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発明の名称 ブラジャーパッド
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−3506
公開日 平成7年(1995)1月6日
出願番号 特願平5−142352
出願日 平成5年(1993)6月14日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】恩田 博宣
発明者 山脇 眞理子
要約 目的
窮屈感や痛みを伴うことなく着用することができるとともに、奇形、変形等の障害や血行不良を起こすことなく乳房を安定保持及び補整することができ、しかも、装着感の良いブラジャーパッドを提供すること。

構成
ブラジャーパッド3の原料素材を熱可塑性エラストマーとした。また、前記ブラジャーパッド3において、パッドの中央部付近を肉厚にし、該中央部より周囲に行くに従って肉薄となるような構成とした。
特許請求の範囲
【請求項1】 熱可塑性エラストマーを原料素材として構成したことを特徴とするブラジャーパッド。
【請求項2】 前記熱可塑性エラストマーをポリスチレンエラストマー又はポリエステルエラストマーとしたことを特徴とする請求項1に記載のブラジャーパッド。
【請求項3】 請求項1又は請求項2においてパッドの中央部付近を肉厚にし、該中央部より周囲に行くに従って肉薄となる構成としたこと特徴とするブラジャーパッド。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、乳房の安定保持や補整をする場合に使用するブラジャーパッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ブラジャーのパッド部分周囲にワイヤを挿入したものはあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来構成においては、着用時にワイヤの形状に合わせて乳房を押し込むため、窮屈感や痛みを伴うという問題があった。
【0004】また、この従来構成においては、ブラジャーに組み込まれたワイヤによって強制的に乳房の安定保持や補整を行うため、胸部が押さえつけられて体の血行が悪化し、ひいては脳への血の循環も阻害される。そして、一定期間の使用であれば効果が見られるが、長期間連続して使用するとかえって乳房の奇形や変形等の障害を起こすという問題があった。
【0005】さらに、この従来構成においては、ある程度の太さを有するワイヤが胸元付近に装着されるため、着用時に異物感があった。この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。そして、その目的は、窮屈感や痛みを伴うことなく着用することができるとともに、奇形、変形等の障害や血行不良を起こすことなく乳房を安定保持及び補整することができ、しかも、装着感の良いブラジャーパッドを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、この発明のブラジャーパッドにおいては、原料素材を熱可塑性エラストマーとした。
【0007】また、前記熱可塑性エラストマーを具体的に、ポリスチレンエラストマー又はポリエステルエラストマーとした。さらに、上記前記ブラジャーパッドにおいて、パッドの中央部付近を肉厚にし、該中央部より周囲に行くに従って肉薄となる構成とした。
【0008】
【作用】上記のように構成されたブラジャーパッドでは、常温においてゴム弾性を有するという特性を持つ熱可塑性エラストマーを原料素材として構成されているため、窮屈感や痛みを伴うことなく自然に乳房を包み込むようにして着用することができる。また、適度な弾力によって奇形、変形等の障害や血行不良を起こすことなく乳房を安定保持及び補整することができる。
【0009】そして、前記熱可塑性エラストマーを具体的にポリスチレンエラストマー又はポリエステルエラストマーとした。このため、該ポリスチレンエラストマー又はポリエステルエラストマーの持つ優れた柔軟性により上記効果がさらに向上する。
【0010】さらに、前記パッドの中央部付近を肉厚にし、該中央部より周囲に行くに従って肉薄となるような構成とした。このため、胸元付近に異物感がなく、ブラジャーパッドの装着感が良くなる。
【0011】
【実施例】以下、この発明のブラジャーパッドをブラジャーに具体化した一実施例を図1〜図7に基づいて詳細に説明する。
