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運転状態表示装置を備えた電子計算機システム - 株式会社日立製作所
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発明の名称 運転状態表示装置を備えた電子計算機システム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平6−12296
公開日 平成6年(1994)1月21日
出願番号 特願平4−168876
出願日 平成4年(1992)6月26日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】磯村 雅俊
発明者 山本 芳正 / 登坂 智子 / 安藤 彰
要約 目的
運転状態表示装置で仮想計算機上の各論理プロセッサ毎の状態情報を監視できるようにして、オペレ−タの操作を容易にし、システムの信頼性を向上させる。

構成
仮想計算機と非仮想計算機が混在した計算機システムにおいて、各論理プロセッサと物理プロセッサ毎に状態変化情報を取り込み、論理プロセッサおよび物理プロセッサの状態管理テ−ブルに格納し、更新するとともに、運転状態表示装置に状態情報を表示する。運転状態表示装置制御部内には、状態表示制御プログラムと非仮想計算機状態管理プログラムと物理プロセッサ状態管理プログラムと論理プロセッサ状態管理プログラムとを内蔵する。
特許請求の範囲
【請求項1】 1つ以上の論理プロセッサに分割して動作する少なくとも1台の中央処理装置と、該中央処理装置に接続された周辺装置とからなる電子計算機システムにおいて、上記中央処理装置に各論理プロセッサ毎の状態情報を表示する運転状態表示装置を接続するとともに、上記中央処理装置に各論理プロセッサの状態情報を上記運転状態表示装置に報告する共通制御手段を設け、該共通制御手段には、各論理プロセッサの状態情報を記憶する記憶テ−ブルと、各論理プロセッサの状態変化を検知して、該状態変化を上記記憶テ−ブルに格納すると同時に、該状態変化を上記運転状態表示装置に報告する第1の処理手順と、該運転状態表示装置からの初期化通知を受けると、上記記憶テ−ブルの内容を読み出して該運転状態表示装置に報告する第2の処理手順とを具備し、上記運転状態表示装置には、各論理プロセッサ単位の状態情報を記憶する第1の管理テ−ブルと、上記運転状態表示装置自体の初期化に際して、上記中央処理装置内の共通制御手段の第2の処理手順に対して初期化通知を送出することにより、該第2の処理手順から報告される状態情報を受け取り、該状態情報を上記第1の管理テ−ブルに格納する第3の処理手順と、上記中央処理装置内の共通制御手段の第1の処理手順から報告される各論理プロセッサからの状態変化を受け取り、該状態変化で上記第1の管理テ−ブルの内容を更新する第4の処理手順と、上記第1の管理テ−ブルの内容を参照することにより、各論理プロセッサの状態を表示部に表示する状態表示制御手順とを具備することを特徴とする運転状態表示装置を備えた電子計算機システム。
【請求項2】 1つ以上の論理プロセッサに分割して動作する少なくとも1台の中央処理装置と、該中央処理装置に接続された周辺装置とからなる電子計算機システムにおいて、上記中央処理装置に各論理プロセッサ毎の状態情報を表示する運転状態表示装置を接続するとともに、上記中央処理装置に各論理プロセッサの状態情報を上記運転状態表示装置に報告する共通制御手段を設け、該共通制御手段には、論理プロセッサ数分の回路により、各論理プロセッサの状態信号を上記運転状態表示装置に供給する状態信号送出手段と、各論理プロセッサの状態変化発生時に、上記状態信号送出手段に対して出力信号の値を‘1’または‘0’に反転させるように指示する状態信号送出手順を具備し、かつ上記運転状態表示装置には、各論理プロセッサ単位の状態情報を記憶する第1の管理テ−ブルと、上記中央処理装置の状態信号送出手段から供給される各論理プロセッサの状態信号を、論理プロセッサ数分の回路により受信する状態信号受領手段と、該状態信号受領手段から定期的に各論理プロセッサの状態情報を取り込んで、上記第1の管理テ−ブルの内容を更新する状態信号管理手順と、該第1の管理テ−ブルの内容を参照することにより、論理プロセッサの状態情報を表示部に表示させる状態表示制御手順とを具備することを特徴とする運転状態表示装置を備えた電子計算機システム。
【請求項3】 請求項1または2に記載の運転状態表示装置を備えた電子計算機システムにおいて、上記中央処理装置の制御手段には、各論理プロセッサの状態信号を運転状態表示装置に供給する手段の他に、物理プロセッサの状態情報を運転状態表示装置に供給する手段を具備し、かつ上記運転状態表示装置には、第1の管理テ−ブルの他に、物理プロセッサの状態情報を記憶する第2の管理テ−ブルと、上記中央処理装置から供給された物理プロセッサの状態信号を常に監視して、上記第2の管理テ−ブルに格納する物理プロセッサ状態管理手順と、上記第1および第2の管理テ−ブルを参照することにより、物理プロセッサおよび各論理プロセッサ両方の状態情報を表示部に合わせて表示させる状態表示制御手順とを具備することを特徴とする運転状態表示装置を備えた電子計算機システム。
