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発明の名称 チューナ回路
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平6−260893
公開日 平成6年(1994)9月16日
出願番号 特願平5−46277
出願日 平成5年(1993)3月8日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小川 勝男
発明者 田丸 謙二
要約 目的
VHF高周波増幅回路及びVHF局部発振回路のスイッチングダイオードによる駆動電圧の降下分を抑え、特性の良好な回路を提供すること。

構成
VHF帯はスイッチングダイオードのON,OFFで2つのバンドに分割しているが、VHF受信時にはVHF電源ラインに電圧を印加し、VHF高周波増幅回路及びVHF局部発振回路を駆動すると共にスイッチングダイオードに順方向バイアスを印加した状態となっている。比較的周波数の高いバンドを選択するときは、スイッチングダイオードのカソード側を0Vとし、スイッチングダイオードをON状態とする。比較的周波数の低いバンドを選択するときは、スイッチングダイオードのカソード側に少なくともVHF電源ラインの電圧よりも大きい電圧を印加し、スイッチングダイオードをOFF状態とする構成である。
特許請求の範囲
【請求項1】受信信号を入力し、VHF帯域内における所望の帯域を選択して出力するVHF入力可変同調回路と、該VHF入力可変同調回路から出力された信号を入力し、増幅して出力するVHF高周波増幅回路と、該VHF高周波増幅回路から出力された信号を入力し、所望の帯域を選択して出力するVHF段間複同調回路と、局部発振信号を出力するVHF局部発振回路と、前記VHF段間複同調回路から出力される信号と、前記VHF局部発振回路から出力される局部発振信号とを混合して、中間周波数信号を出力するミクサ回路と、所望のチャンネルを選択する選局PLL回路を少なくとも具備すると共に、前記VHF段間複同調回路とVHF局部発振回路には、それぞれ、スイッチングダイオードを有し、VHF帯域における比較的周波数の高い帯域を選択しようとする場合と比較的周波数の低い帯域を選択しようとする場合とで切替え得るチューナ回路において、前記選局PLL回路の第1のバンド出力電圧を常に前記VHF高周波増幅回路とVHF局部発振回路に含まれるトランジスタに前記スイッチングダイオードを介さない手段にて印加すると共に、該スイッチングダイオードのアノード側に前記第1のバンド出力電圧を印加し、前記選局PLL回路の第2のバンド出力電圧を前記スイッチングダイオードのカソード側に前記第1のバンド出力電圧よりも高い電圧を加える場合と該第2のバンド出力電圧を前記スイッチングダイオードのカソード側に前記第1のバンド出力電圧よりも低い電圧を加える場合で、前記スイッチングダイオードをON,OFFする事により周波数帯域の切替を行なう構成としたことを特徴とするチューナ回路。
【請求項2】受信信号を入力し、UHF帯域内における所望の帯域を選択して出力するUHF入力可変同調回路と、該UHF入力可変同調回路から出力された信号を入力し、増幅して出力するUHF高周波増幅回路と、該UHF高周波増幅回路から出力された信号を入力し、所望の帯域を選択して出力するUHF段間複同調回路と、局部発振信号を出力するUHF局部発振回路と、前記UHF段間複同調回路から出力される信号と、前記UHF局部発振回路から出力される局部発振信号とを混合して、中間周波数信号を出力するミクサ回路を少なくとも具備するチューナ回路において、前記UHF入力可変同調回路が動作している際、前記VHF入力可変同調回路における前記スイッチングダイオードに順方向または逆方向のバイアスをかけることを特徴とする請求項1記載のチューナ回路。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、TVあるいはCATV信号を受信するチューナ回路に関し、特にスイッチ動作によるトランジスタ駆動電圧の降下分を抑え、さらに、妨害特性の向上を図ったチューナ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】TV信号やCATV信号を受信するチューナ回路においては、例えば、特公平1−56567号公報に記載されているように、VHF段間複同調回路、VHF局部発振回路にスイッチングダイオードを設けているが、そのスイッチングダイオードを介してトランジスタに駆動電圧を印加している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、VHF段間複同調回路およびVHF局部発振回路に設けられているスイッチングダイオードによって、トランジスタに供給する駆動電圧が0.8V程度降下し、特に、低電圧にてチューナ回路を駆動する場合、トランジスタの特性に悪影響を及ぼす問題が起こる。
