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発明の名称 写真処理装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平6−67438
公開日 平成6年(1994)3月11日
出願番号 特願平5−195404
出願日 平成5年(1993)7月12日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】安達 光雄 (外1名)
発明者 レオ・ヴァキエ
要約 目的
処理ずみの写真シート材料から余分の液体を除去するために絞りローラーに荷重をかけるための簡単な解決手段を提供する。

構成
上下に配置した一対の絞りローラー(23,24)を含み、これらが加圧ローラー(25)で互いに加圧される写真用シート材料の処理装置である。加圧ローラー(25)は5〜15kgの自重で、下方ローラー(23)に対して上方の絞りローラー(24)を片寄らせて、ローラー掃除の水噴霧器(37)を含む装置からの取り外しが容易である。
特許請求の範囲
【請求項1】 上下に配置した一対の絞りローラー(23,24)を含み、これらが互いに加圧される写真用シート材料の処理装置において、上方の絞りローラー上に配置した少なくとも一つの加圧ローラー(24)の重量によって、下方ローラー(23)に対して上方の絞りローラーを片寄らせることを特徴とする処理装置。
【請求項2】 加圧ローラー(25)が、上方のローラー(24)との接触によって回転する遊びローラーであることを特徴とする請求項1の装置。
【請求項3】 ローラーには回転軸(31,32,33)があり、3個のローラー全部の回転軸の端末部が端末ベアリング(34)内に位置し、3個の軸のこの端末ベアリングが、ローラーの取り外しを容易にするために、上部端末(46)がオープになったスロット(43,44,45)内に収容されていることを特徴とする請求項1または2の装置。
【請求項4】 上方の絞りローラーの回転軸(Y)を、下方の絞りローラーの回転軸(X)に関して垂直方向より小さな角度だけ片寄らせて、ローラーへのシートの供給方向に応じて傾斜させることを特徴とする請求項1から3のいずれか一つによる装置。
【請求項5】 小さな角度が6度であることを特徴とする請求項4の装置。
【請求項6】 加圧ローラー(25)をステンレス鋼製とし、絞りローラーは少なくとも半径方向の外層をエラストマー材料で作ることを特徴とする請求項1から5のいずれか一つによる装置。
【請求項7】 一つ、またはそれぞれの加圧ローラー(25)の自重を5〜15kgの間にとることを特徴とする請求項1から6のいずれか一つによる装置。
【請求項8】 請求項1から7のいずれか一つの装置であって、露光されたアルミニウム平版オフセット印刷版を現像するための処理装置の一部をなすことを特徴とする装置。
【請求項9】 装置の掃除をその場で行う水噴霧器(37)が装置に付属することを特徴とする請求項1から8のいずれか一つによる装置。
発明の詳細な説明
【0001】本発明は写真用シート材料の処理用、特に平版オフセット印刷板を現像するための装置に関係する。
【0002】EP−A410500に開示されたタイプのアルミニウム平版印刷板の現像用装置、またはシステムでは、印刷板の品質を高く維持して廃物を減少させるために、処理液の強度を規定限度内に維持するのが有利である。
【0003】写真用シート材料の処理中は、一つの化学処理浴から別の化学処理浴への持逃げ量を最低に保つのが有利である。従ってシート材料を浴から取り出すときに、化学処理浴の出口で数対の絞りローラーにかけて、シート材料から余分の化学薬品を除去することは周知である。
【0004】処理液の除去が良いと、最後の処理浴後のシート材料の乾燥が早まることにもなる。
【0005】良好な画質を得るために、ローラーに長さ当り0.5〜4.0 N/cmの荷重をかけて余分の物質を除去する必要がある。ここでローラー軸の両端に作用するスプリングを用いるか、あるいはねじ調整装置を用いて、一緒に絞りローラーに荷重をかけることは周知である。
【0006】しかしこのようなシステムには掃除時、またはシステムの故障時に、ローラーの取り外しを容易にするための分解が難しくなる欠点がある。
