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陰極線管電子銃製造方法 - 株式会社日立製作所
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発明の名称 陰極線管電子銃製造方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平6−103889
公開日 平成6年(1994)4月15日
出願番号 特願平4−250965
出願日 平成4年(1992)9月21日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小川 勝男
発明者 小宮 寿文 / 小泉 幸生
要約 目的
作業性良好で歩留が向上し、絶縁支持棒による電極支持が常に強固に行われる陰極線管の電子銃製造方法を提供することにある。

構成
組立治具上で各電極が正しい相対位置に保持された状態の各電極支持子に軟化させた絶縁支持棒を圧入するための支持棒圧入治具の、絶縁支持棒載置台上における絶縁支持棒の位置決めを、圧着時に鉛直上方となる陰極に近い電子銃支持部側を基準にして行うことにした。
特許請求の範囲
【請求項1】主レンズ部、プリフォーカス部、電子銃支持部を有する陰極線管電子銃の各電極を、電子ビーム通過孔が大きい電極ほど下にして、各電極間にそれぞれ特定のスペーサを挿入しながら、電子ビーム通過孔をほぼ鉛直に保持した組立治具の芯合わせ用マンドレルに係合させて各電極の相対位置を正しく位置決めし、こうして正しく配設された各電極からそれぞれ外部同一方向へ突出している支持子に、あらかじめ治具の載置台上で加熱して十分軟化させてある1対のガラス製絶縁支持棒を支持棒圧着治具により圧着させて各電極の支持子端部を軟化している絶縁支持棒中に食い込ませ、ガラスが冷却固化した後は、マンドレル等を備えた組立治具を取外しても、絶縁支持棒が各電極を正しい相対位置で支持するようにした陰極線管電子銃製造方法において、支持棒圧着治具の載置台上における絶縁支持棒の位置決めを、圧着時に鉛直上方となる陰極に近い電子銃支持部側を基準にして行うようにしたことを特徴とする陰極線管電子銃製造方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、作業性良好で歩留が向上し、しかも、絶縁支持棒による電極支持が強固に行われるようにした陰極線管電子銃製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にカラー受像管などの陰極線管は、バルブのパネル内面に螢光面が形成され、バルブ後部のネック管内に配設された電子銃から放出される電子ビームを、バルブのファンネルのネックとの接続部に近い外側に装着した偏向ヨークにより偏向させて螢光面上を走査させることにより、螢光面上に画像を表示させるようになっている。
【0003】陰極線管の電子銃は、通常、電子ビームを放出する陰極と、この陰極から螢光面方向へ順次同軸に配列された複数個のグリッド電極からなる。特にカラー陰極線管では、夫々各原色専用に3本の電子ビームを射出する電子銃が用いられる。同一水平面上を通る3電子ビームを使用するインライン型カラー陰極線管では、一列配置の3個の陰極と、これらの陰極からの3電子ビームが通過する夫々3個の電子ビーム通過孔を有する複数個のグリッドからなるインライン型電子銃が使用されている。
【0004】このインライン型電子銃の組立には、図3に示す電子銃組立治具が使用されている。図4には、第1グリッド(G1)〜第6グリッド(G6)を備えたユニ・バイポテンシャル形電子銃を、図3に示した電子銃組立治具を用いて、各電極をそれぞれ正しい相対位置に保持した状態が示してある。治具は、下基準台8(図3参照)の上に着脱自在に立てて設けられた一列配置の3個の段付き柱状のグリッド位置規制子(芯合わせマンドレル)9と、下基準台8とガイドロッドで着脱自在に係合する上基準台10と、この上基準台10にグリッド位置規制子9と同軸かつ軸方向に移動自由に取付けられた3個の電子銃支持子の位置規制子11を備えている。
【0005】この電子銃組立治具による電子銃の組立は、下基準台8に立てて設けられた3個のグリッド位置規制子9に、順次、電極に設けた電子ビーム通過孔の大きいものほど鉛直下方にして、第6グリッドG6〜第1グリッドG1と、それらの軸方向間隔を規定するスペーサ12f〜12aを挿通保持させる。一方、電子銃支持子の位置規制子11に電子銃支持子13を取付け、上基準台10と下基準台8を係合させ、上基準台10に装着された圧縮バネにより、上基準台10と各電極(G6)〜(G1)とスペーサ(12f)〜(12a)を密着させる。
