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発明の名称 はと目かしめ機のかしめ装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−229011
公開日 平成7年(1995)8月29日
出願番号 特願平6−59768
出願日 平成6年(1994)2月17日
代理人
発明者 西山 恭夫 / 川辺 修
要約 目的
別工程でワークにあらかじめ穴を明けることなく、穴明けに続いてはと目かしめ作業を連続して行うはと目かしめ機のかしめ装置を提供する。

構成
ステム24に対向するアンビル30のガイド部31の先端を少なくとも鋭角な三角錐形状以上の多角錘形状にし、このガイド部31先端の稜線断面の角を鋭角な刃形状にし、ワークをガイド部31の先端に押圧して穴を明け、続いてはと目10をステム24でかしめる。
特許請求の範囲
【請求項1】 シュート6内を連続供給されるはと目10を作業サイクル毎に1個づつ案内するガイドピン22を出入自在に設けたステム24と、このステム24の中心線前方延長上に配置され且つワーク40を案内するともに中空軸状のはと目10を案内するガイド部31と前記はと目10の脚部14先端を拡げるかしめ部32を有するアンビル30とから構成されたはと目かしめ機において、前記ステム24に対向するアンビル30のガイド部31の先端を鋭角形状の多角錘形状にしたことを特徴とするかしめ装置。
【請求項2】 アンビル30のガイド部31先端を三角錐形状にしたことを特徴とする請求項1に記載のはと目かしめ機のかしめ装置。
【請求項3】 アンビル30のガイド部31先端は多角錐形状の中心線に対して垂直な横断面の角が鋭角に形成された稜線を有していることを特徴とする請求項1記載のはと目かしめ機のかしめ装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は布等の比較的軟質な材料に適し、このようなワークにかしめ作業の前工程としてあらかじめ穴を明けることなく、かしめ作業の直前にワークにアンビルのガイド部先端を突き通し、ワークをはと目の頭部に巻き込みかしめるはと目かしめ機のかしめ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からあるはと目かしめ機は、はと目をかしめるためのステムの前方延長線上にステムに対向してこのステムの押圧力を受けるアンビルが配置してあり、このアンビルにはと目を案内するガイド部が形成された構成となっている。このため、このようなはと目かしめ機でワークをかしめる場合、このワークにあらかじめ別工程ではと目に適応する穴をその位置に明け、この後、かしめ機のアンビルのガイド部にワッシャを通し、受け部に載置してからガイド部を前記穴に通し、続いてかしめ機のステムを前進させ、中空軸状のはと目の脚部を穴に貫通させてステムで押圧し、ステムとアンビルの間でかしめていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記かしめ機においては、かしめ作業の前に必ずはと目の脚部が貫通するための穴を明けておかないと、ワークがガイド部に案内されず、作業ができない。また、ワークに穴を明ける場合、はと目の寸法に応じて穴径を決定する必要があり、正しい寸法になっていないと、はと目の脚部の先端を拡げて巻いてもワークははと目の頭部内に確実に巻き込まれず、製品として不具合が生じていた。更に、このようにはと目かしめ作業の前に、はと目の脚部が貫通する穴を明けるための工程を常時設ける必要があり、そのために穴明け専用の機械が必要で、このためはと目作業全体に要する時間が長くなり、製品コストの低減に支障を来す等の多くの課題を生じている。
