米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 衣類 -> 有限会社フジ

発明の名称 装身具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−313227
公開日 平成7年(1995)12月5日
出願番号 特願平6−129821
出願日 平成6年(1994)5月20日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】西郷 義美
発明者 小管 實
要約 目的
装身具において、装飾物取付体の磨き作業を不要にするとともに、重量を一定とし、しかも、装飾物取付体自体を堅固とする。

構成
一枚状の板状金属部材16を剪断加工することによって基部10とこの基部10に放射状に連設する複数の保持部12とからなる装飾物取付体6を平面状に形成し、各保持部12を基部10に対して立上げるべく折曲形成し、この立上った各保持部12内に装飾物4を収容して設け、各保持部12の各先端側26にかしめを施して装飾物4を保持させて設けている。
特許請求の範囲
【請求項1】 装飾物を装飾物取付体に保持させる装身具において、一枚状の板状金属部材を剪断加工することによって基部とこの基部に放射状に連設する複数の保持部とからなる前記装飾物取付体を平面状に形成し、前記各保持部を前記基部に対して立上げるべく折曲形成し、この立上った各保持部内に前記装飾物を収容して設け、前記各保持部の各先端側にかしめを施して前記装飾物を保持させて設けたことを特徴とする装身具。
【請求項2】 前記装飾物取付体は、前記基部の中心から所定半径の円上で前記各保持部に台座取着溝が夫々形成されていることを特徴とする請求項1に記載の装身具。
【請求項3】 前記装飾物取付体は、前記基部に軸取付用孔が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の装身具。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、装身具に係り、特に装飾物取付体の磨き作業を不要にするとともに、重量を一定とし、しかも、装飾物取付体自体を堅固とし得る装身具に関する。
【0002】
【従来の技術】装身具の一つであるピアスは、例えば、ピアス軸とこのピアス軸の一端部位に固設された装飾物取付体と、この装飾物取付体に保持される装飾物と、人間の耳たぶへの取付時にピアス軸の他端部位に形成した小径部に係止する止着具とにより、構成されているものがある。
【0003】上述の装飾物取付体は、一般に、鋳造によって構成され、基部とこの基部に放射状に連設し且つ立上がった複数の保持部とを有し、これら保持部の各先端側を折曲することによって装飾物を保持している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来、装身具において、装飾物取付体を鋳造で構成していたので、粗面を仕上げるために、装飾物取付体の磨き作業が必要になるとともに、複数の装飾物取付体を製作した場合に、各装飾物取付体の重量が異なってしまい、もって、各装身具自体の重量が相違するという不都合があった。
【0005】また、装飾物を保持させるために、装飾物取付体の各保持部の各先端側を折曲するので、各保持体に鋳物巣が生じている場合に、この各保持体が折れ易くなり、このため、装飾物取付体自体の強度が低下し、もって、装飾物を堅固に保持し得ないという不都合があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上述の不都合を除去するために、装飾物を装飾物取付体に保持させる装身具において、一枚状の板状金属部材を剪断加工することによって基部とこの基部に放射状に連設する複数の保持部とからなる前記装飾物取付体を平面状に形成し、前記各保持部を前記基部に対して立上げるべく折曲形成し、この立上った各保持部内に前記装飾物を収容して設け、前記各保持部の各先端側にかしめを施して前記装飾物を保持させて設けたことを特徴とする。
【0007】
