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発明の名称 カード状記録媒体付きディスクカートリッジとディスク装置及びカード管理装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平6−5046
公開日 平成6年(1994)1月14日
出願番号 特願平2−406887
出願日 平成2年(1990)12月26日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】中村 純之助 (外1名)
発明者 寺尾 元康 / 釘屋 文雄 / 鳥居 俊一 / 加茂 善久 / 津吉 敏明 / 瀬尾 洋右 / 角田 義人
要約 目的
ディスク装置から外しても、カード状記録媒体に記録したデータが読み書きできるディスクカートリッジを得るとともに、上記カード状記録媒体を取り外して装着することにより、ディスクへの記録状況や貸し出し状況がわかるカード管理装置を得る。

構成
ディスクカートリッジの一部に、ディスクに関する情報を書き込み読み出すためのカード状記録媒体を、着脱自在に取り付け、ディスク装置は、上記ディスクカートリッジを装着すると上記カード状記録媒体にディスクへのデータの記録・読み出し状況が記録されるように構成し、カートリッジから外した上記カード状記録媒体の装着により、上記記録媒体で管理する上記ディスクに関する情報の読み書きができるようにカード管理装置を構成する。
特許請求の範囲
【請求項1】 情報記録ディスクを保護するディスクカートリッジの一部に、カード状記録媒体を着脱自在に取り付ける機構を設けたカード状記録媒体付きディスクカートリッジ。
【請求項2】 ディスクに関するデータの読み出し書き込みが可能で、ディスクカートリッジに着脱自在に取り付けられるカード状記録媒体。
【請求項3】 情報記録ディスクを管理するカード状記録媒体がない状態では、ディスクへのデータの読み出しまたは書き込み、あるいはその両方が禁止されているディスク装置。
【請求項4】 カード状記録媒体を装着することにより、上記カード状記録媒体で管理する情報記録ディスクに関する情報を、上記カード状記録媒体から読み出しまたは書き込みできる機能を備えたカード管理装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスク状記録媒体とカード状記録媒体とを備えたディスクカートリッジと、上記カートリッジを装着するディスク装置と、上記カード状記録媒体を上記カートリッジから外して管理するための管理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】書き換え不可能な光記録媒体でも、その記録データを管理するためのデータは、従来、書き換えを要求される場合が多いので、上記光記録媒体の保護カートリッジにICカードを取り付け、インデックスデータや残りの記録エリア数のデータなどの、記録データを管理するためのデータを、上記ICカードに記録することが特開昭63−48677号公報に記載されている。上記ICカードに記録されたデータは、カートリッジを光ディスク装置に装着したときにだけ、読み出し書き換えを行うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来技術においては、カートリッジを光ディスク装置から取外した状態では上記ICカードの内容を読み出すことができず、複数の光ディスクに記録されたデータを見較べて検討したり、光ディスクを他所に貸し出した時に、記録内容や貸し出し時期、貸し出し期間等の貸し出し歴を知ることができないという問題があった。また、上記ICカードを取り外して機密保持に利用することができなかった。
【0004】本発明は、ディスクカートリッジをディスク装置から外した時にも、カード状記録媒体に記録されたデータを読み書きできるディスクカートリッジを得ることを目的とする。また、カード状記録媒体をカートリッジから取り外して装着することにより、ディスクへの記録状況やディスクの貸し出し状況がわかるカード管理装置を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、情報記録ディスクを保護するディスクカートリッジの一部に、カード状記録媒体(以下、カードという)を着脱可能に取り付ける取り付け機構を設けることによって達成される。
【0006】
【作用】上記カードを取り付けるカートリッジは、書き込み読み出しヘッドが入る窓と、窓を開閉するシャッタと、カードを差し込むことができるスロット、該スロットからカードを押し出す機構およびそれを駆動するばねと、上記押し出し機構の動作を開始させる押ボタンと、これらを収納するカートリッジ本体よりなるが、ディスクカートリッジからカードを取り出し可能にする機構としては、他にも既知の各種機構が考えられる。カードの一部がこれらの機構によってカートリッジの外に出た後は、カードを手で持って容易にカートリッジから取り出せるようにするのがよい。
