米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 衣類 -> 美津濃株式会社

発明の名称 球技用シューズ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−275004
公開日 平成7年(1995)10月24日
出願番号 特願平6−99204
出願日 平成6年(1994)4月12日
代理人
発明者 土屋 誠 / 中野 勲
要約 目的
本発明は、球技用シューズの靴底に設けるスタッドの形状を、靴底の各部位に対応して最適の形状に形成して配設し、もって競技力の向上を図るものである。

構成
球技用シューズの靴底に設けるスタッドの基本形状を、スタッド底面部を略三等辺三角形とし上面接地部を略円形とする平面部を有する三角台錐形形状に形成し、前底部領域には、スタッドの上面接地部を略円形の後方部と側面部の一部を前底部中心線に対して略直交するように欠除して切欠部を形成したスタッドを形成し、踵部領域には、スタッド上面接地部とスタッド側面部を、踵底部中心線に対して略直交して靴底外縁部方向に張り出して膨張部を形成したスタッドを形成して靴底に設けた構成から成る球技用シューズ。
特許請求の範囲
【請求項1】 天然皮革またはゴムまたは合成樹脂またはこれらの組み合わせ材で形成した前底部領域と土踏まず部領域と踵部領域から成る靴底本体の表面に突起状のスタッドを任意数形成した靴底と、天然皮革または人工皮革または任意繊維から成る織物,編み物またはこれらの組み合わせ材からなる甲被とを一体に形成して成る球技用シューズにおいて、前記スタッドの基本形状を、スタッド底面部を略三等辺三角形とし上面接地部にスタッド中心軸を有する略円形からなる平面部を有する三角錐台形形状に形成し、前記前底部領域には、所望のスタッドを前底部領域の靴底外縁とスタッド底面部外縁の一辺を略平行になるように配置すると共に、前底部中心線上の任意部位にスタッドの底面部の略三等辺三角形の一角を置き、該一角に対する底辺を前底部中心線に対して略直交状に配し、前記前底領域の外縁部に設けたスタッドと前底部中心線上に設けたスタッドの上面接地部の略円形の後方部と側面部の一部を、前底部中心線に対して略直交するように切除して切欠部を形成したスタッドを形成し、踵部領域には、所望のスタッドを踵部領域の靴底外縁とスタッド底面部外縁の一辺を略平行になるように配置すると共に、上面接地部とスタッド側面部を踵底部中心線に対して略直交状に靴底外縁方向に張り出して膨張部を形成したスタッドを設けたことを特徴とする球技用シューズ。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、球技用シューズの靴底本体の表面に設けるスタッドを靴底本体の各部位に対応させて最適形状に形成し、よって競技力を向上せしめることを目的とした球技用シューズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】サッカー,ラグビー等の球技用シューズの靴底には突起状の、スタッドやポイントやスパイクと称される滑り止めが設けられており(以下スタッドと称する)、その形状は各競技種目毎にルールによって決められている。そして、そのスタッドも、靴底と一体に形成された固定式スタッド付きのものや、予め取り付けボルトを設けたスタッドを形成し、予め靴底に設けた取り付けナットに螺着するといった構造の着脱式のものも提供されている。本発明は、前者の靴底と一体に形成された固定式スタッド付き球技用シューズに関する。従来のスタッドの一般的形状は円錐形を基本形とし、危険防止のために接地面の形状を平面とした円錐台形形状に形成されおり、更にその接地面の平面部の面積が決められているものもある。そこで、スタッド取り付け部位ごとにスタッドの形状を変化させたものとして、実公昭54−35791号考案『スパイクシューズの靴底』が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記考案は、靴底の各部位に対応させてスパイクの形状を別体に形成したスパイクを設けたシューズとすることで競技力を向上させようとするものであるが、スピードが特に要求される近代サッカー競技などでは前記形状のスパイクの構造配列では満足する形状とは言えなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の球技用シューズは、素早いダッシュと、ストップに耐え得る機能を備えた球技用シューズに設けるスタッドを開発することを目標とするものである。その手段として、前底部領域に設けるスタッドと、踵部領域に設けるスタッドを別形に形成使用するもので、その形状はスタッドの基本形状を、スタッドの底面部を略三等辺三角形とし、上面接地部を略円形とする平面部を有する略三角錐台形形状に形成し、前記前底部領域には、所望のスタッドを前底部領域の靴底外縁とスタッド底面部外縁の一辺を略平行になるように配置すると共に、前底部中心線上の任意部位にスタッドの底面部の略三等辺三角形の一角を置き、該一角に対する底辺を前底部中心線に対して略直交状に配し、前記前底部領域の外縁部に設けたスタッドと前底部中心線上に設けたスタッドの上面接地部の略円形の後方部と側面部の一部を、前底部中心線に対して略直交するように切除して切欠部を形成したスタッドを形成し、【0005】踵部領域には、所望のスタッドを踵部領域の靴底外縁とスタッド底面部外縁の一辺を略平行になるように配置すると共に、上面接地部とスタッド側面を、踵底部中心線に対して略直交状に靴底外縁方向に張り出して膨張部を形成したスタッドを設けたことを特徴とする球技用シューズとするものである。
