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発明の名称 電子装置収納箱構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平6−164155
公開日 平成6年(1994)6月10日
出願番号 特願平4−329925
出願日 平成4年(1992)11月17日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】青木 輝夫
発明者 吉川 久之亟 / 丹治 順一 / 薄井 彬弘
要約 目的
構造簡単で、現地工事における作業性がよく、安価な壁掛け型電子装置収納箱構造を提供することである。

構成
壁面に着脱可能に掛けられるベース1と、このベース1に着脱可能に結合されて電子装置を収容したケース2と、ケース2に着脱可能に結合されてケース2を覆うカバー3とを備え、ベース1とケース2との結合手段を、少なくとも鈎4(係合突起部)を穴5(係合部)に挿入係合する構成とし、ベース1およびケース2にカバー3を結合する結合手段を、少なくともカバー3の一部をケース2に引っ掛ける構成にし、前記ベース1に取っ手1aを設けると共に、ベース1の下部に、ケース2の落下時にこのケース2を受ける下面部1B(受け部)を設けた構成である。
特許請求の範囲
【請求項1】 壁面に着脱可能に掛けられるベースと、このベースに着脱可能に結合されて電子装置を収容したケースと、ケースに着脱可能に結合されてケースを覆うカバーとを備え、ベースとケースとの結合手段を、少なくとも係合突起部を係合部に挿入係合する構成とし、ベースおよびケースにカバーを結合する結合手段を、少なくともカバーの一部をケースに引っ掛ける構成にし、前記ベースに取っ手を設けると共に、ベースの下部に、ケースの落下時にこのケースを受ける受け部を設けたことを特徴とする電子装置収納箱構造。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子装置を収納した箱を壁掛け用として用いる電子装置収納箱構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、家庭電化製品の普及発展に伴い、これらの機器を管理するに当り、その機器の最適運転、自動運転等を行うことにより快適な周囲環境を作ると同時に、省エネルギー、省力化等の経済効果を図る、また防犯上の警備等も図るため、コンピュータや通信回線を利用して管理するホームオートメーションシステムが益々採用されつつある。
【0003】電子装置収納箱は、このシステムの中にあって各種機器間の信号の授受を司る制御装置であるが、従来この種の公知例としては実開昭64−48076号公報に示される如く、引掛溝を有する壁掛金具に箱を引掛けてなる構造のものや、実開昭62−163987号公報における、筐体を上カバーと下カバーとに分割し、下カバーを壁に固定するもの、あるいは実開昭64−44672号公報に見られる如く筺体を直接壁に固定する構造のものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種の電子装置収納箱は、一平面上に他の種の機器と混在して据付られるためその大きさにも必然的に小型化が要求され、また現地での作業は通常一人作業で、高所作業でもあることから当然、その取扱い易さと安全性が要求されるが、前述の従来構造では壁面固定の際、筺体全体の重量を支持する構造とはなっておらず、作業時筺体落下とそれに伴う機器の破損等の危険があり、作業性、安全性等から問題があった。
【0005】本発明は上記の問題点を解消するものであり、その目的とするところは、構造簡単で、現地工事における作業性がよく、安価な壁掛け型電子装置収納箱構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するために、本発明は、壁面に着脱可能に掛けられるベースと、このベースに着脱可能に結合されて電子装置を収容したケースと、ケースに着脱可能に結合されてケースを覆うカバーとを備え、ベースとケースとの結合手段を、少なくとも係合突起部を係合部に挿入係合する構成とし、ベースおよびケースにカバーを結合する結合手段を、少なくともカバーの一部をケースに引っ掛ける構成にし、前記ベースに取っ手を設けると共に、ベースの下部に、ケースの落下時にこのケースを受ける受け部を設けたことを特徴とする。
【0007】
