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発明の名称 スプレ塗布方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平6−231681
公開日 平成6年(1994)8月19日
出願番号 特願平5−19892
出願日 平成5年(1993)2月8日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小川 勝男
発明者 栗林 幸男
要約 目的
スプレ塗膜の均一性の向上、設備コストの低減及び作業安全性の向上を可能とする。

構成
塗布ブース内の排風を常時排風で、かつスプレオン時15には排風量が少なく、スプレオフ時16には排風量が多くなるように切り替えて排風する。
特許請求の範囲
【請求項1】 パネル外表面に塗膜を形成するためのスプレ塗布工程において、塗布ブース内の排風を常時排風で、かつスプレオン時には排風量が少なく、スプレオフ時には排風量が多くなるように切り替えて排風することを特徴とするスプレ塗布方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はブラウン管のパネル外表面に帯電防止膜などの塗膜をスプレ手段によって形成するためのスプレ塗布方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ブラウン管のパネル外表面へのスプレ塗布は、スプレオン時は排風をオフとし、スプレオフ時は排風をオンにするオン・オフ切り替えによる間歇動作による方法と、スプレオン・オフに関係なく常時排風動作を行なう方法とが一般的に行なわれている。ところで、かかる本スプレ塗布においては、塗布液として有機溶剤を使用するので、安全面からの濃度低減と排風に伴う雰囲気の流れによりスプレパターンが乱れることを最小限に抑える必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、安全確保を可能とする排風はできる。しかし、前者の方法は、排風設備容量が大きくなり、塗布ブースを空調するための空調設備容量も含ませて大きくなることから設備コストが高価になる。またオン・オフ切り替え時に生ずる雰囲気の流れの急激な変化によってゴミ(液の乾燥物)付着等が生じて塗膜の不良原因が生じ易い。後者の方法は、スプレオン時における排風量が比較的多くなることから気流が乱れ、スプレパターンが不安定となる要因になり易い。
【0004】本発明の目的は、スプレ塗膜の均一性の向上、設備コストの低減及び作業安全性の向上を可能とするブラウン管へのスプレ塗布方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、ブラウン管のパネル外表面に帯電防止膜などを形成するためのスプレ塗布工程において、塗布ブース内の排風を常時排風で、かつスプレオン時には排風量を少なく、スプレオフ時には排風量を多くなるように切り替えて排風することを特徴とする。
【0006】
【作用】スプレオン時には、排風量が少ないので、スプレ中の気流変動が少なく、スプレパターンが乱れることがなく、塗膜の均一性が向上する。スプレオフ時には、排風量が多いので、塗布ブース内のクリーン化が促進される。また常時排風することにより、排風量の最大値を小さくでき、排風設備容量及び空調設備容量を小さくできるので、設備コストを低く抑えることができる。またスプレオフ時も排風することにより、スプレ中の溶剤濃度を低くできるので、安全性が向上し、更には排風量の変化幅が小さくなり、急激な気流変化によって生ずるゴミ付着等の塗膜不良要因のポテンシャルが減少し、歩留りが向上する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1及び図2により説明する。図2に示すように、塗布ブース1内には、ブラウン管2を保持したパレット3が位置決め載置されるワーク載置台4と、スプレガン5を有する塗布ロボット6が配設されている。塗布ブース1には、一方側面のエア入口部にフイルター7が設けられ、他方側面に排風通路8が設けられ、排風通路8の出口にはファン等よりなる排風設備9が設けられている。また塗布ブース1の外側は間仕切り室10となっており、間仕切り室10には、前記フイルター7部に向けて送風する吹き出し口11が設けられている。
【0008】そこで、空調されたエアを吹き出し口11より送風し、フイルター7を通して塗布ブース1内に供給する。ブラウン管2のパネル外表面への帯電防止膜又はノングレア膜を形成するためにスプレ液によって汚れた空気は、排風設備9により排風通路8を通して排風ダクト12に流れ、排風ダクト12より外部に排風する。これにより、塗布ブース1内の雰囲気条件(温度、湿度)が調節される。この雰囲気条件は、排風量によって左右され、排風量が多いとこの条件が変動し、スプレ塗膜品質も変動するので、条件変動を最小限にとどめるように排風量を調節するのが良い。
【0009】本実施例においては、図1に示すように、スプレオン時15とスプレオフ時16とでは、排風設備9により排風量を変化させて常時排風させる。即ち、スプレオン時15は排風量を相対的に少なくし、スプレオフ時16は排風量を相対的に多くする。この排風量の調節方法としては、排風設備9のモータ回転数をインバーターによる周波数制御により変化させることにより、又は排風ダクト12にダンパを取付け、このダンパの開度を調節することにより可能である。
【0010】このように、スプレオン時15には、排風量が少ないので、スプレ中の気流変動が少なく、スプレパターンが乱れることがなく、塗膜の均一性が向上する。スプレオフ時16には、排風量が多いので、塗布ブース1内のクリーン化が促進される。また常時排風することにより、従来の間歇排風に対し、排風量の最大値を小さくでき、排風設備容量及び空調設備容量を小さくできるので、設備コストを低く抑えることができる。またスプレオフ時16も排風することにより、スプレ中の溶剤濃度を低く(1%以下)できるので、安全性が向上し、更には排風量の変化幅が小さくなり、急激な気流変化によって生ずるゴミ付着等の塗膜不良要因のポテンシャルが減少し、歩留りが向上する。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、塗布ブース内の排風を常時排風で、かつスプレオン時には排風量を少なく、スプレオフ時には排風量を多くなるように切り替えて排風するので、スプレオン時には、排風量が少なくて気流変動が少なく、スプレパターンが乱れることがなく、塗膜の均一性が向上し、またスプレオフ時には、排風量が多くて塗布ブース内のクリーン化が促進され、また常時排風することにより、排風設備容量及び空調設備容量を小さくできて設備コストを低く抑えることができ、更にスプレ中の溶剤濃度を低くできて安全性が向上すると共に、排風量の変化幅が小さくなり、急激な気流変化によって生ずるゴミ付着等の塗膜不良要因のポテンシャルが減少し、歩留りが向上する。




 

 


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