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発明の名称 モニタ機能付き端末シミュレータ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平6−12286
公開日 平成6年(1994)1月21日
出願番号 特願平4−167240
出願日 平成4年(1992)6月25日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小川 勝男
発明者 瓜生 進一
要約 目的
情報を生成して出力する機能および、モニタ出力する機能により、テスト精度と効率を向上させることを目的とする。

構成
MAST B01 により各タスクが生成される。MASTはコマンドの処理を、RCVは中央からの電文の受信を、PROSはビデオと端末オペレータの処理をする。件数カウントは電文対応処理 B26 で、応答の表示は画面編集 B27 の後で、画面の表示は画面テーブル B30 をMAST B01 がコマンド処理 B09 で参照することで、オペレーションの履歴はオペレーション B29 実行後画面テーブルB30 に格納していくことで、オペレーション要因の表示は画面編集 B27 後要因を一行に編集することで、データを作成し、これを出力する。
特許請求の範囲
【請求項1】シミュレータが行ったオペレーションをオペレーション毎のオペレーション件数、正常応答件数、エラー応答件数およびそれぞれの増分で集計して指定した情報を指定時間間隔毎に対話装置に出力することが出来、さらにこれらの情報は指定した装置に出力できることを特徴とするモニタ機能付き端末シミュレータ。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオンラインプログラムのテストを実際の端末を使用することなく実施するシミュレータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の端末シミュレータは下記のような欠点があった。
【0003】(1)オペレーションの件数、エラー及び正常応答件数等はシミュレーション中に分からず、シミュレーションが終了した後ジャーナルを分析して求めていた。
【0004】(2)シミュレーションがうまくいっているか否かは、シミュレーション終了後ジャーナルを分析して行い、シミュレーション中は判断出来ないことが多かった。
【0005】(3)シミュレーション中の端末画面状態はシミュレーション終了後ジャーナル内の電文を解析して把握していたためシミュレーション中は観測出来なかった。
【0006】(4)プリンタ系端末に何を出力しているのかシミュレーション中に知る手段がなかった。
【0007】類似するシミュレータの技術としてはたとえば特開昭63−132327号公報等がある。
【0008】このシミュレータは実際の端末を使用し、オペレーションを自動化するだけであり、表示情報は実際のものと同じになる。しかし、このシミュレータを使用して全システムをシミュレートする場合は、中央システムが必要とする端末台数が必要であり、実際の運用に使用するのと同程度の端末設備が必要になる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は実際の端末群を設置することなくシミュレータによって以下の問題を解決しようとするものである。
【0010】(1)オペレーションの件数、エラー及び正常応答件数を指定時間間隔で表示することによりシミュレーションのトラフィック量を把握できるようにする。
【0011】(2)シミュレーションが目的通りか否かを全端末を対象としてエラー応答メッセージのみを出力させることで監視できる。又、特定の端末を指定して正常とエラーの双方の応答メッセージを出力させることにより、シミュレーション状態を特定の端末について監視できるようにする。
【0012】(3)実際の端末が表示する画面をシミュレーション中に対話装置に表示させることにより、実際の端末を使用しているのに近い様式および状態でシミュレーション状態を監視できる。
【0013】(4)上記画面の表示をしたとき、その画面に至るまでにシミュレータがどの様なオペレーションを行なったかを知るため、指定件数分の直近のオペレーションを合わせて表示することによりオペレーションの履歴が分かるようにする。
