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観音開き中留の構造 - シチズン時計株式会社
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発明の名称 観音開き中留の構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−236506
公開日 平成7年(1995)9月12日
出願番号 特願平6−29719
出願日 平成6年(1994)2月28日
代理人
発明者 炊江 淳輔
要約 目的
本発明は、プッシュボタンの操作のみで係止が解除出来る観音開き中留構造。

構成
下板1に上板2を取り付け、上板2に表蓋3を取り付け、表蓋3の前方下面に、案内面4aと、係止溝4bを有する係止ピン4を配設し、表蓋3の後方にバンド本体5を取り付け、下板1の中央部に直交する中空部6aと、窓部6bを有する中蓋6を配設し、中空部6aに先端部両端上面に案内面7a、及び案内面8aを配設した係止部7b、及び係止部8bを有するプッシュボタン7、及びプッシュボタン8と、プッシュボタンを左右に押圧するバネ9を内蔵係止し、前記係止部7bと係止部8bとで前記係止ピン4を係止している。
特許請求の範囲
【請求項1】 下板1のバンド長手方向両端に一対の上板2を回転自由に取り付け、それぞれの前記上板2の先端部に表蓋3を回転自由に取り付け、前記表蓋3の下面に、下部に案内面4aと、上部に係止溝4bを有する係止ピン4を配設し、前記表蓋3の後方にバンド本体5を取り付け、前記下板1の中央部に前記下板1と直交する中空部6aと、バンド長手方向両端に窓部6bを有する中蓋6を配設し、一方、プッシュボタン7、及びプッシュボタン8は、先端部両端に係止部7b、及び係止部8bをそれぞれ有し、該係止部7b、及び係止部8bには、案内面7a、及び案内面8aがそれぞれ形成され、前記プッシュボタン7、及び前記プッシュボタン8と、前記プッシュボタン7、及び前記プッシュボタン8を左右に押圧するバネ9を、前記中空部6aに内蔵係止し、前記係止部7bと係止部8bとで前記係止ピン4を係止することを特徴とする時計バンドの観音開き中留の構造。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、時計バンドの観音開き中留の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の時計バンドの観音開き中留の構造としては図12の観音開き中留の開閉途中の断面正面図、図13の観音開き中留の係止部の断面組立図(実公昭63ー148208号公報)に示すものがある。
【0003】従来の観音開き中留においては、下板10の両端に上板20、及び上板30を取り付け、前記上板20を前記下板10の係止片10bと前記上板20の係止部20aとで仮係止する。その後、前記上板30の先端部に取り付けられた蓋40に内蔵されている1対のプッシュボタン50、及びプッシュボタン60の下面の係止部50a、及び係止部60aとを、前記下板10の上方左右両端の係止部10aに係合させ、前記上板30を前記下板10に係止させる。以上で、前記下板10への前記上板20、及び前記上板30の係止が出来る。この従来の構造には、両方のプッシュボタンの操作で容易に係止が解除出来、片側のプッシュボタンの操作では係止が解除する事の無く、安全性が有る等の利点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従来の構造においては、プッシュボタン50、及びプッシュボタン60の操作で下板10と上板30の係止の解除は出来ても、その後、指の爪等で上板20を押し上げて下板10と上板20の仮係止、即ち係止片10bと係止部20aとの仮係止の解除を行わねばならず、非常に不便であった。又、この時下板10と上板20の仮係止が強いと解除の操作が困難で有り、逆に弱いと下板10と上板30を係止する前に仮係止が外れてしまい、時計バンドを手首に装着する際の下板10と上板30の係止の操作に支障をきたす等の欠点があった。