【0012】さて、ブラジャー1の全体構成は以下のようになっている。図1に示すように、適当な形状に切断された表裏一対の布2は糸によって縫合される。そして、該布2間において装着時に乳房を被包する部分には、優れた柔軟性を持つポリエステルエラストマーを原料素材としたブラジャーパッド3が一対挿入され、止め具4によって固定される。また、前記ブラジャー1を肩よりつり下げるためのストラップ5の一端が各ブラジャーパッドの上端部及び布部分の上端部に取着される。さらに、前記ブラジャー1を胸部に装着するための、一端にホック6をもってなる一対のバンド7の他端が各ブラジャーパッド部の側端部の布部分に取着される。しかも、前記ストラップ5の他端は適切な位置でバンド7に取着される。
【0013】また、図1及び図2に示すように、ブラジャーパッド3はパッドの中央部付近を肉厚にし、該中央部より周囲に行くに従って肉薄となるように成形加工されている。そして、装着時における、該ブラジャーパッド3の肩部及び下部には、それを前記布2に固定するための止め具4がそれぞれ一箇所取着される。
【0014】さらに、図1に示すように、裏側の布2には前記ブラジャーパッド3の止め具4を取付固定する為の固定具8が、肩付近に一箇所、下部に二箇所それぞれ取着されている。また、ブラジャーパッド3の止め具4は、体形に合わせて、下部の二箇所の固定具8に選択的に固定される。
【0015】次に、前記のように構成されたブラジャーの機能を説明する。さて、この実施例のブラジャーを使用して、乳房を安定保持及び補整する場合には、図3から明らかなように、ストラップ5を肩に掛け、そして、ブラジャーパッド3を乳房に当ながらバンド7を背面に周回させ、ホック6で連結することによりブラジャー1を所定位置に装着する。
【0016】この実施例においては、ブラジャーパッド3が、優れた柔軟性を持つポリエステルエラストマーを原料素材として構成されている。このため、窮屈感や痛みを伴うことなく自然に乳房を包み込むようにして着用することができる。また、適度な弾力によって奇形、変形等の障害や血行不良を起こすことなく乳房を安定保持及び補整することができる。
【0017】また、この実施例においては、ブラジャーパッド3の中央部付近を肉厚にし、該中央部より周囲に行くに従って肉薄となるような構成とした。このため、胸元付近に異物感がなく、ブラジャーパッドの装着感が良くなる。
【0018】さらに、ブラジャーパッド3が止め具4及び固定具8により固定されている。このため、自由に形、大きさの異なるものに着脱ができ、なおかつ適切な位置に調節することができる。
【0019】しかも、この実施例において、ブラジャーパッド3の原料素材であるポリエステルエラストマーはポリエチレンエラストマーより粘度性が強い。このため、高齢者において、乳房の変形が進行している場合にも効果がある。
【0020】なお、この発明は前記実施例の構成に限定されるものではなく、この発明の趣旨から逸脱しない範囲で以下のようにしてもよい。
(1)図4に示すように、一対のブラジャーパッド9をウレタン系接着剤等で接合し、該ブラジャーパッド9に直接、ストラップ10及びバンド11を取着してブラジャーを構成する。
(2)図示しないが、図4において、ブラジャーパッド9の裏面にシルク等を貼着する。
(3)図4及び図5に示すように、接合部分にマーク12を設け、左右のブラジャーパッドを接合する際の指針とする。
(4)図6に示すように、左右のブラジャーパッド9を紐等の連結具13によって連結し、該連結具13を調節することにより左右の距離サイズを合わせる。
(5)図7に示すように、表側の布15に透孔15aを設けて、ブラジャーパッド14の中央部が透孔15aから突出するように構成する。
(6)乳癌等で乳房を切除した場合に、本発明のブラジャーパッドを単体で患部に装着して、胸元の陰影を自然に保つことも可能である。
(7)本発明のブラジャーパッドをストラップレスのブラジャーに使用する。
(8)本発明のブラジャーパッドの成形時において、各色の顔料を投入することにより、該ブラジャーパッドを好みの色に着色することもできる。
(9)本発明のブラジャーパッドを乳房の補整だけでなく、乳首の補正に使用することも可能である。すなわち、このブラジャーパッドを使用すれは、外向きの乳首を内向きに、下向きの乳首を上向きに補整できる。
(10)図8に示すように、ブラジャーパッドに布を設けることなく、このパッドのみを肌に直接使用すること。
【0021】この場合、パッドが肌に吸い付き、脱落することはない。
(11)左右単体のものを前記(10)項のようにして使用すること。
(12)図3に示すような外形で、かつパッドの中央部が外部に突出するように、左右に透孔を設けたおさえ布を用いること。
【0022】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成されているため、窮屈感や痛みを伴うことなく着用することができる。また、奇形、変形等の障害や血行不良を起こすことなく乳房を安定保持及び補整することができる。さらに、装着感が良くなるという優れた効果を奏する。




 

 


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