【0014】(5)シミュレータの自動オペレーションができる要因が発生したとき、画面内に分散している要因を一行のデータにまとめリアルタイム表示する。特に複数の自動オペレーション要因が発生したときシミュレータがその時点で他のコマンドによって指定された優先順位に従ってオペレーションしているのがわかるようにする。このためオペレーションの優先順位指定の誤りが即時にわかるようにする。
【0015】(6)プリンタに出力する内容が対話装置にリアルタイムで出力出来るようにし、出力内容を業務的意味を把握しながら監視出来る様にする。従って表示装置からのオペレーションにより当然出力されるべきプリント情報の出力漏れ等が確認できる様にする。
【0016】
【課題を解決するための手段】課題はそれぞれ下記の手段をもつシミュレータによって解決される。
【0017】(1)オペレーションの件数、エラー及び正常応答件数を指定時間間隔で表示することによりシミュレーションのトラフィック量を把握する。又、コマンドによる問合せ時点でもその時点のこれらの件数情報を指定により増分及び累計で表示できる様にした。
【0018】(2)シミュレーションが目的通りか否かを全端末を対象としてエラー応答メッセージのみを出力させることで監視できる。又、特定の端末を指定して正常とエラーの双方の応答メッセージをリアルタイム出力させることによりシミュレーション状態を特定の端末について監視できるようにした。なお全画面を対話装置に出力することも可能であるが、対話装置のハードコピー装置への出力量が多くなるため応答のみを出力するようにしている。
【0019】(3)実際の端末に表示するのと同様の画面をシミュレーション中に対話装置に表示させることにより、実際の端末を使用しているのに近い状態でシミュレーション状態を監視できる。
【0020】(4)上記画面の表示をしたとき、その画面になるまでにシミュレータがどのようなオペレーションを行なったかを知るため、過去に遡及して指定件数分のオペレーションを画面と合わせて表示することにより直近のオペレーション履歴が分かるようにした。
【0021】(5)シミュレータが自動オペレーションできる要因が発生したとき、画面内に散らばっている要因を一行のデータにまとめリアルタイム表示する。特に複数の自動オペレーション要因が発生したときシミュレータが正しい優先順位に従ってオペレーションしているのがわかるようにした。発生および変化した要因を特別な属性にして全画面出力することもできるが、対話装置のハードコピー装置への出力量が多くなるため応答のみを出力するようにしている。
【0022】(6)プリンタに出力する内容が対話装置に出力出来るようにし、出力内容を業務的意味で監視出来る様にした。
【0023】
【作用】本シミュレータにより、表示装置およびプリンタから成る端末装置をシミュレートし、各種監視機能により実際の端末を使ったのと同様の情報を必要に応じて参照しながらテストを行なうことができる。
【0024】
【実施例】以下本発明のシミュレータの実施例について説明する。
【0025】図1は本シミュレータの適用例を示したものである。シミュレータはオペレータ A04 を含む端末システムの範囲 A06 をシミュレートする。
【0026】シミュレータの適用は中央システム A01 に対しシミュレータ用のCPU A13を実回線群 A12 を介して接続する方法と、通信制御プログラム A22 の擬似通信A23 により、中央システム A01 に格納した中央業務プログラム A25 とシミュレータプログラム A24 を通信させる方法がある。
【0027】図2はシミュレータ構造の一例の概要を示したものであり、個々の機能はこの図を部分的に詳細にすることで説明していく。
【0028】図2において、MAST B01 は親タスクであり、プログラム起動時最初に制御が渡る所である。この後、MAST B01 はタスク生成 B03 の処理により受信タスク(RCV) B15 および表示端末処理タスク(PROS) B22 とタイマのタスク(TIME) B11 を起動する。この後、MAST B01 はコマンド入力 B07 の処理により対話装置 B05 からのコマンド入力待ちになる。オペレータコマンドが入力されることにより、このコマンド入力待ちは解除され、入力したコマンドの分析 B08 の処理をする。分析の結果、処理対象のコマンドであることが分かると対応するコマンド処理 B09 を実行する。コマンド処理が終ると再びコマンド入力 B07 処理を行ないコマンド入力待ちになる。対応するコマンド処理がないときはコマンドエラー B10 処理をする。最初のシミュレーション電文処理動作はすべてのタスクが起動状態になってから、オペレータコマンドの開始コマンドを入れることにより開始する。