【0005】本発明の目的は、上記の欠点を解消し、一方のプッシュボタンの操作のみでは係止が解除出来ないと言う安全性を確保しつつ、且つ、プッシュボタンの操作のみで簡単に係止が解除出来るようにした時計バンドの観音開き中留の構造を提供しようとしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達成するために、下板1のバンド長手方向両端に一対の上板2を回転自由に取り付け、それぞれの前記上板2の先端部に表蓋3を回転自由に取り付け、前記表蓋3の下面に、下部に案内面4aと、上部に係止溝4bを有する係止ピン4を配設し、前記表蓋3の後方にバンド本体5を取り付け、前記下板1の中央部に前記下板1と直交する中空部6aと、バンド長手方向両端に窓部6bを有する中蓋6を配設し、一方、プッシュボタン7、及びプッシュボタン8は、先端部両端に係止部7b、及び係止部8bをそれぞれ有し、該係止部7b、及び係止部8bには、案内面7a、及び案内面8aがそれぞれ形成され、前記プッシュボタン7、及び前記プッシュボタン8と、前記プッシュボタン7、及び前記プッシュボタン8を左右に押圧するバネ9を、前記中空部6aに内蔵係止し、前記係止部7bと係止部8bとで前記係止ピン4を係止している。
【0007】
【実施例】以下図面により本発明の一実施例を詳述する。図1は、本発明の時計バンドの観音開き中留の分解斜視図、図2は、係止部のバンド長手方向の組立断面図、図3は、図2のAーA断面図、図4は、図3で一方のプッシュボタンのみを操作した時を示す断面図、図5は、図3で両方のプッシュボタンのみを操作した時を示す断面図、図6は、プッシュボタン、バネの内蔵係止関係を示す平面組立図(関係が判る様に一方のプッシュボタンを押した場合になっている)、図7は、図6の他の実施例を示す平面組立図、図8は、一方のプッシュボタンの要部断面図、図9は、他方のプッシュボタンの要部断面図、図10は、一方と他方のプッシュボタンを組み合わせた時の要部断面図、図11は、図10の上面図である。
【0008】1は下板でバンド長手方向両端に一対の上板2を回転自由に取り付け、中央部に中蓋6を配設している。
【0009】前記上板2には、その先端部に表蓋3をそれぞれ回転自由に取り付けている。
【0010】前記表蓋3には、その前方下面に係止ピン4を配設し、後方にバンド本体5を取り付けている。
【0011】前記係止ピン4は、下部に案内面4aと、上部に係止溝4bを有している。
【0012】前記中蓋6は、中空の箱体であり、前記下板1と直交する中空部6aを有する。該中空部6aは、前記中蓋6の内壁と、前記下板1との上面とで囲まれて形成されており、前記下板1と直交する方向に前記中蓋6を貫通した孔と考えて良い。さらに前記中蓋6は、バンド長手方向両側に、前記係止ピン4が入る窓部6b、6bを有する。該窓部6b、6bは、前記中蓋6の上面に穿設され、前記中空部6aへと通じた切欠である。前記窓部6b、6bは図1の様に、前記係止ピン4が入りやすくするため、前記中蓋6の上面から側面に渡って形成しても良い。前記中空部6aには、プッシュボタン7、及びプッシュボタン8と、前記プッシュボタン7、及びプッシュボタン8を左右に押圧するバネ9とが内蔵係止される。
【0013】前記プッシュボタン7及び前記プッシュボタン8には、先端部両端に係止部7b、及び係止部8bをそれぞれ有しており、該係止部7b、及び係止部8bには各々案内面7a、及び案内面8aが形成されている。
【0014】さて、ここで、前記プッシュボタン7及び前記プッシュボタン8について、図7、図8、図9、図10を用いて詳述する。前記プッシュボタン7は、指で押圧して操作するためのボタン部7cと、該ボタン部7cに連なって板状に形成された軸部7dと、該軸部7dの先端部両端の側面に連なって各々形成され、前記ボタン部7cに向かって水平方向に突出した部分を有する鉤形状(あるいは、その断面が略逆L字型と言っても良い)の2つの前記係止部7bとより成る。一方、前記プッシュボタン8も同様に、ボタン部8c、軸部8d、前記ボタン部8cに向かって突出した鉤形状の前記係止部8bから構成される。ここで、前記プッシュボタン7及び前記プッシュボタン8を、図9に示される様に、前記プッシュボタン7の前記軸部7dの下面と、前記プッシュボタン8の前記軸部8dの上面とが、互いに向かい合う様に組み合わす。この時、図10の様に前記プッシュボタン7の前記軸部7dが、前記プッシュボタン8の両係止部8b、8bの間に配され、且つ、前記プッシュボタン8の前記軸部8dが、前記プッシュボタン7の両係止部7b、7bの間に配される様にする。すると、前記プッシュボタン7及び前記プッシュボタン8を水平に摺動させることにより、前記プッシュボタン7の前記係止部7bと、前記プッシュボタン8の前記係止部8bとで、前記係止ピン4の前記係止溝4bを狭持して係止する本発明における係止部分の構造が完成する。なお、図9、図10において、組み合わされた状態を判り易くするために、前記プッシュボタン7は破線で示した。
