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発明の名称 メモリバックアップ装置の異常処理方式
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平6−4418
公開日 平成6年(1994)1月14日
出願番号 特願平4−159611
出願日 平成4年(1992)6月18日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】武 顕次郎
発明者 佐久間 元明
要約 目的
共有メモリ装置の電源をバックアップする無停電電源装置の障害が検出された場合に、OSによる適切なデータ消失防止のための処置を可能とする。

構成
無停電電源装置3から共有メモリ装置2に障害を報告するアラームインターフェース8を設け、共有メモリ装置2からプロセッサ1には割込みを要求する割込み要求インターフェース5を設ける。共有メモリ装置2は、アラームインターフェース8を介して無停電電源装置3の障害報告を受けると、接続されているプロセッサ上のOSに割込み要求線5によって割込みを要求する。これにより、OSは、無停電電源装置3の障害を認識することができ、共有メモリ装置2の内容をDASDに退避する等の適切なデータ消失防止のための処置を行うことが可能となる。
特許請求の範囲
【請求項1】 プロセッサにより使用されるメモリ装置と、そのメモリ装置の電源をバックアップする無停電電源装置とからなるシステムにおけるメモリバックアップ装置の異常処理方式において、前記無停電電源装置に障害が発生した場合、前記無停電電源装置は、前記メモリ装置に障害報告を上げ、その障害報告を受けたメモリ装置は接続されているプロセッサ上のオペレーティングシステムに対し割込みにより障害の報告を行うことを特徴とするメモリバックアップ装置の異常処理方式。
【請求項2】 前記オペレーティングシステムは、前記障害の報告を受けた後、メモリの内容をDASDに退避することを特徴とする請求項1記載のメモリバックアップ装置の異常処理方式。
【請求項3】 前記オペレーティングシステムは、前記障害の報告を受けた後、無停電電源装置の障害が回復するまで定期的にメモリの内容をDASDに退避することを特徴とする請求項1記載のメモリバックアップ装置の異常処理方式。
【請求項4】 プロセッサにより使用されるメモリ装置と、そのメモリ装置の電源をバックアップする無停電電源装置とからなり、プロセッサ上のオペレーティングシステムが、メモリの内容を常時定期的にDASDに退避しているシステムにおけるメモリバックアップ装置の異常処理方式において、前記無停電電源装置に障害が発生した場合、前記無停電電源装置は、前記メモリ装置に障害報告を上げ、その障害報告を受けたメモリ装置は接続されているプロセッサ上のオペレーティングシステムに対し割込みにより障害の報告を行い、この報告を受けた前記オペレーティングシステムは、無停電電源装置の障害が回復するまでの間、メモリの内容をDASDに退避するインターバルを短くすることを特徴とするメモリバックアップ装置の異常処理方式。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メモリバックアップ装置の異常処理方式に係り、特に、共有メモリ装置を有するマルチプロセッサシステム、あるいは、メモリ装置が1台のプロセッサに接続されているシステムにおいて、メモリ装置の電源を無停電電源装置によりバックアップする場合に使用して好適なメモリバックアップ装置の異常処理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】メモリバックアップ装置の異常処理に関する従来技術として、例えば、特開平3−131918号公報等に記載された技術が知られている。
【0003】この従来技術は、半導体メモリ等のメモリをバックアップしている電源、例えば、無停電電源装置に異常が発生した場合に、ランプ、ブザー等によりその異常を表示するというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は、半導体メモリをバックアップする電源の障害が検出された場合に、システム全体の運転を統括しているオペレーティングシステム(以下、OSという)にその異常を知らせる手段についての配慮がなされておらず、このため、停電に備えてOSによるダンプ取得等の適切なデータ消失防止のための処置を行うことができないという問題点を有している。
【0005】本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解決し、メモリ装置の電源をバックアップする無停電電源装置の障害が検出された場合に、OSによる適切なデータ消失防止のための処置を可能としたメモリバックアップ装置の異常処理方式を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的は、メモリ装置の電源をバックアップする無停電電源装置からメモリ装置に障害を報告するインターフェースと、メモリ装置からプロセッサに割込みを要求するインターフェースとを設け、無停電電源装置が障害になった場合、メモリ装置が、自装置に接続されているプロセッサ上のOSに対して割り込みを行い、無停電電源装置の障害を報告するようにすることにより達成される。
【0007】また、前記目的は、無停電電源装置の障害が発生した場合、OSが必要に応じてメモリの内容を定期的にDASD(ダイレクト アクセス ストレージ デバイス)に退避するようにし、あるいは、OSが常時定期的にメモリの内容をDASDに退避しているシステムの場合、メモリの内容を退避するインターバルを短くするようにすることにより達成される。
【0008】
【作用】無停電電源装置とメモリ装置との間に無停電電源装置の障害を報告するアラームインターフェースを設けることにより、このアラームインターフェースを介してメモリ装置に対する電源の供給を行う無停電電源装置の障害状態を給メモリ装置に知らせることができる。
