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発明の名称 電気掃除機用床ノズル
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−16184
公開日 平成7年(1995)1月20日
出願番号 特願平5−164429
出願日 平成5年(1993)7月2日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 山浦 泉 / 村田 克孝 / 乾 浩章
要約 目的
モータ収納室に設けられたモータの冷却を効率的に行うこととノズルの小型化を目的とする。

構成
モータ29の外殻46の一部を吸込室26側に露出させ、その外殻46の近傍に床ノズル本体21の後方中央部方向に傾いた複数の斜めリブ46または形状記憶合金からなる部材47を設ける。
特許請求の範囲
【請求項1】軸受けで回転自在に軸支されたアジテータを収納する吸込室と、前期アジテータを回転駆動するモータを収納するモータ収納室と、前記吸込室とモータ収納室を仕切る隔壁を床ノズル本体に配設し、前記モータの外殻の一端を吸込室側に露出させたことを特徴とする電気掃除機用床ノズル。
【請求項2】吸込室側に露出したモータの外殻の近傍に床ノズル本体の後方中央部方向に傾いた複数の斜めリブを設けてなる請求項1記載の電気掃除機用床ノズル。
【請求項3】吸込室側に露出したモータの外殻の表面に形状記憶合金よりなる部材を当接させ、前記部材の一部をモータ収納室内のモータ外殻に略接触するように構成してなる請求項1記載の電気掃除機用床ノズル。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアジテ−タ−を有する電気掃除機用床ノズルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の電気掃除機用床ノズルは、例えば特開昭63−237649号公報に示されているように図5のような構造になっており床ノズル1内に、アジテーター2とその駆動源であるモータ7とを内設し、アジテータ2はその一端をベルト4を介しモータ3に連結するとともに、吸込み室5内に両端を回転可能な軸受け6で支持され、駆動源のモータ7はモータ部屋8に配置された構成となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記モータ7はじゅうたんが多い家庭においては、常にアジテータ2が使われるため、発熱する。その発熱によるモータ7の焼けを防ぐためモータ部屋8には外部と吸込室5とのそれぞれに格子を設けてかつ塵埃等の侵入を防ぐためフィルター9を設けているという複雑でコストと工数のかかる構成となっている。またフィルター9が長期の使用により目詰まりし、気流の通過量が減少し発熱してしまうという問題があった。さらにフィルター9を通過したり洩れてモータ部屋8に侵入した塵埃がモータ7の回転部分等に付着し機能の低下を生じていた。そして、近年使用性の向上が求められるにあたり床ノズルも小型化が要求されているが、モータ7の小型化が現状では難しいという問題があった。
【0004】本発明はこの課題を解消し、使用性、耐久性に優れた床ノズルを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するための本発明の第一の手段は、アジテーターを回転可能に軸受により軸支し収納する吸込室と、前記アジテータを回転駆動するモータを収納するモータ収納室と、前記吸込室とモータ収納室を仕切る隔壁を床ノズル本体に配設し、前記モータの外殻の一端を吸込室側に露出させたものである。
【0006】第二の手段は、吸込室側に露出したモータ外殻の近傍に床ノズル本体の後方中央部方向に傾いた複数の斜めリブを設けたものである。
【0007】第三の手段は、吸込室側に露出したモータ外殻の表面に形状記憶合金よりなる部材を当接させ、前記部材の一部をモータ収納室内のモータ外殻に略接触するように構成したものである。
【0008】
【作用】本発明の第一の手段における作用は、モータの外殻の一端を吸込室側に露出させたため、吸込の気流によってモータの外殻から熱を奪い去ることができる。そしてモータの熱は熱伝導により露出した外殻へ移動する。そのためモータの発熱が抑えられる。
【0009】第二の手段では、吸込室側に露出したモータ外殻の近傍に床ノズル本体の後方中央部方向に傾いた複数の斜めリブを設けたため、吸込口から流入した気流がモータ外殻に向かって流れる。そのため、外郭からの放熱効果が増し、塵埃等の誇りの付着も吹き飛ばされるものである。
【0010】第三の手段は、吸込室側に露出したモータ外殻の表面に形状記憶合金よりなる部材を当接させ、前記部材の一部をモータ収納室内のモータ外殻に略接触するようにしたため、万が一外殻に汚れが付着してしまい、モータの冷却が外殻からされなくなった場合でも、モータの温度上昇により形状記憶合金が変形して、露出部分の外殻汚れを強制的に機械力によって掃除するものである。
【0011】