【請求項4】 請求項1,2または3に記載の運転状態表示装置を備えた電子計算機システムにおいて、上記1以上の論理プロセッサに分割して動作する中央処理装置の他に、1以上の論理プロセッサに分割できない中央処理装置を設け、かつ上記運転状態表示装置には、上記第1の管理テ−ブルの他に、1以上の論理プロセッサに分割できない中央処理装置の状態情報を記憶する第2の管理テ−ブルと、中央処理装置が1以上の論理プロセッサに分割して動作するタイプであるか否かを定義する第3の管理テ−ブルと、上記1以上の論理プロセッサに分割できない中央処理装置からの状態信号を常に監視して、該状態情報を上記第2の管理テ−ブルに格納する中央処理装置状態管理手順と、上記第3の管理テ−ブルの内容を参照することにより、上記第1および第2の管理テ−ブルを選択していずれか一方を参照し、上記1以上の論理プロセッサに分割できない中央処理装置および上記1以上の論理プロセッサに分割して動作する中央処理装置の状態表示を表示部に混在して表示させる状態表示制御手順とを具備することを特徴とする運転状態表示装置を備えた電子計算機システム。
【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の運転状態表示装置を備えた電子計算機システムにおいて、上記運転状態表示装置には、警報器および該警報器の動作停止手段と、状態変化情報が障害であることを判別する識別子を格納する第1および第2の管理テ−ブルと、該第1または第2の管理テ−ブルの内容を参照することにより、状態変化が障害を示す識別子を検出したときには、上記警報器を鳴動させる状態表示制御手順とを具備し、オペレ−タにより上記警報器動作停止手段を操作して鳴動を停止することを特徴とする運転状態表示装置を備えた電子計算機システム。
【請求項6】 請求項1または2に記載の運転状態表示装置を備えた電子計算機システムにおいて、上記中央処理装置の制御手段に、上記運転状態表示装置からの指示を受けて各論理プロセッサ単位の状態リセットを行う手段を具備し、かつ上記運転状態表示装置には、オペレ−タの入力により上記中央処理装置に各論理プロセッサ単位の状態リセット指示を発行える手段を具備することを特徴とする運転状態表示装置を備えた電子計算機システム。
【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の運転状態表示装置を備えた電子計算機システムにおいて、上記中央処理装置のうちの1つに、管理ホストとしての役割を持たせ、上記運転状態表示装置には、上記管理ホストの役割を持つ中央処理装置に対して、状態変化のあった中央処理装置および論理プロセッサを識別する識別子、状態信号を特定する識別子、および状態信号の値を報告する管理ホスト連絡手順を具備し、該運転状態表示装置から上記状態情報を連絡することにより、上記管理ホストの役割を持つ中央処理装置で各論理プロセッサの状態表示を行うことを特徴とする運転状態表示装置を備えた電子計算機システム。
【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載の運転状態表示装置を備えた電子計算機システムにおいて、上記運転状態表示装置には、ネットワ−クを介して監視センタを接続しておき、かつ状態変化時には上記ネットワ−クを介して該監視センタに対して、中央処理装置および論理プロセッサを識別する識別子、状態信号を特定するための識別子、および状態信号の値を通報する監視センタ通報手順を具備することを特徴とする運転状態表示装置を備えた電子計算機システム。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1つ以上の論理プロセッサに分割して動作可能な中央処理装置(以下、仮想計算機と呼ぶ)を含む複数の電子計算機システムにおいて、各プロセッサ単位の状態を表示することにより、各プロセッサの監視を容易にして、誤りの少ない運用を可能にした運転状態表示装置を備えた電子計算機システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、仮想計算機はソフトウェアだけの観念で行われていたので、通常の場合には、計算機の外部からその運用状態を監視することは行われていなかった。従来の仮想計算機を用いた計算機システム、特に複数の中央処理装置を含み、オンライン業務等を行う重要システムでは、(a)運用を簡単にし、かつ誤動作を少なくするために、運転状態表示および運転制御を専門に扱う運転制御装置(CSC)を設ける方法(例えば、特開昭61−223970号公報、特開昭63−76009号公報参照)、あるいは(b)運転状態表示および制御を行うと同時に、業務処理も行う管理ホストコンピュ−タを備える方法(例えば、特開平2−87212号公報参照)があった。しかしながら、これらは仮想計算機の用途が主としてシステム移行を目的とするものであって、仮想計算機を通常のオンライン業務等に適用する場合は稀であった。なお、システム移行とは、例えば、1台の計算機を備えるユ−ザが、1つの仮想計算機により、例えばCD(キャッシュディスペンサ)で払い出し専用のシステムを開発し、ある時期で実用化すると同時に、第2の仮想計算機で、ATM(現金自動取引装置)で入金と払い出しを行うシステムを開発し、それをある時期に実用化するというように、旧システムから新システムへの移行を行うものである。このように、仮想計算機を通常のオンライン業務等に適用することは稀であったため、いずれの運転状態表示方法も物理プロセッサのみを表示の対象としており、仮想計算機上の論理プロセッサは表示の対象になっていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、仮想計算機の利用分野が拡大されており、通常のオンライン業務等へも適用されるようになってきた。