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発明の名称 食器洗い乾燥機のかご
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−23888
公開日 平成7年(1995)1月27日
出願番号 特願平5−174081
出願日 平成5年(1993)7月14日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 田中 淳裕 / 和田 智子 / 築谷 恵次
要約 目的
洗浄水を吐出して食器を洗浄するう食器洗い乾燥機の食器を収納するかごにおいて、椀形状および丼形状の食器を設置する場合でも複数の食器が前傾および干渉することなく、安定して設置できるようにする。

構成
皿類周端部載置用の第1の線材1をかご底枠2に固定し、皿類の外周面を支持する複数の第2の線材3の一端をほぼ一定の間隔で第1の線材1に固定する。この第2の線材3は曲線状の線材で、かつその他端を自由端4として構成し、椀形状および丼形状の食器を設置する場合でも、食器の外周形状に沿って弾性変形し、食器外周部を上方で支持する。
特許請求の範囲
【請求項1】 かご底枠と、前記かご底枠に固定した皿類周端部載置用の第1の線材と、皿類の外周面を支持する複数の第2の線材とを備え、前記第2の線材は、その一端をほぼ一定の間隔で前記第1の線材に固定した曲線状の線材であり、かつその他端を自由端として構成した食器洗い乾燥機のかご。
【請求項2】 複数の第2の線材は、その自由端を相互に連結した請求項1記載の食器洗い乾燥機のかご。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗浄水を吐出して食器を洗浄するう食器洗い乾燥機の食器を収納するかごに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、洗浄槽内で回転するノズルから噴射される洗浄水によってかごに収納された食器を洗浄する食器洗い乾燥機が主流となってきている。
【0003】従来、この種の食器洗い乾燥機およびそのかごは、図4および図5に示すように構成していた。以下、その構成について説明する。
【0004】図に示すように、洗浄槽7内の洗浄水はヒータ8によって加熱されて温水化され、洗浄ポンプ9にて排水口10から吸い込まれ、洗浄ノズル11に圧送される。そして、回転する洗浄ノズル11より勢いよく噴射される洗浄水によって、かご12に収納された食器13を洗浄する。
【0005】かご12は、皿類周端部載置用の第1の線材14と、皿類の外周面を支持する第2の線材15と、かご底枠16とで構成しており、鉄製の線材で作られており、防錆のためにナイロンによるコーティング加工が施されている。第2の線材15は一定の間隔で複数並立して第1の線材14に固定されており、第1の線材14はかご底枠16に固定されている。
【0006】以上のように構成された食器洗い乾燥機のかごの皿類支持部において、皿類を設置すると、第2の線材15aは、第1の線材14と交差する2点で皿類周端部の内周面側を支持し、第2の線材15aの隣に並立する第2の線材15bで皿類の外周面の2点を支持する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の食器洗い乾燥機のかごでは、皿類支持部に椀形状および丼形状の食器を設置する場合には、第2の線材15が直線状の線材であるために、食器13の外周面における支持点がより下方になり、食器13が前傾して干渉したり、設置状態が不安定になるため、洗浄水が届きにくくなることによる洗浄能力の低下や食器13の破損という問題点を有していた。
【0008】本発明は上記課題を解決するもので、椀形状および丼形状の食器を設置する場合でも複数の食器が前傾および干渉することなく、安定して設置できるようにすることを第1の目的としている。
【0009】また、上記第1の目的を達成しかつ加工性を向上することを第2の目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的を達成するために、かご底枠と、前記かご底枠に固定した皿類周端部載置用の第1の線材と、皿類の外周面を支持する複数の第2の線材とを備え、前記第2の線材は、その一端をほぼ一定の間隔で前記第1の線材に固定した曲線状の線材であり、かつその他端を自由端として構成したことを第1の課題解決手段としている。
【0011】また、第2の目的を達成するために、上記第1の課題解決手段の複数の第2の線材は、その自由端を相互に連結したことを第2の課題解決手段としている。
【0012】
