米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 計算機;電気通信 -> 株式会社日立製作所

発明の名称 光ICキーボード
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平6−12161
公開日 平成6年(1994)1月21日
出願番号 特願平4−167234
出願日 平成4年(1992)6月25日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小川 勝男
発明者 斉藤 繁
要約 目的
本発明はキーボードに関するものであり、将来要求されるであろうキーボードの多機能化に応じえるものを提供することにある。

構成
キーボード1において、キー2を上下させてキーの支持棒4を光IC9の放熱板5に固定された光ファイバ6の間に上下させることで、光IC9の発光部7から受光部8への光を制御し、ON/OFFを検出する。また、キー2の中に光ICを追加して組込むことがある。
特許請求の範囲
【請求項1】キーと、光ICと、前記光ICを冷却する冷却装置と、前記光ICがキーボードの外部や内部から受ける衝撃や振動を減少させる衝撃吸収体と、前記光ICの発光部に接続されている光ファイバと、前記光ICの受光部に接続されている光ファイバとを備えた前記キーボードにおいて、前記光ICの放熱板は発光部と受光部に接続されている前記の各光ファイバを固定しており、前記光ICの発光部からの光が発光部に接続されている前記光ファイバを通過して出力し、前記光ICの受光部に接続されている前記光ファイバに入力するように前記光ファイバをある距離を隔てて結合させることにより、前記キーを上下に動かすことで前記光ファイバの中間に前記キーの支持棒を上下させることで、前記光ICの発光部からの受光部に供給される光の性質を変化させるようにしたことを特徴とする光ICキーボード。
【請求項2】請求項1記載の光ICキーボードにおいて、キーの押下のない光ICと、前記キーボードのキーの識別情報を符号化して表現できる部品とを備え、前記部品からの符号を前記のキーの押下のない光ICに通知するようにしたことを特徴とする光ICキーボード。
【請求項3】請求項1の光ICとは異なる光ICを請求項1のキーに備え、前記キーの支持棒に光ファイバを備え、前記キーを押下した状態、或いは押下を止めた状態で前記のキーに備えた光ICと請求項1の光ICが光通信でき、かつ、前記光通信中は前記キーの位置が自動的に固定されるようにしたことを特徴とする請求項1記載の光ICキーボード。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、情報処理装置の入力作業に用いられるキーボードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のキーボードは、押下したキーのキー配列上の該当箇所をショートさせるものや、或いは特開平2−143314のような光学式クロスガイド・キーボードがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、押下したキーのキー配列上の該当箇所をショートさせる方式では、ショートする箇所が摩耗するという欠点があった。また、光学式クロスガイド・キーボードの方式では、光路が方眼紙の罫線のようになっており、押下したキーの位置を知るためには、例えばX座標とY座標といった具合に2箇所の位置の検出が必要であるという欠点があった。
【0004】更に、従来のON/OFFを伝えるだけのキーボードでは、将来要求されるであろうキーボードの多機能化に応じえることができないという欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】ショートする箇所が摩耗するという欠点に対し、本発明では、(1) キーと、光ICと、前記光ICを冷却する冷却装置と、前記光ICがキーボードの外部や内部から受ける衝撃や振動を減少させる衝撃吸収体と、前記光ICの発光部に接続されている光ファイバと、前記光ICの受光部に接続されている光ファイバとを備えた前記キーボードにおいて、前記光ICの放熱板は発光部と受光部に接続されている前記の各光ファイバを固定しており、前記光ICの発光部からの光が発光部に接続されている前記光ファイバを通過して出力し、前記光ICの受光部に接続されている前記光ファイバに入力するように前記光ファイバをある距離を隔てて結合させることにより、前記キーを上下に動かすことで前記光ファイバの中間に前記キーの支持棒を上下させることで、前記光ICの発光部からの受光部に供給される光の性質を変化させることで、ON/OFFを検出する構造としている。
【0006】また、発光部や受光部が故障した場合を考え、(2) (1)記載のキーボードにおいて、キーの押下のない光ICと、前記キーボードのキーの識別情報を符号化して表現できる部品とを備え、前記部品からの符号を前記のキーの押下のない光ICに通知する構造にすることもある。
【0007】また、キーボードを更に多機能化するために、(3) (1)記載のキーボードにおいて、(1)記載の光ICとは異なる光ICを(1)記載のキーに備え、前記キーの支持棒に光ファイバを備え、前記キーを押下した状態、或いは押下を止めた状態で前記のキーに備えた光ICと(1)記載の光ICが光通信でき、かつ、前記光通信中は前記キーの位置が自動的に固定される構造とすることもある。
【0008】
【作用】請求項1に対応させた場合、以下の作用がある。
【0009】(1) キーと、キーの上下によるON/OFFを検出する光ICを一体化し、かつ、その機械的接点をなくすことで、ON/OFFする箇所の摩耗をなくす。
【0010】(2) 光ICに元から備わっている発光素子と受光部を使用することで、押下したキーの位置の判別を容易にする。また、発光部としてLEDを使用する場合に比べてキーボード内のLEDの体積をはぶく。
