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発明の名称 プリント配線板
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平6−45766
公開日 平成6年(1994)2月18日
出願番号 特願平5−91213
出願日 昭和60年(1985)3月20日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】秋本 正実
発明者 板倉 栄 / 森川 修丞
要約 目的
プリント配線板全体の絶縁特性を向上すること。

構成
バイヤホール7の一方が信号線2a,2dの交点より升目の対角線に沿って外側位置にずれ、他方が信号線2b,2cの交点より対角線に沿って外側位置にずれるので、信号線2a,2b間や信号線2c,2d間に突出することがなく、隣接する信号線2aと2b、2cと2d間の間隙量は何れの場所でも平均化される。しかも、双方のバイヤホール7,7と、升目内でバイヤホールと略同一対角線上の挿入ランド4とでは、互いに略均一な距離を隔て、双方のバイヤホールと交差する対角線上の挿入ランド4とも略均一な距離を隔てることとなる。
特許請求の範囲
【請求項1】 同一平面上の直交する2方向の主基準格子線の交点位置に夫々設けられ、かつ搭載部品端子挿入穴を有する部品端子挿入ランドと、該四個の部品端子挿入ランドで形成される升目間に、互いに1方向の主基準格子線と平行に配置された第一,第二の信号線を有する第一信号層と、該第一信号層と異なる信号層に互いに平行に形成され、かつ前記四個の部品端子挿入ランドで形成される升目間に第一,第二の信号線と直交して配置される第三,第四の信号線を有する第二信号層と、第一の信号線と第三の信号線とを電気的に接続する第一のバイヤホールと、第二の信号線と第四の信号線とを電気適に接続する第二のバイヤホールとを備え、前記第一のバイヤホールは、第一の信号線と第三の信号線との交点より第二の信号線,第四の信号線に対し遠距離方向にずれて配置され、前記第二のバイヤホールは、第二の信号線と第四の信号線との交点より第一の信号線,第三の信号線に対し遠距離方向にずれて配置され、第一のバイヤホールと第二のバイヤホールとが、前記升目間において第一,第二のバイヤホール間に沿う対角線の両端の部品端子挿入ランドに対し略均一の距離を隔てていると共に、第一,第二のバイヤホール間と交差する対角線の両端の部品端子挿入ランドに対し略均一の距離を隔てていることを特長とするプリント配線板。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリント配線板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のプリント配線板においては、例えば実公昭57−52949号公報に記載され、かつ図2及び図3に示す如きもので、1は多層印刷板、2は内層の信号層にして、信号線2aから形成されている。3及び4は搭載部品の端子挿入穴及び部品端子挿入ランドにして、互いに直角な2方向(縦,横方向)の主基準格子線5a,5bの交点5c上に配置されている。上記の構成であるから、例えば上記交点5c間の格子ピッチPを2.54mmにした場合、1格子間の信号線2aの最大数nは従来一般に2本であったのを4本にすることが可能であり、同様に上記格子ピッチPを1.27mmにした場合、1格子間の信号線2aの最大数nは従来0本で1本も通らなかったのを1乃至2本通すことが可能になる。従って印刷配線の密度を上げることができると云うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術のプリント配線板においては、印刷配線の高密度化についての配慮がなされているが、異なった信号層の信号線相互間を接続するための信号線接続専用のバイヤホールを設ける場合、該バイヤホールを主基準格子線5a,5bの交点5c上に配置するしかなく、高い密度化が阻害されたり、或いは、主基準格子線5a,5b間にバイヤホールを設けると、信号線2aの相互間の間隙量を不均一にする結果となり、結局信号線間の間隙量を均一に配置する配慮がなされていないこととなる。そのため、絶縁特性が印刷板1の位置によって差を発生し、全体の絶縁特性の低下を招いてした。
【0004】本発明の目的は、上記従来技術の問題点に鑑み、バイヤホールを設けても、異なった信号層の各信号線間の間隙量を均一にできると共に、バイヤホールと信号層の各信号線と部品端子挿入ランドとの間も略均一にでき、以て全体の絶縁特性を確実に向上できるプリント配線板を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明においては、同一平面上の直交する2方向の主基準格子線の交点位置に夫々設けられ、かつ搭載部品端子挿入穴を有する部品端子挿入ランドと、該四個の部品端子挿入ランドで形成される升目間に、互いに1方向の主基準格子線と平行に配置された第一,第二の信号線を有する第一信号層と、該第一信号層と異なる信号層に互いに平行に形成され、かつ前記四個の部品端子挿入ランドで形成される升目間に第一,第二の信号線と直交して配置される第三,第四の信号線を有する第二信号層と、第一の信号線と第三の信号線とを電気的に接続する第一のバイヤホールと、第二の信号線と第四の信号線とを電気適に接続する第二のバイヤホールとを備えている。そして、前記第一のバイヤホールは 第一の信号線と第三の信号線との交点より第二の信号線,第四の信号線に対し遠距離方向にずれて配置され、前記第二のバイヤホールは、第二の信号線と第四の信号線との交点より第一の信号線,第三の信号線に対し遠距離方向にずれて配置され、第一のバイヤホールと第二のバイヤホールとが、前記升目間において第一,第二のバイヤホール間に沿う対角線の両端の部品端子挿入ランドに対し略均一の距離を隔てていると共に、第一,第二のバイヤホール間と交差する対角線の両端の部品端子挿入ランドに対し略均一の距離を隔てている。