【作用】本発明は上記した第1の課題解決手段により、皿類支持部に椀形状および丼形状の食器を設置する場合は、皿類の外周面を支持する曲線状の第2の線材の内の1組が食器開口部の周端部内周面側を支持し、この第2の線材の隣に並立する第2の線材が弾性力によって食器外周形状に沿って弾性変形し、食器外周部をより上方で支持することができ、複数の食器を干渉させることなく安定して支持することができる。
【0013】また、第2の課題解決手段により、第2の線材の自由端相互を連結することによって、剛性を高めることが可能になり、より加工性の優れた細い線材を用いることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1を参照しながら説明する。
【0015】図に示すように、第1の線材1は皿類の周端部を載置するもので、かご底枠2に固定されており、第2の線材3は皿類の外周面を支持するもので、階段状の曲線形状であり、その一端はほぼ一定の間隔で第1の線材1に固定されている。また、第2の線材3の他端は自由端4とし、食器周面の径方向に変形する弾性を有する。3aは任意の第2の線材、3bは任意の第2の線材3aの隣に並立する第2の線材である。
【0016】上記構成において、椀形状および丼形状の食器を設置する場合、第2の線材3bは階段状の曲線形状であり、かつ食器の外周面の形状に沿って弾性変形するため、食器外周面における支持点をより上方で設定できる。また、第2の線材3aにより4点以上の点で食器開口面の周端部を支持することができるため、複数の食器を前傾かつ干渉させることなく垂直に安定して支持することができる。
【0017】つぎに、本発明の第2の実施例を図2を参照しながら説明する。なお、上記第1の実施例と同じ構成のものは、同一符号を付して説明を省略する。
【0018】図に示すように、複数の第2の線材3の自由端4をそれぞれ第3の線材5に固定し、相互に連結している。
【0019】上記構成において図3(A)〜(C)を参照しながら食器の設置状態を説明すると、図3(A)〜(C)は丼形状の食器を設置した場合の線材の変形状態の左側面図、正面図、右側面図をそれぞれ示しており、初期状態に破線で表される状態であった第2の線材3bは、食器6を設置すると、食器6の外周面の形状に沿って矢印の方向へ動いて実線で表される状態に変形し、図3(C)で黒丸で示した点で食器6の外周面を支持し、また第2の線材3aにより図3(A)で黒丸で示した4点で食器6の開口部の周端部を支持することができる。したがって、複数の食器6を前傾かつ干渉させることなく垂直に安定して支持することができる。
【0020】上記第1の実施例1の構成で第2の線材3に細い線材を使用した場合、重量の大きい食器を設置すると、第2の線材3を大きく変形させて下方へ沈むため、第2の線材3の永久変形が発生しやすいが、本実施例の構成の場合には、第2の線材3の自由端4を第3の線材5に固定して相互に連結することによって、第2の線材3の自由端4の変位量を抑えることができるため、重量の大きい食器の下方への沈み込みを小さくでき、細い線材を使用した場合でも、永久変形を避けることができる。
【0021】食器洗い乾燥機の洗浄性能を考えた場合、その洗浄水はかご底枠2を通過して食器6に当たるため、かご底枠2の線材が細い方が洗浄水に対する抵抗が小さく、優位である。また、防錆のためのコーティング加工は、線材に熱を与え、コーティング剤に浸漬することによって線材表面に皮膜を装着するものでり、線材の径に差がある場合には、その熱容量に差が生じるため、細い方の線材のコーティング表面にピンホールが発生したり、線材端部では亀裂が生じやすくなる。したがって、同一のかごに使用する線材の径が同一である方がコーティング加工の性能は安定する。
【0022】以上のことから、第1の実施例の構成では第2の線材3にある程度太い線材を用いなければならないため、かご底枠2も同様に太い線材を使用しなければならないのに対し、本実施例の場合には第2の線材3に細い線材を用いることができるために、かご底枠2も細い線材を使用することができ、加工性に優れ、かつ洗浄性能により優位性のあるかごを提供できる。
【0023】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明によれば、かご底枠と、前記かご底枠に固定した皿類周端部載置用の第1の線材と、皿類の外周面を支持する複数の第2の線材とを備え、前記第2の線材は、その一端をほぼ一定の間隔で前記第1の線材に固定した曲線状の線材であり、かつその他端を自由端として構成したから、椀形状および丼形状の食器を設置する場合でも、複数の食器が前傾し干渉することなく、安定して設置できる。
【0024】また、複数の第2の線材は、その自由端を相互に連結したから、第2の線材の剛性が高めることができ、使用する線材の径を細くすることが可能となり、加工性を向上できる。




 

 


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