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発明の名称 高電圧分圧抵抗器
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平6−163221
公開日 平成6年(1994)6月10日
出願番号 特願平4−316779
出願日 平成4年(1992)11月26日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小川 勝男
発明者 小内 俊男
要約 目的


構成
抵抗器1とそれに並列に接続されるコンデンサーを抵抗器1の周りにコンデンサー電極となる金属箔と絶縁紙で作り油含浸して、抵抗器とコンデンサの並列回路を作る。
特許請求の範囲
【請求項1】抵抗器とコンデンサーを並列接続構成された高電圧分圧抵抗器に於いて並列接続するコンデンサーをコンデンサーの電極となる金属箔とそれらを絶縁するための絶縁紙,コンデンサーと抵抗器とを絶縁する絶縁紙を抵抗器の周りに巻き付け構成し、それらを絶縁処理したことを特徴とする高電圧分圧抵抗器。
【請求項2】請求項1において、ユニットを複数個直列に接続されたことを特徴とする高電圧分圧抵抗器。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】高電圧電源装置には出力電圧を安定化するために出力電圧を検出しその検出電圧が一定になるように負帰還を掛け安定化している。本発明は、その出力電圧を検出するために用いられるのが抵抗器であり電源の安定性を決める要因の一つになっているものに関する。
【0002】
【従来の技術】高電圧電源で出力電圧を検出する検出抵抗器は負荷側の原因で電源出力をアースに対して短絡状態になる場合がある。この時、電源内の電圧検出抵抗器に部分的に異常な電圧がかかる場合が多い。それは、電圧検出抵抗器が対アース電位に対して浮遊容量を持ち、この浮遊容量に蓄積された電圧が原因でこのような現象を起こす元になっている。これを解決するために抵抗器とコンデンサーを並列に接続し、それを複数個直列に接続して、電圧検出抵抗器を構成し、浮遊容量に蓄えられているエネルギーを負荷の異常時に並列に接続したコンデンサーでエネルギーを均一化し、抵抗器に異常な電圧が掛らないようにしている。例えば、参考文献として、「DEVELOPMENT OF A HIGH VOLTAGE UNIVERSAL DIVIDER」がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に高電圧を検出する検出抵抗器にコンデンサーを並列接続する場合、それぞれ個別の部品を用い、組み合わせ実装しているのが実情である。このため、高電圧を検出する検出部は大きくなってしまう。この弱点を無くする方法として、抵抗器の回りに絶縁紙と金属箔でコンデンサーを形成してしまえば、抵抗器とコンデンサーが小さく実装できる。
【0004】
【課題を解決するための手段】コンデンサーを作るときの巻心と抵抗器をその中にいれたとき絶縁機能を兼ねたパイプ状の絶縁体にコンデンサーの電極となる金属箔と絶縁紙をコンデンサが複数個直列に構成されるように所望の容量にあった長さに巻き、その両端電極より電極リード線を出しておき、並列に接続する抵抗器に絶縁紙を巻き、前記パイプ状に作ったコンデンサーの芯部分にいれ抵抗器リード線とコンデンサーリード線を接続すれば、一つの抵抗器とコンデンサーが並列接続されたものができる。このようにできたものを複数個直列接続し、所望の分圧器ができる。
【0005】
【作用】パイプ状の絶縁筒に巻いた絶縁紙とコンデンサーの電極となる金属箔がコンデンサーを構成し、そのパイプ状になったコンデンサーのパイプの芯部分に抵抗器を入れ、コンデンサー,抵抗器のリード線を接続すれば、個別部品のコンデンサーと抵抗器を互いに絶縁し、並列に接続したものと同じ作用し、また、抵抗器の回りに巻き付けるようにコンデンサーを構成しているので実装面で占積効率が上がり小形にできる。
【0006】
【実施例】図1,図2にコンデンサー2直列構成の実施例を示す。図に示す如く、抵抗器1に絶縁紙4aを巻き、その外側にコンデンサーを作る時の巻心と絶縁を兼ねた絶縁パイプが、そしてコンデンサーを構成する金属箔2a,2b,2c及び絶縁紙4b,4cが電極箔2a,2b,2cを絶縁するように4b,4cで挾むように同じに巻き付けられている。両端のコンデンサー電極2a,2bはそれぞれ電極リード線5a,5bで取り出し、抵抗器1のリード端子にそれぞれ接続されている。このように構成したものの等価回路は図3に示すように表される。コンデンサー6,7は電極箔2aと2cと2bが互いに対面している部分で作られる。以上のように作られたコンデンサーと抵抗器が並列に接続されたもの10を複数本直列に絶縁板11の上に取り付けたもの20を図4に示す。図4には直列構成が4個の場合の例を示す。この20を更に絶縁紙で包絶縁、油浸コンデンサーを作るように油含浸し、図3のような両端に電極22を備えた絶縁物で出来た容器21に封入し両端リード線を電極22に接続すれば高電圧分圧抵抗器になる。また、絶縁油の代わりに絶縁ガスを使用する場合は、絶縁紙の代わりにポリプロピレンフィルムの様な高分子化合物フィルムを用い絶縁ガスにはSF6 等を充填すれば、乾式形の高電圧分圧器もできる。
【0007】以上述べたように、抵抗器1の回りに並列接続するコンデンサーを構成すれば、抵抗器及びコンデンサーの個別部品を絶縁紙等で包並列になるように接続、それを更に複数個直列に絶縁板等に取り付ける方法に比べ、実装効率が上がり装置が小形化される。抵抗器はコンデンサーの電極で完全に包まれるため対地に対する浮遊容量が極めて小さくなる。又コンデンサー電極と抵抗器間の電位傾度もそれぞれで分圧しているため電位傾度も大きくならず電位も揃ってくる。このため、印加されている電圧が急変しても、浮遊容量による影響が小さくなり抵抗器の局所に異常電圧が印加されることもなくなり部品が破損することもなくなる。
【0008】
【発明の効果】
(1) 抵抗器に並列に接続するコンデンサーを抵抗器の周りに作ってしまうので構造が単純で、かつ、実装効率が上がり、小形化される。
【0009】(2) 抵抗器の周りをコンデンサー電極が包むように配置されるため、対地との浮遊容量を極限まで小さくできる。




 

 


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