【0006】
【作用】上述の如く、第一のバイヤホールが、第一の信号線と第三の信号線との交点より第二の信号線,第四の信号線に対し遠距離方向にずれて配置され、第二のバイヤホールが、第二の信号線と第四の信号線との交点より第一の信号線,第三の信号線に対し遠距離方向にずれて配置されているので、第一,第二の双方のバイヤホールの外周が第一,第二の信号線間に突出することがないばかりでなく、第三,第四の信号線間に突出することもなくなり、そのため、隣接する第一,第二の信号線間、或いは第三,第四の信号線間の間隙量は何れの場所でも平均化されることとなる。しかも、双方のバイヤホールと、升目内でバイヤホールと略同一対角線上にある部品端子挿入ランドとでは、互いに略均一な距離を隔てるのに加え、双方のバイヤホールとこれと交差する対角線上にある部品端子挿入ランドとも略均一な距離を隔てることとなる。その結果、隣接する第一,第二の信号線間及び第三,第四の信号線間の間隙量を均一化できるのみならず、双方のバイヤホールと部品端子挿入ランド間の間隙量をも均一化できるので、プリント配線板としての絶縁特性を確実に向上させることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1により説明する。図1は本発明の一実施例を示すプリント配線板の平面図であり、同図において図2及び図3と同一符号のものは夫々同じもの若しくは相当するものを表している。図1に示す如く、互いに直角な縦,横2方向の主基準格子線5a,5bの交点5cに、搭載部品の端子挿入穴3を有する部品端子挿入ランド4を四個夫々配置し、該四個の部品端子挿入ランド4によって囲まれる升目が形成されている。そして、該升目において、部品端子挿入ランド4間の主基準格子線5a,5b間を5等分した位置に副格子線6a,6bを配置し、その中の最も中央部に隣接する2/5及び3/5の副格子線6a,6b上に信号線2a,2b、及び信号線2c,2dを配置する。次いで、信号線2a・2b,2c・2dの交点から一定寸法外れた位置に、上記搭載部品の端子挿入3の穴径及び部品端子挿入ランド4の径よりも小さな穴径からなるバイヤホール7,7を夫々設けたものである。一方のバイヤホール7は信号線2aと信号線2dとを接続するためのものであり、他方のバイヤホール7は信号線2bと信号線2cとを接続するためのものである。ここで、信号線2a,2bは同一信号層であり、また信号線2c,2dは2a,2bとは異なる信号層面に形成される場合が多く、本例でも異なった信号層面に形成してある。
【0008】実施例のプリント配線板は、上記の如き構成であるので、副格子線6a,6b上の信号線2a,2b及び信号線2c,2dと、これらの信号線2a,2b及び信号線2c,2dの交点付近に配置されたバイヤホール7との間の導体間隙量2eが、2本の信号線2a,2b間の間隙量2f及び2本の信号線2c,2d間の間隙量2fと略等しくなる。即ち、信号線2aと2dとを接続するバイヤホール7にあっては両者2a,2dの交点より信号線2b,2cから離れるよう升目の対角線に沿い外側位置にずれて配置され、また信号線2bと2cとを接続するバイヤホール7にあっては両者2b,2cの交点より信号線2a,2dから離れるよう升目の対角線に沿って外側位置にずれて配置されているので、バイヤホール7の外周が信号線2a,2b間に突出することがないばかりでなく、信号線2c,2d間に突出することもなくなり、そのため、隣接する信号線2aと2b、或いは2cと2d間の間隙量2fは何れの場所でも平均化されることとなる。しかも、一方のバイヤホール7及びこれに最も近い部品端子挿入ランド4との距離2gと、他方のバイヤホール7及びこれに最も近い部品端子挿入ランド4との距離hとが同じ距離となり、従って、双方のバイヤホール7,7と、升目内でバイヤホールと略同一対角線上にある部品端子挿入ランド4とでは、互いに略均一な距離2g,2hを隔てることができると共に、この距離2g,2hを前記導体間隙量2eに可及的に近づけることができる。これに加え、双方のバイヤホールとこれと交差する対角線上にある部品端子挿入ランド4とも略均一な距離を隔てることとなる。その結果、隣接する信号線2a,2b間及び2c,2d間の間隙量2fを均一化できるのみならず、バイヤホール7と部品端子挿入ランド4間の間隙量をも均一化できるので、プリント配線板としての絶縁特性を確実に向上させることができる。また、搭載部品の端子挿入穴3及び部品端子挿入ランド4間に信号線2a,2b,2c,2dを複数個配置して印刷配線板の高密度を行う場合でも、隣接する2個の信号線間に高電圧を印加するのを可能にすることができる。
【0009】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、バイヤホールが各信号層の信号線間に突出することなく、一方の信号層の各信号線と他方の信号層の各信号線とを夫々接続するように構成したので、2個の信号線間の間隙量を夫々均一化できるのみならず、バイヤホールとこれを囲む部品端子挿入ランドとの間の間隙量をも均一化することができ、絶縁特性の面でも場所による違いを確実に減少できる結果、高密度化及び多積層化を図るプリント配線板の絶縁特性を確実に向上することができる効果がある。




 

 


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