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発明の名称 ブロー成形法及びブロー針
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−238411
公開日 平成7年(1995)9月12日
出願番号 特願平6−46407
出願日 平成6年(1994)2月21日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】立花 良介
発明者 渋谷喜美子
要約 目的
ブロー針を用いて表皮のみ顔料を沈着する。

構成
細径針を糸で巻いて先端を0.1 乃至0.2 mm露出させ,支承稈の先端割れ目内に細径針の基部を差し込み固定する。このブロー針を施術対象者の眉部に斜めに当てがい,細径針を斜めに刺し込む。糸巻部が弾性変形する皮膚に当たるため,細径針先端は表皮内に留まり決してその下の真皮には達しない。この時に細径針に付着した顔料が表皮内に沈着する。細径針を引っ掻き上げるように退避させるので,引掻痕が形成され,ここに顔料が拡散する。
特許請求の範囲
【請求項1】 細径針を糸等で巻いて先端を僅かに露出させたブロー針を,所定顔料液内に浸漬し,糸等にこの顔料を含浸させ,施術対象者の眉毛位置にこのブロー針を斜めに刺し込み,糸巻部にて細径針の先端を表皮内にとどまらせ,次いで,ブロー針を引っ掻き上げるように表皮から退避させ,この引掻痕内に顔料を拡散する,ブロー成形法。
【請求項2】 細径針を糸で巻いて先端を0.1 乃至0.2 mm露出させたブロー針を,所定顔料液内に浸漬し,この糸に顔料を含浸させ,施術対象者の眉毛位置にこのブロー針を斜めに刺し込み,糸巻部にて細径針の先端を表皮内にとどまらせ,次いで,細径針を掻き上げるように表皮から退避させること特徴とする,ブロー成形法。
【請求項3】 スポンジや糸等の吸水素材で包み込まれた細径針の先端を0.1 乃至0.2 mmほど露出させてブロー針を作製し,このブロー針先端を顔料液内に浸漬し,吸水素材にこの顔料を含浸させ,施術対象者の眉毛位置にこのブロー針を斜めに刺し込み,吸水素材にて細径針の先端を表皮内にとどまらせ,次いで,ブロー針を引っ掻き上げるように表皮から退避させ,この引掻痕内に顔料を拡散する,ブロー成形法。
【請求項4】 支承稈4の先端を割り込んで細径針1の基部を挿入し,この基部が挿入される支承稈4を糸で巻装・固定し,この糸を細径針1へと延長し,先端を0.1 乃至0.2 mm残して巻装してなる,ブロー針。
【請求項5】 支承稈4の先端に細径針1を固定し,この細径針を糸に巻く際に,先端を0.1 乃至0.2 mm残し,残部をかさね巻きして糸巻部2を形成してなる,ブロー針。
【請求項6】 細径針1の先端を0.1 乃至0.2 mm残して残部をスポンジ等の吸水素材で包み込み,この細径針1を支承稈4に据えつけてなる,ブロー針。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は眉毛を描くブロー成形法に関する。顔料が付着した細径針を顔の眉部に極めて浅く刺し込む。
【0002】
【従来の技術】眉毛は経年とともに薄くなる。カツラのような人工頭髪方式はこの眉毛脱毛対策には不向きである。顔料が付着した細径針を眉部に刺し込む刺青方式が採用されている。人の皮膚は表面から表皮( 厚さは約0.1 乃至0.15mm),真皮, 皮下と構成されており,神経組織や毛細血管は真皮まで達している。細径針先端がこの真皮に達すると痛みや出血を伴う。そのため,ブロー成形時には局部麻酔をすることもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このブロー成形時に無資格者による局部麻酔が公然と施術されており,出血に伴う腫れや化膿をもたらす場合も多々ある。真皮6や皮下層に細径針が達しなければ,痛みや出血は当然ない。約30日で組織が入れ代わるこの表皮5のみに細径針を刺し込み,けっして真皮以下を損傷しないブロー成形法を本発明者は開発した。以下詳しく説明する。
【0004】
