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原子炉圧力容器の支持台座 - 石川島播磨重工業株式会社
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発明の名称 原子炉圧力容器の支持台座
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平6−294888
公開日 平成6年(1994)10月21日
出願番号 特願平5−82271
出願日 平成5年(1993)4月9日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】堀田 実 (外2名)
発明者 伊藤 満
要約 目的
現地溶接を最小限度にすることができ、これにより、据え付け時間を短縮し、かつ製作精度を向上させることができる原子炉圧力容器の支持台座を提供する。

構成
全体が中空円筒形体であり、多重円筒鋼板6で本体が構成され、その間にベント管5が内蔵され、それらの隙間がコンクリート7で充填される原子炉圧力容器の支持台座2において、多重円筒鋼板は、上下方向に分割された3つのブロック■、■、■からなり、これらのブロックの境界部には水平な境界面を有するフランジ10を有し、フランジは高力ボルト12により互いに連結され、かつ隣接したフランジの境界面はシール溶接14される。
特許請求の範囲
【請求項1】 全体が中空円筒形であり、二重円筒鋼板で本体が構成され、その間にベント管が内蔵され、それらの隙間がコンクリートで充填される原子炉圧力容器の支持台座において、前記二重円筒鋼板は、上下方向に分割された複数のブロックからなり、該複数のブロックの境界部には水平な境界面を有するフランジを有し、該フランジは高力ボルトにより互いに連結され、かつ隣接したフランジの境界面はシール溶接される、ことを特徴とする原子炉圧力容器の支持台座。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原子炉圧力容器の支持台座に係わり、更に詳しくは、コンクリート製原子炉格納容器におけるペデスタルの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】沸騰水型原子炉(BWR)のコンクリート製格納容器は、原子炉圧力容器(以下単に、原子炉という)を安全に密閉収容する設備であり、例えば図3に示すように、原子炉1をペデスタル2の上に設置したドライウェル3a、3bと、ドライウェルに連通し大量の水Wを内部に有するサプレッションチャンバー4とからなり、ドライウェルは、原子炉1の上半分を格納する上部ドライウェル3aと、原子炉の下半分を格納する下部ドライウェル3bとから構成されている。原子炉1を支持する支持台座、すなわちペデスタル2は、原子炉1を支えその重量を下方の建屋に伝えるとともに、ベント管5を内蔵し、事故等で原子炉1から高温の水蒸気が吹き出す場合に、ベント管5を介して水蒸気をサプレッションチャンバー4内の水W(サプレッションプール)の中に導き、水蒸気を凝縮させて格納容器内の圧力上昇を抑えるようになっている。従来の原子炉圧力容器のペデスタル2は、例えば図2に示すように、内径約10m、外径約14m、高さ約20mの中空円筒体であり、二重円筒状鋼板6で本体が構成され、その間にベント管5が内蔵され、隙間をコンクリート7で充填したものである。原子炉1は支持部6aで支持され、その重量は二重円筒状鋼板6を介して下方の建屋に伝えられる。また、ベント管5の上部には複数の連通口8が設けられ、上下ドライウェル3a、3bを互いに連通させ、かつ上下ドライウェル3a、3bをベント管5と連通させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のペデスタルは、図2に■から■で示す5つのブロックに縦方向(上下方向)に分割され、かつ第1のブロック■は周方向に3〜4分割され、それぞれの接続を現地溶接で行っていた。しかし、この現地溶接の溶接量は大量であり(例えば6トン)、溶接作業が多いため据付けに時間がかかり、かつこの現地溶接のため大型の仮設足場等が必要であり、更に、現地溶接のため製作精度が悪化しやすい問題点があった。本発明はかかる問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、現地溶接を最小限度にすることができ、これにより、据え付け時間を短縮し、かつ製作精度を向上させることができる原子炉圧力容器の支持台座を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、全体が中空円筒形であり、二重円筒鋼板で本体が構成され、その間にベント管が内蔵され、それらの隙間がコンクリートで充填される原子炉圧力容器の支持台座において、前記二重円筒鋼板は、上下方向に分割された複数のブロックからなり、該複数のブロックの境界部には水平な境界面を有するフランジを有し、該フランジは高力ボルトにより互いに連結され、かつ隣接したフランジの境界面はシール溶接される、ことを特徴とする原子炉圧力容器の支持台座が提供される。
【0005】
【作用】上記、本発明の構成によれば、二重円筒鋼板が、上下方向に分割された複数のブロックからなり、該複数のブロックの境界部には水平な境界面を有するフランジを有し、該フランジは高力ボルトにより互いに連結され、かつ隣接したフランジの境界面はシール溶接される、ので、現地溶接はシール溶接のみであり、溶接作業をほとんどなくすことができる。また、現地溶接がほとんどなく、フランジの水平な境界面を合わせて高力ボルトにより互いに連結するだけのため、大型の仮設足場は不要であり、また、製作精度を高めることができ、据え付け時間を短縮することができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例を図面を参照して説明する。図1は本発明による原子炉圧力容器の支持台座の部分断面図である。この図において、本発明の原子炉圧力容器の支持台座も、従来と同様に、全体が中空円筒形であり、二重円筒鋼板6で本体が構成され、その間にベント管5が内蔵され、それらの隙間がコンクリート7で充填されるようになっている。
【0007】本発明によれば、二重円筒鋼板6は、上下方向に分割された3つのブロック■、■、■からなり、この3つのブロックの境界部には水平な境界面を有するフランジ10を有する。3つのブロック■、■、■はそれぞれ一体で、クレーンにより吊り上げることができる重量、例えば、500トン以内になっている。これにより、据え付ける現地で、クレーンによりそれぞれのブロック■、■、■を順に吊り上げて現地に据え付けることができる。フランジ10の境界面は、互いに密着することにより、精度良く組み立てることができるように、十分な精度で加工されている。
【0008】据え付け現地において、ブロック■、■、■を順に据え付け、フランジ10を高力ボルト12(及びナット)により互いに連結し、次いで隣接したフランジの境界面をシール溶接14を行う。高力ボルト12及びナットは、引張強度の高いボルト及びナットであり、フランジ10に作用する力をフランジ間の摩擦とボルトに生じる張力により伝達することができる。シール溶接14は、ペデスタル2の外周部に隣接するサプレッションチャンバー4内の水が下部ドライウェル3bに漏れるのを防ぐために、全周を完全に溶接する。かかる構成により、現地溶接がほとんどなく、フランジの水平な境界面を合わせて高力ボルトにより互いに連結するだけで、高い製作精度でかつ短時間で据え付けを行うことができる。
【0009】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、二重円筒鋼板が、上下方向に分割された複数のブロックからなり、該複数のブロックの境界部には水平な境界面を有するフランジを有し、該フランジは高力ボルトにより互いに連結され、かつ隣接したフランジの境界面はシール溶接される、ので、現地溶接はシール溶接のみであり、溶接作業をほとんどなくすことができる。また、現地溶接がほとんどなく、フランジの水平な境界面を合わせて高力ボルトにより互いに連結するだけのため、大型の仮設足場は不要であり、また、製作精度を高めることができ、据え付け時間を短縮することができる。
【0010】従って、本発明は、現地溶接を最小限度にすることができ、これにより、据え付け時間を短縮し、かつ製作精度を向上させることができる、等の優れた効果を有する。




 

 


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