【実施例】以下その一実施例を添付図面とともに説明する。図1から図4において、床ノズル本体21は、バンパー22を介して上、下本体部材23、24を結合して得たものであり、その前方内部には下方開口を吸込口25とした吸込室26が形成してある。この吸込室26の中央は、床ノズル本体21の後方で上、下本体部材23、24に俯仰自在に狭持された連通管27と連通管27に回転自在に結合された接続管28内に連通し、かつこの接続管28には、電気掃除機の吸引側にホースを介して連通した延長管が着脱自在に接続される。接続管28の左右にはアジテーター駆動用のモーター29とこれを制御する制御部30が内設してあり、電源コード31で給電される。32は吸込室26内にこれと平行に設けられたアジテーターで、吸込室26の両側室壁に配設した軸受A33、同B34で回転自在に保持されている。上記アジテーター32の軸35は軸受A33、軸受B34よりさらに側方に突出し、ここに副アジテーター36が取着してある。この副アジテーター36は床ノズル本体21の側壁に形成した開口A37、同B38に臨むようにしてある。アジテーター32の一方に設けたプーリー39とモータ29の回転軸に設けたプーリー間にはベルト40が引っ張られ、両アジテーター32、36が強制駆動される。アジテーター32は、略円柱状回転体41と、この外周面長手螺旋方向に連続して装着された可撓性材料でつくられた攪拌帯42より構成されている。
【0012】ところで、上記モータ29は、吸込室26とモータ収納室43を仕切る隔壁44を床ノズル本体21に配設し、前記モータ29の外殻45の一端を吸込室26側に露出させている。隔壁44は、上、下本体部材23、24でモータ29の外殻45を露出するように挟着している。
【0013】以上のように構成された床ノズルについてその動作、作用について説明する。本実施例の第一の手段における作用は、モータ29の外殻45を吸込室26とモータ収納室43の間を形成する隔壁44から吸込室26側へとを露出させたため、吸込の気流によってモータの外殻45から熱を奪い去ることができる。そしてモータ29の熱は熱伝導により露出した外殻45へ移動する。そのためモータ29の発熱が掃除機を使用している間は連続的に冷却される。すなわち、従来のように独立のモータ収納室43を有しその吸込室26側と床ノズル21の外側とに格子を設けかつその格子にごみ等を防ぐフィルターを設ける必要がなくなった。これは、フィルターの廃止によるコストの削減に加え工数をも減らすことができるものである。さらに、実施例では示してないが、モータ29を吸込室26側に寄せたことによる床ノズル本体21の奥行きを小さくすることができ、使い勝手のよい小型化した床ノズル21を提供できるものである。
【0014】以下本発明の第二の実施例について図面を参照しながら説明する。図2において図1の構成と異なるのは、吸込室26のモータ外殻45の前に床ノズル本体21の後方中央部方向に傾いた複数の斜めリブ46を設けていることである。
【0015】上記のように構成された床ノズル21について、その動作を説明する。吸込口25から流入した気流がモータ外殻45に向かって流れるため、外殻45からの放熱効果が増し、塵埃等の誇りの付着も吹き飛ばされるものである。このように、最近増加しつつある家庭のじゅうたんを掃除するときその毛足の長いことによりモータ29にかかる負荷が大きくなってきている。そのためにも効率よく冷却するのができる。
【0016】以下本発明の第三の実施例について説明する。図3において図1の構成と異なるのは、吸込室26側に露出したモータ外殻45の表面に形状記憶合金よりなる部材47を当接させ、前記部材47の一部をモータ収納室43内のモータ外殻45に略接触するようにしたものである。上記のように構成された床ノズル21について、その動作を説明する。このように形状記憶合金の部材47を設けたため、万が一外殻45に埃や泥等の汚れが掃除などを続けていると付着してしまい、吸込の気流がモータの外殻45にあたらなくなりモータ29の冷却が外殻45からされなくなった場合でも、モータ29の温度上昇によりモータ29の外殻から熱が形状記憶合金の部材47へと伝わる。そして形状記憶合金が前もって記憶していた形状すなわち図4の実線矢印の方向に部材47がモータ29の外殻45上を拭うように変形して、露出部分の外殻45の汚れを強制的に機械力によって掃除するものである。そしてまたごみが除去されて元のように冷却されれば、部材47は、図4の点線矢印の方向に変形して又元の位置に戻る。このように自己掃除機構を有しており、使用者の手を煩わす事なく使えるものにしている。
【0017】
【発明の効果】以上により本発明は、モータの外殻を吸込室とモータ収納室の間を形成する隔壁から吸込室側へと露出させたため、吸込の気流によってモータの外殻から熱を奪い去ることができる。又、吸込室の露出したしたモータ外殻の近傍に床ノズル本体の後方中央部方向に傾いた複数の斜めリブを設けたため、吸込口から流入した気流がモータ外殻に向かって流れ、外殻からの放熱効果が増し、塵埃等の誇りの付着も吹き飛ばされるものである。また、吸込室側に露出したモータ外殻の表面に形状記憶合金よりなる部材を当接させ、前記部材の一部をモータ収納室内のモータ外殻に略接触するようにしたため、万が一外殻に汚れが付着してしまい、モータの冷却が外殻からされなくなった場合でも、モータの温度上昇により形状記憶合金が変形して、露出部分の外殻汚れを強制的に機械力によって掃除するものである。これらのことにより、部品点数が減りコストの削減と工数の削減ができ、又、十分な冷却と自己掃除作用ができる小型の床ノズルを実現できるものである。




 

 


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