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発明の名称 浴室装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−8408
公開日 平成7年(1995)1月13日
出願番号 特願平5−156783
出願日 平成5年(1993)6月28日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 綱嶋 正樹 / 新井 昭彦 / 永海 一夫
要約 目的
本発明は建物内で組み立てて設置する浴室装置に関するもので、施工がしやすく、見栄えが良くかつ水漏れのない浴室装置を提供することを目的とする。

構成
洗い場2と浴槽受1とは固定部9にて固定され、浴槽4の上縁部10で前記固定部9を覆う構成としているので段差がつくのが、1段だけとなり見栄えが良くなる。
特許請求の範囲
【請求項1】上部周縁部に上縁部を有する浴槽と、上面部に前記浴槽を落し込む開口部を有し前記浴槽を保持する浴槽受と、前記浴槽に隣接して洗い場とを備え、前記浴槽受と前記洗い場とは固定するとともに、前記固定部を前記浴槽の上縁部で覆う構成とした浴室装置。
【請求項2】上部周縁部に上縁部を有する浴槽と、上面部に浴槽を落し込む開口部を有し浴槽を保持する浴槽受と、前記浴槽に隣接して洗い場とを備え、前記浴槽受の前記開口部の洗い場側を除く周縁部に溝部を形成するとともに前記溝部と洗い場との接続は溝部の方を高くした浴室装置。
【請求項3】前記浴槽受の洗い場側の端部に洗い場端部の受け部を形成し、前記浴槽受の上部に洗い場端部を載置する構成とした請求項1または2記載の浴室装置。
【請求項4】前記浴槽受の洗い場側の端部と洗い場端部とを前記開口部よりビスで固定した請求項3記載の浴室装置。
【請求項5】上部周縁部に上縁部を有する浴槽と、上面部に浴槽を落し込む開口部を有し浴槽を保持する浴槽受と、前記開口部の周縁部に水返し部と、前記水返し部の上部にシールパッキンと前記浴槽の上縁部と浴槽受あるいは洗い場との接合部にはコーキング材を有する浴室装置。
【請求項6】浴槽上縁部とこれに対応する洗い場の形状を曲線で形成し前記浴槽受と洗い場との接続部を数本の直線で結んだ形状とした請求項1または2記載の浴室装置。
【請求項7】洗い場床面の飾り模様の浴槽側形状を数本の直線で結んだ形状とした請求項6記載の浴室装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築物内で組み立てて設置する浴室装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、住宅着工件数の増加に伴い、人手不足、職人不足工期の短縮化などが問題になり、施工のしやすい、各部材の現場への搬入のしやすい浴室装置が求められるようになってきた。
【0003】従来この種の浴室装置は図7に示すような構成が一般的であった。以下、その構成について、図7を参照しながら説明する。
【0004】浴槽受1は、洗い場2の受け部3で、洗い場2と連結されている。浴槽4は、浴槽受1に載置されている。また洗い場2には水返し部5を設け、また、浴槽受1にも水返し部6を設けている。また浴槽受1には高さ調節が出来る浴槽架台7を設け、洗い場2にも高さ調節ができる洗い場架台8を設けてある。
【0005】上記構成において、建築物内で組み立てる前は、浴槽受1及び洗い場2及び浴槽4は、分割されているため、小さくて軽いため、施工が大変しやすくなっている。また洗い場2の受け部3に浴槽受1が載置されて連結されていると共に洗い場2には水返し部5が設けてあるので連結部からの水漏れを防ぐことが出来る。また、浴槽4は、浴槽受1に載置されていると共に、浴槽受1には水返し部6を設けてあるので浴槽載置部からの水漏れを防ぐことができる。よって建築物内で各部材を順に組み立てて施工すれば、浴室装置を簡単に組み立てることが出来る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の浴室装置は洗い場2の受け部3上に浴槽受1が載置され、浴槽4が浴槽受1の上に載置されているため、それぞれの部材の外径線が順番に表われる。上部から、浴槽4,浴槽受1,洗い場2と三段の段で形成されるため、大変不細工であり、線が多く見苦しいという問題点があった。