとらなければならないのに対し、第2実施例ではコイルばね6cの荷重で解放しているため、ばね状支持部材3を長くする必要がなく、したがって装置全体をコンパクトにすることが可能である。
【0013】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明によれば、茶こしが廃棄位置に向う往路のみ茶こしを停止させるストッパーとして作動するストッパー部材を設けたことにより、茶こしが廃棄位置に向う往路ではストッパーとして作動し、ばね状部材にエネルギを蓄積させ使用済茶葉が茶こしから分離し得る大きな衝撃を与え、茶こしが給茶位置に戻る復路ではストッパーとして作動しないため、茶こしは停止したり衝撃が加わったりすることなくスムーズに回転移動でき、茶こし内に残留している水や廃棄されなかった一部の使用済茶葉が飛散することがないため非常に衛生的な給茶器を提供できる。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013