従って、仮想計算機上の論理プロセッサの運用状態を監視する方法が要求されている。本発明の第1の目的は、このような従来の課題を解決し、仮想計算機上の各論理プロセッサ毎の状態を表示できるようにして、各仮想計算機の運用状態を監視し、オペレ−タの運用操作を簡便化し、かつシステムの信頼性を向上させることが可能な運転状態表示装置を備えた電子計算機システムを提供することにある。本発明の第2の目的は、仮想計算機上の各論理プロセッサ毎の状態情報と仮想計算機の物理プロセッサの状態情報を、合わせて表示できるようにして、仮想計算機の運用状態をより正確に監視し、システムの信頼性を一層向上させることが可能な運転状態表示装置を備えた電子計算機システムを提供することにある。本発明の第3の目的は、仮想計算機上の各論理プロセッサ毎の状態情報と非仮想計算機の状態情報を混在して表示できるようにして、仮想計算機と非仮想計算機が混在した大規模システムでも一括して集中監視することができるような運転状態表示装置を備えた電子計算機システムを提供することにある。本発明の第4の目的は、仮想計算機上の各論理プロセッサ毎の状態情報を表示すると同時に、各論理プロセッサで障害が発生した場合には、警報を発してオペレ−タに通知することにより、障害に対する迅速な対応を可能にし、システムのダウンタイムを短縮することが可能な運転状態表示装置を備えた電子計算機システムを提供することにある。本発明の第5の目的は、仮想計算機上の各論理プロセッサで障害が発生した場合に、運転状態表示装置からその論理プロセッサの障害状態のリセットを指示できるようにして、オペレ−タの操作を簡単にし、オペレ−タが障害状態を認知したことを他の位置にいる人に通知することができる運転状態表示装置を備えた電子計算機システムを提供することにある。本発明の第6の目的は、仮想計算機上の各論理プロセッサ毎の状態情報を表示するとともに、これらの情報を管理ホストコンピュ−タに連絡して、管理ホストコンピュ−タで仮想計算機を含めた統合運転および自動運転を行うことが可能な運転状態表示装置を備えた電子計算機システムを提供することにある。本発明の第7の目的は、仮想計算機上の各論理プロセッサ毎の状態情報を表示するとともに、これらの情報を監視センタに通報し、監視センタで仮想計算機を含めたリモ−ト監視と運用が可能な運転状態表示装置を備えた電子計算機システムを提供することにある。本発明の第8の目的は、運転状態表示装置を必要としないシステムでも、それよりも簡単な運転状態連絡機構により各論理プロセッサ毎の状態情報を管理ホストコンピュ−タに報告させ、管理ホストコンピュ−タで仮想計算機を含めた統合運転および自動運転を行うことができるような運転状態表示装置を備えた電子計算機システムを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、本発明による運転状態表示装置を備えた電子計算機システムは、(イ)1つ以上の論理プロセッサに分割して動作する少なくとも1台の中央処理装置と、中央処理装置に接続された周辺装置とからなる電子計算機システムにおいて、中央処理装置に各論理プロセッサ毎の状態情報を表示する運転状態表示装置を接続するとともに、中央処理装置に各論理プロセッサの状態情報を運転状態表示装置に報告する共通制御手段を設け、共通制御手段には、各論理プロセッサの状態情報を記憶する記憶テ−ブルと、各論理プロセッサの状態変化を検知して、状態変化を記憶テ−ブルに格納すると同時に、状態変化を運転状態表示装置に報告する第1の処理手順と、運転状態表示装置からの初期化通知を受けると、記憶テ−ブルの内容を読み出して運転状態表示装置に報告する第2の処理手順とを具備し、運転状態表示装置には、各論理プロセッサ単位の状態情報を記憶する第1の管理テ−ブルと、運転状態表示装置自体の初期化に際して、中央処理装置内の共通制御手段の第2の処理手順に対して初期化通知を送出することにより、第2の処理手順から報告される状態情報を受け取り、状態情報を第1の管理テ−ブルに格納する第3の処理手順と、中央処理装置内の共通制御手段の第1の処理手順から報告される各論理プロセッサからの状態変化を受け取り、状態変化で上記第1の管理テ−ブルの内容を更新する第4の処理手順と、第1の管理テ−ブルの内容を参照することにより、各論理プロセッサの状態を表示部に表示する状態表示制御手順とを具備することを特徴としている。また、(ロ)中央処理装置の制御手段には、各論理プロセッサの状態信号を運転状態表示装置に供給する手段の他に、物理プロセッサの状態情報を運転状態表示装置に供給する手段を具備し、かつ運転状態表示装置には、第1の管理テ−ブルの他に、物理プロセッサの状態情報を記憶する第2の管理テ−ブルと、中央処理装置から供給された物理プロセッサの状態信号を常に監視して、第2の管理テ−ブルに格納する物理プロセッサ状態管理手順と、第1および第2の管理テ−ブルを参照することにより、物理プロセッサおよび各論理プロセッサ両方の状態情報を表示部に合わせて表示させる状態表示制御手順とを具備することも特徴としている。
【0005】