【0004】本発明は、トランジスタに供給する駆動電圧のスイッチングダイオードによる降下分を抑える事により、特性の良好な低電圧駆動用チューナ回路を供給する事を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、VHF段間複同調回路及びVHF局部発振回路に関し、スイッチングダイオードを介さないでトランジスタに駆動電圧を供給する構成としたもの。
【0006】
【作用】TV信号等を受信するチューナ回路において、VHF高周波増幅回路及びVHF局部発振回路に用いられているトランジスタに供給する駆動電圧がスイッチングダイオードによる0.8V程度の電圧降下分の悪影響を受けない事により、低電圧駆動用チューナにおける特性を良好とする。
【0007】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1により説明する。
【0008】図1は、本発明の第1の実施例としてのチューナ回路を示す回路図である。
【0009】図1において、1はUHF/VHF入力端子,2はIF出力端子,3はBAND電源電圧端子,4は同調電源電圧端子である。また、5はハイパスフィルタ,6はUHF入力可変同調回路,7はUHF高周波増幅回路,8はUHF段間複同調回路,9はVHF入力可変同調回路,10はVHF高周波増幅回路,11はVHF段間複同調回路,12はミクサ回路,13はUHF局部発振回路,14はVHF局部発振回路,15はIFフィルタ,16はIF増幅回路,17は選局PLL(Phased Looked Loop)回路である。
【0010】受信信号は、VHF/UHF共通の入力端子1より入力され、入力可変同調回路6,9でそれぞれ帯域選択後、高周波増幅回路7,10で増幅され、段間複同調回路8,11でさらに帯域選択されて、ミクサ回路12に入力される。ミクサ回路12では、VHFあるいはUHFの発振回路13,14から出力される信号と受信信号が混合されて、IF信号を出力する。IF信号は、IFフィルタ15を通り、さらに、IF増幅回路16で増幅され、IF出力端子2より出力される。なお、入力可変同調回路6,9及び段間複同調回路8,11は、選局PLL回路17より各々のバンドを設定するバンド電圧及び同調電圧を供給する事により帯域を選択する。また、局部発振回路13,14についても、選局PLL回路17よりバンド電圧及び同調電圧を供給する事により、局部発振周波数の設定を行なっている。
【0011】本実施例の回路動作について詳細に説明する。VHFローバンド受信時においては、選局PLL−IC 68のバンドデコーダ出力pin74はOFF状態、また、バンドデコーダ出力pin75はON状態となる。よって、抵抗内蔵PNPトランジスタ71及び抵抗内蔵NPNトランジスタ70はOFF状態となり、逆バイアス電圧ライン76は、同調電源電圧端子4に印加される電圧を抵抗48と59で分圧した少なくともBM電源電圧端子3に印加される電圧よりも高い電圧、あるいは抵抗48がない場合、同調電源電圧端子4に印加される電圧とほぼ同等の電圧となる。また、抵抗内蔵PNPトランジスタ72はON状態となる為、VHFバンド電圧ライン77には、BM電源電圧端子3に印加される電圧とほぼ同等の電圧が現われ、その電圧が、VHF高周波増幅回路10及びVHF局部発振回路14に用いられているトランジスタに供給される。
【0012】VHFバンド電圧ライン77の電圧と逆バイアス電圧ライン76の電圧を比較すると、逆バイアス電圧ライン76の電圧の方が高い為、VHF段間複同調回路及びVHF局部発振回路に用いられているスイッチングダイオード37,38,57はOFF状態となる。
【0013】VHFハイバンド受信時においては、選局PLL−IC 68ののバンドデコーダ出力pin74はON状態、また、バンドデコーダ出力pin75もON状態となる。よって、抵抗内蔵PNPトランジスタ71及び抵抗内蔵NPNトランジスタ70はON状態となり、逆バイアス電圧ライン76は、0Vとなる。また、抵抗内蔵PNPトランジスタ72はON状態となる為、VHFバンド電圧ライン77には、BM電源電圧端子3に印加される電圧とほぼ同等の電圧が現われ、その電圧が、VHF高周波増幅回路10及びVHF局部発振回路14に用いられているトランジスタに供給される。