【0015】さらに、図7に示す様に、前記プッシュボタン7において、前記軸部7dの厚さL1は前記プッシュボタン7の総厚M1の半分以下になっているため、前記プッシュボタン7の下面側に凹部が形成されている。一方、図8に示す様に、前記プッシュボタン8においても同様に、前記軸部8dの厚さL2は前記プッシュボタン7の総厚M2の半分以下になっているものの、逆に前記プッシュボタン8の上面側に凹部が形成されている。また、前記総厚M1と前記総厚M2は同寸法である。すると、図9に示す様に、前述のごとく前記プッシュボタン7と前記プッシュボタン8とを上下に組み合わせても、前記プッシュボタン7と前記プッシュボタン8とが成す総厚Nは、前記プッシュボタン7(あるいは8)単体での総厚M1(あるいはM2)と等しくなり、組み合わせたことにより厚みが増えることはない(即ちM1=M2=N)。よって、前記プッシュボタン7と前記プッシュボタン8とが内蔵係止される前記中空部6aの内部の高さ寸法を小さく形成することが出来、ひいては、前記中蓋6を薄くすることが出来る。
【0016】図6において、9はコイルバネで、前記プッシュボタン7と前記プッシュボタン8との間に設置し、図6の様にコイルバネ9でも、図7の様に板曲げのバネ9aでも、又は他のバネであろうとも、前記プッシュボタン7と前記プッシュボタン8とを左右に押圧していれば良い。バネは1個でも3個以上でも良いことは言うまでもない。
【0017】前記プッシュボタン7と前記プッシュボタン8、及び前記バネ9の前記中空部6aへの内蔵係止方法は、図6の様に前記プッシュボタン7と前記プッシュボタン8にそれぞれ長穴7e、8eを設け、前記下板1の上面に立設されたピン1aに前記長穴7e、8eを挿入することにより前記下板1に係止しても良いし、図7の様に前記中空部6aの一部に前記プッシュボタン7のボタン部7cと前記プッシュボタン8のボタン部8c外側面各々に段部を形成することにより、径小部と径大部を設け、前記径大部より小さく、且つ、前記径小部より大きくなるように内側に突出した係止部6cを設ける事により前記径小部に前記係止部6cを係合させて係止すれば良い。又、他の方法内蔵係止しても良い事は言うまでもない。
【0018】上述の様に、前記中空部6aに内蔵係止された前記プッシュボタン7と前記プッシュボタン8は、前記コイルバネ9(あるいは板曲げバネ9a)の押圧力に抗し、前記中空部6a内を摺動するものであるが、通常、前記コイルバネ9(あるいは板曲げバネ9a)の押圧力のため、前記係止部7bと前記係止部8bとは、図7に示す様に互いに圧接し合っている。この時、一対の前記係止部7bと前記係止部8bとは、二対とも、一対の前記窓部6bの下方に臨める位置にあるものとする。また、前記プッシュボタン7と前記プッシュボタン8が操作出来る様に、前記ボタン部7c、及び前記ボタン部8cの少なくとも一部が前記中空部6aより外方へ突出している。
【0019】次に本発明による時計バンドの観音開き中留の着脱方法について説明する。装着するには、一方の前記表蓋3を中蓋6の上方より押圧し、前記表蓋3の下面の前記係止ピン4を前記窓部6cに遊挿する。すると、前記係止ピン4の下部の案内面4aと、前記プッシュボタン7、及び前記プッシュボタン8の案内面7a、及び案内面8aを当接させ、前記プッシュボタン7、及び前記プッシュボタン8の係止部7b、及び係止部8bを左右に後退させて開かせる。さらに前記表蓋3を押圧すると、前記係止部7b、及び前記係止部8bの水平方向に突出した部分が、前記係止ピン4の係止溝4bまで来た時に、前記係止部7b、及び前記係止部8bとは左右に前進して閉じ、図3の様に、前記係止ピン4が一対の前記係止部7bと前記係止部8bとの間に係合される。この様に一方の前記表蓋3を係止させた後に、他方の前記表蓋3を同様に操作する事により両方の前記表蓋3を係止出来る。ところで、他方の前記表蓋3を係止する時に、既に一方の前記表蓋3を係止している方の前記係止部7b、及び前記係止部8bも同時に左右に後退して開くが、前記係止ピン4の寸法は同一であり、係止が瞬時のために一方の前記表蓋3の係止が解除する様なことはない。係止を解除するには、前記プッシュボタン7の前記ボタン部7c、及び前記プッシュボタン8の前記ボタン部8cの両方を左右から押す事により前記係止部7b、及び前記係止部8bを左右に後退させて開かせれば、図5の様に前後両方の前記係止ピン4の前記係止溝4bの係止を同時に解除させる事が出来る。前記のプッシュボタン7、あるいは前記のプッシュボタン8の何方か一方を押圧しても、図4で明らかな様に前記係止部7b、あるいは前記係止部8bの何方か一方が、前記係止溝4bと係合しているので前記表蓋3は、双方共に、その係止が解除する事はない。
【発明の効果】上記のごとく本発明によれば、一方のプッシュボタンの操作のみでは係止が解除出来ず安全性の有り、且つ、プッシュボタンの操作のみで係止が解除出来、操作性の良い等の商品価値を高めることの出来るようにした時計バンドの観音開き中留の構造を提供できる。




 

 


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