【作用】本発明においては、■各論理プロセッサの状態変化発生時に、状態情報を記憶装置上で更新するとともに、状態情報を運転状態表示装置に報告し、また運転状態表示装置からの初期化通知に応じて記憶装置に格納された最新の情報を参照することにより報告するので、仮想計算機内の論理プロセッサの状態を正確に通知することができる。また、■各論理プロセッサの状態変化発生時に、状態信号をレベル信号として通知するので、論理プロセッサの状態を正確に知らせることができる。また、■物理プロセッサ状態管理機能を仮想計算機の論理プロセッサの状態情報とは別個に備えることにより、物理プロセッサと論理プロセッサの両方の状態情報を合わせて表示部に表示することができる。また、■仮想計算機の論理プロセッサの状態情報とは別個に非仮想計算機の状態情報を記憶するので、非仮想計算機と仮想計算機の論理プロセッサの両方の状態情報を、その内容に従って選択・参照することにより、表示部に表示することができる。さらに、■各論理プロセッサで障害が発生したときには、警報を発してオペレ−タに通報するので、迅速に対応することができる。さらに、■各論理プロセッサ毎の状態情報を管理ホストコンピュ−タまたは監視センタに通報することにより、管理ホストコンピュ−タまたは監視センタで仮想計算機を含めたリモ−ト監視、リモ−ト運用が可能となる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例を示す運転状態表示装置およびこれを適用した電子計算機システムのブロック図である。本実施例の計算機システムは、物理プロセッサと論理プロセッサの両方を有する仮想計算機3と、物理プロセッサのみ使用し、論理プロセッサを使用しない非仮想計算機6を含む複数台の中央処理装置と、それらに接続された複数台の周辺装置(図1では、簡略化のために図示省略した)と、これらに接続された運転状態表示装置制御部1と、運転状態表示装置制御部1からの信号を受けて表示する運転状態表示装置表示部2とから構成される。非仮想計算機6の場合には、物理プロセッサ15の状態信号が状態表示インタフェ−ス101を介して運転状態表示装置制御部1に入力される。また、仮想計算機3の場合には、複数の論理プロセッサ4a〜4nとこれらを収容する物理プロセッサ14との二重構造を有している。このうち、物理プロセッサ14の状態信号は、状態表示インタフェ−ス102を介して運転状態表示装置制御部1に入力される。また、仮想計算機3内の各論理プロセッサ4a〜4nの状態信号は、仮想計算機3の共通制御部5および状態表示インタフェ−ス103を介して運転状態表示装置制御部1に入力される。
【0007】図1に示すように、本実施例の運転状態表示装置は、計算機から入力された状態情報を処理して、表示用の情報に変換する運転状態表示装置制御部1と、制御部1から入力された状態情報を画面に表示してオペレ−タの監視に役立てる運転状態表示装置表示部2とから構成されている。この場合、運転状態表示装置を2以上の複数台設置することも可能であり、また、表示部2のみを複数台接続することも可能である。運転状態表示装置制御部1には、3つの状態管理テ−ブル11〜13と、3つの状態管理プログラム8〜10と、1つの状態表示プログラム7とが内蔵されている。物理プロセッサ状態管理テ−ブル11は、非仮想計算機6の物理プロセッサ15の状態情報、仮想計算機3の物理プロセッサ14の状態情報を保持している。また、論理プロセッサ状態管理テ−ブル12は、仮想計算機3の各論理プロセッサ4a〜4nの状態信号を保持している。また、CPU属性定義テ−ブル13は、運転状態表示装置制御部1に接続されている全ての中央処理装置の属性情報が格納されている。非仮想計算機状態管理プログラム8は、非仮想計算機6の物理プロセッサ15からの状態信号を受け取り、この信号により物理プロセッサ状態管理テ−ブル11の内容を逐次更新する。
【0008】物理プロセッサ状態管理プログラム9は、仮想計算機3の物理プロセッサ14からの状態信号を受け取り、この信号により物理プロセッサ状態管理テ−ブル11の内容を逐次更新する。論理プロセッサ状態管理プログラム10は、仮想計算機3の共通制御部5からの状態情報を受け取り、論理プロセッサ状態管理テ−ブル12を逐次更新する。また、状態表示制御プログラム7は、CPU属性定義テ−ブル13に格納されているCPU毎の属性情報を参照して、物理プロセッサ状態管理テ−ブル11と論理プロセッサ状態管理テ−ブル12から必要な情報を読み込んで、運転状態表示装置表示部2に送出し、画面表示させる。なお、以上説明した運転状態表示装置制御部1内の管理プログラムは、1つにまとめて格納される必要はなく、2つ以上に分割されて格納されても差し支えない。また、管理テ−ブル11〜13についても、2以上に分割されて保管することができる。
【0009】図2は、図1におけるCPU属性定義テ−ブルのフォ−マットを示す図である。CPU属性定義テ−ブル13には、図1における計算機システムで運転状態表示装置制御部1に接続された全ての中央処理装置の情報が定義されている。すなわち、CPU番号およびCPU名称は、計算機システムに含まれるている中央処理装置に付与されたユニ−クな番号および名称である。また、CPUタイプは、それらの中央処理装置が仮想計算機であるか非仮想計算機であるかを区別するための情報であって、Vは仮想計算機、Bは非仮想計算機である。また、状態表示インタフェ−スアドレスは、運転状態表示装置制御部1に各状態表示インタフェ−ス101,102,103を介して入力される状態情報を、各中央処理装置の情報として特定して扱うためのアドレス情報であって、図1からも明らかなように、同一の仮想計算機から2本の状態表示インタフェ−ス102,103が運転状態表示装置制御部1に接続されているため、それらのアドレスはx02−y02は共通であって、その後に付加されるz01,z02のみが異なる。また、LPAR番号およびLPAR名称は、CPU名称で示される仮想計算機内で動作する論理プロセッサ毎に付与されたユニ−クな番号および名称であって、例えば、図1の場合には、論理プロセッサ4aがLPAR番号1およびSYS−1、論理プロセッサ4bがLPAR番号2およびSYS−2である。なお、テ−ブルのそれに続く部分も格納されているが、これらは状態表示のための補助的な情報であって本発明とはあまり関係がないので説明を省略する。