【作用】かかる構成により、まず現地で鉛直壁面に取付ける場合には、ベースを壁面に固定し、次に電子装置等を搭載したケースをベースに挿入して、係合突起部を係合部に係合させ、ベースの受け部に載せて、カバーの一部をケースに引掛るようにして取付ける。このように、ベースにケースを取付ける際、先ず、係合突起部に係合部を係合させ、電子装置を収納したケースの全重量をこの係合突起部とベースの受け部で支えるようにして、ケースに係合するようにしたカバーを取付ける。
【0008】また、現地工事作業においてベースとケースとの係合作業時、何らかの原因で、係合突起部と係合部との係合に失敗したような場合にはケースは落下し、内部の機器の破損を招く危険があるが、本発明によれば、ベースには受け部が形成してあるために、万一、ケースの落下に際しては受け部でケースを受け止めることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
【0010】(実施例1)図1は本発明に係わる電子装置収納箱構造の一実施例の分解状態の斜視図、図2は図1における矢印Cの方向から見た断面図を示す。
【0011】本発明に係わる電子装置収納箱構造は断面がL字形をしたベース1と、電子装置を収納するケース2と、カバー3とを備えている。
【0012】前記ベース1の上部両側には取っ手1aが設けあり、また、ベース1の面部1Aの上部の左右側には係合突起部である鈎4が、上部左側には底板固定用の突起部6がそれぞれ設けてある。この突起部6には固定用のネジ10が螺装される。また、ベース1の面部1Aの上部中央にはケーブルホール8が形成してある。さらに、ベース1の面部1Aの下縁部には受け部である下面部1Bが設けてあり、この下面部1Bの縁部には取付部1bが形成してある。
【0013】電子装置を収納するケース2は、電源トランス9、印刷基板20を収納しており、このケース2の面部2Aには、ベース1の鈎4と係合する係合部である穴5と、ベース1の突起部6と係合し固定される突起部7とが設けてある。また、ケース2の面部2Aの上部中央にはケーブルホール8aが形成してある。ケース2には下面部2Bが設けてあり、この下面部2Bの縁部には取付部2aが形成してある。
【0014】前記カバー3は面部3Aと上面部3Bおよび左、右面部3C、3Dを備えており、上面部3Bの縁部には曲げ部3aが形成してある。
【0015】前記ベース1における幅寸法(内法)A、高さ寸法(内法)Bはケース2の幅寸法(外法)A′、高さ寸法(外法)B′より僅かに大きくベース1の中にケース2が組込まれる寸法関係になっており、この組込要領としてはケース2を矢印13の方向からベース1側に移動させベース1の鈎4とケース2の穴5とを互いに係合させ、また、両突起部6,7も係合させた後、固定ネジ10で固定する。
【0016】また、前記カバー3の上面部3Bには曲げ部3aがあって、L字形の断面をしているが、下部は面部がなく、カバー3を矢印13の方向から被せ得るようになっている。
【0017】また、前記ベース1とケース2とが係合した際には取っ手1aの上縁とケース2の頭部は同一面になるよう係合される。また、ベース1と取っ手1aとの間には背面でδなる段差が設けられており、カバー3の上面部3Aの曲げ部3aはこのδなる段差部と係合するようになっている。
【0018】次に、上記のように構成された壁掛け型の電子装置収納箱の取扱い要領について述べる。
【0019】まず現地で鉛直壁面に取付けるにはベース1の取っ手1aを持った状態で固定ねじ11によりベース1を壁面に固定する。
【0020】次に電子装置の電源トランス9、印刷基板20等を搭載したケース2全体を矢印13の方向よりスライドさせながらベース1に挿入し、鈎4と穴5とを係合させ、L字形のベース1の下面部1Bに載せた後固定ねじ10により固定し、予めケーブルホール8,8aに通線してあるケーブル(図示せず)と機器の接続等の配線工事作業を行った後、カバー3を矢印13の方向よりスライドさせながらカバー3の曲げ部3aがベース1、ケース2の頭部の段差部に引掛るように取付けて固定ネジ12で取付部2aに固定する。
【0021】また現地工事作業においてベース1とケース2との係合作業時、何らかの原因で、鈎4と穴3との係合に失敗したような場合にはケース2は落下し、内部の機器の破損を招く危険があるが、本発明によれば、ベース1は断面がL字形をしており、万一、ケース2の落下に際しては下面部1Bでケース2を受け止める構造をしており、このためケース2の落下の危険がなく工事作業も安全で簡単になるし、落下による機器の破損の防止が図れる。
【0022】また、前記ベース1の両側に取っ手1aが設けてあり、ベース1の鉛直壁面への取付けに際して、その取扱いを容易にすると共に、この取っ手1aを片方の手に持った状態で取付作業ができる等、従来構造に比べ、安全性、作業性が良い。