【0006】その後、従来型の支持棒圧入治具の載置台に、図2に示すように下側(第6グリッド側)を基準にして載置した1対のガラス製絶縁支持棒1を加熱して軟化させた状態にあるものを、電子銃組立治具に、図4に示すように、図示の状態では各電極の支持子を前方と後方に向けて突出させた状態で、装着保持されている各電極に圧着して、各電極の支持子を軟化しているガラス製の絶縁支持棒に食い込ませる。ガラスが冷却して固化すれば、各グリッド(G1)〜(G6)それぞれの支持子と電子銃支持子13が絶縁支持棒1に植え込まれて強固に支持される。絶縁支持棒1が冷却固化したのち、上基準台10を下基準台8から分離する。さらに、絶縁支持棒1によって一体に固定された各グリッド(G1)〜(G6)、電子銃支持子13からグリッド位置規制子9及びスペーサ(12a)〜(12f)を抜き取る。
【0007】この工程の後、図5に片側を断面にして示してある電極組立品の絶縁支持棒1から出ている第1グリッド舌片部(14a)〜(14c)に3個のカソード構体を溶接する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術で製造した電子銃は、電子銃組立治具および支持棒圧入治具の双方で部材の位置決めの基準を第6グリッド(最終電極)側に選んでいる。しかし、こうして電子銃を製造した場合、絶縁支持棒の長さにバラツキがあると、上記のように最後にカソード構体を溶接して取付ける作業が極めてやり難くなる場合があったり、電子銃支持子が絶縁支持棒に植設される埋め込み部分で、ガラス内埋め込み不足でガタ不良が発生する場合があるなどの問題が生じていた。
【0009】本発明は、上記従来の問題を解決し、絶縁支持棒に高度の寸法精度を要求することなく、絶縁支持棒への埋め込み部分で埋め込み不足の不良を発生しないようにし、しかもカソード構体の溶接を裕度をもって行えるようにした電子銃の製造方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために本発明においては、支持棒圧入治具における絶縁支持棒の位置決めを、従来とは逆に、圧入時に鉛直上方となる陰極に近い電子銃支持子側を基準にして行うようにした。具体的には、従来の支持棒圧入治具では、絶縁支持棒を加熱軟化させる際に設置するビードベース(載置台)には、下端に重力で絶縁支持棒が下方へずれ落ちて行くのを防ぐ簡単なストッパを設け、それが組立後の絶縁支持棒の位置を決めていたのに対し、本発明の支持棒圧入治具では、ビードベースの上側(電子銃支持子側)に位置規制子を設け、下側(第6グリッド側)に、絶縁支持棒の上端部を上記位置規制子に押し付けるように絶縁支持棒をビードベース上で下方から弾性部材により押し上げる作用をする位置ずれ防止ストッパを設けた。
【0011】電子銃組立治具の場合は、鉛直下方の側の第6グリッドの電子ビーム通過孔が孔径が最も大きく、これらのグリッドの孔の中に各グリッドの孔の芯合わせをするためにマンドレルを通すとすれば、従来通り上記のようにせざるを得ないが、支持棒圧入治具の場合は、絶縁支持棒自体にはどちらの端部を基準に選ばなければ不具合となると言うような事情はない。
【0012】
【作用】上記のような手段を採れば、絶縁支持棒上端の電子銃支持子に対する相対位置は治具によって正確に決められ、絶縁支持棒の長さに多少のバラツキがあっても、電子銃支持子の絶縁支持棒への食い込み状態や、カソード構体溶接作業時の裕度などに関して問題のある製品は生じなくなる【0013】
【実施例】図1は本発明の要部である支持棒圧入治具のビードベース近傍を示す図である。絶縁支持棒1を載置するビードベース2は、図示してないガラス加熱用ガスバーナの火口に対向して配置されるようになっている。ビードベース2は図示してない駆動機構により、図示の傾斜姿勢からほぼ鉛直な姿勢にまで回転させられるビーディングアーム3に固定されている。
【0014】このビードベース2は、上側に設けた位置規制子5と、下側に設けたストッパ4を有している。ストッパ4はビーディングアーム3に回転軸によって取付けられ、その他端を伸長バネ6で引っ張られるているので、ビードベース2上の絶縁支持棒1を、その上端が位置規制子5に押し付けられるまで押し上げる。
【0015】電子銃組立治具と支持棒圧入治具とは、それぞれ、電子銃組立装置の部材として、相対位置を正確に位置決めされている。支持棒圧入治具の位置規制子5の位置を、電子銃の仕様に合わせて正しく調整しておけば、絶縁支持棒の製造ロット変動などによって長さのバラツキが多少あっても、電子銃支持子の絶縁支持棒ガラスへの食い込み状態やカソード構体溶接作業時の裕度が安定する。
【0016】
【発明の効果】絶縁支持棒の電極組立に対する相対位置が各製品で一様に正しく好ましい状態に定められ、歩留が向上し原価が低減する。




 

 


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