【0007】上記ディスクカートリッジを装着するディスク装置は、ディスクカートリッジを差し込むことができるスロットと、上記ディスクカートリッジと対になったカードに、情報を書き込み読み取る複数の端子と、ディスクに情報を書き込み読み取るヘッドと、該ヘッドを電磁力でディスクの半径方向に駆動するアクチュエータと、上記ディスクを回転させるモータと、カートリッジのヘッドが入る窓を開ける機構およびそれを駆動するモータと、これらを収納するボックスと、ボックス内部に収めた自動焦点合わせやトラッキング用回路や、ディスクモータの回転制御回路、ヘッド駆動アクチュエータの制御回路、ディスクへの情報の書き込みおよび読み出し回路、カードへの情報の書き込み読み出しのためのインタフェースおよび外部のコンピュータとのインタフェースとにより構成されており、上記カートリッジと対をなすカードが取り付けられているかどうかを検出するマイクロスイッチ、およびカードが取り付けられていない時に、ディスクへの情報の書き込み読み出しを禁止する回路を持てばさらに好ましい。またマイクロスイッチを設けず、カードに情報を書き込み読み取る端子間に、導通があるかどうかでカードの有無を検出する回路を設けてもよい。上記ディスク装置は、カードにデータの読み書きができるのが好ましく、また、カートリッジにカードを装着しない状態では、ディスクへのデータの読み書きができないようにした方が、情報に対する機密保持の観点から好ましい。上記ディスク装置は、書き換え可能な記録媒体に対するものであっても、書き換え不可能な記録媒体に対するものであってもよいが、書き換え可能な記録媒体に対するものの場合の方が本発明の効果は大きい。
【0008】管理装置は、カードに記録された情報やキーボードから入力した情報を表示するCRT(陰極線管)ディスプレイと、上記カードを複数枚差し込むことができるスロットと、該スロットの内部に設けたカードに情報を書き込み読み取る複数の端子と、これらを収納するボックスと、該ボックスの内部に設けたCPU(中央演算装置)と、メモリ、ハードディスクメモリ、カードへの書き込み読み出し用のインタフェースおよびキーボードよりなり、上記各ディスク状記録媒体に対応するカードを1枚ずつ、順次または同時に読み出すことができるように構成されている。
【0009】上記カード管理装置は、下記に示すような部分の少なくとも1つを持っている。すなわち、■カードに記載されたディスクの記録済データのインデックスやキーワードから、目的の情報が入ったディスクを探し出し、表示またはプリントまたは音声で指示する部分。
【0010】■カードに記載されたディスクの残りエリア数のデータ、あるいは上記データと記録済データのインデックスやキーワードとの両方から、新たな情報を記録するのに最適なディスクを判断し、表示またはプリントまたは音声で指示する部分。
【0011】■カードに、ディスクの貸し出し日や返却日等の、これまでの貸し出し歴を記録し読み出す部分。
【0012】■カードに、対応するディスクをバックアップする光ディスクなどの他の記録媒体がある場所と、その記録媒体中にバックアップデータが保存されているアドレスを、記録するか読み出す部分。
【0013】カートリッジから取り出したカードを上記管理装置に差し込むと、上記管理装置はディスクの貸し出し日、返却日、貸し出し歴を表示またはプリントアウトする。バックアップ用記録媒体がある場所と、記録媒体中にバックアップデータが保存されているアドレスを表示、またはプリントアウト、または音声で指示することもできる。管理装置に複数のカードを差し込むと、目的の情報が入ったディスクを指示したり、新しい情報を書き込むのに適したディスクを指示することができる。
【0014】
【実施例】つぎに本発明の実施例を図面とともに説明する。図1は本発明によるディスクカートリッジの一実施例を示す外観図、図2は本発明によるICカード管理装置の一実施例を示す外観図である。図1に示すように、書き換え可能な光ディスクを収納した光ディスクカートリッジ1の外壁部分に、ICカード2が収納できる空間を設け、上記カートリッジ1のICカード2の近くの外壁には、上記ICカード2を押し出す引き金になる押ボタン3と、上記ICカード2に、光ディスク装置内でデータを読み書きするための窓4、および光ディスクにデータを読み書きするための窓とそれを蔽うスライダ5が設けてある。
【0015】上記光ディスクは、光磁気記録膜をもつ光磁気ディスクであり、弱いレーザ光を照射することにより情報を読むことができ、磁界を印加しながら強いレーザ光を照射することにより、情報を記録することができる。この時、上記カートリッジの光ディスク読み書き用窓に取り付けられているスライダ5がスライドし、光ヘッドから出たレーザ光が上記光磁気記録膜に照射される。上記光ディスクカートリッジは、ICカード収納部分以外はICカードを用いない従来のカートリッジと同じ形状であり、従来の光ディスク装置でも、ICカードを収納した光ディスクの記録・再生が可能である。本発明で用いるカード状記録媒体は、ICカード、光カード、磁気カードなどを示し、これらのうちICカードとは、ICやLSIなどの半導体記憶素子をもつカード、または板状の記憶媒体の総称であり、カードはクレジットカードの大きさであれば特に扱いやすく、それより小さいものであれば収納に便利である。