【0023】また、前記カバー3は上方から僅かなストロークでスライドさせながら被せる構造であり、現地での作業は簡単で、周囲の保守ペースが小さくて済む等の利点がある。
【0024】また、強度を要求されるベース1を電子装置収納箱の構造の一部に取り入れたため、電子装置を収納するケース2そのものは薄板化、軽量化がはかれ、最重要部品である印刷基板20を収納した状態で、全体として軽量化となり、取扱い易い電子装置収納箱を提供できる。
【0025】(実施例2)図3は本発明の他の実施例を示すものであり、この実施例の電子装置収納箱は断面がL字形をして受け部である下面部14Bを有する壁取付用のベース14と、印刷基板等の電子装置20aを搭載するケース15と、カバー16とを備えている。
【0026】前記ベース14の面部14Aの上部左右側には係合突起部である鈎18が、下部左右側にはネジ21aを形成した固定用突起21がそれぞれ設けてある。
【0027】前記ケース15の面部15Aの左右には側面鉤状の係合部17aを有する側面部15B,15Cが設けてあり、また、ケース15の面部15Aの上部には前記ベース14の鈎18と係合する係合部である穴19が設けてある。さらに、ケース15の下面部15Dには前記固定用突起21と固定されるブラケット22が設けてあり、この下面部15Dの縁部には取付部15aが設けてある。ケース15の面部15Aの下部には長円穴15bが設けてある。
【0028】また前記カバー16は面部16Aと上面部16Bおよび左、右面部16C、16Dを備えており、左、右面部16C、16Dの裏面にはピン17が内側に突出した状態で設けてある。
【0029】つぎに、上記のように構成された壁掛け型の電子装置収納箱を鉛直壁面に取付けるに際しては、先ず、ベース14を壁面に取付けた後、電子装置20aを搭載したケース15を矢印23の如く移動して鈎18と穴19とを係合させ、下部の突起21を長円穴15bを貫通させてブラケット22に合わせ、固定ネジ10aで固定する。
【0030】その後、カバー16をカバー16の裏面に設けられたピン17をケース15の側面部15B,15Cの係合部17aに矢印24に示すように係合させた後、カバー16を取付部15aに固定ネジ12で定するものであり、前述の実施例と何ら機能、効果に変りはない。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、壁面に着脱可能に掛けられるベースと、このベースに着脱可能に結合されて電子装置を収容したケースと、ケースに着脱可能に結合されてケースを覆うカバーとを備え、ベースとケースとの結合手段を、少なくとも係合突起部を係合部に挿入係合する構成とし、ベースおよびケースにカバーを結合する結合手段を、少なくともカバーの一部をケースに引っ掛ける構成にし、前記ベースに取っ手を設けると共に、べースの下部に、ケースの落下時にこのケースを受ける受け部を設けたことを特徴とするものである。
【0032】したがって、まず現地で鉛直壁面に取付ける場合には、ベースを壁面に固定し、次に電子装置等を搭載したケースをベースに挿入して、係合突起部を係合部に係合させ、ベースの受け部に載せて、カバーの一部をケースに引掛るようにして取付けることができる。
【0033】このように、ベースにケースを取付ける際、先ず、係合突起部に係合部を係合させ、電子装置を収納したケースの全重量をこの係合突起部とベース下端で支えるようにして、ケースに係合するようにしたカバーを取付けることができる。
【0034】また、現地工事作業においてベースとケースとの係合作業時、何らかの原因で、係合突起部と係合部との係合に失敗したような場合にはケースは落下し、内部の機器の破損を招く危険があるが、本発明によれば、ベースには受け部が形成してあるために、万一、ケースの落下に際しては受け部でケースを受け止めることができて、このためケースの落下の危険がなく工事作業も安全で簡単になるし、落下による機器の破損の防止が図れる。
【0035】また、前記カバーは移動させながら被せる構造であり、現地での作業は簡単で、周囲の保守スペースが小さくて済む等の利点がある。
【0036】また、強度を要求されるベースを電子装置収納箱の構造の一部に取り入れたため、電子装置を収納するケースそのものは薄板化、軽量化がはかれ、最重要部品である印刷基板を収納した状態で、全体として軽量化となり、取扱い易い電子装置収納箱を提供できる。
【0037】また、前記ベースに取っ手が設けてあり、ベースの鉛直壁面への取付けに際して、その取扱いを容易にすると共に、この取っ手を片方の手に持った状態で取付け作業ができる等、従来構造に比べ、安全性、作業性が良い。




 

 


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