【0010】図3、図4は、図1における物理プロセッサ状態管理テ−ブルと論理プロセッサ状態管理テ−ブルの各フォ−マット図である。物理プロセッサ状態管理テ−ブル11には、図3に示すように、CPU番号と電源状態と動作不能か否か、その他の状態等を示す管理情報が格納されている。CPU番号は、図2に示した番号と同じであって計算機システムに含まれる中央処理装置に付与されたユニ−クな番号である。POWERは、非仮想計算機の電源状態情報あるいは非仮想計算機の物理プロセッサの電源状態情報であって、電源オフのとき0、電源オンのとき1である。READYは、非仮想計算機でオペレ−ティングシステムが起動済みであることを示す情報、あるいは仮想計算機で仮想計算機オペレ−ティングシステムが起動済みであることを示す情報であって、未起動状態のとき0、起動状態のとき1である。ERRORは、非仮想計算機でオペレ−ティングシステムが動作不能状態であることを示す情報であって、通常状態のときには0、動作不能状態のときには1である。状態1、状態2、・・・状態Nb等は、物理プロセッサレベルのそれ他の状態を示す状態情報である。
【0011】論理プロセッサ状態管理テ−ブル12には、図4に示すように、CPU番号と、仮想計算機オペレ−ティングシステムの起動状態と、不能状態か否か等を示す管理情報が格納されている。すなわち、CPU番号、LPAR番号は、図2に示す番号と同じであって、計算機システムに含まれる中央処理装置に付与されたユニ−クな番号、仮想計算機内部の論理プロセッサに付与されたユニ−クな番号である。これらのフォ−マットは、全ての中央処理装置が仮想計算機であっても十分に対応できるような構成になっている。READYは、仮想計算機の論理プロセッサ毎のオペレ−ティングシステムが起動済みであることを示す情報であって、未起動状態のとき0、起動済み状態のとき1である。ERRORは、仮想計算機の論理プロセッサ毎のオペレ−ティングシステムが動作不能状態であることを示す情報であって、通常状態のとき0、動作不能状態のとき1である。その他の欄で、状態1〜状態Nvは、論理プロセッサレベルのその他の状態を示す状態情報である。
【0012】図5は、図1に示す運転状態表示装置表示部の表示例を示す図である。図5に示すように、1つの画面上に計算機システムの全ての中央処理装置の状態が表示されており、オペレ−タが1目で全計算機を監視することができるようになっている。51,52,53はCPU名称であり、その下にそれぞれの電源状態、オペレ−ティングシステムの起動状態、動作不能か否かの状態等が表示される。CPU名称の下に表示されるマ−カ56〜58,59〜61,62〜64は、それぞれ該当する計算機の状態を示す内容の表示であって、この中に1か0かが表示される。なお、54,55に示すSYS−1,SYS−2は仮想計算機の論理プロセッサのLPAR名称である。そして、これらのLPAR名称の下に表示されるマ−カ65〜66,67〜68は該当するLPARの論理プロセッサの状態を示す内容の表示であって、これらの中に1か0かが表示される。勿論、計算機システム全体の中央処理装置を全て1つの画面で表示しないで、分割して表示することも可能である。
【0013】図6は、図1における仮想計算機共通制御部と運転状態表示装置制御部の論理プロセッサ状態管理プログラムからなる状態管理機能の第1の実施例を示すブロック図である。本実施例では、テ−ブル21に状態情報を一旦書き込んだ後に、このテ−ブル21の内容を読み出して転送する構成であり、後述する図7の実施例における直接転送とは転送方法で異なっている。仮想計算機3の共通制御部5には、仮想計算機3の論理プロセッサ4a〜4nの状態情報を記憶する論理プロセッサ状態情報テ−ブル21と、各論理プロセッサ4a〜4nの状態変化を常時監視して、変化を検知すると、論理プロセッサ状態情報テ−ブル21にそれを格納するとともに、運転状態表示装置制御部1に状態変化情報を転送する論理プロセッサ状態監視プログラム23と、運転状態表示装置制御部1からの初期化通知を受けると、面理プロセッサ状態情報テ−ブル21に格納されている状態情報を全て読み出して、これを運転状態表示装置制御部1に転送する論理プロセッサ状態転送プログラム22とが内蔵されている。すなわち、状態情報テ−ブル21は常時変化する論理プロセッサの状態情報を逐次更新して、常に最新の状態を保持しており、状態転送プログラム22は運転状態表示装置制御部1が起動した時点で、状態情報テ−ブル21から最新情報を読み取って制御部1に転送する。また、状態監視プログラム23は論理プロセッサを常時監視して、状態変化を検知したならば、状態情報テ−ブル21の内容を更新する役割を果す。勿論、仮想計算機3の共通制御部5の機能を実現する上記各プログラム22,23は、いずれも2つ以上に分割することが可能である。
