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発明の名称 誤り訂正装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平6−37648
公開日 平成6年(1994)2月10日
出願番号 特願平4−190609
出願日 平成4年(1992)7月17日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小川 勝男
発明者 岡本 宏夫
要約 目的
本発明の目的は、チェンサーチを用いたリードソロモン符号の復号処理を高速で行う誤り訂正装置を提供することにある。

構成
シンドローム生成回路1、訂正データ書込回路2、チェンサーチ回路3及び演算回路4を独立に動作できるようにし、シンドローム生成及び訂正データ書込とチェンサーチと演算処理を並行して行うことにより達成できる。
特許請求の範囲
【請求項1】入力データよりシンドロームを生成するシンドローム生成回路と、前記シンドロームより誤り位置多項式及び誤り値を演算する演算回路と、前記誤り位置多項式より誤り値を検出するチェンサーチ回路と、前記誤り値によりデータ中の誤りを訂正する訂正回路よりなり、前記シンドローム生成回路及び訂正回路はデータの入出力と同期して動作し、前記演算回路及び前記チェンサーチ回路はそれぞれ前記シンドローム生成回路及び訂正回路の動作と並行して動作することを特徴とする誤り訂正装置。
【請求項2】前記シンドローム生成回路は、生成したシンドロームを出力した後に引き続いて次の系列のシンドロームの生成を行い、前記演算回路は、シンドロームが生成された時点より誤り位置多項式の演算を行い、それが終了した時点で演算結果を前記チェンサーチ回路に出力し、引き続いて前記チェンサーチ回路で検出された前の系列の誤り位置を用いて誤り値の演算を行って前記訂正回路に出力し、前記チェンサーチ回路は、検出した誤り位置を出力すると同時に次の系列の誤り位置多項式を入力して次の系列の誤り位置の検出を行うことを特徴とする請求項1記載の誤り訂正装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チェンサーチを用いてリードソロモン符号の復号を行い誤りを訂正する誤り訂正装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気テープや光ディスク等のディジタル信号記録再生装置では、記録媒体上のドロップアウト等によって発生するデータ誤りを訂正するために、誤り訂正符号を用いている。特に、リードソロモン符号は、誤り訂正能力が優れており、多くのシステムで用いられている。近年は、記録密度の向上に伴い、誤り訂正能力の大きい、すなわち、最小距離の大きいリードソロモン符号が用いられてきている。
【0003】従来、最小距離の大きい符号の復号を行う場合は、電子情報通信学会技術研究報告IT88−65(1988年11月)に記載のように、シンドローム生成及びチェンサーチを専用の回路で行い、その他の演算はマイクロプログラムで行う方式が用いられていた。この方式は、回路規模が小さいという特徴があるが、図3に示すように、シンドローム生成、誤り多項式の計算、チェンサーチ、誤り値の計算を順次行うため、処理時間が長くなるという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記した従来技術の問題を解決し、処理時間が短く、かつ、回路規模の小さい誤り訂正装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、シンドローム生成回路、チェンサーチ回路及び演算回路を独立に動作できるようにし、それぞれの処理を並行して行うことにより達成できる。
【0006】
【作用】シンドローム生成回路は、データの入力に同期してシンドロームの生成を行う。演算回路は、シンドロームの生成と並行して、前のタイミングで生成されたシンドロームより誤り位置多項式の計算を行い、その結果をチェンサーチ回路に入力する。そして、チェンサーチ回路で誤り位置の検出を行うと同時に、演算回路で前のタイミングで検出された誤り位置により誤り値の計算を行う。これにより、回路規模を大きくすることなく誤り訂正処理時間を短くすることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
【0008】図1は本発明の一実施例を示すブロック図である。1は入力データよりシンドロームを生成するシンドローム生成回路、2は演算結果によってデータの訂正を行う訂正データ書込回路、3は誤り位置多項式より誤り位置の検出を行うチェンサーチ回路、4は誤り位置多項式及び誤り値の計算を行う演算回路、5は演算結果等を一時記憶しておく記憶回路、6はマイクロプログラムにより演算回路4及び記憶回路5を制御して所定の演算を行うプログラム制御回路、7は各回路の動作タイミングを制御するタイミング生成回路である。また、8はデータの入出力端子、9は訂正処理動作の基準となるスタート信号の入力端子、10は動作クロックの入力端子である。データ入出力端子8からは、スタート信号9に同期して1系列のデータが入力される。そして、シンドローム生成回路1によってシンドロームを生成する。このシンドロームの生成は、データの入力と同時に行われる。生成されたシンドロームは記憶回路5に読み込まれ、演算回路4によって誤り位置多項式の計算を行う。計算された誤り位置多項式は、チェンサーチ回路3に入力され、誤り位置の検出が行われる。検出された誤り位置は、記憶回路5に読み込まれ、演算回路4によって誤り値の計算が行われ、訂正データ書込回路2に入力される。そして、データ入出力端子8を介してデータの訂正を行う。
