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発明の名称 塗布装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平6−231683
公開日 平成6年(1994)8月19日
出願番号 特願平5−19895
出願日 平成5年(1993)2月8日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小川 勝男
発明者 跡辺 隆
要約 目的
人手の削除、多サイズ対応によるスペース効率及び経済性の向上を図る。

構成
スプレーガン17をロボット4に取付け、かつスプレーカバー11A、11Bをチャックするスプレーカバーチャック手段をロボット4に取付け、更にロボット4の周辺に、スプレーガン17の先端を清掃するブラシ40及び洗浄タンク41と、ブラウン管1の品種毎の形状の各スプレーカバー11A、11Bを複数個づつストックするストッカ30A、30Bとを配設してなる。
特許請求の範囲
【請求項1】 所定形状のパターンを得るためのスプレーカバーをスプレーガンに配置して塗布する塗布装置において、スプレーガンをロボットに取付け、かつスプレーカバーをチャックするスプレーカバーチャック手段をロボットに取付け、更にロボットの周辺に、前記スプレーガンの先端を清掃するスプレーガン清掃手段と、塗布製品の品種毎の形状の各スプレーカバーを複数個づつストックするストッカとを配設したことを特徴とする塗布装置。
【請求項2】 請求項1記載の塗布装置において、ロボットの周辺に形状の異なるスプレーカバーをそれぞれ一時チャックしておくチャックホルダを配設したことを特徴とする塗布装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は所定形状に塗布するための塗布装置に係り、特にブラウン管のアノードボタン周辺にスプレーガンで絶縁液を円形状に塗布するに好適な塗布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スプレーガンで所定のパターン形状を得るためには、スプレーガンの前方にパターン形状に適合したスプレーカバーを配置し、このスプレーカバーの内側にスプレーしてスプレーカバーの内側形状を得ている。このスプレー方式は、スプレーカバーの内側の汚れ、スプレーガンの先端の汚れ及び詰まり等が発生するので、定期的に清掃することが必要である。
【0003】従来、前記した清掃は、人手で定期的に行っている。また塗布製品であるブラウン管の多サイズに対応するには、塗布径の違い及び塗布部分の曲率の2点の違いが発生する。そこで、塗布径の違いに対しては、ブラウン管のサイズに適するスプレーカバーを用いる必要があり、ブラウン管の曲率に対しては、綺麗な円形を得るためにスプレーカバーの位置移動が要求される。このため、従来は各サイズ毎の専用塗布装置を用いて対処している。なお、この種の装置として関連するものには、例えば特公昭51−23425号公報が挙げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、スプレーカバー及びスプレーガンの清掃を人手で行っており、清掃の自動化が課題となっていた。また塗布径の違い及び塗布部分の曲率の2点の違いに対処するには、製品のサイズ毎の専用塗布装置を用いる必要があるので、スペース効率が悪く、また経済性に劣るという問題があった。
【0005】本発明の目的は、人手の削除、多サイズ対応によるスペース効率及び経済性の向上が図れる塗布装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、所定形状のパターンを得るためのスプレーカバーをスプレーガンの前方に配置して塗布する塗布装置において、スプレーガンをロボットに取付け、かつスプレーカバーをチャックするスプレーカバーチャック手段をロボットに取付け、更にロボットの周辺に、前記スプレーガンの先端を清掃するスプレーガン清掃手段と、塗布製品の品種毎の形状の各スプレーカバーを複数個づつストックするストッカとを配設したことを特徴とする。
【0007】