【0014】図6において、運転状態表示装置制御部1の論理プロセッサ状態管理プログラム10は、2つのサブル−チンであるプログラム24,25から構成されている。その1つは、運転状態表示装置制御部1の初期化時に仮想計算機3の共通制御部5に対して初期化通知を発行して、共通制御部5の論理プロセッサ状態転送プログラム22から報告される各論理プロセッサ4a〜4nの状態情報を受け取り、これを論理プロセッサ状態管理テ−ブル12に格納する論理プロセッサ状態再設定プログラム24である。また、他の1つは、共通制御部5の論理プロセッサ状態監視プログラム23から報告される状態変化情報を受け取り、これを論理プロセッサ状態管理テ−ブル12に書き込むことにより、逐次そのテ−ブル内容を更新する論理プロセッサ状態更新プログラム25である。勿論、これらの状態再設定プログラム24および状態更新プログラム25は、2以上に分割することができる。
【0015】図7は、論理プロセッサ状態管理機能の第2の実施例を示すブロック図である。この実施例では、仮想計算機3の共通制御部5と運転状態表示装置制御部1の状態情報管理プログラム10をそれぞれハ−ドウェア的に構成して、それらの間をゲ−トリレ−の接点等を用いて接続し、状態変化情報を直接転送する。図6における仮想計算機3の共通制御部5に対応する部分は、各論理プロセッサの状態信号を運転状態表示装置制御部1に直接供給する回路33a〜33cを、論理プロセッサの数だけ備えた状態信号送出論理部31と、各論理プロセッサ4a〜4nの状態変化発生時に、状態信号送出論理部31に対して出力信号を0または1に反転させるよう指示するための論理プロセッサ状態信号送信プログラム32とから構成される。一方、図6における運転状態表示装置制御部1の論理プロセッサ状態管理プログラム10に対応する部分は、仮想計算機3の状態信号送出論理部31の各回路33a〜33cからの状態信号を受信する回路36a〜36cを、論理プロセッサの数だけ備えた状態信号受領論理部34と、状態信号受領論理部34から定期的に各論理プロセッサの状態を取り込んで、各論理プロセッサ4a〜4nの状態情報を論理プロセッサ状態管理テ−ブル12に書き込む論理プロセッサ状態信号受信プログラム35とから構成される。
【0016】図1において、非仮想計算機の状態管理、仮想計算機の物理プロセッサの状態管理、ならびに仮想計算機の論理プロセッサの状態管理について、それぞれ説明する。CPU属性定義テ−ブル13の定義内容では、図2に示すように、第1行目に非仮想計算機6のCPU番号(01)、CPU名称(CPU−1)、その他の定義情報が記述されている。また、図2のテ−ブル13の第2行目には、仮想計算機3の論理プロセッサ4aのCPU番号(02)、CPU名称(CPU−2)、その他の定義情報が記述されている。さらに、テ−ブル13の第3行目には、仮想計算機3の論理プロセッサ4bのCPU番号(03)、CPU名称(CPU−3)、その他の定義情報が記述されている。なお、仮想計算機3の物理プロセッサ14単独での定義は、図2には記述されておらず、ここでは論理プロセッサとの組合わせで、テ−ブル13の第2行目と第3行目に、CPU番号(02,03)、CPU名称(CPU−2,CPU−3)、その他の定義情報が記述されている。非仮想計算機の状態管理を行う場合、【0017】先ず、非仮想計算機の状態管理について述べる。図1において、非仮想計算機6の状態信号は、状態表示インタフェ−ス101を介して運転状態表示装置制御部1に入力され、非仮想計算機状態管理プログラム8を起動させる。非仮想計算機状態管理プログラム8は、CPU属性定義テ−ブル13をCPU番号順に参照することにより、CPUタイプが‘B’、つまり非仮想計算機のものだけを読み出し、該当するものに対する状態表示情報を状態表示プログラム7に送出して、これを起動させる。図2に示すように、非仮想計算機6のCPUタイプは‘B’と定義されているので、非仮想計算機状態管理プログラム8はCPU属性定義テ−ブル13からCPU−1の状態表示インタフェ−スアドレス(x01−y01)を読み出して、これを用いて状態表示インタフェ−ス101上から非仮想計算機6の状態情報を取り込み、物理プロセッサ状態管理テ−ブル11のCPU番号の一致するエリア(CPU番号が01または1に該当するエリア)に状態情報を1,0に記号化して格納する。
【0018】次に、仮想計算機の物理プロセッサの状態管理について述べる。図1において、仮想計算機3の物理プロセッサ14の状態信号は、状態表示インタフェ−ス102を介して運転状態表示装置制御部1に入力され、物理プロセッサ状態管理プログラム9を起動させる。物理プロセッサ状態管理プログラム9は、CPU属性定義テ−ブル13をCPU番号順に参照して、CPUタイプが‘V’、つまり仮想計算機のものだけを読み出し、これらについて処理を行う。図2に示すように、仮想計算機3のCPUタイプは‘V’と定義されているので、物理プロセッサ状態管理プログラム9はCPU属性定義テ−ブル13からCPU−2の状態表示インタフェ−スアドレス(x02−y02)を読み出して、これを用いて状態表示インタフェ−ス102上から仮想計算機3の物理プロセッサ14の状態情報を取り込み、物理プロセッサ状態管理テ−ブル11のCPU番号の一致するエリア(CPU番号が02,または2に該当するエリア)に状態情報を1,0に記号化して格納する。
