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発明の名称 原子力プラント遮蔽壁に配設される補助遮蔽体据付け工法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平6−75080
公開日 平成6年(1994)3月18日
出願番号 特願平4−252219
出願日 平成4年(1992)8月27日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】坂本 徹
発明者 清水 泰博 / 大西 等 / 宇賀神 弘忠 / 永田 義男
要約 目的
原子力プラントの遮蔽壁内に補助遮蔽体を安全でかつ高精度に据付ける。

構成
各ユニット24は鉄筋架台を構成する枠体26に配管18と鉄ブロック等で構成された補助遮蔽体20を締付け具やボルト・ナット等の取付け具28,30で取り付けている。各ユニット24は、作業設備の整った工場で予め作られている。したがって、配管18および補助遮蔽体20の据付け精度を確保することができる。また、重量物である補助遮蔽体20を安全に据付けることができる。完成したユニット24は寸法検査等を完全に行なった後原子力プラントの現場に搬送され、現場に予め設定された据付け基準線32に沿ってユニット24を横方向および縦方向に並べ、床34に固定するとともに各ユニット24どうしを連結する。また、鉄筋22が予め配筋されていない場合は現場で配筋し結束する。この状態でコンクリートを打設して、遮蔽壁12を構築する。
特許請求の範囲
【請求項1】原子力プラントの遮蔽壁に埋設される枠体に、当該遮蔽壁を貫通しかつ前記枠体内で曲げて配設される配管と、この配管が貫通する部分に配設される補助遮蔽体を取り付けて一体化したユニットを予め用意し、このユニットを原子力プラント遮蔽壁の構築箇所に設置してコンクリートを打設して当該遮蔽壁を構築することにより当該遮蔽壁内に補助遮蔽体を埋設することを特徴とする原子力プラント遮蔽壁に埋設される補助遮蔽体据付け工法。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、原子炉プラントの遮蔽壁に埋設される補助遮蔽体の据付け工法に関し、補助遮蔽体を安全かつ高精度に据付けることを可能にしたものである。
【0002】
【従来の技術】原子力プラントにおいては、例えば図2に示すように、建屋10内を遮蔽壁12によって高放射能レベルの部屋14と低放射能レベルの部屋(例えば人が出入りする部屋)に仕切り、高放射能レベルの部屋14で処理する物質等の出し入れをするため配管18を遮蔽壁12を貫通して設けている。この場合、配管18内は空洞となっているので、配管18を直線状に配設すると部屋14内の放射線が配管18を通って部屋12内に進入するおそれがある。そこで、配管18をクランク状に配設している。また、配管18が貫通する部分の遮蔽壁12は、配管18内の空洞分厚さが薄くなるので、鉄等のブロックで構成された補助遮蔽体20を埋設している。
【0003】遮蔽壁12を構築する場合、従来においては、現場で足場を組み、図3に示すように、配管18と補助遮蔽体20をバラ組みし、鉄筋22を配筋してコンクリートを打設していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来工法のように作業設備の整っていない現場で配管18や補助遮蔽体20をバラ組みする工法では、据付け精度が出しにくかった。また、重量物である補助遮蔽体20を据付けるのに危険が伴っていた。
【0005】この発明は、前記従来の技術における問題点を解決して、補助遮蔽体を安全でかつ高精度に据付けることができる原子力プラント遮蔽壁に埋設される補助遮蔽体据付け工法を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、原子力プラントの遮蔽壁に埋設される枠体に、当該遮蔽壁を貫通しかつ前記枠体内で曲げて配設される配管と、この配管が貫通する部分に配設される補助遮蔽体を取り付けて一体化したユニットを予め用意し、このユニットを原子力プラント遮蔽壁の構築箇所に設置してコンクリートを打設して当該遮蔽壁を構築することにより当該遮蔽壁内に補助遮蔽体を埋設することを特徴とするものである。
【0007】
【作用】この発明によれば、枠体に配管と補助遮蔽体を取り付けて一体化したユニットを予め用意し、これを現場に設置してコンクリートを打設して遮蔽壁を構築するようにしたので、配管および補助遮蔽体を作業設備が整った工場内で予めユニット化して据付けることができ、据付け精度と安全性を確保することができる。
【0008】
【実施例】この発明の一実施例を以下説明する。図1はこの発明によるユニット24を現場に設置した状態で示したものである。ユニット24は工場で作られるもので、工場から現場への搬送に都合のよい寸法(高さおよび幅)に設計されている。
【0009】各ユニット24は鉄筋架台を構成する枠体26に配管18と鉄ブロック等で構成された補助遮蔽体20を締付け具やボルト・ナット等の取付け具28,30で取り付けている。配管18は枠体26内でクランク状に曲げられ、補助遮蔽体20は配管18の配設によって遮蔽壁12の厚さが薄くなる箇所を遮蔽する位置に配設されている。配管18は搬送のじゃまにならない長さに形成されている。枠体26には鉄筋22が予め工場でまたは現場で配筋され結束されている。
【0010】以上の構成のユニット24は、作業設備の整った工場で予め作られる。したがって、配管18および補助遮蔽体20の据付け精度を確保することができる。また、重量物である補助遮蔽体20を安全に据付けることができる。
【0011】完成したユニット24は寸法検査等を完全に行なった後トラック等で工場から原子力プラントの現場に搬送され、現場に予め設定された据付け基準線32に沿ってユニット24を横方向および縦方向に並べ、床34に固定するとともに各ユニット24どうしを連結する。また、鉄筋22が予め配筋されていない場合は現場で配筋し結束する。
【0012】この状態でコンクリートを打設して、遮蔽壁12を構築する。配管18の端部には、必要な配管35,36をフランジや溶接等でつなぐ。このようにして、現場の悪作業環境下での作業を最小限にすることができ、据付け精度と安全性が確保される。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば、枠体に配管と補助遮蔽体を取り付けて一体化したユニットを予め用意し、これを現場に設置してコンクリートを打設して遮蔽壁を構築するようにしたので、配管および補助遮蔽体を作業設備が整った工場内で予めユニット化して据付けることができ、据付け精度と安全性を確保することができる。




 

 


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