【0004】本発明の第1の目的は上記課題を解消するとともに簡単な構成で作業時間の短縮を図り、もってコストの低減を可能にするとともにはと目の寸法に適した穴径が即座に得られるかしめ機のかしめ装置の提供である。第2の目的は、ガイド部の先端を三角錐形状とすることで、ワークへの力が偏ることなく均等にかかり、穴を所定位置からずれなくするとともに、ワークの穴明け時において裂け目を生じ易くすることである。更に、第3の目的は、布等のワークに過大な力を加えることなく簡単に裂け目を形成することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記第1、第2、第3の目的を達成するために、シュート内を連続供給されるはと目を作業サイクル毎に1個づつ案内するガイドピンを出入自在に設けたステムと、このステムの中心線前方延長上に配置され且つワークを案内するとともに中空軸状のはと目を案内するガイド部と前記はと目の脚部先端を拡げるかしめ部を有するアンビルとから構成されたはと目かしめ機において、前記ステムに対向するアンビルのガイド部先端を少なくとも先端が鋭角な三角錐形状以上の多角錘形状にし、しかも前記多角錐形状中心線に対して垂直な横断面の角を鋭角な刃形状にしたものである。
【0006】
【作用】あらかじめアンビル上にガイド部に案内されてワッシャを受け部に供給載置してからワークのかしめ位置をアンビルのガイド部先端に押し付ける。これによりワークにはガイド部先端の形状に応じた裂け目ができるとともに穴が明いてガイド部がワークを貫通する。続いてスタート信号が入ると、ステムは前進を開始するからシュートの先端に保持されているはと目はガイドピンに案内されて移動し、アンビルのガイド部先端に挿入される。更にステムが移動してはと目が前進すると、このはと目の脚部はワークの内側に入り、ワッシャを貫通して脚部の先端はアンビルのかしめ部に沿い先端が拡げられながら変形し巻かれる。この時、穴を明けられて裂けたワークははと目の頭部鍔の環状の凹部に入り、かしめられる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明する。図2及び図3において、1は機台であり、この機台1には後部に固定したモータ2により回転されるクランク軸3が回転自在に取り付けられている。このクランク軸3にはこれの回転により作業サイクル毎に前後移動するステム24を固定した可動部材20が配置されている。この可動部材20の上方には、円周上に鍔12を有する頭部11とこの頭部11に連続する脚部14とからなる中空軸状のはと目10を貯留して回転自在に取り付けられた供給ドラム4が配置してあり、この供給ドラム4はベルト5を介して回転される構成である。また、前記供給ドラム4には前記はと目10の頭部11を案内して連続整列供給するシュート6が一体に取り付けてあり、このシュート6は作業サイクル毎に先端が前記ステム24の中心線延長上に位置するよう揺動自在に軸支されている。また、このはと目10の鍔12には図4に示すように、脚部14側に環状の凹部13が形成してあり、通常、はと目作業はこの凹部13と脚部14先端の巻き込みとの間にワーク40をはさみ固着するように構成されている。
【0008】一方、前記可動部材20は有底中空円筒状に形成してあり、この先端には図1に示すように、前記ステム24が固定されている。この可動部材20とステム24の中心線上には後部より前部が細い段付きのガイドピン22が摺動自在に内挿されている。このガイドピン22は先端が前記ステム24から所定量だけ常時突出するよう可動部材20の後部との間に配置されたスプリング25で弾力付勢してあリ、ガイドピン22の外周には所定長さのガイド溝23が軸方向に形成されている。このガイド溝23には前記機台1のアーム7に固定された移動規制部材26の先端が前記可動部材20の軸線に沿い形成された長穴21を貫通して遊嵌してあり、前記ガイド溝23と移動規制部材26とによりガイドピン22の軸方向の移動を規制している。
【0009】更に、前記ガイドピン22の中心線延長上の前方には前記ガイドピン22により案内されるはと目10を案内する円柱状のガイド部31が対向して設けてあり、このガイド部31は前記ステム24の押圧力を受けるアンビル30に一体成形されている。このガイド部31の先端は鋭角で三角錐形状に形成してあり、このガイド部31の先端の中心線に対して垂直な横断面の角も鋭角に形成されており、この角を連続して結ぶ稜線は鋭い刃形状になっている。ガイド部31の後部にははと目10脚部14の先端を拡げて巻き込むよう形成された断面半円形状の環状溝形状に形成されたかしめ部32とワッシャ41を載置する環状の受け部33とが連続して形成されている。このガイド部31の先端は具体的には15°〜30°の鋭角がよく、特に20°が好適である。前記アンビル30は前記機台1に固定された取付け台8にステム24との間隔の微調整が可能なように位置調整自在に取り付けられている。尚、この実施例ではガイド部31の先端を三角錐形状にしたが、これに限定するものではなく、この他に四角錐あるいは五角錐形状の多角錐形状としてもよく、この場合、ガイド部31に対して垂直な横断面の角が鋭角で稜線が鋭い刃形状であれば同様の作用が得られる。