【0014】VHFバンド電圧ライン77の電圧と逆バイアス電圧ライン76の電圧を比較すると、逆バイアス電圧ライン76の電圧の方が高い為、VHF段間複同調回路及びVHF局部発振回路に用いられているスイッチングダイオード37,38,57はON状態となる。
【0015】VHF段間複同調回路11は、可変容量ダイオード35,36,コイル31〜34,コンデンサ18〜22,スイッチングダイオード37,38,抵抗23〜30,から構成されている。VHFローバンド受信時には、スイッチングダイオード37,38,がOFF状態となる為、可変容量ダイオード35とコイル31,33からなる1次側の同調回路と可変容量ダイオード36とコイル32,34からなる2次側の同調回路が誘導結合して複同調回路を形成する。VHFハイバンド受信時には、スイッチングダイオード37,38,がON状態となる為、可変容量ダイオード35とコイル31からなる1次側の同調回路と可変容量ダイオード36とコイル32からなる2次側の同調回路が誘導結合して複同調回路を形成する。
【0016】VHF局部発振回路14は、トランジスタ58,可変容量ダイオード55,56,コイル53,54,コンデンサ39〜46,スイッチングダイオード57,抵抗47〜52から構成されている。VHFローバンド受信時には、スイッチングダイオード57がOFF状態となる為、可変容量ダイオード55,56,コンデンサ39,42,44,とコイル53,54からなる共振回路を含むクラップ発振回路にて局部発振周波数を設定している。VHFハイバンド受信時には、スイッチングダイオード57がON状態となる為、可変容量ダイオード55,56,コンデンサ42,44,とコイル53からなる共振回路を含むクラップ発振回路にて局部発振周波数を設定している。
【0017】選局PLL回路17は、PLL−IC 68,抵抗内蔵NPNトランジスタ70,抵抗内蔵PNPトランジスタ71〜73,トランジスタ69,水晶振動子78,コンデンサ62〜66,コイル67,抵抗59〜61より構成されており、抵抗内蔵トランジスタ72,73のコレクタより各バンドの電圧を出力し、トランジスタ69のコレクタより同調電圧を出力する。
【0018】図2は、図1のUHF入力可変同調回路6とVHF入力可変同調回路9を詳細に示した図であり、ここでは、UHF受信時における第2の実施例を示す。なお、図1で示した実施例と同様に作用するものについては、同一の符号が示してある。
【0019】UHF入力可変同調回路6は、抵抗100,コンデンサ101〜104,コイル105,106,可変容量ダイオード107より構成され、可変容量ダイオード107の容量を変化させて同調周波数を変化させている。
【0020】VHF入力可変同調回路9は、抵抗114〜117,コンデンサ108〜113,コイル118〜122,スイッチングダイオード123,可変容量ダイオード124より構成され、スイッチングダイオード123をON,OFFさせる事により、VHFローバンドあるいはVHFハイバンドに設定し、さらに、可変容量ダイオード124の容量を変化させて同調周波数を変化させている。
【0021】UHF受信時においては、UHFバンド電源ライン125の電圧とVHF逆バイアス電源ライン76の電圧は印加されるが、VHFバンド電源ライン77の電圧は印加されず、そして、同調電圧ラインの電圧が各設定されたチャンネルの周波数になるように制御される。ここで、VHF逆バイアス電源ライン76の電圧を印加するのは、OFF状態のスイッチングダイオード123に逆方向バイアスを与える事によって、強電界の妨害信号入力時にスイッチングダイオード123が歪をおこしUHF受信時においてビート妨害等の悪影響を及ぼすのを軽減するためである。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、VHF高周波増幅回路及びVHF局部発振回路に印加する駆動電圧のスイッチングダイオードによる降下分を抑えることにより、VHF高周波増幅回路及びVHF局部発振回路の特性を良好とする効果がある。




 

 


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