【0007】またローラーの中央部分は湾曲する傾向があるために、ローラーの長手方向に沿ったローラー圧が等しくならない。放物線状に研ぎ出したローラーの使用でこのことは克服できるが、本ローラーは高価なうえに、写真用材料の表面に剪断力がかかる結果になる。
【0008】さらにねじ調整装置を使用すると、ローラー圧の調節が難しくなる。
【0009】本発明は処理ずみの写真用シート材料から余分の液体を除去するために、絞りローラーに荷重をかけるための簡単な解決手段を提供するにある。
【0010】その結果上方の絞りローラー上に配置した少なくとも一つの加圧ローラーの重量によって、上方の絞りローラーを下方の絞りローラーに対して片寄らせることを特徴とする、相互に上下に配置されて互いに荷重がかかった、一対の絞りローラーを含む写真用シート材料処理装置が提供される。
【0011】本装置が露光されたアルミニウム平版オフセット印刷板処理用の装置であることが好ましい。
【0012】本加圧ローラーを上方の絞りローラーとの接触で駆動される、好ましくはステンレス鋼製の遊びローラーにするのが好ましい。
【0013】これらのローラーは、端末部に好ましくはナイロン製ベアリングがついた回転軸を備えるとともに、この3個の軸の端末ベアリングを、これらのローラーの取り外しを容易にするために、上端がオープンになったスロット内に収容するのが便利である。
【0014】このような装置は極めて簡単で掃除用、または機械の故障を排除するための取り外しが容易であり、ローラーの長手方向の圧が等しくなるうえに、保全上の問題も実質上発生しない。
【0015】装置の掃除を容易にするために、本装置に水の噴霧器をつけることができる。
【0016】本発明を実施例と添付図面を用いて更に詳細に説明しよう。
【0017】図1は本発明による処理装置の概要図である。
【0018】図2は本装置に使用する絞りローラーの詳細な側面図である。
【0019】図3はローラー軸端のベアリングを示す、絞りローラーの正面図である。
【0020】図1は露光した写真用シート材料、特にEP−A410500記載のタイプのアルミニウム平版印刷板処理用の装置10を通る縦断面図を示す。
【0021】EP−A410500には、受像層とハロゲン化銀乳剤とをこの順序につけた、アルミニウム支持体を含む像形成材料が開示されている。本文献には像形成材料を像側に露光し、ついで現像液を用いるか、またはハロゲン化銀錯化剤の存在下に活性化液を用いて現像する、平版用印刷板を得るための拡散転写反転法(以降DTRプロセスと呼ぶ)が記載されている。本像形成材料を拡散転写領域中をガイドして、現像段階で生成したハロゲン化銀錯体を受像層中へ拡散させてここで銀に変換する。像形成材料が拡散転写領域を離れるとき、受像層中に銀像が生成する。ここで無用の感光層と、または受像層上のほかの層を、次に洗浄区で像形成材料を水洗して除去する。最後に表面に銀像がついた像形成材料を、いわゆる疎水化剤を含む仕上げ液で処理して銀像の疎水性を向上させる。
【0022】DTRプロセスによりアルミニウムをベースにした平版用印刷板を得る上述の方法では、一般に現像または活性化液、水洗液、および仕上げ液の3種類の液体を使用する。
【0023】装置10を装置の各部分を支持するための長方形の金属フレーム(図示せず)を含むことがある、一般に長方形のハウジング中に取り付ける。
【0024】本装置はシート供給手段11、好ましくは一対のローラーと、現像区12と、拡散転写区13と、洗浄区14と、水洗区15と、仕上げ区16と、乾燥器17、および出口ローラー18から構成されている。これらの区全部にコンベアローラー20が含まれ、少なくとも現像区12と仕上げ区16の出口端に、シートがそれぞれの区を出るとき、シート材料から余分の液体を除くために数セットの絞りローラー21を備えている。セットになった絞りローラー21を、洗浄区と水洗区にも使用することができる。
【0025】全てのローラー11,20,21,18および絞りローラーを一本の駆動軸26(図2参照)で連結して、シート材料が供給手段11から出口ローラー18へ装置10を通って進行するように同時に作動させる。
【0026】各セクションの端末にある絞りローラー21は図2と図3を見ればよく分かり、各セットの絞りローラー21は同じなので、一セットの絞りローラーだけについて説明しよう。