【0029】受信タスク(RCV) B15 は起動後自タスクの初期設定 B16 を行ない、無限ループ B17 電文受信処理の中で中央からの電文受信処理 B18 で待ちとなる。この後、RCV B15 は受信した電文に対するタスク固有処理 B19 を行なう。タスク固有処理 B19 はシミュレート対象の端末の電源オン等をシミュレートしたり、各個別の機能を実現することを行う。
【0030】受信電文をチェックした結果、表示端末宛の電文の場合、連絡要電文 B20 の判定し、連絡要の時はPROS B22 へ連絡する。
【0031】PROS B22 は起動直後、無限ループ B23 に入り、RCV B15 からの連絡を電文受け取り B24 処理で待つ。RCV B15 からPROSへ連絡 B21 により、電文が来ると待ち状態が解除され、受け取り電文が応答要の場合は応答返信 B25をする。この後、電文対応処理 B26 を行なった後、表示画面の編集 B27 を行なう。画面編集 B27 はメモリー内の画面テーブル B30 上に対して行なう。この後、編集した画面を対象として画面判定 B28 処理をすることによりシミュレーションすべきオペレーションを決定し、オペレーション B29 処理で中央に対してオペレーション電文を送信する。
【0032】オペレーションがないとき、および何らかのオペレーションを送信の後は、再び電文受け取り B24 処理に戻り、電文の受け取り待ちになる。
【0033】電文がプリンタ宛の場合は、RCV B15 タスクのタスク固有処理 B19 でプリンタ電文テーブル B32 に受信時刻を付加して格納する。プリンタの応答電文はタイマタスク(TIME) B11 で作成し、受信してから印字の時間経過後、送信する。
【0034】タイマタスク(TIME) B11 は起動後、無限ループ B12 に入る。ループ内にはタイマ B13 があり、一定時間経過ごとにこの無限ループ B12 を一順する。
【0035】プリンタの応答電文の処理はプリンタ電文テーブル B32 をタイマタスク対応処理 B14 で参照し、規定時間経過した電文に対しプリントが完了したと判定して電文を送信することで実現している。
【0036】図3はシミュレータが行ったオペレーションをオペレーション毎の、オペレーション件数、正常応答件数、エラー応答件数およびそれぞれの増分で集計し、指定した情報を指定時間間隔毎に、対話装置に出力するための集計処理を表示端末処理タスク内で実行する方式の一事例を示したものである。
【0037】この機能のうち、出力情報を作成するのがPROS B22 であり、図3は図2における電文対応処理 B26 を詳細に示したものである。
【0038】図3においてPROS B22 が受け取り処理で受け取った電文が、応答電文で且つ、図2におけるMAST B01 のコマンド処理 B09 で本機能が有効とされているとき、出力情報の作成を行う。図3において出力情報の作成は、まず受取り内容が正常またはがエラーかを判定 C05 し、エラーの場合はオペレーションごとに分類 C06 し、オペレーションごとのカウントする。正常時は正常のオペレーションごとに分類 C18 し、オペレーションごとのカウント C14,C16 をする。カウント時、どの応答かを判別する必要があるため、オペレーションを送信 C12の後、どのオペレーションをしたかを記憶するためオペレーション記憶処理 C13をする。この様にして作成した情報は、図2におけるタイマタスク(TIME)B11 のタイマタスク対応処理 B14 で一定時間経過毎に対話装置 B05 に出力する。この時もMAST B01 のコマンド処理 B01 で本機能が有効とされていることを判定し、有効の時のみ出力する。
【0039】増分の情報はタイマタスク出力後、ゼロにクリアするエリアに対して上記と同様にカウントする。対話装置に出力時は出力情報を固定するためと、タスク間の処理のすれ違いを防止するため、排他制御を施しカウント情報を固定している間に出力する。又、PROS B22 においてカウントする場合、PROS B22 のタスク数が複数の時はPROS B22 においてもカウント情報を排他制御中にカウントアップする。
【0040】シミュレータが行うオペレーションの件数は応答のカウントと同様に各オペレーションに分類してカウントする。
【0041】出力先は通常対話装置だけであるが、これらの情報は性能の分析に使われることが多く、二次加工出来るよう磁気テープや磁気ディスク等JCL等で指定したものに出力できる。