【作用】この発明の構成によれば、装身具の製造においては、先ず、一枚状の板状金属部材を剪断加工し、基部とこの基部に放射状に連設する複数の保持部とからなる装飾物取付体を平面状に形成し、そして、これら保持部を基部に対して立上げるべく折曲形成して装飾物取付体を構成し、次いで、立上った各保持部内の空間に装飾物を収容し、各保持部の各先端側にかしめを施すことによって装飾物を保持させ、装身具を製造する。これにより、装飾物取付体が、鋳造ではなく、板状金属部材を剪断加工した後に各保持部を折曲形成して構成されるので、板状金属部材の表面が滑らかであることにより、装飾物取付体の磨き作業が不要になるとともに、複数の装飾物取付体を製作した場合でも、各装飾物取付体の重量を一定とし、もって、各装身具の重量を一定とすることができ、また、装飾物取付体に鋳物巣が生ずるおそれがなく、各保持部を基部に対して立上げるべく折曲した場合や、装飾物を保持させるべく装飾物取付体の各保持部の各先端側にかしめを施した場合でも、これら保持部が折れるおそれがなく、装飾物取付体自体を堅固とし、もって、装飾物を堅固に保持させることができる。
【0008】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細且つ具体的に説明する。図1〜14は、この発明の実施例を示すものである。図1において、2は装身具たる例えばピアスである。このピアス2は、装飾物4と、この装飾物4を保持する装飾物取付体6と、一端部位がこの装飾物取付体6に連結されるピアス軸8と、このピアス軸8の他端部位に係止される止着具(図示せず)とからなる。
【0009】図3、10、14に示す如く、前記装飾物取付体6は、基部10と、この基部10に放射状に連設する複数(例えば6体)の保持部12とからなる。また、装飾物取付体6においては、立上がった各保持部12内に装飾物4を載置させる台座14が取着される(図3、14参照)。
【0010】前記装飾物取付体6は、図4〜14に示す如く構成される。
【0011】即ち、装飾物取付体6を構成する際には、先ず、図4、5に示す如く、一枚状の板状金属部材16を設ける。この板状金属部材16は、例えば、白金(Pt)又は18金(18K)等の貴金属材料からなり、所定の厚さT1 で且つ幅方向Yに所定の幅W1 の薄板状に形成されている。
【0012】そして、図6に示す如く、この板状金属部材16には、長手方向Xに所定の幅L1 で等間隔に複数の中心孔18を形成する。これら中心孔18は、プレス加工機(図示せず)による剪断加工によって板状金属部材16の一部が打抜かれることにより、直径D1 に形成されるものである。
【0013】次いで、図7に示す如く、中心孔18を中心とし、前記基部10と前記各保持部12とが板状金属部材16に平面状で連設して残余するように、板状金属部材16の不要部位を剪断加工によって打抜く。このとき、板状金属部材16の両側端部位に位置する放射状の一の保持部16の先端側及び反対側の他の保持部16の先端側が板状金属部材16に夫々連設され、これにより、平面状の基部10と各保持部12とが板状金属部材16に連設される。
【0014】そして、図8に示す如く、基部10には、中心孔18の周りにおいて剪断加工によって打抜いて所定径の軸取付用孔20を形成する。この軸取付用孔20は、ピアス軸8の一端部位を挿入可能な径D2 に形成されている(図1、3参照)。
【0015】また、図9に示す如く、前記基部10の中心、つまり、中心孔18の中心Oから所定の半径Rの円M上で所定の幅W2 及び所定深さの台座取着溝22を、プレス加工によって各保持部12に形成する。この台座取着溝22は、前記台座14を挿入して係止可能な大きさに形成されている。
【0016】次いで、図10に示す如く、板状金属部材16の両側端部位に連設している一の保持部12の先端側と反対側の他の保持部12の先端側とを剪断加工によって夫々剪断し、平面状の装飾物取付体6を形成する。従って、一枚状の板状金属部材16を剪断加工することにより、平面状の装飾物取付体6が形成される。
【0017】そして、この平面状の装飾物取付体6において、図11に示す如く、基部10に対して各保持部12を立上げるべく折曲形成する。このとき、各保持部12は、例えば、基部10に対して直角よりも少許小さな角度で立上げられ、先広がりに折曲形成される。
【0018】前記台座14は、図12、13に示す如く、所定の外径D3 で、且つ、内径D4 の中空部24を有し、しかも、厚さT2 に形成されている。
【0019】そして、この台座14を、図14に示す如く、上方から立上げられた各保持部12に形成した各台座取着溝22に係止し、この係止部位をろう付等の固着手段(図示せず)によって台座14を各保持部12に固着する。