また、各部材が順番に取りつけられていくため、各部材の出来上り寸法や形状により、できばえが左右されることが多く、また施工しにくくなることもあった。また、順番に重ね合わせて組み立てるため、浴槽4に曲線部をもたせると、浴槽受1及び洗い場2も曲線をもたせて接合しなくてはならず、各部材の作成及び組み立ても難しくなるという問題があった。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、施工がしやすく、安定して組み立てられ、見ばえも良い建築物内で組み立てて設置できる浴室装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成するために、第1の手段は、洗い場と、浴槽と浴槽を保持する浴槽受とを備え、浴槽受と洗い場と固定するとともに、前記固定部を浴槽の上縁部で覆う構成とする。
【0009】また、第2の手段は、浴槽受の上面開口部の洗い場を除く周縁部に溝部を形成し、前記溝部と洗い場との接続は溝部の方を高くした構成とする。
【0010】また第3の手段は、浴槽受の洗い場側の端部に、洗い場受け部を設け、浴槽受の上に洗い場を取り付ける構成とする。
【0011】また第4の手段は、浴槽受を洗い場に、浴槽受け部材の内側よりビスで固定した構成とする。
【0012】また、第5の手段は、浴槽受の上面部の浴槽を落し込む開口部の周縁部に水返し部を設け、この水返し部にはにシールパッキンを備え、他方、浴槽の載置面はコーキング材にてシールされた構成とする。
【0013】また、第6の手段は、浴槽上縁部および洗い場形状を曲線とし、洗い場と浴槽受の接続部を数本の直線で結んだ形状とした構成とする。
【0014】また第7の手段は、第6の手段の洗い場の浴槽側の床パターンを数本の直線で結んだ形状とした構成とする。
【0015】
【作用】本発明は、上記した第1の手段の構成により浴槽受と洗い場との固定部が浴槽の上縁部によって覆われかくれる。
【0016】また、第2の手段の構成により浴槽受に設けられた溝部と、洗い場との接続は、溝部の方が高くなるように接続されているため、溝部を流れる水は、洗い場に流れやすくなるとともに、接続部に水が残りにくくなる。また接続部のコーキングもしやすくなる。
【0017】また第3の手段の構成により、浴槽受に洗い場受け部を設けてあるために浴槽受が補強されるとともに洗い場が浴槽受け部材の上に取り付けられる為、段差がなくなり、その上部に載置された浴槽との段差が1段だけとなる。
【0018】また第4の手段の構成により、浴槽受け部材と、洗い場は、浴槽受の内側からビスで固定されるため、強固に固定されるとともに接続部の確実な防水を行なうことが出来る。
【0019】また第5の手段の構成により、浴槽受に設けられた水返し部による防水と、水返し部上部に備えたシールパッキンによる浴槽との防水と、浴槽の載置面をコーキング材にてシールした防水の浴槽まわりの三段階の防水処理により水漏れしない。
【0020】また、第6の手段の構成により、浴槽上縁部及び洗い場形状を曲線として、浴室空間をやわらかい感じとし、また浴槽を広くするとともに、洗い場と浴槽受の接続部は数本の直線で結んだ形状としているため、形状が作成しやすく安価に作成でき、施工も直線部で接続するため、施工しやすく、シール性も向上する。
【0021】また、第7の手段の構成により、洗い場形状が曲線であっても、洗い場パターンを数本の直線を結んだ形状としているため、洗い場パターン部に色付けしたりする場合のマスキングも直線で行うことが出来るため作業が簡単で安価にできるものである。
【0022】
【実施例】
実施例1以下、本発明の第1の実施例について図1を参照しながら説明する。図に示すように、洗い場2と浴槽受1とは固定部9にて固定され、浴槽4の上縁部10で前記固定部9を覆うように載置されている。なお浴槽4の上縁部10の下部の洗い場2と浴槽受1の高さは同一高さになるように構成している。
【0023】上記構成において、固定部9が浴槽4の上縁部10により大部分かくれるため外観上きわめてすっきりとし向上するものである。
【0024】実施例2以下、本発明の第2の実施例について図2および図3を参照しながら説明する。なお第1の実施例と同一部分には同一符号を付けて、各実施例とも詳細な説明は省略する。図に示すように、浴槽受の上面開口部11の洗い場を除く周縁部に溝部12を形成し浴槽4よりあふれた水が、洗い場2に排出するように構成している。洗い場2と溝部12との接続部13では、浴槽受1側が洗い場2より高くなるように接続されている。