【0027】各セットの絞りローラー21は下方の絞りローラー23と、上方の絞りローラー24、および加圧ローラー25から構成されている。
【0028】上方の絞りローラー24は歯車27,28,29経由で駆動軸26によって駆動されて、セットになった絞りローラー21を作動させる。
【0029】上方と下方のローラーは少なくとも半径方向の外面を、ショア硬度が約35の好ましくはポリウレタンエラストマーで作り、加圧ローラー25はステンレス鋼製とする。3個のローラー23,24,25にはそれぞれ回転軸31,32,33があって、これらの両端末部はベアリング34内に位置している。
【0030】端末ベアリング34はナイロン、またはアセタール樹脂等の適当な重合体で作り、それぞれに六角形の端末キャップ35をつけて、ベアリングが保持用の溝、またはスロット43内を滑動できるが、その間スロット43内でベアリング34が回転しないように保つ。下方の絞りローラー23は軸31につけた端末ベアリング34で、下方の絞りローラーの取り外しを容易にするために、上端がオープンになって向いあった一対のスロット43内に保持される。
【0031】上方の絞りローラー24は、軸32の端末ベアリング34によって対になって向いあった第2スロット44内に保持され、本スロットが上方の絞りローラー24を下方ローラー23と一線上にしっかり保持するが、しかし上方ローラー24が下方の絞りローラーから、半径方向に相較的に離れたり接近したりできるようにする。2個の絞りローラー23,24の回転軸XYが、それぞれ垂直方向からローラーの供給側へ6度の角だけ片寄っているために、ローラー23,24は傾斜した供給面36へ垂直な線上に配置されて、上方の絞りローラー24の取り外しを容易にするために、スロット44の上端をオープンにして、この目的達成のために向いあったスロット44を傾斜させる。
【0032】加圧ローラー25を軸33上の端末ベアリング34で一対の向いあった第3の溝、またはスロット45内に保持し、希望によってはこのスロットをそれぞれの第2スロット44内へのばし、ローラー25の取り外しを容易にするためにスロット上端をオープンにすることもできる。
【0033】加圧ローラー25の回転軸Zを上方の絞りローラー24の垂直上部の溝45内に、溝内を滑動自在に配置し、従って加圧ローラーの重量が上方の絞りローラー24の全長にかかって、このローラーを下方の絞りローラー23に対して片寄らせることになる。加圧ローラー25の重量は好ましくは5〜15kg、さらに好ましくは5〜10kgの範囲にとって、保持用スロット45からの取り外しが容易なようにする。もし絞りローラー23,24上への荷重を増加したいのなら、第2の加圧ローラー(図示せず)を設置して、第1の加圧ローラー25上へ垂直に作用させる処置をとることができる。加圧ローラー25は、上方のローラー24との接触で駆動される遊びローラーである。
【0034】装置10、好ましくは絞りローラー23,24の上方に手動の水噴霧器37を設置して、2〜3週間の連続使用の周期で装置10の掃除を行うことができる。特に現像区の絞りローラー21aが、現像中に写真材料からのゼラチンで汚染されることがある。作りつけの水噴射器を用いると、掃除用に主要部分を装置から取り外す必要がないことと、その場でローラーが掃除できて、従って手で触れることによる異物汚染がおこりにくくなる利点がある。本装置から出る汚染水は、ほかの作業区12,14,15,16からの作業水に用いられるのと同じ回収システムへ供給する。
【0035】本発明はここに記載した実施例に制限されるものではない。これらのスロット43,44,45を、端末ベアリングが順々にスロット内へ滑り込む別々のスロットでなしに、一つのスロットに作ることもできる。端末ベアリングのキャップは、スロット内の回転が防止できるものならどんな形状にしてもかまわない。絞りローラーはEPDM(エチレンプロピレン・ジエンモノマー)、またはほかのエラストマーでカバーすることができる。
【0036】代案としてシートの前側(絵)と接触する絞りローラーのみをエラストマーで被覆して、反対側ローラーを硬質にすることもできる。




 

 


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