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発明の名称 ブラウン管の検出装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平6−89665
公開日 平成6年(1994)3月29日
出願番号 特願平4−240345
出願日 平成4年(1992)9月9日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小川 勝男
発明者 栗林 幸男
要約 目的
自動的に導電テープ貼りミスによる仕様違いを検出し、不良ブラウン管の次工程への流出防止及び異品種の同時着工を可能とする。

構成
ブラウン管1に貼り付けられたバーコード3を判読してブラウン管1の品種を検出するバーコードリーダ6と、ブラウン管1のパネル面に形成された導電膜と補強金具2とを接続する導電テープ4の有無を検出する導電テープ検出器7、8と、バーコードリーダ6によって判読した品種仕様信号と導電テープ検出器7、8による導電テープ4の有無の信号とによって合否判定する合否判定回路を備えている。
特許請求の範囲
【請求項1】 ブラウン管の品種を検出する品種検出器と、ブラウン管のパネル面に形成された導電膜と補強金具とを接続する導電テープの有無を検出する導電テープ検出器と、前記品種検出器によって判読した品種仕様信号と前記導電テープ検出器による導電テープの有無の信号とによって合否判定する合否判定手段とを備えたことを特徴とするブラウン管の検出装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブラウン管のパネル面に塗膜を形成する工程における品種及び仕様を検出するブラウン管の検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ブラウン管のパネル面には、シリカよりなるノングレア膜または帯電防止用の導電膜等の塗膜が形成される。また前記導電膜を形成するブラウン管においては、塗膜の焼成後、導電膜と補強金具とを導電テープで接続して導電膜のアースを採っている。なお、導電テープは、導電部と絶縁部を貼り合わせた構造よりなり、導電部側をブラウン管に貼り付けている。
【0003】このように、導電膜を形成したブラウン管は導電テープ使用で、単なるノングレア膜を形成したブラウン管は導電テープが不要である。そこで、多品種同時生産時においては、品種混入及び仕様違いを検出することが必要となる。従来、仕様違いは導電テープの有無を目視検査で行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術における導電テープの有無の目視検査では、同一品種を着工した場合においては、導電テープの貼り違いは防止できる。しかし、ノングレア膜付ブラウン管と導電膜付ブラウン管とを同時着工した場合、両方のブラウン管が交互に流れてくることから判読ミスを生じ、導電膜付ブラウン管に導電テープなし等の仕様違いが次工程に流れ込むという問題点があった。
【0005】ところで、導電テープの果たす役割は重要である。例えば、導電膜付ブラウン管に導電テープがないと、パネル面上に塗布された導電膜の電圧が補強金具にアースとしてリークできないことから浮いてしまい、高圧が印加された状態となり、顧客での感電事故等の重大事故になる。それゆえ、1個でもこのようなミスがないように、製造時及び次工程に流れないための不良検出に対して配慮する必要性がある。
【0006】本発明の目的は、自動的に導電テープ貼りミスによる仕様違いを検出し、不良ブラウン管の次工程への流出防止及び異品種の同時着工が可能なブラウン管の検出装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、ブラウン管の品種を検出する品種検出器と、ブラウン管のパネル面に形成された導電膜と補強金具とを接続する導電テープの有無を検出する導電テープ検出器と、前記品種検出器によって判読した品種仕様信号と前記導電テープ検出器による導電テープの有無の信号とによって合否判定する合否判定手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
【作用】まず品種検出器によってブラウン管の品種を検出する。次に導電テープ検出器によって導電テープの有無を検出する。そこで、品種検出器による品種検出結果と導電テープ検出器による導電テープ有無の検出結果により、合否判定手段は合否判定する。即ち、導電テープ有り仕様の品種の場合には、導電テープ有りを検出した時に合格と判定し、導電テープなし仕様の品種の場合には、導電テープなしを検出した時に合格と判定する。そこで、不良品を除外することにより次工程への流出を防止できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図2により説明する。図1に示すように、ブラウン管1には、パネル側面に補強金具2が取り付けられ、ファンネル部にブラウン管1の品種を表示したバーコード3が貼り付けられている。またブラウン管1のパネル面に帯電防止用の導電膜が形成されている場合には、該導電膜と前記補強金具2を導通させるために導電テープ4が2個(図には図示の都合上1個のみ図示)貼り付けられている。検査装置の作業台は、ブラウン管1のファンネル部を支持する支持部5と、バーコード3に対向した位置に配設されたバーコードリーダ6及び導電テープ4に対向した位置に配設された2個の導電テープ検出器7、8を支持する支持部9を有している。導電テープ検出器7、8は、それぞれ2個の測定子7a、7b及び8a、8bと、この測定子7a、7b及び8a、8bを前後動させるシリンダ7c、8cとを有している。
