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発明の名称 自動製パン機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−8388
公開日 平成7年(1995)1月13日
出願番号 特願平5−156512
出願日 平成5年(1993)6月28日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】粟野 重孝
発明者 仲野 昭久
要約 目的
イースト菌の活性を高め、パン生地の発酵時間を短縮し、パン作りの調理時間を短縮することを目的とする。

構成
ヒーター2を有する焼成室1内にパン焼き型3を着脱自在に装着し、そのパン焼き型3の底部にモーター4により駆動される練り羽根6を取り付け、パン焼き型3内に超音波を発する発音体13を焼成室1に取り付けて、発音体13が発する超音波の出力とその周波数の組み合わせは調整できる構成とした。
特許請求の範囲
【請求項1】 ヒーターを有する焼成室と、前記焼成室内に着脱自在に装着しうるパン焼き型と、前記焼成室を覆う蓋と、前記パン焼き型の内底部に設けられてモーターにより駆動される練り羽根と、前記焼成室内の温度を検知する温度検知部と、前記温度検知部からの温度によりパン焼き制御を行う制御装置とを有し、前記焼成室には超音波を発する発音体を有することを特徴とする自動製パン機。
【請求項2】 発音体から発する超音波の出力および周波数を温度検知部からの温度または時間に従って変化させることを特徴とする請求項1に記載の自動製パン機。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般家庭で使用する自動製パン機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下に従来例の自動製パン機について説明する。
【0003】図3において、1は焼成室、2はヒーター、3は着脱自在に装着されたパン焼き型、4はモーター、5はモーター4の動力を伝達するベルト、6はモーター4により駆動される練り羽根、7はパン焼き型3の外面に当接してプロセス判定や温度調節のためパン焼き型3の温度を検知する温度検知部、8は蓋、9はパン焼きの全ての制御を行う制御装置、10はキースイッチにより制御装置9に調理スタートや取消等の信号を送る操作部、11は調理の進行状態等を表示する表示ランプ等を有する表示部、12はソレノイドの働きによりイーストを投入するイースト投入口である。そしてこのような構成の自動製パン機においては、調理工程は図4に示すように、調理開始後のプロセス判定の時点の温度を検知して、その温度に従って複数のプロセスに分かれており、しかも調理時間はメニューによって4時間から7時間と非常に長いものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようとする従来の問題点は、家庭用として調理する自動製パン機の調理時間が非常に長いということである。
【0005】本発明は、上記の従来の課題を解決するものでパン作りの調理時間を短縮することを主目的とする。
【0006】また、室温の高低により複数のプロセスを必要としていたものを従来より単純なプロセスで適切なパン作りができるようにすることを従たる目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため請求項1に記載の発明は、ヒーターを有する焼成室と、前記焼成室内に着脱自在に装着しうるパン焼き型と、前記焼成室を覆う蓋と、前記パン焼き型の内底部に設けられてモーターにより駆動される練り羽根と、前記焼成室内の温度を検知する温度検知部と、前記温度検知部からの温度によりパン焼き制御を行う制御装置とを有し、前記焼成室には超音波を発する発音体を備える構成としたものである。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、発音体から発する超音波の出力および周波数を温度検知部からの温度または時間に従って変化させる構成としたものである。
【0009】
【作用】上記の請求項1に記載の発明の構成によって、発酵工程中に一定の周波数の超音波を発生しながら温度制御することによりイーストの発酵を促進し発酵時間を短縮することができる。
【0010】また、請求項2に記載の発明の構成によって、温度検知部からの検知温度が高い時は、発酵時の超音波は、発酵を抑えるように働く出力と周波数の組み合わせにし、検知温度が低い時は超音波は、発酵を促進するように働く出力と周波数の組み合わせにすることにより、室温が高い時と低い時の発酵時間を揃えることが可能となり複数あったプロセスを従来より少なくすることができるものである。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0012】図1において、1は焼成室、2はヒーター、3は着脱自在に装着されたパン焼き型、4はモーター、5はモーター4の動力を伝達するベルト、6はモーター4により駆動される練り羽根、7はパン焼き型3の外面に当接してその温度を検知する温度検知部、8は蓋、9はパン焼きの全ての制御を行う制御装置、10はキースイッチにより制御装置9に調理スタートや取消等の信号を送る操作部、11は調理の進行状態等を表示する表示ランプ等を有する表示部、12はソレノイドの働きによりイーストを投入するイースト投入口で以上は前記したように図3に示した従来例と同じである。13は焼成室1に取り付けられた超音波を発する発音体である。
【0013】図2は本発明の一実施例の調理工程を示す調理工程図であり、操作部10を操作することにより調理をスタートさせると、前練り、ねかし工程の後、イーストが投入され、後練り、第1発酵、ガス抜き、第2発酵、ガス抜き、成型発酵、焼成と調理工程が進行する。
【0014】本発明では、この調理工程の後練りから成型発酵にかけて、発音体13により20kHz以上の超音波を発生させることにより発酵工程の時間を短縮してなおかつ従来と同じか若しくはそれ以上のパンの出来上がりにすることができるものである。
【0015】また、イースト投入の時点の温度検知部7の温度を検知し、検知した温度に従って、温度が高い場合は、各工程毎に超音波の出力と周波数の組み合わせを、発酵を抑えるように働く組み合わせにし、検知温度が低い時は超音波の出力と周波数の組み合わせを、発酵を促進するように働く組み合わせにすることにより、また各工程の制御温度を適当に設定することにより、室温が高い時と低い時の発酵時間を揃えた上で、調理品質を向上させ、調理時間も短縮することができるものである。
【0016】この実施例では温度検知により超音波の出力と周波数を変化させたが、プロセスを1つにすることにより温度制御により判定温度が一定となる場合があるので、その場合は調理工程によって出力と周波数を変化させることとすることができる。
【0017】また、出力か周波数のどちらか1つを変化させることでも、ある程度の効果を得ることができる。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明は、イースト投入後の調理工程で一定の周波数の超音波を発生しながら温度制御することによりイーストの発酵を促進し発酵時間を短縮することができ、従って調理時間を短縮することが可能となる。
【0019】また、温度検知部からの検知温度によりイースト投入後の調理工程の各工程で、超音波の出力と周波数の組み合わせを適当に設定することにより、複数あったプロセスを少なくすることができるので調理工程が単純になり、マイクロコンピューターで調理工程のプログラムを作る場合、プログラムが短くなり、小さいROM容量のものが使用可能となりコストダウンやプログラム開発の短縮化および品質の安定に寄与するものである。また、調理時間の短縮により使用性も向上し、パンの出来上がりも向上させることが可能となるものである。




 

 


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