【0020】この装飾物取付体6にあっては、図3に示す如く、基部10と台座14間には、間隙Sが形成される。
【0021】そして、この装飾物取付体6の各保持部12内には、装飾物4を収容し、各保持部12の先端側である各爪部26にかしめ装置(図示せず)によってかしめを施し、装飾物4をこの各爪部26によって保持させる(図2参照)。
【0022】次いで、図1に示す如く、軸取付用孔20には、ピアス軸8の一端部位を例えば基部10の厚さ分だけ挿入し、この部位にろう付等の固着手段(図示せず)によってピアス軸8の一端部位を基部10に固着する。
【0023】次に、この実施例の作用を説明する。
【0024】装身具であるピアス2を製造するに際し、先ず、図4、5に示す如く、板状金属部材16を設け、そして、図6に示す如く、剪断加工によって、複数の中心孔18を形成し、次いで、図7に示す如く、平面状の装飾物取付体6を板状金属部材16に残余させるべく剪断加工し、そして、図8に示す如く、基部10に軸取付用孔20を剪断加工によって打抜いて形成し、また、図9に示す如く、プレス加工によって各保持部12に各台座取着溝22を夫々形成する。
【0025】次いで、図10に示す如く、平面状の装飾物取付体6を板状金属部材16から切離し、そして、図11に示す如く、各保持部12を基部10に対して立上がるべく折曲形成し、更に、図12に示す如く、この立上った各保持部12の各台座取着溝22には、台座14を固着する。
【0026】また、図2に示す如く、立上った各保持部12内においては、装飾物4を台座14に載置し、各保持部12の先端側の爪部26にかしめ装置(図示せず)によってかしめを施し、装飾物4を保持させる。
【0027】そして、図1に示す如く、軸取付用孔20には、ピアス軸8の一端部位を基部10の厚さ分だけ挿入し、ろう付等の固着手段(図示せず)によってピアス軸8の一端部位を基部10に固着する。
【0028】この結果、装飾物取付体6を、鋳造ではなく、板状金属部材16を剪断加工によって構成するので、板状金属部材16の表面が滑らかであることから、磨き作業を不要とし、作業工程を低減するとともに、複数の装飾物取付体6を製作した場合でも、一定重量の装飾物取付体6を複数構成することができ、もって、一定重量の装身具2を複数製造することができる。
【0029】また、装飾物取付体6には鋳造巣が生ずることがないので、保持部12及び爪部24の折曲形成の際に、これら保持部12及び爪部26が折れるおそれがなく、これにより、装飾物取付体6を堅固とし、よって、装飾物4を堅固に保持させることができる。
【0030】また、ピアス軸8の一端部位を基部10の軸取付用孔20に挿入した後にろう付等の固着手段(図示せず)によって固着するので、ピアス軸8の取付状態を堅固とすることができる。
【0031】更に、台座14に中空部24が形成されているとともに、基部10には中心孔18が形成され、且つ、台座14と基部10間に間隙Sが形成されているので、装飾物4の一部分の基部10側への突出を許容して装飾物4の載置を容易にするとともに、装身具2自体の軽量化を図ることができる。
【0032】更にまた、各保持部12が台座14によって連結されるので、装飾物取付体6全体の剛性が向上し、もって、装身具2を堅固とし、しかも、装飾物4を動かないように確実に保持させることができる。
【0033】
【発明の効果】以上詳細な説明から明らかなようにこの発明によれば、一枚状の板状金属部材を剪断加工することによって基部とこの基部に放射状に連設する複数の保持部とからなる装飾物取付体を平面状に形成し、各保持部を基部に対して立上げるべく折曲形成し、この立上った各保持部内に装飾物を収容して設け、各保持部の各先端側にかしめを施して装飾物を保持させて設けたことにより、板状部材の表面が滑らかであることにより、装飾物取付体の磨き作業が不要になるとともに、装飾物取付体の重量を一定とし、もって、装身具の重量を一定とし得る。
【0034】また、装飾物取付体に鋳物巣が生ずることがなく、各保持部を基部に対して立上げるべく折曲した場合や、装飾物を保持させるべく装飾物取付体の各保持部の各先端側にかしめを施した場合でも、各保持部が折れるおそれがなく、装飾物取付体自体を堅固とし、もって、装飾物を堅固に保持し得る。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013