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発明の名称 変圧器のプリント基板実装用電気的接続ソケット
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平6−20754
公開日 平成6年(1994)1月28日
出願番号 特願平4−176504
出願日 平成4年(1992)7月3日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小川 勝男
発明者 久保 真奈人
要約 目的
変圧器を実装するプリント基板において,変圧器とプリント基板をそれぞれロックする機構を設けたソケットを介して接続することにより自動化を容易に行なう。

構成
ソケット2にプリント基板3と,ソケット2自体を固定するソケット固定用保持器6と,変圧器1を固定する変圧器固定用保持器7と,変圧器1のリード端子4と,同一に配置したコンタクト端子5から成り,プリント基板3にソケット2を実装し,半田付けした後で変圧器1をいつでも接続可能にした。ソケット2のコンタクト端子5はプリント基板3との接続を変圧器1のリード端子4に対してツインリード化することにより確実な電気的導通が得られるようにした。
特許請求の範囲
【請求項1】変圧器のリード端子と同一に配置し,それぞれ変圧器のリード端子と一対の関係で電気的に導通でき,プリント基板に接続可能なように突起しているコンタクト端子と,それらを保持し,しかも同コンタクト端子間では電気的に導通しないような部材で形成した筐体から成り,筐体をプリント基板に実装し,変圧器のリード端子をラグに嵌合した状態の時,抜け方向にかかった外力に対して各々が外れたり浮いたりしないように設けた保持器を有することを特徴とする変圧器のプリント基板実装用電気的接続ソケット。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリント基板実装用のソケット,特に変圧器をプリント基板に実装するためのソケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリント基板への変圧器の実装は,特開昭63−281497に論じられるように,変圧器のリード端子をプリント基板上の穴に挿入し,回路を形成するパタンに半田付けするようになっている。また,変圧器は大型で重量も重いためにプリント基板にねじとナットにより固定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現在のプリント基板の組立は,プリント基板に部品を実装後半田槽に浸せきし,一括して半田付けする方法が一般的であるが,変圧器の実装に関してはプリント基板の実装面と変圧器間に隙間があった状態で半田付けした場合,変圧器に振動や衝撃などの外力が加わるとパタン剥離,基板クラック等の発生について問題があるため変圧器をプリント基板の実装面にねじとナット等により密着させて固定した後半田付けする必要がある。また,半田付けの信頼性を確保するためパタンを大きくし,半田の付着量を多くしなければならず,半田槽にて一括半田付けの後で手作業による実装,及び半田付けしているのが現状である。以上のように変圧器の実装,及び半田付けは,プリント基板の組立を自動化する際の大きなネックとなっており,製造コスト低減に対しての阻害要因になっている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は,プリント基板に変圧器を実装するにあたり,ソケットを介して行なう。ソケットはプリント基板に実装時,プリント基板とソケット自身を固定するためにバネ状に自由にたわみ,しかも実装終了時にはプリント基板をしっかりと固定できるような保持器を有する。同様に,ソケットに変圧器を接続する際,ソケットと変圧器を固定する保持器を有する。また,ソケットは変圧器のリード端子のそれぞれに対して複数の電気的に導通可能なコンタクト端子を有し,プリント基板に実装することにより上記目的を達成する。
【0005】
【作用】ソケットはプリント基板に実装した際,ソケット固定用の保持器によりプリント基板とソケット間に隙間なく密着した状態で固定される。また,ソケットに変圧器を接続する際には変圧器固定用の保持器によりソケットのコンタクト端子と変圧器のリード端子が嵌合した状態を保ったまま固定される。よって,変圧器のプリント基板への実装,及び半田付けは,まずソケットだけをプリント基板に実装し,半田付けした後変圧器をソケットに接続可能である。その上,ソケットとプリント基板の電気的接続については変圧器のリード端子1本あたり複数のコンタクト端子をソケットに設けることにより高い信頼性を得ることができる。
【0006】
【実施例】以下,本発明の一実施例を図面を引用して説明する。図1に示すように変圧器(1)のリード端子(4)と同一に配置したコンタクト端子(5)は絶縁物で形成されるソケット(2)本体によって保持されている。また,コンタクト端子(5)はプリント基板(3)のコンタクト端子挿入穴(9)に挿入し,パタン面(3b)とコンタクト端子(5)が電気的導通を得られるように突起している。更にソケット(2)にはプリント基板(3)に固定可能なようにバネ性の性質を有するソケット固定用保持器(6)と,それと同様に変圧器(1)を固定可能な変圧器固定用保持器(7)が取り付けてある。次に図2,及び図3に示すように,ソケット(2)をプリント基板(3)へ実装する場合,ソケット(2)はボス(10)の最下面が基板の実装面(3a)に当たる所で安定した状態で静止する。その時,ソケット(2)に設けたソケット固定用保持器(6)はプリント基板(3)の切欠き(8)に習ってたわみながら貫通した後,ソケット固定用保持器(6)の最上面とプリント基板(3)のパタン面(3a)が密着した状態になるまで復元し,ソケット(2)に加わる抜け方向の力にたいして動かないようになっている。更に図4,及び図5に示すように,変圧器(1)をソケット(2)にリード端子(4)とコンタクト端子(5)が電気的導通が得られるように嵌合した状態で接続したとき,変圧器固定用保持器(7)の最下面と変圧器(1)の突起部(13)の最上面が密着することにより変圧器(1)に加わる抜け方向の力に対して動かないようになっている。よって図6に示すように変圧器(1)はソケット(2)をプリント基板(3)に実装し,半田付けした後にソケット(2)に挿入するだけでプリント基板(3)との間で電気的接続を行なうことができる。しかも,コンタクト端子(5)は変圧器(1)のリード端子(4)1本に対し2本のリードでパタン(11)と電気的接続を行なうため半田フィレット(12)をより強固にすることができる。よって,本実施例によればプリント基板の自動実装,及び自動半田付けは形状の簡単なソケット(2)だけを対象とするため容易に行なうことが可能である。また,信頼性の高い半田付け性が得られるのにあわせて振動や衝撃に対して変圧器(1),及びソケット(2)が浮いたり抜けたりせず,安定した電気的接続が可能になる。
【0007】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば大型で重量の重く,複雑な形状をしている変圧器をプリント基板組立工程以外の工程(例えば総組立工程にて接続)でも簡単に接続可能になるため,プリント基板の組立を自動化する場合,比較的形状の簡単なソケットのみを対象に自動実装,及び自動半田付けが容易に行なえる。また,ソケットのダブルリード化や変圧器とソケットの基板実装時の保持機構により信頼性の高い半田付け性が得られるのに合わせて振動や衝撃に対して浮いたり,抜けたりせず安定した電気的接続が可能になる。




 

 


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