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発明の名称 排水溝ブロック
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平6−33507
公開日 平成6年(1994)2月8日
出願番号 特願平4−231263
出願日 平成4年(1992)7月15日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】日高 一樹 (外1名)
発明者 前田 義範
要約 目的
騒音や破損の心配がなく、自動車のタイヤに対しても十分な摩擦力を及ぼし、しかも集水開口の大きさを必要最小限に抑えた、低コストかつ軽量の排水溝ブロックを提供する。

構成
頂板2は排水溝本体3と一体的に構成されているので、自動車の通過に際して、もはや頂板2が遊動することは有り得ない。頂板2自体もセメント若しくはコンクリート製であるので、自動車のタイヤに対して十分な摩擦力を付与する。路面上を流れる雨水等は、路面に埋設された排水溝ブロック1の頂板2の各小溝4内に流れ込み、次いで小溝3の底部の集水開口5を介して排水溝本体3内に落下する。頂板2の各小溝4は、隣接する排水溝ブロック1の頂板2の各小溝4と必ず整列するので、小溝4内に流れ込んだ雨水等は、塞き止められることなく必ずいずれかの集水開口5に達し得る。また小溝4内に存在するごみや砂なども、小溝4に沿って箒等で掃くだけで簡単に除去することができる。
特許請求の範囲
【請求項1】 雨水等を排水するために路面に埋設されるセメント若しくはコンクリート製の排水溝ブロックであって、路面とほぼ同じ高さ位置に頂板を有しており、この頂板には雨水等を受け入れるための複数の集水開口が形成されているものにおいて、頂板と排水溝本体は1つのブロックとして一体成形されており、頂板の表面には、複数の小溝が、排水溝の縦方向に沿って排水溝ブロックの全長にわたって互いに並列的に形成されていて、この小溝の底部に、複数の集水開口が互いに所定の間隔をおいて配置されていることを特徴とする排水溝ブロック。
【請求項2】 集水開口が円形である請求項1に記載の排水溝ブロック。
【請求項3】 排水溝ブロックの両接続端面には、隣接する別の排水溝ブロックの接続端面と結合させるための嵌合突起並びに嵌合凹部が設けられている請求項1又は2に記載の排水溝ブロック。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、雨水等を排水するために路面に埋設されるセメント若しくはコンクリート製の排水溝ブロックであって、路面とほぼ同じ高さ位置に頂板を有しており、この頂板には雨水等を受け入れるための複数の集水開口が形成されているものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の排水溝は、U字形断面のセメント若しくはコンクリート製の排水溝本体と、排水溝本体の上に頂板として載置される別体の金属製のグレーチング(格子)とから構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような構成の排水溝では、頂板としてのグレーチングは単にその自重に基づいて排水溝本体上に位置しているにすぎないので、自動車がグレーチング上を通過するたびに、自動車の自重と駆動力に起因してグレーチングが排水溝本体に対して強制的に遊動せしめられる。したがってグレーチングは、この遊動に際して、セメント若しくはコンクリート製の排水溝本体の支持部と衝突してガタガタと騒音を発生させたり、場合によっては排水溝本体を破壊するようなことがあった。また金属製のグレーチングは、特に雨の日には、自動車のタイヤに対して十分な摩擦力を付与することができないので、タイヤがスリップする危険性が高かった。これらの問題は、排水溝が道路を横切って埋設されている場合に特に深刻である。
【0004】更に、グレーチングは金属製であるので、重量とコストを許容限度内に抑えるためには必要以上に目の大きな格子構造にせざるを得ず、その結果集水開口は大型化して、比較的大きな異物をも通過させてしまう。また格子構造に起因して集水開口は必然的に角張っているので、草や紙屑などが集水開口に引っ掛かり易くなっている。
