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発明の名称 燃料電池の運搬ケース
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平6−231795
公開日 平成6年(1994)8月19日
出願番号 特願平5−16130
出願日 平成5年(1993)2月3日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小川 勝男
発明者 巳鼻 健 / 吉田 正 / 大塚 馨象 / 加原 俊樹 / 高島 正
要約 目的
電池性能を劣化することなく、燃料電池を運搬するケースを提供する。

構成
燃料電池スタック3は、締め付け用ばね4で締め付けられ、そのまま運搬ケース本体1に収納され、運搬ケース蓋5を取付けられ、さらに吊り下げ具6を取付けられる。燃料電池スタックを入れた容器内は、不活性ガスボンベ2から供給される不活性ガスによってパージされる。
特許請求の範囲
【請求項1】燃料電池スタックを、ばねを持った締め付け装置で締め付ける構造を有し、その燃料電池スタックを、収納する容器内部を不活性ガスでパージでき、また温度コントロールを行なえる装置を有することを特徴とする燃料電池の運搬ケース。
【請求項2】請求項1において、それ自身に移動装置を有する燃料電池の運搬ケース。
【請求項3】請求項2において、移動動力を燃料電池本体から供給できる構造を有する燃料電池の運搬ケース。
【請求項4】請求項1において、燃料電池スタックを収納する容器の温度コントロールの熱源を、燃料電池の発電による熱から供給する構造を有する燃料電池運搬ケース。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は燃料電池の運搬ケースに係り、特に、運搬による燃料電池の変形,性能劣化を抑える運搬ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の燃料電池の運搬ケースは、電極面積900cm2〜3,600cm2 の1kW〜10kW級クラスの燃料電池用としたもので、電解質板等の割れを防止するために、燃料電池スタックを締め付けボルトで締め付け、また電解質の吸湿による電解質の劣化を防ぐために、スタックの周囲にシリカゲルをおいて除湿し、さらに、燃料電池全体にシートをかぶせ、木箱に詰め、常温でトラック等に積み込むものであった。
【0003】しかし、上記に示す方法では、電極面積が増大すると、締め付けボルトでは、十分な締め付け圧を得ることが困難となり、また大面積の電解質板では、周りにシリカゲルを設置しただけでは、内部まで十分に除湿することは難しく、さらに、長時間の運搬ではシリカゲルによる除湿には限界が生じる等の問題が考えられる。そして、これらの問題は、運搬後の電池性能に大きな影響を引き起こす原因となることが考えられる。
【0004】また、燃料電池の容量増大に伴い、その重量も増大してくるため、運搬ケースそのものにも強度が必要となる等の問題が生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、電池性能を劣化することなく、燃料電池を運搬するケースを提供するものであり、上記に示した従来技術の問題点を解決するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】大面積の電解質板等の割れを防止するため、ばねによる締め付け装置を有し、電解質の吸湿防止のため不活性ガスで運搬ケース内をパージできる構造を有するものとした。また容器内をその燃料電池の最適安定温度に保つ構造を有するものとした。
【0007】また、容器全体を強固なものとし、外部からの振動等の障害を低減できるようにした。さらに燃料電池本体を十分支えられるものとした。
【0008】
【作用】本発明によると、燃料電池の運搬による性能低下を無くすことができ、運搬前後で燃料電池の性能が変わることなく発電を行なえる。
【0009】
【実施例】図1と図2に本発明の一実施例を示す。図1は運搬ケース本体を示している。図1において、運搬ケース本体1は、燃料電池スタック本体を収納する容器内を不活性ガスでパージするための不活性ガスボンベ2を装備している。また、運搬ケース本体1は、燃料電池スタック本体を着脱できる装置も兼ねている。
【0010】図2は、燃料電池スタック本体を、運搬ケースに収納した場合の図面である。燃料電池スタック本体3は、スタック締め付け用ばね4で締め付けられ、運搬ケース1に収納される。さらに運搬ケース蓋5を被せ、吊り下げ具6を取付けられる。そして、燃料電池スタック本体の入った容器内は、不活性ガスボンベ2から供給される不活性ガスでパージされる。
【0011】また、他の実施例として、図1の運搬ケース本体1に移動装置を兼ね備えているもの。さらにその移動装置の動力を運搬する燃料電池から得られる様な構造を有する運搬ケース等がある。
【0012】また、他の実施例として、燃料電池スタックを収納する容器内の温度コントロールの熱源を、燃料電池の発電による発熱から供給できる構造を有する運搬ケース等がある。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、燃料電池をその性能低下を起こすことなく、遠距離地にでも運搬させることができる。




 

 


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