【0010】図2に示すように、バーコードリーダ6は3個のスイッチS1、S2、S3を有する連動スイッチ10に接続されている。ここで、連動スイッチ10は、図2(a)に示すように、スイッチS1、S2がオンの時はスイッチS3はオフに、図2(b)に示すように、スイッチS1、S2がオフの時はスイッチS3はオンになるように構成されている。なお、図2(a)は導電テープ4を有する品種の合否判定の場合を示し、図2(b)は導電テープ4がない品種の合否判定の場合を示す。スイッチS1の一方の端子及び測定子7aは電源11に接続された一方の接続線12に接続され、スイッチS2、S3の一方の端子は測定子7bに接続されている。スイッチS1、S3の他方の端子は測定子8aに接続され、スイッチS2の他方の端子は接続線13により測定子8bに接続されると共に、リレー14に接続されている。またリレー14は接続線15によって電源11の他方に接続されている。また前記バーコードリーダ6と前記リレー14は合否判定回路16に接続されている。
【0011】次に作用について説明する。なお、合否判定回路16は、バーコードリーダ6が導電テープ有りの品種を検出した場合に、リレー14がオフの時に合格と判定し、導電テープなしの品種の場合にはリレー14がオンの時に合格と判定するようになっている。ブラウン管1が支持部5の所定位置に載置されると、バーコードリーダ6によって品種が識別される。
【0012】この識別された品種が導電テープ有りの品種であると、バーコードリーダ6の信号によって連動スイッチ10が図2(a)のように作動させられ、スイッチS1、S2はオン、スイッチS3はオフとなる。次にシリンダ7c、8cが駆動され、測定子7a、7b及び8a、8bは前進してブラウン管1の導電テープ4又は補強金具2に当接する。測定子7a、7b及び8a、8bに対応した位置に導電テープ4が有る場合には、測定子7aと7b及び8aと8bは導電テープ4の絶縁部によって非導通状態にあるので、接続線12と接続線13はオープン状態にあり、リレー14には電流は流れない。そこで、バーコードリーダ6による導電テープ有りの品種信号とリレー14のオフ信号との条件により、合否判定回路16は合格と判定する。
【0013】もし、測定子7a、7bに対応した位置に導電テープ4がないと、測定子7a、7bは補強金具2に接触して導通状態となるので、測定子7a、7b及びスイッチS2を通ってリレー14に電流が流れ、リレー14はオンとなる。そこで、バーコードリーダ6による導電テープ有りの品種信号とリレー14のオン信号との条件により、合否判定回路16は不合格と判定する。測定子8a、8bに対応した位置に導電テープ4がない場合も同様に、スイッチS1及び測定子8a、8bを通ってリレー14に電流が流れて不合格と判定される。測定子7a、7b及び8a、8bの両方に対応した位置に導電テープ4がない場合も同様に、リレー14に電流が流れて不合格と判定される。即ち、測定子7a、7b及び8a、8bに対応した両方の位置に導電テープ4が有る時のみ合格と判定される。
【0014】またバーコードリーダ6によって識別された品種が導電テープなしの品種であると、バーコードリーダ6の信号によって連動スイッチ10が図2(b)のように作動させられ、スイッチS1、S2はオフ、スイッチS3はオンとなる。次にシリンダ7c、8cが駆動され、測定子7a、7b及び8a、8bは前進してブラウン管1の導電テープ4又は補強金具2に当接する。測定子7a、7b及び8a、8bに対応した位置に導電テープ4がない場合には、測定子7aと7b及び8aと8bは補強金具2に接触して導通状態となり、またスイッチS3はオンであるので、接続線12と接続線13はクローズ状態となり、リレー14に電流が流れる。そこで、バーコードリーダ6による導電テープなしの品種信号とリレー14のオン信号との条件により、合否判定回路16は合格と判定する。
【0015】しかし、測定子7a、7bに対応した位置に導電テープ4が有る場合には、測定子7a、7b間は非導通状態となるので、測定子8a、8bに対応した位置に導電テープ4が有るか否かに係わらず接続線12と接続線13はオープン状態にあり、リレー14には電流が流れない。そこで、バーコードリーダ6による導電テープなしの品種信号とリレー14のオフ信号との条件により、合否判定回路16は不合格と判定する。測定子8a、8bに対応した位置に非導通が有る場合も同様に、測定子8a、8b間は非導通状態となるので、測定子7a、7bに対応した位置に導電テープ4が有るか否かに係わらず接続線12と接続線13はオープン状態にあり、リレー14には電流が流れなく、不合格と判定される。測定子7a、7b及び8a、8bの両方に対応した位置に導電テープ4が有る場合も同様に、リレー14に合格が流れないので、不合格と判定される。即ち、測定子7a、7b及び8a、8bに対応した両方の位置に導電テープ4がない時のみ合格となる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、自動的に導電テープ貼りミスによる仕様違いを検出できるので、不良ブラウン管の次工程への流出防止及び異品種の同時着工が可能であり、品質及び生産効率の向上が図れる。




 

 


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