【0019】次に、仮想計算機の論理プロセッサの状態管理について述べる。図1において、仮想計算機3の論理プロセッサ4a〜4nの状態信号は、仮想計算機3の共通制御部5を経由し、かつ状態表示インタフェ−ス103を介して運転状態表示装置制御部1に入力され、論理プロセッサ状態管理プログラム10を起動させる。論理プロセッサ状態管理プログラム10は、CPU属性定義テ−ブル13をCPU番号順に参照することにより、CPUタイプが‘V’、つまり仮想計算機のものだけを読み出し、これらについて処理を行う。図2に示すように、仮想計算機3のCPU−2上で動作する論理プロセッサ4aはSYS−1として、また論理プロセッサ4bはSYS−2として定義されている。そこで、論理プロセッサ状態管理プログラム10は、CPU属性定義テ−ブル13からSYS−1に対応する状態表示インタフェ−スアドレス(x02−y02−z01)およびLPAR番号(1)を読み出して、これらを使用して状態表示インタフェ−ス103上から仮想計算機3の該当する論理プロセッサ4aの状態情報を取り込み、論理プロセッサ状態管理テ−ブル12のCPU番号、LPAR番号の一致するエリア(CPU番号が2、LPAR番号が1のエリア)にその状態情報を1,0に記号化して格納する。以上が論理プロセッサ4aに対する処理であるが、論理プロセッサ4bのSYS−2についても、全く同じように処理される。
【0020】図6により、仮想計算機の論理プロセッサの状態管理について、さらに詳しく説明する。図6に示すように、仮想計算機3の共通制御部5の論理プロセッサ状態監視プログラム23は、仮想プロセッサ4a〜4nの状態信号の状態を監視し、状態情報を論理プロセッサ状態情報テ−ブル21に格納して、論理プロセッサ状態情報テ−ブル21を常に最新状態情報に更新する。また、論理プロセッサ状態監視プログラム23は、状態変化を検出すると、論理プロセッサ番号(LPAR番号)、状態種別、状態値からなる状態変化情報を作成して、状態表示インタフェ−ス103を介して運転状態表示装置制御部1の論理プロセッサ状態管理プログラム10に報告する。運転状態表示装置制御部1内の論理プロセッサ状態管理プログラム10における論理プロセッサ状態更新プログラム25は、仮想計算機3の共通制御部5の論理プロセッサ状態監視プログラム23から状態変化情報の報告を受けると、その状態変化情報を受信した状態表示インタフェ−スアドレスとLPAR番号をキ−にしてCPU属性定義テ−ブル13を参照し、CPU番号、LPAR番号を特定することにより論理プロセッサ状態管理テ−ブル12の内容を更新する。
【0021】次に、図6における運転状態表示装置制御部1の論理プロセッサ状態管理プログラム10に含まれた論理プロセッサ状態再設定プログラム24は、運転状態表示装置制御部1の初期化時に論理プロセッサ状態管理テ−ブル12の内容を保証するため、仮想計算機3の共通制御部5に対して初期化通知を発行することにより、仮想計算機3の各論理プロセッサ4a〜4nの状態情報の転送を要求する。仮想計算機3の共通制御部5に内蔵された論理プロセッサ状態転送プログラム22は、運転状態表示装置制御部1内の論理プロセッサ状態再設定プログラム24から初期化通知を受け取ると、論理プロセッサ状態情報テ−ブル21から仮想計算機3の各論理プロセッサ4a〜4nの状態情報を取り出して、論理プロセッサ番号(LPAR番号)、状態種別、状態値からなる状態情報を作成して運転状態表示装置制御部1に報告する。運転状態表示装置制御部1内の論理プロセッサ状態管理プログラム10の論理プロセッサ状態再設定プログラム24は、仮想計算機3の共通制御部5内の論理プロセッサ状態転送プログラム22から報告された各論理プロセッサ4a〜4nの状態情報を受け取ると、状態情報を受信した状態表示インタフェ−スアドレスとLPAR番号をキ−にしてCPU属性定義テ−ブル13を参照することによりCPU番号、LPAR番号を特定し、論理プロセッサ状態管理テ−ブル12の内容を再設定する。なお、上記説明では、再設定時のデ−タ再設定のために行われる運転状態表示装置制御部1と仮想計算機3の共通制御部5との間の手順として、1回の初期化通知に対して、共通制御部5から各論理プロセッサ4a〜4nの状態情報をまとめて報告しているが、この手順に限定されることはない。例えば、運転状態表示装置制御部1側から各論理プロセッサ毎に問合わせを行って、仮想計算機3の共通制御部5側からは指定された論理プロセッサの状態情報のみを返送してもよい。
【0022】図8は、本発明における運転状態表示装置表示部に表示されるマ−カの表示条件を示す図である。図1における運転状態表示装置制御部1内の状態表示制御プログラム7は、CPU属性定義テ−ブル13をCPU番号順に参照して、CPUタイプが‘B’の場合には、CPU属性定義テ−ブル13からCPU名称を読み出して、図5に示すような表示を行う。すなわち、運転状態表示装置表示部2のCPU名称表示枠51,52,53等を設けて、そこにCPU名称を表示する。また、上記のようにCPUタイプが‘B’の場合には、物理プロセッサ状態管理テ−ブル11からCPU番号をキ−にして、POWER、READY、ERROR等の状態値を読み出し、状態値に応じたマ−カを運転状態表示装置表示部2のCPU名称表示枠51,52,53等の下方の該当する状態種別の文字(ROWER,READY,ERROR等)の左側56,57,58等に表示する。その場合に、図8に示すように、状態値によって表示色を変えることも可能である。また、図示していないが、マ−カの形状や大きさを変えて表示することも勿論可能である。