【0042】図4は、シミュレータのオペレータからの指示により、端末に対するエラー応答を、応答発生のたびに表示し、表示は指定した端末を出力する場合と、全端末を指定して表示する場合を選択でき、この機能を実現する一方式を示したものである。
【0043】図4において、受け取り電文の画面編集 B27 をした後、受け取り電文は応答電文かつコマンドの指定有り D08 か否かを判定する。対話装置からのコマンドにより本機能を有効とする指定が有るときで応答電文のときは、画面テーブルの応答エリアを編集 D11 し、対話装置に出力 D12 をする。この様にして最新のオペレーションと最新の応答が対話装置に出力される。この処理は電文受け取りが有る毎に行うため、シミュレーションの状態をリアルタイムで知ることができる。 図5はシミュレータを操作するオペレータの指示により端末を指定し、シミュレーション中の端末画面を対話装置に表示する機能を実現する方式を示すためMAST E01 の処理を詳細に示したものてある。
【0044】図5においてPROSは画面テーブル B01 に画面のイメージを作成しているので、指定端末の画面テーブル編集 E09 にて参照し画面と同一のフォーマットに編集し、対話装置へ出力 E10 で対話装置 B05 に出力することにより実現する。 図6は画面表示時、当該端末がその時点までに行ったオペレーション内容を指定件数分表示すると共に、そのオペレーションに対応する応答も合わせて表示することによりその画面に至る履歴を知ることが出来ることを実現する方式の一例を示したものである。
【0045】図6においてPROS B22 はオペレーション実行後オペレーション履歴格納F09 の処理を行う。この処理を具体的に以下に説明する。画面にはオペレーション履歴を一定数格納できる履歴エリア F14 があり、このうちの最古オペレーションを消去 F10 し、そのエリアに次に古いオペレーションデータを順次詰める処理 F11 を行う。この処理をオペレーション格納エリアの古い順に行う。最後に、空きとなった最新オペレーションエリアに今のオペレーションを詰める処理F12 を行う。これらのオペレーション履歴は画面表示時と同じに対話装置に出力するようにしておくことにより画面表示時、画面の現在の状態とその時点に至るオペレーション履歴を知ることができる。
【0046】図7はシミュレータのオペレータの指示により、オペレーション要因の変化が発生する毎に、要因の情報を要約し対話装置に出力する機能を実現する一方式を示すため、PROS B22 の画面判定 B28 を詳細に記述したものである。
【0047】本機能を有効にするためには、図2におけるMAST B01 の対話装置 B05 からのコマンド指示により該当するコマンド処理 B09 を行い、本機能有効の指定がされている必要がある。図7においてオペレーションの要因があり、コマンドの指定で本機能が有効になっているとき、画面内のオベレーション要因の抽出 G11 を行う。要因は画面内に分散しているため、要因を一行に編集 G12 し、これを対話装置 B05 に出力 G13 する。
【0048】図8はプリンタ系端末に対し本シミュレータのオペレータからの指示により最後に出力した印字内容を実際の印字フォーマットと同一フォーマットで対話装置出力し、その後の印字電文についてはプリンタ電文受信のたびに、上記と同様に印字する機能を実現する一方式を示すため、図2におけるRCV B15 のタスク固有処理 B19 を詳細に示したものである。他の機能と同様に対話装置 B05 からの本機能を有効にする指定がなされていることを前提とする。図8において、電文受信 B18 でプリンタ宛電文が受信されると、コマンド指定有りかつプリンタ電文 H08 の判定によりプリントイメージに編集する処理 H09 を行う。実際にプリントする制御コード等の意味に従って編集し、対話装置出力 H10 をする。
【0049】以上述べた機能は図2において、対話装置 B05 からの解除指定のコマンド入力により、それぞれ、又は一括して有効状態を解除するコマンド処理 B09 を実行することにより解除できる。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、中央システムに接続される端末群を一括してシミュレートするシミュレータにより実祭の表示端末を操作するのに近い情報を得ながらテストを実行することが出来、テストの信頼度及び効率が向上する。
【0051】また、プリンタ系の端末についても実際の印字形式と同様の出力情報を出すことが出来、同様の効果がある。




 

 


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