【作用】ロボットを採用し、このロボットにはスプレーガン及びスプレーカバーチャック手段が取付けられている。またストッカには、サイズ毎の形状の各スプレーカバーが複数個づつストックされている。そこで、多サイズに対応する場合、塗布径の違いは、ロボットに取付けられたスプレーカバーチャック手段で該当するスプレーカバーをストッカよりチャックして行い、塗布部分の曲率の違いは、3次元の面移動が可能な多関節ロボットを採用することにより可能となる。またスプレーカバーが汚れた場合には、定期的にストッカ内の新しいスプレーカバーと交換する。またスプレーガンの汚れ、詰まり等は、ロボットの周辺に配設されたスプレーガン清掃手段で自動的に行うことができる。更にスプレーカバーを一時チャックするチャックホルダを配設しておくことにより、物流上混サイズでブラウン管が流れてきた場合でも、チャックホルダに一時チャックされているスプレーカバーの持ち替えで対応できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図8により説明する。図1及び図2に示すように、ブラウン管1は、パレット2上に搭載され、コンベヤ3で搬送される。コンベヤ3の側方には、ロボット4が配設されている。ロボット4の先端のブラケット5には、図2及び図3に示すようにベース板6が固定されており、ベース板6には、スプレーカバー保持板7が固定されている。スプレーカバー保持板7には、図3及び図4に示すように、チャック部8a、9aを有する一対の右レバー8と左レバー9とが固定されており、右レバー8と左レバー9の基部にはシリンダ10が固定され、このシリンダ10の作動部にはチャック部10aが固定されている。そこで、チャック部10aが引っ込んだ状態で、チャック部8a、9a、10aをスプレーカバー11A又は11Bの外側に位置させ、シリンダ10を作動させる。これにより、スプレーカバー11A又は11Bはチャック部10aで押されてチャック部8a、9aに押し付けられてチャックされる。
【0009】前記ベース板6には、ピストン15が固定されており、ピストン15の作動部15aには、スプレーガン取付け板16が揺動自在に取付けられている。スプレーガン取付け板16には、一端部にスプレーガン17が固定され、スプレーガン17は、スプレーガン取付け板16内に回転自在に支承された回転軸18によって回転するようになっている。またベース板6には支持板19が固定されており、支持板19には軸受20が固定され、軸受20には回転軸21が回転自在に支承されている。回転軸21には前記回転軸18にボールジョイントを介して連結され、また回転軸21には歯車22が固定されている。歯車22にはラック23が噛合しており、ラック23は支持板19に固定されたシリンダ24の作動部で作動させられるようになっている。従って、シリンダ24が作動すると、歯車22、回転軸21、18を介してスプレーガン17の先端部が回転する。
【0010】前記ロボット4の周辺には、図1に示すように、スプレーカバー11A、11Bをそれぞれストックするストッカ30A、30Bが配設され、ストッカ30A、30Bの近傍には、スプレーカバー11A、11Bを一時チャックするチャックホルダ31A、31Bが配設されている。チャックホルダ31A、31Bは、図5に示すように、同じ構造よりなり、シリンダ32により一対のハンド33、34が開閉してスプレーカバー11A、11Bをチャックするようになっている。
【0011】また前記ロボット4の周辺には、図1に示すように、スプレーガン17を清掃するブラシ40、洗浄する洗浄タンク41、スプレーガン17に供給する塗布液を収納した塗布液タンク42及び汚れたスプレーカバー11A、11Bを入れる水の入った桶43が配設されている。またブラシ40、洗浄タンク41、塗布液タンク42の周辺は、周辺ダクト44により常に雰囲気が吸い込まれ、汚れ防止及び安全性を図っている。前記洗浄タンク41には、図6に示すように、図示しない容器より洗浄液が供給されるホース45が接続されている。また洗浄タンク41の上面はシャッタ46で覆われており、シャッタ46はシリンダ47で開閉させられるようになっている。