【0023】次に、運転状態表示装置制御部1の状態表示制御プログラム7は、CPU属性定義テ−ブル13をCPU番号順に参照して、CPUタイプが‘V’の場合には、CPU属性定義テ−ブル13からCPU名称とLPAR名称を読み出して、図5に示すように、運転状態表示装置表示部2のCPU名称表示枠51,52,53等を設けてCPU名称を表示すると同時に、LPAR名称表示枠54,55等を設けてLPAR名称を表示する。また、CPUタイプが‘V’の場合には、図3に示す物理プロセッサ状態管理テ−ブル11からCPU番号をキ−にして、物理プロセッサのPOWER、READY、ERROR等の状態値を読み出し、状態値に応じたマ−カをCPU名称表示枠51,52,53等の下方の該当する状態種別文字POWER,READY,ERROR等の左側56,57,58等に表示する。同時に、図4に示す論理プロセッサ状態管理テ−ブル12からCPU番号、LPAR番号をキ−にして、各論理プロセッサのREADY、ERORR等の状態値を読み出し、状態値に応じたマ−カを運転状態表示装置表示部2のLPAR名称表示枠54,55等の下の該当する状態種別文字READY,ERROR等の左側の65,66等に表示する。
【0024】以下、本発明の応用例を、図1により説明する。図1の状態表示制御プログラム7は、状態種別ERROR等の障害を表わす状態情報の状態値が‘0’から‘1’に変化した場合、運転状態表示装置表示部2に付加された警報器を鳴動させる。勿論、それと同時に、運転状態表示装置表示部2に状態種別が変化したことを表示する。また、図1の状態表示制御プログラム7は、運転状態表示装置制御部1に管理ホストの役割を果す中央処理装置が接続されている場合には、状態変化を検出すると、運転状態表示装置表示部2にその状態変化を表示すると同時に、CPU番号、LPAR番号、状態種別、状態値を含む状態変化連絡情報を作成して、これを上記管理ホストの役割を持つ中央処理装置に送出して警告を行う。さらに、図1の状態表示制御プログラム7は、運転状態表示装置制御部1がネットワ−クを介して監視センタに接続されている場合には、状態変化を検出したならば、運転状態表示装置表示部2に状態変化を表示すると同時に、CPU番号、LPAR番号、状態種別、状態値を含む状態変化連絡情報を作成して、これをネットワ−クを介して監視センタに通報する。
【0025】また、図1の状態表示制御プログラム7は、オペレ−タが運転状態表示装置表示部2に付加された状態リセット要求ボタンを押下した場合には、その状態リセット要求を受け取り、CPU番号、LPAR番号、状態種別を含む状態リセット指示情報を作成して、該当する管理プログラム8,9,10に連絡する。すなわち、当該状態が非仮想計算機の状態であれば、非仮想計算機状態管理プログラム8に、また当該状態が仮想計算機の物理プロセッサの状態であれば、物理プロセッサ状態管理プログラム9に、また当該状態が仮想計算機の論理プロセッサの状態であれば、論理プロセッサ状態管理プログラム10に、それぞれ通報する。論理プロセッサ状態管理プログラム10は、状態表示制御プログラム7から状態リセット指示情報を受けると、CPU番号、LPAR番号をキ−にしてCPU属性定義テ−ブル13から対応する状態表示インタフェ−スアドレスを読み取り、これを用いて状態表示インタフェ−ス103上から該当する仮想計算機3等にLPAR番号、状態種別を含む状態リセット指示情報を転送する。仮想計算機3等の共通制御部5は、論理プロセッサ状態管理プログラム10から状態リセット指示情報を受けると、その情報に基づき該当する論理プロセッサの状態をリセットする。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、(イ)仮想計算機上の各論理プロセッサ毎の状態情報を表示し、最新の状態情報を更新表示するので、表示装置で仮想計算機の運用状態を監視することができ、オペレ−タの操作を容易にできるとともに、システムの信頼性を向上することが可能となる。また、(ロ)仮想計算機上の各論理プロセッサ毎の状態情報と仮想計算機物理プロセッサの状態情報とを合わせて表示することにより、仮想計算機の運用状態をさらに正確に監視することができる。また、(ハ)仮想計算機上の論理プロセッサ毎の状態情報と非仮想計算機の状態情報を混在して表示することにより、運転状態表示装置上から仮想計算機と非仮想計算機の混在するシステムの運用状態を監視することができるので、両計算機が混在する大規模なシステムでも一括して集中監視できる。また、(ニ)仮想計算機上の各論理プロセッサ毎の状態情報を表示すると同時に、各論理プロセッサで障害発生を知らせる状態変化が発生したときには、警報を鳴らしてオペレ−タに通知するので、障害に対する迅速な対応が可能となる。また、(ホ)仮想計算機上の各論理プロセッサで障害発生を知らせる状態変化が発生したときには、オペレ−タに通知するとともに、オペレ−タが障害状態を認知したことを他の位置に存在する者にも知らせることができ、さらにオペレ−タが障害状態のリセットを指示することができるので、オペレ−タの操作が容易となり、かつ障害の対応が迅速にできる。(ヘ)運転状態表示装置に仮想計算機上の各論理プロセッサ毎の状態情報を表示するとともに、その状態情報を管理ホストに連絡するので、管理ホストにおいて仮想計算機を含むシステムの統合運転および自動運転を行うことができる。さらに、(ト)運転状態表示装置に仮想計算機上の各論理プロセッサ毎の状態情報を表示するとともに、監視センタにも通報するので、監視センタにおいて仮想計算機を含むシステムの遠隔地からの監視および運用が可能となる。
【0027】




 

 


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