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発明の名称 冷却液封止構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平6−89656
公開日 平成6年(1994)3月29日
出願番号 特願平4−238028
出願日 平成4年(1992)9月7日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小川 勝男
発明者 小倉 直之 / 中川 一成
要約 目的
本発明は、冷却液の封止構造に関し、冷却液封止時のパッキンの破損を防止し、封止効果を低下させることなく冷却液への異物混入を防ぎ、冷却液の光学性能を劣化させない冷却液封止構造を提供することを目的とする。

構成
ハウジング3に施された冷却液注入孔2は、ネジ部2aと非ネジ部2bから成り、両者間に段差部2cを形成している。この段差部2cにパッキン7をネジ6によりワッシャ8を介しハウジング3に圧接し、冷却液1をハウジング3に封止する。
特許請求の範囲
【請求項1】冷却液を注入するための注入孔が施された中空のハウジングにブラウン管等の画像表示器とプラスチックレンズとを接合し、この三者で形成されるハウジング内空間に冷却液が充填されているレンズ−CRT接合ブロックにおいて、ハウジング内の冷却液注入孔は、冷却液を所定量注入後、ネジとパッキンにより封止され、注入孔はネジ部と非ネジ部とに段差を設け、段差部にパッキンをネジによってワッシャ等を介しハウジングに圧接することを特徴とした冷却液封止構造。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レンズ−CRT接合ブロックにおいて、冷却液封止構造に関し、封止効果を低下させることなく、冷却液への異物混入を防止し冷却液の光学性能を劣化させない冷却液封止構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、冷却液の封止構造は、実用新案平2−41979に記載されているように、ハウジングの冷却液注入孔から冷却液を所定量注入後、ネジ部が冷却液と接した状態で、注入孔外端に組まれたパッキンをネジ頭部でハウジングに圧接するのがもっとも一般的に用いられる冷却液封止構造である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の冷却液の封止構造は、前記したごとく、ネジおよび注入孔のネジ部が冷却液に接した状態で注入孔外端に組み込まれたパッキンをネジ頭部でハウジングに圧接するのが一般的な封止構造であるが、ネジおよび注入孔のネジ部が冷却液に接していることから、両者の摩擦等によって生ずる金属屑などの異物が冷却液内に侵入してしまう。その結果、冷却液内に混入した異物により著しく冷却液の光学性能を劣化させる。
【0004】また、パッキンを直接ネジ頭部でハウジングに圧接させるため、パッキンに過大な、ねじりトルクがかかっってしまう。その結果、パッキンは破損し、封止効果を著しく低下させてしまうという問題があった。
【0005】本発明は、上記した問題を解決すべく、パッキンの破損を防止し、封止効果を低下させることなく冷却液への異物混入を防ぎ、冷却液の光学性能を劣化させない冷却液封止構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、ハウジングに施された冷却液注入孔内にネジ部と非ネジ部とを設け、両者間に段差部を施し、この段差部にパッキンをワッシャ等を介してネジにより圧接することにより、パッキンの破損を防止でき冷却液の封止効果を低下させることなくネジ部から発生する異物の冷却液への混入を防ぐものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、ハウジングに施された注入孔内にネジ部と非ネジ部を設け、この段差部にパッキンをワッシャ等を介してネジによりハウジングに圧接することで、ネジ部は、パッキンにより非ネジ部と分離され、冷却液は、非ネジ部とのみ接触する。その結果、ネジ部は冷却液と接触しないため、ネジおよび注入孔のネジ部、両者の摩擦等により生ずる異物は、ネジ部と非ネジ部との間に設けられた段差部に推積し、パッキンにより冷却液内への混入をふせぐことができる。
【0008】また、ワッシャ等を介してネジによりパッキンをハウジングに圧接することで、パッキンは、ネジからのねじりトルクを受けず、ワッシャからの圧縮荷重のみでハウジングに圧接できることから、パッキンの破損を防止することができる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図に基ずいて説明する。図1でレンズ−CRT結合ブロックにおける冷却液封止構造について説明する。
【0010】冷却液1を注入するための注入孔2が施された中空のハウジング3にブラウン管4とプラスチックレンズ5とを接合し、この三者で形成されるハウジング内空間に冷却液1が充填されているレンズ−CRT接合ブロックにおいて、ハウジング内に冷却液1を所定量注入後、ネジ6によりワッシャ8を介してパッキン7をハウジング3に圧接することで冷却液は封止される。
【0011】図2に冷却液封止構造の詳細について補足説明する。図1に示したように、レンズ−CRT結合ブロックにおけるハウジング3に施された冷却液注入孔2は、ネジ部2aと非ネジ部2bから成り、両者間に段差部2cを形成している。この段差部2cにパッキン7をネジ6によりワッシャ8を介しハウジング3に圧接することで、冷却液1は、ハウジング3に封止される構造である。
【0012】図3は図2に示した構造をもつ冷却液注入孔を封止した状態をしめす。
【0013】この図に示されるように、冷却液注入孔2のネジ部2aと非ネジ部2b間に施された段差2cにパッキン7を圧接することで、冷却液1は、パッキン7により遮蔽され、ネジ部2aに侵入することがない。その結果、ネジ6とネジ部2aとの勘合時の摩擦等から生じる異物はパッキン7とネジ部2aとの隙間に体積し冷却液1への混入を防止できることから冷却液1の光学性能を劣化させずに封止することができる。また、パッキン7をワッシャ8を介してネジ6により圧接することで、ネジ6のねじりトルクは直接パッキン7には作用することがなく、パッキン7の破損を防止することがせきる。その結果、封止効果を低下させることなく冷却液1を封止することができる。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、冷却液の封止効果を低下させることなく、冷却液封止時に、冷却液注入孔から発生する異物の冷却液への混入を防止できることで、冷却液の光学性能劣化を防ぐことができる。
【0015】さらに、異物の冷却液への混入防止により、冷却液の経時的な性能保証にも効果が大きい。
【0016】また、これを実現するための部品は一点のため原価面でもすぐれている。




 

 


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