【0006】
【作用】前底部領域に設けたスタッドは、スタッドの上面接地部の略円形の後方部と側面部の一部を、前底部中心線に対して略直交するように切除して切欠部を形成したから、スタートダッシュや直進する場合にスタッドの切欠部がグラウンドへ引っかかるように喰い込みスリップを予防せしめる作用を呈する。踵部領域に設けたスタッドはスタッド上面接地部とスタッド側面を、踵底部中心線に対して略直交状に靴底外縁方向に張り出して膨張部を形成したから、左右方向の剛性が向上し急激なストップや横方向への転換に対してスタッドの変形を防止し極めて安定した機能を発揮する。以下実施例を図面に基づき説明する。
【0007】
【実施例】天然皮革またはゴムまたは合成樹脂またはこれらの組み合わせ材で形成した前底部領域Aと土踏まず部領域Bと踵部領域Cから成る靴底本体1を形成する。次に、前記靴底本体1の表面に突起状のスタッド4を靴底本体1と一体に形成する。前記スタッド4の基本形状は、スタッド底面部10のスタッド底面部外縁10aを略三等辺三角形とし、上面接地部9にスタッド中心軸13を有する略円形とする平面部を有する三角錐台形形状に形成する。
【0008】次に、底本体1の表面にスタッド4を配置する手段について説明する。先ず、前底部領域Aに設けるスタッド4は、前底部領域Aの靴底外縁3とスタッド底面部外縁10aの一辺が略平行となるように配置する。スタッド4を配置する数量は靴の大きさ(サイズ)等により異なるが、図1の場合は、内側にスタッド5a,5b,5c,5d、外側にスタッド9a,9b,9c,9dの8個のスタッドと、前底部領域Aの略中部に、前底部中心線X上の任意部位にスタッド4の底面部の略三等辺三角形の一角を置き、該一角に対する底辺を前底部中心線に対して略直交状に配したスタッド8を配置するから合計9個のスタッドを配置したことになる。略交状は、図1に示す略交線Zに示す通りである。次に前記合計9個のスタッド4の上面接地部9の略円形の後方部とスタッド側面部11の一部を前底部中心線Xに対して略直交するように切除して切欠部12を形成し前底部領域用スタッドを形成した。スタッド4の上面接地部9の略円形の後方部とスタッド側面部11を切除する範囲,量についてはルールに定められた範囲であることが条件である。
【0009】次に、踵部領域Cに設けるスタッド4は、踵部領域Cの靴底外縁3とスタッド4のスタッド底面部外縁10aの一辺が略平行となるように配置する。スタッド4を踵部領域Cの表面に配置する数量は靴の大きさ(サイズ)等により異なるが、図1の場合は、内側にスタッド7a,7b、外側にスタッド6a,6bからなる合計4個のスタッドを配置した。次に前記合計4個のスタッド4の上面接地部9の略円形部とスタッド側面部11の一部を踵底部中心線Yに対して略直交状に靴底外縁3方向に張り出し膨張部14を形成したスタッド4を設け球技用シューズを形成する。
【0010】前記スタッド4は靴底2を形成する時に靴底本体1と同時形成する場合や、スタッド4を予め別体に形成しておき、金型等に配置して後靴底本体1の素材を金型内に充填してスタッド4と靴底本体1を一体に形成して靴底2を形成する等任意に実施可能である。靴底本体1及びスタッド4は耐摩耗性を有するナイロン,ポリウレタン,サーリン,PVC樹脂やゴム材料など任意に選択自在である。又、靴底本体1とスタッド4を予め別体に形成する場合には、靴底本体1の素材に比較してスタッド4の素材を更に耐摩耗性を有する素材にする等は任意に実施可能である。
【0011】
【発明の効果】前底部領域に設けた各スタッドは、スタッドの上面接地部の略円形の後方部と側面部の一部を前底部中心線に対して略直交するように欠除して切欠部を形成したから、前底部領域に設けたスタッドのすべてが前底部中心線に対して直交状に働き、スタッドの上面接地部の略円形の後方部とスタッド側面部の切欠部がグラウンドに喰い込み靴底のスリップを予防する。踵部領域に設けたスタッドは、スタッド上面接地部とスタッド側面を、踵底部中心線に対して略直交状に靴底外縁方向に張り出して膨張部を形成したから、左右方向の剛性が向上し急激なストップや方向の転換に対してもスタッドが変形することなく極めて安定した機能を発揮する効果を有する球技用シューズが形成される。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013