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発明の名称 側溝ブロック
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平6−101262
公開日 平成6年(1994)4月12日
出願番号 特願平4−275532
出願日 平成4年(1992)9月18日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】日高 一樹 (外1名)
発明者 前田 義範
要約 目的
街渠工の施工を容易に行うことができ、しかも、豪雨等にあっても集水及び排水機能を良好に維持し、また、掃除等メンテナンスの向上を図ることができる側溝ブロックを提供する。

構成
側溝ブロックは、歩道と車道とを区分する歩車道境界ブロック3と一体に成形されている。路面の平面から集水する平面集水部4に隣接して、路面の側面から集水する側面集水部8が側溝ブロックに備えられている。この側面集水部8は、グレーチング10と側面集水部8内に雨水を誘導する案内部11とを一体的に有した取り外し可能な覆体12によって構成されている。
特許請求の範囲
【請求項1】 歩道と車道とを区分する歩車道境界ブロックを一体成形して成る側溝ブロックであって、路面の平面から集水する平面集水部に隣接して、路面の側面から集水する側面集水部を備えており、該側面集水部は、グレーチングと該側面集水部内に雨水を誘導する案内部とを一体的に有した取り外し可能な覆体によって構成されていることを特徴とする側溝ブロック。
【請求項2】 前記平面集水部には、縦横の複数のバーにより格子状に形成されたグレーチングが備えられており、前記側面集水部のグレーチングは、平面集水部のグレーチングの格子目の間隔よりも大きい間隔を置いて複数のバーを垂直方向に配列して備えている請求項1に記載の側溝ブロック。
【請求項3】 前記側面集水部の覆体は、側溝ブロックの延長方向に対して平行な軸線の回りで回動自在に取り外すことができる請求項1又は2に記載の側溝ブロック。
【請求項4】 前記側面集水部の覆体の両側端部には、端壁が備えられていて、該端壁には、回動中心として作用する支承軸を受容するための穴が設けられている請求項3に記載の側溝ブロック。
【請求項5】 前記穴は、覆体の前面に向かって斜め上方に延びるスリットとして形成されている請求項4に記載の側溝ブロック。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歩道と車道とを区分する歩車道境界ブロックを一体成形して成る側溝ブロックに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の街渠工は、図6に示されるように、側溝ブロックユニット01′を連結して成る側溝ブロック01を歩車道境界ブロック02に隣接して施工し、その途中に上面集水部に設けられたグレーチング03を備えた集水桝04を取付け、この集水桝04の側面に穿設された排水口05に排水管06を設けて、路面の雨水を側溝ブロックユニット01′の上面集水部に設けられたグレーチング07あるいは集水桝04のグレーチング03を介して排水管06に流し出す方法であった。尚、08は側溝ブロックに設けられた雨水が流れる通路である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の技術にあっては、側溝ブロック01と歩車道境界ブロック02とを別途に施工していたので、街渠工の施工に時間と手間がかかるという問題があった。
【0004】また、側溝ブロック01には一定間隔で集水桝04が取付けられているものの、豪雨等では車道面や歩道面からの雨水によって、街渠工に流された路面のゴミがグレーチング03、07に詰り易くなり、しかも、一旦グレーチング03、07にゴミが詰り出すと雨水の流速が減少して目詰りが更に促進されて、グレーチング03、07の集水能力が低下して歩道面に雨水が溢れ出してしまうという問題があった。
【0005】本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、街渠工の施工を容易に行うことができ、しかも、豪雨等にあっても集水及び排水機能を良好に維持し、また、掃除等メンテナンスの向上を図ることができる側溝ブロックを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明の側溝ブロックは、歩道と車道とを区分する歩車道境界ブロックを一体成形して成るものであって、路面の平面から集水する平面集水部に隣接して、路面の側面から集水する側面集水部を備えており、該側面集水部は、グレーチングと側面集水部内に雨水を誘導する案内部とを一体的に有した取り外し可能な覆体によって構成されていることを特徴としている。
【0007】
【作用】本発明によれば、側溝ブロックは、歩道と車道とを区分する歩車道境界ブロックと一体成形されている為、街渠工の施工時にあっては、その施工が容易に行われる。そして側溝ブロックには、路面の平面から集水する平面集水部に隣接して、路面の側面から集水する側面集水部が備えられているので、平面集水部に目詰りを生じて、平面集水部の集水能力が低下しても、雨水は、溢れ出ることなく、側面集水部から排水路へ流し出される。
【0008】また、側面集水部は、グレーチングと側面集水部内に雨水を誘導する案内部とを一体的に有した取り外し可能な覆体によって構成されているので、覆体を取り外すことにより、側面集水部付近のゴミやグレーチングに詰ったゴミを簡単に取り去ることができる。そして施工後、車道面や歩道面から流れてきて側面集水部の覆体に接近する雨水は、覆体の案内部により確実に側面集水部内に誘導される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0010】図1は本発明の実施例の側溝ブロックを構成する側溝ブロックユニット1を示す斜視図である。側溝ブロックは、個々の側溝ブロックユニット1を連結することによって構成される。したがって以下において、側溝ブロックの構成は、側溝ブロックユニット1に関連して説明される。
【0011】側溝ブロックユニット1は、雨水を流すための流路2を有する中空構造の異形の筒体であり、その上面の一部分には、側溝ブロックユニット1の全長にわたって延びる歩車道境界ブロック3を一体的に有している。