【0009】図2は訂正処理タイミングを示すタイミング図である。11のタイミングで入力されたデータは、入力に同期してシンドロームが生成される。そして、12のタイミングで誤り位置多項式の計算(演算1)、13のタイミングでチェンサーチによる誤り位置の検出、14のタイミングで誤り値の計算(演算2)を行い、15のタイミングでデータの訂正を行う。
【0010】シンドローム生成回路1では、生成したシンドロームを記憶回路5に転送した時点で1系列の処理が終了するため、引き続き次のスタート信号より次の系列のシンドロームの生成を行う。演算回路4では、誤り位置多項式の結果をチェンサーチ回路に出力した時点で演算1の処理が終了するため、引き続き前のタイミングでチェンサーチ回路3で検出した誤り位置を用いて前の系列の誤り値の計算を行う。チェンサーチ回路3では、誤り位置の検出結果を記憶回路5に転送した時点で1系列の処理が終了するため、引き続き次の系列の誤り位置の検出を行う。
【0011】このように、データの入出力(シンドローム生成及びデータの訂正)、演算及びチェンサーチを独立に並行して行うことにより、データを入出力時間と同等の時間で誤り訂正処理を行うことができる。なお、演算1及び2の実行時間がデータの入出力時間より長くなるようであれば、演算時間に合わせてスタート信号の間隔を長くしてやればよい。
【0012】図4は、プログラム制御回路6における演算制御フローである。演算は、データ入力の終了した時点より開始される。まず、シンドローム生成回路1で生成されたシンドロームデータを記憶回路5に転送し、それを用いて誤り位置多項式の計算を行う。次に、チェンサーチ回路3において前の系列の誤り位置の検出が終了したかどうかの確認を行い、終了していれば、検出結果の記憶回路5への転送及び誤り位置多項式の計算結果のチェンサーチ回路3への転送を行い、チェンサーチ回路3へ誤り位置検出動作の開始命令を発行する。そして、前の系列の誤り位置の検出結果を用いて誤り値の計算を行い、その結果を訂正データ書込回路2に出力する。
【0013】図5は、シンドローム生成回路1の一実施例である。16は加算回路、17はラッチ回路、18は係数乗算回路である。ラッチ回路17をリセットした後に、データ入力に同期して動作させることにより、シンドロームを生成することができる。なお、ここでは1個のシンドロームを生成する回路を示しているが、実際には、乗算する係数の異なる複数個の回路を使用する。例えば、符号の最小距離が7の時は、6個の回路を使用する。
【0014】図6は、シンドローム生成回路1の他の実施例である。図6では、生成したシンドロームを記憶しておくラッチ回路23を設けることにより、図4のフローにおいてシンドローム生成回路1で生成されたシンドロームデータの記憶回路5への転送を省略できる。
【0015】図7は、訂正データ書込回路2の一実施例である。24は誤り値を記憶しておくラッチ回路、25は訂正前のデータをラッチするラッチ回路、26は加算回路、27は出力制御付きのバッファである。演算回路4において誤り値の演算が終了した時点で、その結果をラッチ24にラッチし、記憶しておく。データの訂正は、まず、訂正を行うデータをラッチ25に入力し、そのデータとラッチ24に記憶されている誤り値を加算回路26で加算することにより訂正データを生成し、バッファ27を介して出力することにより行う。なお、訂正するデータが複数個ある時には、ラッチ24をその数だけ用意しておけばよい。
【0016】図8は、チェンサーチ回路3の3ワード訂正を行う場合の一実施例である。33はラッチ回路、34は係数乗算回路、35は加算回路、36はラッチ回路33を制御する制御回路、37は検出した誤り位置を記憶しておくレジスタ、38は出力制御付きのバッファである。まず、演算回路4において誤り一多項式の演算が終了した時点で、その多項式の各次数の係数を対応したラッチ33にラッチする。次に、ラッチ33の入力を係数乗算回路34に切り換え、1系列の符号の符号長だけラッチを繰り返す。この時、制御回路36において加算回路35の出力を監視しておき、その値が1になった時のラッチ数を誤り位置としてレジスタ37に記憶しておく。そして、処理が終了した後に、プログラム制御回路6からの要求に応じてレジスタ37に記憶されている値をバッファ38を介して出力する。
【0017】
【発明の効果】以上の説明のように、本発明によれば、シンドローム生成回路、チェンサーチ回路及び演算回路を独立に動作できるようにし、それぞれの処理を並行して行うことにより、データを入出力時間と同等の時間で誤り訂正処理を行うことができ、特別な回路を設けることなく処理時間を短縮することができる。




 

 


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