【0011】(3) 光ICの放熱板に光ファイバを固定することで、放熱板に光ICの冷却を兼ねた2重の役割を持たせる。また、放熱板に光ファイバの取付け、取外し部を設けることで、光ファイバ間の接続、結合を正確かつ容易にする。
【0012】(4) 衝撃吸収体を備えることで、キーボードの外部から、或いは内部から光ICに伝わる衝撃や振動を減少させ、衝撃や振動による光ICの寿命の低下や誤動作や故障を防ぐ。
【0013】(5) 光ICに電子回路を備えた光・電子集積回路(Opt Electronic Integrated Circuits:OEIC)においては、その電子回路部が発熱すると考えられるので、冷却装置によって強制的に冷却し、発熱による光ICの寿命の低下や誤動作や故障を防ぐ。
【0014】(6) 光ICに複雑な論理を組込むことで、キーボードに多機能を持たせる。
【0015】請求項2に対応させた場合、次の作用がある。
【0016】(7) 発光部が故障した場合は、光を出力し続ける他の発光部から光を光ファイバで持って来て、その光ファイバと故障した受光部に接続されている光ファイバとを交換すればよい。しかし、受光部が故障した場合は、その故障した受光部に接続されている光ファイバとキーの押下のない光ICの受光部に接続されている光ファイバとを交換するのだが、その光ICに対してどのキーの上下によるON/OFFを検出しているのかを通知しなければならない。このとき、キーボードのキーの識別情報を符号化して表現できる部品、例えばディップスイッチ、を備えることで、その部品からの符号により対象のキーの識別情報を通知することができる。
【0017】請求項3に対応させた場合、次の作用がある。
【0018】(8) キーの中にも光ICを備えることで、キーボード内の空間を有効に利用しつつ、更にキーボードを多機能化する。
【0019】
【実施例】本発明の実施例について、図面を参照して説明する。
【0020】図1は、請求項1に記載した本発明の一実施例である。
【0021】図2は、請求項2に記載した本発明の一実施例である。
【0022】図3は、請求項3に記載した本発明の一実施例である。
【0023】図4は、従来の光学式のクロスガイド・キーボードの一例である。
【0024】図1において、1はキーボード、2はキー、3はバネ、4はキーの支持棒、5は光ICの放熱板、6は光ファイバ、7と8は光IC9の発光部と受光部、10はプリント基板、11は衝撃吸収体、12はスペーサ、13はモータ、14はファン、15は通風口、16は気流、100と101を102は各々キーボード1の上板と中板と下板である。
【0025】図2において、20はディップスイッチ、21はその制御線、90は受光部80の故障した光IC、70は光IC90の発光部、91は受光部81の故障していない光IC、71は光IC91の発光部である。
【0026】図3において、17は衝撃吸収シート、18は光IC92への電源や信号の供給線、19はキー2の高さを調整する止め金、30は光IC92の放熱板を兼ねるキー2のバネ、31はキー2の位置を固定するつい立て付き可動円板、72と82は光IC92の発光部と受光部、60はキーの支持棒4を光が通過するための空洞である。
【0027】図4において、LED1〜6は発光ダイオード、PS1〜6は光センサである。
【0028】図1の実施例において、キー2を押下することによりバネ3が縮み、キーの支持棒4が光IC9の放熱板5の間に入って行く。キーの支持棒4が光IC9の発光部7から光ファイバ6を通ってきた光をさえぎることで、光IC9の受光部8での光の検出はONからOFFに変化する。キー2の押下を止めるとバネ3によってキー2は元の位置に戻り、光IC9の受光部8での光の検出はOFFからONに変化する。
【0029】モータ13とファン14は光IC9の冷却装置であり、モータ13によってファン14を回転させ、通風口15から空気を吸込むか吹出すかしてキーボード1の中に気流16を起こし、光IC9を冷却する。
【0030】光IC9はプリント基板10に搭載され、プリント基板10は衝撃吸収体11とスペーサ12によってキーボード1にしっかりと固定されている。
【0031】図2の実施例において、光IC90の受光部80が故障した場合、キーの押下のない光IC91の故障していない受光部81を使用して、キー2の上下によるON/OFFを検出する。ディップスイッチ20では、予め決められているキー2の識別情報を表現し、その情報を制御線21により光IC91に通過することで、受光部81がどのキーの上下によるON/OFFを検出しているのか光IC91に報告する。
【0032】図3の実施例において、キー2を押下したとき、光IC90の受光部70からの光はキーの支持棒4の空洞60を通過して受光部80に届き、発光部70からの受光部80における光の検出はOFFからONに変化する。キー2の押下を止めてキー2が元の位置に戻ると、受光部80における光の検出はONからOFFに変化し、更に、光IC90と光IC92との光通信が可能となる。すなわち、光IC90の発光部70からの光が光IC92の受光部82によって検出され、また、光IC92の発光部82からの光が光IC90の受光部80によって検出されるからである。光IC90と光IC92が光通信をしている時は円板31のつい立てがキー2の位置を固定し、光通信が終了すると円板31は回転してキー2が可動状態となる。
【0033】衝撃吸収シート17はキー2を保護し、かつ、キー2とキーボード上板100との隙間からゴミがキーボード1に入って来るのを防ぎ、かつ、光ICを冷却するための気流16の速さが遅くなるのを防いでいる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、光ICに複雑な論理を組込むことで、キーボードで複雑な情報処理を行うことが可能となる。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013