【0016】また、上記本実施例の光ディスク装置は、ディスクカートリッジを差し込むことができるスロットと、上記ディスクカートリッジと対になったカードに情報を書き込み読み取る複数の端子と、ディスクに情報を書き込み読み取るヘッドと、該ヘッドを電磁力でディスクの半径方向に駆動するアクチュエータと、上記ディスクを回転させるモータと、カートリッジのヘッドが入る窓を開ける機構およびそれを駆動するモータと、これらを収納するボックスと、ボックス内に収納した自動焦点合わせやトラッキング用回路と、ディスクモータや駆動アクチュエータの制御回路、ディスクへの情報の書き込み読み出し回路、カードへの情報の書き込み読み出しのためのインタフェース、および外部コンピュータとのインタフェースにより構成されているが、ICカードを使用しない従来の光ディスクカートリッジ内の光ディスクも記録・再生できる。カートリッジを光ディスク装置に装着すると、光ディスク装置からICカードの読み書き用窓4の部分を通してICカードにディスクへのデータ書き込み・読み出し状況などのデータが書き込まれるので、カートリッジを光ディスク装置から取り出して、または、光ディスク装置に装着したままでICカードをカートリッジから取外し、図2に示す管理装置6に差し込むと、光ディスクの他所への貸し出し・返却日と、これまでの貸し出し歴がディスプレイ7に表示される。
【0017】上記管理装置6は、カードに記録された情報やキーボードから入力した情報を表示するCRTディスプレイ7と、上記カード2が複数枚差し込めるスロット9と、該スロット9の内部に設けたカードに情報を書き込み読み取る複数の端子と、これらを収納するボックスと、該ボックスの内部に設けたCPUと、メモリ、ハードディスクメモリ、カードへの書き込み読み出し用のインタフェースおよびキーボード8により構成されており、上記光ディスクの記録内容が誤って消されてしまった時にバックアップする光ディスクがある場所と、データが保存されているアドレスとが、上記キーボード8の操作によって表示される。
【0018】さらに、他の同様な光ディスクカートリッジのICカードも順次管理装置の多数のICカード差し込み口であるスロット9に差し込むと、光ディスクへの記録済みデータのインデックスやキーワードから、目的の情報が入った光ディスクを探し出してディスプレイに表示する。また、新たに記録すべき情報の量と、概要やキーワードをキーボード8から入力すると、ICカードに記録されている光ディスクの残りエリア数のデータと、光ディスクに記録済のデータのインデックスおよびキーワードから、記録するのに最適な光ディスクを判断し、ディスプレイ7に表示する。
【0019】ICカードを装着できるカートリッジからICカードを取り外したまま、上記カートリッジを上記光ディスク装置に装着すると、光ディスク装置は光ディスクへのデータの読み書きを拒否するので、ICカードを外して保管しておくことにより情報の機密を保持することができる。ICカードにはカートリッジと組み合わせる時の照合番号が記録してあるので安全性が高い。また、カートリッジにも光ディスク装置で読み取り可能な照合番号が印刷されている。さらに上記ICカードには、光ディスクに情報を読み書きするときの暗号化のキーが記録してあるので、より一層機密保持の安全性が高い。
【0020】上記管理装置6は上位コンピュータと接続することもでき、その時はICカードを用いない他の光ディスクや磁気ディスクの記録内容に関する情報をコンピュータから受け取ったり、ICカードを用いる光ディスクの記録内容に関するデータをコンピュータに送って、管理するディスクの範囲を広げることもできる。この場合は、上記管理装置6のディスプレイ7、キーボード8のうちの少なくとも一方を省略して、コンピュータのディスプレイやキーボードを利用してもよい。
【0021】本発明の光ディスクカートリッジに収納する光ディスクは、相変化光ディスクなどの他のタイプの光ディスクでもよい。また、追記型や読み出し専用の光ディスクでもよい。本発明のカートリッジは、光ディスクの代りにフロッピー磁気ディスクやハード磁気ディスクを収納して用いても、同様に効果があり、光ディスクと磁気ディスクとの両方を収納してもよい。本発明のカートリッジに光ディスクや磁気ディスクを収納したものを、カートリッジまたはカセットと呼ぶこともできる。
【0022】本発明ではカートリッジは必ずしも必要なものではなく、カートリッジなしのディスクとカード状記録媒体とを対にして用いてもよい。
【0023】
【発明の効果】上記のように本発明によるディスクカートリッジ、ディスク装置およびカード管理装置は、情報記録ディスクを保護するディスクカートリッジにおいて、上記ディスクカートリッジの一部に、カード状記録媒体を着脱可能に取り付ける取り付け機構を設けたことを特徴とするディスクカートリッジであり、上記カード状記録媒体に、ディスクへのデータの書き込み・読み出し状況を記録でき、上記カートリッジにカード状記録媒体を取り付けた状態でのみ、ディスクへのデータの書き込み読み出しができるディスク装置、および、上記カード状記録媒体にディスクを管理する記録情報を書き込み読み出す機能を備えたカード管理装置を用いることにより、上記カードに比して大きなディスクカートリッジを取り扱わなくても、ディスクの貸し出し管理や機密保持、バックアップディスクに関する情報の管理、および読み出したい情報が入ったディスクの検索や、新しい情報の記録に適したディスクの検索を容易に行うことができる。




 

 


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