【0012】側溝ブロックユニット1の上面の歩車道境界ブロック3以外の部分には、平面集水部4を付設するための開口5が開設されていて、その開口5には、縦横の複数のバー6により格子状に形成されたグレーチング7が嵌め込まれている。
【0013】平面集水部4のグレーチング7に隣接して歩車道境界ブロック3の道路側の側面には、側面集水部8を付設するための開口9が開設されている。この開口9には、グレーチング10と側面集水部8内に雨水を誘導する案内部11とを一体的に有した取り外し可能な覆体12が装着されている。
【0014】この覆体12は、図3及び図4に示すように、鉤型横断面の外壁13を有しており、この外壁13の前面並びに上面の一部が矩形に切り欠かれていて、そこにグレーチング10と案内部11を備えている。このグレーチング10は、複数のバー14を垂直方向に配列して備えており、各バー14の間隔は、平面集水部4のグレーチング7の格子目の間隔よりも大きくなっている。
【0015】グレーチング7に隣接して設けられた案内部11は、特に図5から明らかなように、覆体12の右前方から出発してグレーチング10に向かって徐々に後方へ延びていく案内壁15を有している。
【0016】側面集水部8の覆体12の両側端部には、図3、4、5に示すように、端壁16が備えられていて、この端壁16には、回動中心として作用するボルト17(図1)を挿通するためのスリット18が穿設されている。ボルト17は、端壁16のスリット18を通過した後、側溝ブロックユニット1に事前に設けられた雌ねじ部19に螺挿されることにより固定される。
【0017】これにより覆体12は、図6に示すように、ボルト17を介して回動自在に保持される。つまりこの実施例の場合、覆体12の取り外しは、覆体12の回動によって実現されている。この場合、スリット18が、特に図3に明瞭に示すように、覆体12の前面に向かって斜め上方に延びていれば、後述するように覆体12の回動に関連して利点が生じる。
【0018】次に、作用について説明する。
【0019】まず、街渠工の施工時にあっては、側溝ブロックユニット1は歩道と車道とを区分する歩車道境界ブロック3と一体成形されているので、従来の如く、側溝ブロックユニット1と歩車道境界ブロック3とを別々に施工する場合と比べて、その施工が容易に行われる。
【0020】このように施工された側溝ブロックによれば、車道から流れる雨水は、通常平面集水部4のグレーチング7から側溝ブロックに集水され、そこから流路2を通り排水される。この場合、車道のゴミが平面集水部4のグレーチング7に詰って、平面集水部4の集水能力が低下すると、従来の側溝ブロックでは、雨水が車道に溜り水位が上昇して、歩道に溢れ出すことがある。しかし、本実施例装置では、側面集水部8が設けられているので、溢れ出した雨水は側面集水部8から側溝ブロックの流路2へ流し出され、豪雨等にあっても雨水が歩道面に溢れ出すことはない。
【0021】しかも、側面集水部8は、水位の上昇に応じてその流入面積が大きくなるので、到来する雨水を速やかに側溝ブロック内に集水することができる。その際、側面集水部8の覆体12には、側面集水部8に雨水を誘導する案内部11が設けられているので、この案内部11により雨水は側面集水部8内に迅速かつ確実に誘導される。
【0022】また、側面集水部8のグレーチング10は、平面集水部4のグレーチング7の格子目の間隔よりも大きい間隔を置いて複数のバー14を垂直方向に配列して備えているので、平面集水部4のグレーチング7を通過し得ない比較的大きいゴミも、側面集水部8から側溝ブロック内に落下して排出される。
【0023】図6に示すように、掃除等メンテナンスを行うために側面集水部8の覆体12を上方の位置ivへ回動させるには、まず最初に覆体12を位置iから位置iiまで斜め上方に引き上げることが必要である。これにより、当初端壁16のスリット18の上端部に隣接していたボルト17は、覆体12の斜め上方への移動により相対的にスリット18内を移動してスリット18の下端部に達する。この位置iiにおいて初めて、覆体12と側溝ブロックユニット1との間に、覆体12の回動を許容し得る程度の隙間が生じるので、覆体12の回動が可能になる。
【0024】その後覆体12は、図6において反時計回りに、位置iiiを経て位置ivまで回動せしめられる。このようにして覆体12が回動せしめられると、側溝ブロックユニット1の内部及び平面集水部4のグレーチング7の裏側に容易に接近することができるので、ゴミの回収が簡単に行われる。
【0025】このような覆体12の構成によれば、覆体12の意図せざる回動もしくは悪戯による回動はほとんど起こり得ないので、覆体12の不測の回動に起因して事故が発生する危険性は皆無である。
【0026】以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれに限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があってもそれらは本発明に含まれる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、側溝ブロックは、歩道と車道とを区分する歩車道境界ブロックと一体成形されているので、街渠工の施工時にあっては、その施工が容易に行われる。
【0028】また、側溝ブロックには、路面の平面から集水する平面集水部に隣接して、路面の側面から集水する側面集水部が備えられているので、平面集水部に目詰りが生じて、平面集水部の集水能力が低下しても、雨水は側面集水部から排水路へ流し出されるので、豪雨等にあっても、その集水能力は良好に維持され、雨水が歩道面に溢れ出すことはない。
【0029】また、側面集水部は、グレーチングと側面集水部内に雨水を誘導する案内部とを一体的に有した取り外し可能な覆体によって構成されているので、覆体を取り外すことにより(実施例では回動させることにより)、側面集水部付近のゴミやグレーチングに詰ったゴミを簡単に取り去ることができる。そして施工後、車道面や歩道面から流れてきて側面集水部の覆体に接近する雨水は、覆体の案内部により迅速かつ確実に側面集水部内に誘導されるので、集水及び排水機能がさらに向上する。
【0030】さらに比較的複雑な構造の覆体と比較的単純な構造の側溝ブロック本体を、それぞれ別々に製作することができるので、その製造工程が簡略化され、その上、事前に製作した覆体を例えば施工現場で側溝ブロック本体に取付けるだけで簡単に組み立てることができる。
【0031】




 

 


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