【課題を解決するための手段】細径針を糸で巻いて先端を0.1 乃至0.2 mm露出させたブロー針を,所定顔料液内に浸漬し,この糸に顔料を含浸させ,施術対象者の眉毛位置にこのブロー針を斜めに刺し込み,糸巻部にて細径針の先端を表皮内にとどまらせ,次いで,細径針を掻き上げるように表皮から退避させる。引掻痕内には細径針に付着した顔料が拡散する。このブロー針としては,支承稈の先端を割り込んで細径針の基部を挿入し,この基部が挿入される支承稈を糸で巻装・固定し,この糸を細径針へと延長し,先端を0.1 乃至0.2 mm残して巻装する。この糸巻部に含浸した顔料液は細径針先端に表面張力によりいきわたる。
【0005】
【作用】細径針の先端露出部は0.1 乃至0.2 mmで,表皮に対して細径針が斜めに刺し込まれるため,第1図のように針先端は決して真皮には到達しない。肌は弾力性があり,針挿入時には弾性変形する。糸巻部がなければ斜めに刺し込んでも針先端は真皮に達する可能性がある。糸巻部の存在と針を斜めに刺し込むことによって,真皮への到達は阻止される。表皮は平均的に30日程で代謝する。表皮の刺し込みは痛みや出血を伴わない。細径針の退避は表皮を引っ掻き上げるため,この引掻痕内に顔料液が拡散する。この操作を繰り返して所定着色の顔料が眉部に沈着して人工眉毛が描かれる。
【0006】
【実施例】支承稈4の先端を割り込んで細径針1の基部を挿入し,この基部が挿入される支承稈4を糸で巻いて確固に固定し,この巻糸3から伸長する糸を細径針1に巻装し,先端を0.1 乃至0.2 mm残してかさね巻きする。行きと戻りの二段にかさね巻きされた糸巻部2は,第1図のように細径針よりもかなり大きな直径を有し,且つ,含浸性がある。このように作製されるブロー針先端を所定の顔料液内に漬け,糸巻部2と細径針1の先端部に顔料を付着する。第3図のように眉部にこのブロー針を斜めに当てがい,軽く刺し込む。皮膚の弾力に抗して細径針1は斜めに表皮内に刺し込まれる(第1図)。表皮の厚さは,0.1 〜0.15mmであり,糸巻部2がなければ僅かな力でも真皮へと針先端は到達する虞がある。糸巻部2があるため,細径針1の先端は表皮内に留まる。この針に付着した顔料が表皮内に沈着する。また,多少とも圧縮された糸巻部2から顔料が針や表皮内に滲み出る。ブロー針の退避はそのまま引き抜くのでなく,針先を表皮内で引っ掻き上げるようにハネ返す(第2図)。形成される引掻痕7内に顔料液が拡散する。表皮内での顔料の沈着面積は拡大する。糸巻部2は顔料液を含浸しているため,上記圧縮時に顔料が滲み出て細径針1の先端部にいきわたる。従って,ブロー針を顔料液にその都度浸すことなく,隣接部にブロー針を刺し込むことで可能となり,作業性は著しく向上する。この刺し込み操作を繰り返し眉部に適用して人工眉毛を描く。常に表皮内に細径針1の先端が留まるために,この施術中に於いて痛みや出血は一切ない。
【0007】糸巻部2の代わりにスポンジ等の吸水素材を採用しても良い。細径針1の径よりも可なり大きな直径を有するスリーブをこの細径針1の基部に嵌合し,先端部を0.1 乃至0.2 mm程度露出する。このスリーブの基部を顔料液を充填したミニ容器内に臨ませ,このミニ容器を支承稈4に取り付ける。恰も万年筆の如くブロー針を使用しえる。
【0008】
【発明の効果】要するに,本発明は細径針を糸で巻いて先端を0.1 乃至0.2 mm露出させたブロー針を,所定顔料液内に浸漬し,この糸に顔料を含浸させ,施術対象者の眉毛位置にこのブロー針を斜めに刺し込み,糸巻部2にて細径針1の先端を表皮内にとどまらせ,次いで,細径針1を掻き上げるように表皮から退避させるため,施術対象者に痛みや出血をもたらすことなく安全に人工眉毛を描くことができる。また,引掻痕7内に顔料が拡散するので,表皮内での顔料沈着面積は拡大し,ブロー針の刺し込み回数は従来方式に較べて著しく減少し,施術時間は短縮される。更に,経験的に施術効果が2〜3年ほど持続することから,表皮内に拡散した顔料の一部が真皮へも拡散していることになる。




 

 


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