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発明の名称 陰極線管の排気カート
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平6−20600
公開日 平成6年(1994)1月28日
出願番号 特願平4−54833
出願日 平成4年(1992)3月13日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】中村 純之助 (外1名)
発明者 井上 栄典 / 市村 弘 / 中村 考雄
要約 目的
小型にし、また製造コストを安価にし、また自動化を容易にする。

構成
バルブホルダ昇降装置として排気カート本体11に取り付けられたエアシリンダ8を有するものを用いる。
特許請求の範囲
【請求項1】昇降装置を有する陰極線管の排気カートにおいて、上記昇降装置としてエアシリンダを有するものを用いたことを特徴とする陰極線管の排気カート。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は陰極線管のバルブ内のガスを排気して、バルブの内部を真空にする陰極線管の排気カートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】陰極線管の製造工程としては、パネル内面に形成された螢光膜スクリーン、フィルミング中の有機物質等を焼成し、これを加熱分解するパネルベーキング工程と、バルブを構成するパネルとファンネルとの間にフリットガラス組成物を配置し、パネルとファンネルとを溶着接合するフリットベーキング工程と、ネック部に電子銃を挿入して、電子銃を封止する封止工程と、バルブを加熱しながら、バルブ内のガスを排気して、バルブの内部を真空にする排気工程とがあり、排気カートは排気工程において使用される。そして、これらの製造工程は、それぞれ別々の複数の加熱炉で行なうことがあり、また特開昭60−43619号公報に示されるように、一連の製造工程を単一の加熱炉で行なうこともある。
【0003】一連の製造工程を単一の加熱炉によって行なうときには、特開昭60−43619号公報に示されるように、加熱炉の下部にホルダレールを設け、ホルダレールにバルブホルダを走行させ、バルブをバルブホルダ上に載置して、バルブを加熱炉内に搬送している。
【0004】この場合、特開平2−234326号公報に示されるように、排気カートにバルブホルダを昇降するバルブホルダ昇降装置が設けられている。
【0005】そして、従来の陰極線管の排気カートのホルダ昇降装置としてはチェーン駆動方式のものが使用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような陰極線管の排気カートにおいては、ホルダ昇降装置が大型になるから、排気カートが大型になり、またホルダ昇降装置の構造が複雑であるから、製造コストが高価であり、ホルダ昇降装置の操作が面倒であるから、自動化が困難である。
【0007】この発明は上述の課題を解決するためになされたもので、小型であり、また製造コストが安価であり、また自動化が容易である陰極線管の排気カートを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため、この発明においては、昇降装置を有する陰極線管の排気カートにおいて、上記昇降装置としてエアシリンダを有するものを用いる。
【0009】
【作用】この陰極線管の排気カートにおいては、昇降装置がエアシリンダを有しているから、昇降装置が小型になり、また昇降装置の構造が簡単であり、また操作が容易である。
【0010】
【実施例】図1はこの発明に係る陰極線管の排気カートを有する陰極線管の製造装置の一部を示す図で、この製造装置においては、一連の製造工程を単一の加熱炉で行なう。図において、4はパネルベーキング工程、フリットベーキング工程、封止工程、排気工程を行なう加熱炉、3は加熱炉4の下部に設けられたホルダレール、2はホルダレール3上を走行するバルブホルダ、1はバルブホルダ2に載置されたバルブ、10はバルブ1に取り付けられたバルブ排気管、17はバルブホルダ2の下部に設けられた支持受け部、12は加熱炉4の下方に設けられたカートレール、11はカートレール12上を走行する排気カート本体、8は排気カート本体11に取り付けられたエアシリンダで、エアシリンダ8には往復動作のそれぞれの終端でシリンダロッドが固定されるエンドロック機構が内蔵されている。16はエアシリンダ8のピストンロッドに取り付けられた支持部材で、支持部材16の先端は支持受け部17と係合可能な形状であり、エアシリンダ8によってバルブホルダ昇降装置が構成されている。9は排気カート本体11に昇降可能に取り付けられた排気ヘッドで、排気ヘッド9は真空排気装置(図示せず)に接続されており、エアシリンダによって構成された排気ヘッド昇降装置(図示せず)によって昇降される。
【0011】つぎに、図1に示した製造装置によってバルブ内のガスを排気する動作について説明する。まず、電子銃が封止されたバルブ1が載置されたバルブホルダ2と排気カート本体11との位置合わせをする。つぎに、エアシリンダ8を伸長させ、支持部材16の先端を支持受け部17とを係合させ、さらにエアシリンダ8を伸長させることによりバルブホルダ2を上昇する。すなわち、バルブホルダ昇降装置によってバルブホルダ2を上昇する。つぎに、排気ヘッド昇降装置により排気ヘッド9を上昇し、排気ヘッド9とバルブ排気管10とを接続し、排気ヘッド9によってバルブ1内のガスを排気したのち、バルブ排気管10を封着切断する。つぎに、バルブホルダ昇降装置によってバルブホルダ2を下降するとともに、排気ヘッド昇降装置により排気ヘッド9を下降する。
【0012】このような陰極線管の排気カートにおいては、バルブホルダ昇降装置、排気ヘッド昇降装置がエアシリンダ8等により構成されているから、バルブホルダ昇降装置、排気ヘッド昇降装置が小型になるので、排気カートが小型になり、またバルブホルダ昇降装置、排気ヘッド昇降装置の構造が簡単であるので、製造コストが安価であり、またバルブホルダ昇降装置、排気ヘッド昇降装置の操作が容易であるので、自動化が容易である。また、エアシリンダ8にはエンドロック機構が内蔵されているから、バルブホルダ昇降装置によりバルブホルダ2を確実に支持することができる。また、排気カートとバルブホルダ2とが一体となって走行しながら排気を行なうことができるから、信頼性の高い排気動作を行なうことができる。
【0013】図2はこの発明に係る他の陰極線管の排気カートすなわち排気工程専用の加熱炉において使用される陰極線管の排気カートを示す図である。図において、81は排気カート本体、82は排気カート本体81に取り付けられたバルブホルダで、バルブホルダ82には電子銃が封止されたバルブ1が載置されている。83は排気カート本体81に取り付けられたエアシリンダ、90は排気カート本体81に昇降可能に取り付けられた排気ヘッド、84は一端がエアシリンダ83のピストンロッドに取り付けられ、他端が排気ヘッド90に取り付けられた取付部材で、エアシリンダ83等によって排気ヘッド昇降装置が構成されている。91は排気ヘッド90に取り付けられた高真空ポンプ、92は排気カート本体81に取り付けられた低真空ポンプ、93は高真空ポンプ91と低真空ポンプ92とを接続する弾力部材配管である。
【0014】つぎに、図2に示した排気カートによってバルブ内のガスを排気する動作について説明する。まず、エアシリンダ83を伸長させることによって、排気ヘッド90を上昇する。すなわち、バルブホルダ昇降装置によって排気ヘッド90を上昇する。つぎに、排気ヘッド90とバルブ排気管10とを接続し、排気ヘッド90によってバルブ1内のガスを排気したのち、バルブ排気管10を封着切断する。つぎに、排気ヘッド昇降装置により排気ヘッド90を下降する。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る陰極線管の排気カートにおいては、昇降装置が小型になるから、排気カートが小型になり、また昇降装置の構造が簡単であるから、製造コストが安価であり、また操作が容易であるから、自動化が容易である。このように、この発明の効果は顕著である。




 

 


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