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発明の名称 電磁波シールド構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平6−53685
公開日 平成6年(1994)2月25日
出願番号 特願平4−204929
出願日 平成4年(1992)7月31日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】磯村 雅俊
発明者 人見 弘之 / 鈴木 満次 / 山内 敏恭
要約 目的
VCCI対象電磁波の漏洩を遮断することと冷却を両立可能とした電磁波シールド構造を提供すること。

構成
プラスチック成型品である外装ケースと、該外装ケースに収納されるVCCI対象電磁波を発生する電子回路を有する電子機器装置の電磁波シールド構造であって、前記外装ケースの通風穴部に、穴付き鋼板または金網をプラスチックとともに一体成型し、かつ、前記穴付き鋼板または金網の一部を前記電子回路部に接地接続したことを特徴とする電磁波シールド構造。
特許請求の範囲
【請求項1】 プラスチック成型品である外装ケースと、該外装ケースに収納されるVCCI対象電磁波を発生する電子回路を有する電子機器装置の電磁波シールド構造であって、前記外装ケースの通風穴部に、穴付き鋼板または金網をプラスチックとともに一体成型し、かつ、前記穴付き鋼板または金網の一部を前記電子回路部に接地接続したことを特徴とする電磁波シールド構造。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電磁波シールド構造に関し、特に、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)による規制対象電磁波の漏洩を遮断することと冷却を両立可能とした電磁波シールド構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子機器装置におけるVCCI対象電磁波対策に関しては、例えば、特開平1-23600号公報に開示された技術が知られている。この技術は、プラスチック成型材料中に電磁波シールド用部材を略均一に混入させたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、電子機器装置においては、電子回路部からの発熱に対する冷却を考慮することが必要である。この冷却は、一般には、一部を切り欠いたモールド型を用いて作成した外装ケースの、上記給り欠き部に通風のための穴付き鋼板(パンチメタルとも呼ばれる)または金網を取り付けるという工程を付加することによって実現される。上記従来技術は、多種類の装置を製造する場合、冷却のための通風穴の大きさを色々に変えた、その種類の数だけのモールド型が必要になるという問題を有するものであり、また、一度製作したものに冷却効果不足等のトラブルが発生した場合には、モールド型を再製作する必要があるという問題もあった。なお、この問題は、前述の電磁波シールドに関しても全く同様である。本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、従来の技術における上述の如き問題を解消し、VCCI対象電磁波の漏洩を遮断することと冷却を両立可能とした電磁波シールド構造を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、プラスチック成型品である外装ケースと、該外装ケースに収納されるVCCI対象電磁波を発生する電子回路を有する電子機器装置の電磁波シールド構造であって、前記外装ケースの通風穴部に、穴付き鋼板または金網をプラスチックとともに一体成型し、かつ、前記穴付き鋼板または金網の一部を前記電子回路部に接地接続したことを特徴とする電磁波シールド構造によって達成される。
【0005】
【作用】本発明に係る電磁波シールド構造においては、一種類のモールド型を用いて、通風穴部に一体成型される穴付き鋼板あるいは金網を、プラスチック筺体に実装される電子機器の冷却性およびVCCI対策を満足するように選定することにより、多種類のプラスチック筺体の製作を行うことができるものである。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例に係る電子機器装置の電磁波シールド構造を示す斜視図である。図において、電子機器装置の外装ケースは、上部ケース1と下部ケース2から構成されており、下部ケース2には、電磁波を発生する電子回路3を固定するためのボス5が複数個取り付けられている。一方、上部ケース1には、通風穴4が複数個設けられており、通風穴4の部分には、穴付き鋼板7が一体成型されている。
【0007】図2は、図1のA-A'断面図である。図において、通風穴4部には、冷却用の通風穴を開けた穴付き鋼板7をアースするため、上部ケース1の内表面に上述の穴付き鋼板7の一部を露出させてあり、穴付き鋼板7は、ここからアース接触子6を介して電子回路3のアースに接続されている。上記実施例によれば、冷却およびVCCI対象電磁波対策として、外装ケース内に収容される電子機器装置の種類に応じて、通風穴部の一体成型された穴付き鋼板を交換するのみで良く、モールド型の変更は不要である。すなわち、冷却およびVCCI対象電磁波対策特性の異なる種々の開口パターンを有する穴付き鋼板を用意しておき、この中から最適のものを選択して、成型を行えばよい。
【0008】上記実施例は、本発明の一例を示したものであり、本発明はこれに限定されるべきものではないことは言うまでもないことである。例えば、穴付き鋼板の代わりに金網を使用することが可能であり、また、穴付き鋼板または金網で構成される通風穴からのアースの取り方等は、上述の方式に限られるものではない。
【0009】
【発明の効果】以上、詳細に説明した如く、本発明によれば、VCCI対象電磁波の漏洩を遮断することと冷却を両立可能とした電磁波シールド構造を実現できるという顕著な効果を奏するものである。
【0010】




 

 


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