【0009】また、メモリ装置とこのメモリ装置を使用しているプロセッサとの間に割込み要求インターフェースを設けることにより、メモリ装置は、無停電電源装置から障害報告を受けた場合に、接続されている全てのプロセッサに割込み要求を上げて異常を知らせることができる。
【0010】一方、各プロセッサ上のOSは、割込みによって無停電電源装置に障害が発生したことを検知すると、必要に応じてメモリの内容を定期的にDASDに退避することにより、停電時のデータ消失を防止することができる。
【0011】また、OSが常時定期的にメモリの内容をDASDに退避しているシステムの場合、その退避するインターバルを短くすることにより、停電後の回復処理を容易にすることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明によるメモリバックアップ装置の異常処理方式の一実施例を図面により詳細に説明する。
【0013】図1は本発明の一実施例のシステム構成を示すブロック図、図2は共有メモリ装置の構成を示すブロック図である。図1、図2において、1はプロセッサ、2は共有メモリ装置、3は無停電電源装置、4はDASD、5は割込みインタフェース、6はデータ線、7は給電線、8はアラームインタフェース、10は割込み要求手段、11はSTATUSレジスタ、12はアラーム検出手段である。
【0014】図1に示す本発明の一実施例によるシステムは、本発明を共有メモリ装置を有するマルチプロセッサシステムに適用した例であり、DASD4が接続された複数のプロセッサ1が、1台の共有メモリ装置2に接続されて構成されており、通常、図示しないシステム全体に給電を行う電源装置からの電源により動作している。そして、この通常使用される電源装置の障害に備えて、共有メモリ装置2のみが、無停電電源装置3によりバックアップされている。
【0015】従って、図示システムは、前述した通常の電源装置が障害となった場合に、共有メモリ装置2が、無停電電源装置3から給電線7を介して電力の供給を受け、これにより、共有メモリ装置2内に格納されている各種データを保護することができるものである。
【0016】本発明は、このような計算機システムにおいて、無停電電源装置3に障害が発生した場合の、処理に関するものである。
【0017】図1に示す本発明の一実施例によるシステムにおいて、いま、無停電電源装置3に障害が発生したものとする。無停電電源装置3は、自装置に障害が発生したことを検出すると、アラームインターフェース8を介して、共有メモリ装置2に障害の発生を報告する。
【0018】この報告を受けた共有メモリ装置2は、割込み要求インターフェース5によりプロセッサ#0及び#1に割込み要求を上げる。各プロセッサ上のOSは、この割込みによって無停電電源装置3に障害が発生したことを認識し、予め定められた障害処理手順に従って、共有メモリ装置2の内容を、磁気ドラム装置、磁気ディスク装置等により構成されるDASD4に退避する。
【0019】共有メモリ装置2は、図2に示すように、割込み要求手段10と、STATUSレジスタ11と、アラーム検出手段12とを備えて構成されている。アラーム検出手段12は、アラームインターフェース8を介して無停電電源装置3からの障害の報告を検知し、割込み要求手段10と、STATUSレジスタ11とに対してセット信号14、13を出力する。
【0020】このセット信号13は、STATUSレジスタ11の無停電電源装置が障害であることを示すビットをオンにし、セット信号14は、割込み要求手段10を起動し、割込み要求インターフェース5を介してプロセッサ#0及び#1に割込みを要求する。
【0021】各プロセッサ上のOSは、この割込み要求により、STATUSレジスタ11を読み出し、無停電電源装置3の障害を認識することができ、前述したようなデータの退避を実行することができる。
【0022】前述した本発明の実施例によれば、各プロセッサ上のOSが、共有メモリ装置2の電源をバックアップする無停電電源装置3の障害を認識することができるため、停電に備え、適切なデータ消失防止の処置、前述の実施例では、共有メモリ装置2の内容をDASD4に退避する処置を行うことができる。
【0023】前述した本発明の実施例は、複数のプロセッサ上の各OSがそれぞれ共有メモリ装置2の内容をDASD4に退避するとして説明したが、本発明は、1台のプロセッサ上のOSに対してのみ割込み要求を上げ、そのOSが共有メモリ装置2の内容をDASD4に退避する処置を行うようにしてもよく、また、割込み要求は複数のプロセッサ上のOSに上げ、それらのOSのうち唯一のOSで前記の処理を行うようにしてもよく、これらの場合にも同様な効果を得ることができる。
【0024】また、前述した本発明の実施例は、本発明を通常動作時共有メモリの内容を定期的に退避しないシステムに適用したものであるが、本発明は、通常動作時共有メモリの内容を定期的に退避するシステムに適用することができる。この場合、無停電電源装置の障害を検知したプロセッサのOSは、データを退避するインターバルを短くすることにより、通常電源の停電回復後の回復処理を容易に行うことができる。
【0025】前述した本発明の実施例は、本発明を共有メモリ装置を有するマルチプロセッサシステムに適用したとして説明したが、本発明は、メモリ装置とプロセッサとが1対1に対応しているシステムに対しても適用することができ、この場合にも同様な効果を得ることができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、共有メモリ装置の電源をバックアップする無停電電源装置の障害を各プロセッサ上のOSに認識させることができるため、OSが停電に備えて適切なデータの消失防止のための処置を行うことができる。




 

 


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