【0025】上記構成において、浴槽4からあふれた水は溝部12を流れ、接続部13にたまることなくスムーズに洗い場2側に流れて行く。また段差を設けることにより、接続部のコーキングもしやすくなっている。
【0026】実施例3以下、本発明の第3の実施例について図4を参照しながら説明する。図に示すように、浴槽受1の洗い場側の端部に洗い場受け部14を設け、洗い場2と接続部13にて接続している。
【0027】上記した構成により、洗い場2と浴槽受1とは、浴槽4の下部では、段差なく接続されるため段差が浴槽4による1段だけとなるため外観が向上する。また、浴槽受1に、洗い場受け部14を設けることにより、浴槽受け部材が強化されることになる。
【0028】実施例4以下、本発明の第4の実施例を図4を参照しながら説明する。図に示すように、洗い場2と浴槽受1との接続部にシールパッキン15を設け、浴槽受1の開口部11からビス16にて固定する構成とする。
【0029】上記した構成により、洗い場2と、浴槽受1とは確実に強固に固定されるとともにより密着して水漏れの心配もなくなる。
【0030】実施例5以下、本発明の第4の実施例について図4を参照しながら説明する。図に示すように浴槽受1の浴槽4を落し込む開口部11の周縁部に水返し部17を設け、水返し部17の上部にはシールパッキン18を設け、浴槽4と接している。また浴槽4は洗い場以外の所では浴槽受1に洗い場側では洗い場2に載置されており、その接合部はコーキング材19によりシールされている。
【0031】上記構成により、浴槽4の継目からの水漏れは確実に防ぎ、安心して使用できる。
【0032】実施例6以下、本発明の第6の実施例について図6を参照しながら説明する。図に示すように、浴槽4の上縁部10とこれに対応する洗い場2の壁面20とは曲線をもって形成されている。このとき、洗い場2と浴槽受1との固定部9は、a,b,c,dの直線を結んだ形状に構成する。
【0033】上記した構成により、両部材の接続部は直線状で形成されるため、安価に作成できると共に確実に接続され、シール性も向上する。
【0034】実施例7以下、本発明の第7の実施例を図6を参照しながら説明する。図に示すように、洗い場2の浴槽4側壁面20は曲線状に形成し、洗い場床面の飾り模様21の浴槽側をe,f,gの直線で結んだ線22にて形成した構成とする。
【0035】上記した構成により、洗い場床面の飾り模様21を強調する手法として、周囲の色調と変える手段がとられる。この場合、マスキング等が必要であるが飾り模様21の外形は直線22にて形成されているため、マスキングも簡単に行なえ、安価に、簡単に色調を変ることができるものである。
【0036】図6には本発明の実施例の組立状態を示す。
【0037】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明によれば、浴槽の上縁部で洗い場と浴槽受の固定部を覆い、洗い場と浴槽受の接線部が大部分見えないように浴槽を設けているので、外観がすっきりした浴室装置を提供できる。
【0038】また、浴槽受に設けた溝部と、洗い場との接続は、浴槽受け部材を高くなるように接続しているので、浴槽よりあふれた水は溝部を流れ確実に洗い場側に排水されると共に、接続部に段差があるため、コーキングがしやすくなりきれいに仕上がる。
【0039】また浴槽受に洗い場受け部を設けて、洗い場を接続するため、浴槽受は強固に補強されるとともに、接続部の段差が1段となり、すっきりとした外観が得られる。
【0040】また、洗い場と、浴槽受はシールパッキンを介して、ビスにて固定されているため、接続部は強固で、確実な防水性能がえられる。
【0041】また、浴槽受には水返し部及びシールパッキンが設けられ浴槽と接しており、浴槽の載置面はコーキング材によりシールされているため、確実な防水性能が得られる。
【0042】また、浴槽上縁部及び、洗い場形状は曲面であるが、浴槽受け部と洗い場との接続部は数本の直線で結んだ形状に構成しており、確実な接続が行なえると共に、安価な構成となる。
【0043】また、洗い場の浴槽側壁面が曲線に対して、洗い場床面の飾り模様の浴槽側を数本の直線で結んだ線で形成しているため、洗い場床面の飾り模様のマスキングも直線で行なうことが出来、作業が簡単で安価にできる。




 

 


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