【0012】次に作用について説明する。パレット2上に搭載されたブラウン管1は、コンベヤ3で搬送されて塗布ポジションで停止する。ロボット4は、ブラウン管1のサイズに応じたスプレーカバー11A又は11Bを選ぶために、右レバー8、左レバー9をストッカ30A又は30Bの上方に移動させた後に下降させる。これにより、スプレーカバー11A又は11Bは右レバー8、左レバー9、チャック部10a間に位置させられる。そこで、シリンダ10が作動してスプレーカバー11A又は11Bは、チャック部8a、9a、10aによってチャックされる。その後、チャック部8a、9a、10aにチャックされたスプレーカバー11A又は11Bがブラウン管1のアノードボタン1a近傍に位置するように移動させられる。その時、ブラウン管1の曲率に追従して一定距離までスプレーカバー11A又は11Bを移動させ、ブラウン管1のサイズ違いでも塗布円形1bが同じであれば、この曲率に対してのみの移動で図7(a)(b)のように対応する。
【0013】コンベヤ3上にサイズ違いのブラウン管1がランダムに流れてくる時は、塗布しないスプレーカバー11Bを、チャックホルダ31Bのハンド33、34をシリンダ32で閉じさせてチャックしておき、他方のスプレーカバー11Aをストッカ30Aより取り出して上記のような移動を行わせる。また連続で違うサイズのブラウン管1が流れてくると、現在、右レバー8、左レバー9のチャック部8a、9a及びチャック部10aでチャックしているスプレーカバー11Aを、チャックホルダ31Aのハンド33、34をシリンダ32で閉じさせてチャックさせ、待機しているチャックホルダ31Bのハンド33、34にチャックされているスプレーカバー11Bを取り出して行う。この動作は、ブラウン管1のサイズの流れに従って行われる。ブラウン管1のアノードボタン1a部に図7(a)(b)のようにスプレーカバー11A又は11Bが移動すると、シリンダ24が作動して前記したようにスプレーガン17が回る。そして、スプレーガン17が回りながら塗布液を塗布する。これにより、図8に示すように、ブラウン管1のアノードボタン1aの周囲に円形状の塗布1bが得られる。
【0014】前記した動作によってブラウン管1に順次塗布を繰り返すと、スプレーカバー11A、11Bの内面が汚れ、またスプレーガン17の先端も汚れ、詰まり等が発生する。そこで、スプレーカバー11A、11Bが汚れると、汚れたスプレーカバー11A、11Bは水の入った桶43に捨ててから、ストッカ30A、30B内の新しいスプレーカバー11A、11Bと交換する。スプレーガン17の先端は定期的にブラシ40で磨き、また液が固まると、洗浄タンク41にスプレーガン17を移動させ、シャッタ46をシリンダ47で開けてスプレーガン17の先端を洗浄液に浸して空吹きをし、汚れ、詰まり等を防止する。
【0015】このように、ロボット4を採用し、このロボット4にはスプレーガン17及びスプレーカバーチャック手段が取付けられている。またストッカ30A、30Bには、サイズ毎の形状の各スプレーカバー11A又は11Bが複数個づつストックされている。そこで、多サイズに対応する場合、塗布径の違いは、ロボット4に取付けられたスプレーカバーチャック手段で該当するスプレーカバー11A又は11Bをストッカ30A、30Bよりチャックして行い、塗布部分の曲率の違いは、3次元の面移動が可能な多関節ロボット4を採用することにより可能となる。またスプレーカバー11A又は11Bが汚れた場合には、定期的にストッカ30A、30B内の新しいスプレーカバー11A又は11Bと交換する。またスプレーガン17の汚れ、詰まり等は、ロボット4の周辺に配設されたスプレーガン清掃手段で自動的に行うことができる。更にスプレーカバー11A又は11Bを一時チャックするチャックホルダ31A、31Bを配設しておくことにより、物流上混サイズでブラウン管1が流れてきた場合でも、チャックホルダ31A、31Bに一時チャックされているスプレーカバー11A又は11Bの持ち替えで対応できる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、スプレーガンをロボットに取付け、かつスプレーカバーをチャックするスプレーカバーチャック手段をロボットに取付け、更にロボットの周辺に、前記スプレーガンの先端を清掃するスプレーガン清掃手段と、塗布製品の品種毎の形状の各スプレーカバーを複数個づつストックするストッカとを配設してなるので、人手の削除、多サイズ対応によるスペース効率及び経済性の向上が図れる。




 

 


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