【0005】本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、騒音や破損の心配がなく、自動車のタイヤに対しても十分な摩擦力を及ぼし、しかも集水開口の大きさを必要最小限に抑えた、低コストかつ軽量の排水溝ブロックを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明によれば、頂板と排水溝本体は1つのブロックとして一体成形されており、頂板の表面には、複数の小溝が、排水溝の縦方向に沿って排水溝ブロックの全長にわたって互いに並列的に形成されていて、この小溝の底部に、複数の集水開口が互いに所定の間隔をおいて配置されていることを特徴としている。
【0007】
【作用】頂板は排水溝本体と一体的に構成されているので、自動車の通過に際して、もはや頂板が遊動することは有り得ない。頂板自体もセメント若しくはコンクリート製であるので、自動車のタイヤに対して十分な摩擦力を付与する。路面上を流れる雨水等は、路面に埋設された排水溝ブロックの頂板の各小溝内に流れ込み、次いで小溝の底部の集水開口を介して排水溝内に落下する。頂板の各小溝は、隣接する排水溝ブロックの頂板の各小溝と必ず整列するので、小溝内に流れ込んだ雨水等は、塞き止められることなく必ずいずれかの集水開口に達し得る。また小溝内に存在するごみや砂なども、小溝に沿って箒等で掃くだけで簡単に除去することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1から図4に特に明瞭に示すように、本発明の排水溝ブロック(1)は、頂板(2)とその下方のU字形断面の排水溝本体(3)を1つのブロックとして、セメント若しくはコンクリートによって一体的に構成されている。したがって排水溝ブロック(1)は、全体として筒状に形成されている。頂板(2)の表面には、複数の小溝(4)が、排水溝の縦方向に沿って排水溝ブロック(1)の全長にわたって互いに並列的に形成されている。これらの小溝(4)の底部には、頂板(2)を貫通する複数の集水開口(5)が互いに所定の間隔をおいて配置されている。
【0009】図1、図2、図3に示すように、各排水溝ブロック(1)の両接続端面(6)(7)には、隣接する別の排水溝ブロックの接続端面と結合させるための嵌合突起(8)並びに嵌合凹部(9)が設けられている。したがって排水溝ブロック(1)の埋設に際して、一方の排水溝ブロックの嵌合突起(8)は、隣接する他方の排水溝ブロックの嵌合凹部(9)と嵌合せしめられる。
【0010】このような構成の排水溝ブロック(1)は、例えば図5に示すように道路(10)を横切るように、互いに直列的に隣接して路面に埋設される。その際各排水溝ブロック(1)の頂板(2)は、路面とほぼ同じ高さに配置される。道路(10)の側縁部(11)には集水枡(12)が埋設されており、この集水枡(12)に、端部側の排水溝ブロック(1)と図示されない下水管が接続される。
【0011】路面上を流れる雨水等は、排水溝ブロック(1)の頂板(2)の各小溝(4)内に流れ込み、次いで小溝(4)の底部の集水開口(5)を介して排水溝本体(3)内に落下する。排水溝本体(3)内の水は、一旦集水枡(12)内に流れ込み、そこから下水管に流される。排水溝ブロック(1)の頂板(2)の各小溝(4)は、隣接する排水溝ブロック(1)の頂板(2)の各小溝(4)と必ず整列するので、小溝(4)内に流れ込んだ雨水等は、塞き止められることなく必ずいずれかの集水開口(5)に達し得る。また小溝(4)内に存在するごみや砂なども、小溝(4)に沿って箒等で掃くだけで簡単に除去することができる。この場合集水開口(5)を円形に形成しておけば、草や紙屑などが集水開口(5)に引っ掛かる恐れはなくなる。
【0012】
【発明の効果】本発明では、次の効果を奏する。
(イ) 頂板と排水溝本体は1つのブロックとしてセメント若しくはコンクリートにより一体成形されているので、排水溝ブロックの埋設が容易であるとともに、自動車の通過に際して従来のように騒音が発生することはなく、しかもタイヤに対して十分な摩擦力を付与するので、スリップの危険性もない。
(ロ) 排水溝ブロックはセメント若しくはコンクリート製であるので、重量及びコストの大幅な増大を招くことなく、集水開口の大きさを必要最小限に抑えることができ、その結果大きな異物が排水溝ブロック内に侵入することはなくなる。
【0013】(ハ) 排水溝ブロックの頂板の各小溝は、隣接する排水溝ブロックの頂板の各小溝と必ず整列するので、小溝内に流れ込んだ雨水等は、塞き止められることなく必ずいずれかの集水開口に達する。また同様に理由により、小溝内に存在するごみや砂なども、小溝に沿って箒等で掃くだけで簡単に除去することができる。
【0014】




 

 


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