【0010】次にこの実施例の動作を説明する。アンビル30の受け部33にあらかじめワッシャ41が載置されてから図5に示すように、ワーク40をガイド部31の先端に押し付けると、このワーク40には穴が明けられる。このようにしてワーク40を更に押し続けると、ガイド部31の角錐の角で穴は切り裂かれながら円柱の部分に達し、ワッシャ41と重ねられる。この状態において、スタート信号が入ると、モータ2に駆動されているクランク軸3により可動部材20が前進し、図6に示すように、あらかじめシュート6内を整列供給され、ガイドピン22の中心線上に位置している最先端のはと目10の穴位置に達し、更に可動部材20が移動することによりこの穴にガイドピン22が貫挿される。この後、ステム24がはと目10の頭部11に達すると、シュート6は先端がガイドピン22の中心線上から後退するとともに、はと目10はガイドピン22と一体となって移動し、アンビル30のガイド部31の先端直前に達する。この位置において、ガイドピン22は前進を停止するが、ステム24は更に前進するため、はと目10はガイドピン22に案内されてガイド部31へ移動する。
【0011】次にこのはと目10は、図7に示すようにガイド部31に沿い、ステム24に押されて移動し、はと目10の脚部14は前記ワーク40の内側とガイド部31との間に入り、穴を押し拡げながら押し込まれる。そしてこのはと目10はワーク40とワッシャ41を図8に示すように貫通し、はと目10の脚部14はアンビル30のかしめ部32に達する。更に、ステム24は移動を続けるからはと目10の脚部14は半円形状のかしめ部32で拡げられながら巻き込まれる。一方、ガイド部31により押しのけられたワーク40の裂けた部分ははと目10の鍔12の環状の凹部13に入り、ワーク40はかしめられる。
【0012】このようにして作業が終了すると、ステム24が後退し元の位置に戻るが、ガイドピン22は所定量だけ先端が突出してから元へ復帰する。この後、シュート6の先端はステム24の中心線延長上に復帰し、ワーク40は取り除かれる。
【0013】
【発明の効果】以上説明した実施例から明らかなように、本発明はステム24にシュート6内を連続供給されるはと目10を作業サイクル毎に1個づつ案内するガイドピン22を出入自在に設け、このステム24の中心線前方延長上に配置され且つワーク40を案内するとともに中空軸状のはと目10を案内するガイド部31と前記はと目10の脚部14の先端を拡げるかしめ部32とを形成し、前記ステム24とアンビル30とによりかしめ作業を行うはと目かしめ機において、前記ステム24に対向するアンビル30のガイド部31の先端を少なくとも先端が鋭角な三角錐形状以上の多角錘形状にしているので、かしめ作業の前においてワークのかしめ位置にはと目の寸法に適応した穴を明ける工程が不要になるとともにワークのかしめ位置に正確な穴を明けることができる。また、あらかじめ穴を明ける工程が不要になるので、ワークの抜き屑が散乱することなく、かしめ作業の作業時間が短縮でき、コストが低減される。更に、はと目の寸法に応じた穴が常時得られるので、穴の大小によるかしめ不良を生じることが皆無となる。しかもガイド部先端が三角錐形状に形成されているので、ワークを押しつける力が偏ることなく均等に加わり、このため穴が所定位置からずれることがないとともに穴を明けることにより除かれるワークの部分は三方へ均等に除かれるので、はと目の凹部に確実に収納される。また、角錐の稜線を夫々鋭い刃形状に形成しているので、ワークに確実に裂け目が形成でき、作業効率が向上する等の特有の効果が得られる。




 

 


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