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発明の名称 変圧器円板巻線
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平6−267762
公開日 平成6年(1994)9月22日
出願番号 特願平5−53583
出願日 平成5年(1993)3月15日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小川 勝男
発明者 横山 雅一
要約 目的
インターリーブコイル間の差電圧の大きな部位に於いて、衝撃電圧侵入時の差電圧を緩和し、衝撃電圧特性を高める。

構成
インターリーブコイルI,II間の巻線内径側付近の電線間の差電圧の大きな部位にシールド導体Sを少なくとも1ターン巻込んだ変圧器円板巻線。
特許請求の範囲
【請求項1】複数本の電線を2回路並列に巻回す円板巻線において、一方の電線のみで複数連続して巻回して成る円板コイルの巻回間に所定の電位差を与える1対のコイルの巻回を隔てた他方の電線による巻回をはさみ込み巻回して成る1対のインターリーブコイルを複数段重ねた巻線で、前記円板コイル間の直列静電容量が徐々に減少していく構成の巻線において、前記一対のインターリーブコイル間の巻線内径側付近の電線間の差電圧の大きな部位にシールド導体を少なくとも1ターン巻込んだことを特徴とする変圧器円板巻線。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は変圧器円板巻線に係り、特に、衝撃電圧侵入時に衝撃電圧特性が低下してしまうものに好適な変圧器に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の巻線は、特開昭52−131119号公報に記載されており、これに衝撃電圧特性を改良した円板巻線が開示されている。一般にインターリーブ巻線は、超高圧,大容量の変圧器になると、1コイル当りのターン数が減少し、かつ、個々の巻線の絶縁厚さも増加するので、必然的にコイル間の直列静電容量は減少し、衝撃電圧特性は悪くなる。これに対処するため、公知例では、コイル外側の2ターン間と離れたコイルの2ターン間を静電的に結合し、コイル内の隣接電線間又は、電線とシールド導体間を流れる衝撃電圧による充電電流の方向を逆にし、その間のインダクタンスをお互いに打ち消すようにしてコイル間に大きな直列静電容量を付加する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の場合、巻線全体の衝撃電圧特性は改善されるが、一対のインターリーブコイル間のターン数の差の大きな部位、即ち、差電圧が大きくなる部位について考慮されておらず、雷サージなどの衝撃電圧が侵入したとき、差電圧が大きくなり衝撃電圧特性が低下してしまう欠点がある。
【0004】本発明の目的は、一対のインターリーブコイル間の差電圧の大きい巻線に於いて、衝撃電圧侵入時の差電圧を緩和し、衝撃電圧特性を高めることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】一対のインターリーブコイル間の内径側付近の電線間の差電圧の大きい部位にシールド導体を少なくとも1ターン巻込んだことを特徴とする変圧器円板巻線。
【0006】
【作用】シールド導体と電線間及びシールド導体間の静電容量により、衝撃電圧侵入時の差電圧を緩和する。
【0007】
【実施例】図2が変圧器の内部構造図である。タンク106内に鉄心107があり、その鉄心107に巻線108が巻かれている。この巻線108は、図3の断面図の様な配置になっている。低圧巻線109が内側に、高圧巻線110が外側に配置され、鉄心107を中心に半径方向に巻かれている。この高圧巻線110を詳細に拡大したものが図1である。Uは端子点である。絶縁筒102の周りに高圧巻線110が巻かれている。円板コイル内の番号は電線の巻回数(ターン数)を示す。この番号順に負荷電流は流れる。電線は、円板コイル110Aを巻回し、内渡り部分103で隣接円板コイル110Bに移り、円板コイル110Bを巻回した後、外渡り部分105で接続され、円板コイル110Aに移り、巻込むように巻回した後、内渡り部分104により、円板コイル110Bに移り、巻込むように巻回し、一対のインターリーブコイルIを形成する。このインターリーブコイルは複数段配置される。この一対のインターリーブコイルIと隣接する一対のインターリーブコイルIIとの間の差電圧の大きな部位、即ち、円板コイル110Bの電線番号8と円板コイル110Cの電線番号41の間の差電圧を低減するため、円板コイル110Cの電線を内側より外側に向かって巻回の途中にシールド導体Sの端部を巻込み、そのシールド導体Sの他端を円板コイル110Bの電線を外側より内側に巻回の途中に挿入して巻込むようにしている。これにより、差電圧を低減し、衝撃電圧特性が向上する。
【0008】図4ないし図6は他の実施例であり、図6は図1の実施例より電線1本分内側にシールド導体を巻込んだ構成を示すもので、他の構造は同じである。
【0009】図5は、シールド導体の位置は図1の実施例と同様だが、接続方法が違う構造を示すもので、図6は図5と同様の接続方法で、シールド導体を図1の実施例より電線1本分内側に巻込んだ構造である。
【0010】いずれも効果は図1の実施例と同様であるが、図1と図5は製作工数の低減も考慮し、図4と図6は最大差電圧緩和を考慮している。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、一対のインターリーブコイル間の内径側付近の電線間の差電圧の大きい部位に巻回したシールド導体と電線間及びシールド導体とシールド導体間の静電容量により、衝撃電圧侵入時の衝撃電圧特性が向上する。




 

 


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