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発明の名称 ごみ燃料焼却灰を使用したエアミルクの製造法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平6−144897
公開日 平成6年(1994)5月24日
出願番号 特願平4−301136
出願日 平成4年(1992)11月11日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】岡本 重文 (外1名)
発明者 神田 亨 / 中村 正博
要約 目的
軽量で強度の高い高品質の盛土材料等としてのエアミルクを安価に製造しうる方法を提供する。

構成
ごみ燃料焼却灰、セメント、水及び起泡剤を添加し、必要に応じて高性能減水剤を添加、混入して軽量で圧縮強度の高いごみ燃料焼却灰を用いたエアミルクを製造する。
特許請求の範囲
【請求項1】 ごみ燃料焼却灰、セメント、水及び起泡剤を混合することを特徴とするごみ燃料焼却灰を使用したエアミルクの製造法。
【請求項2】 ごみ燃料焼却灰1に対し重量比で0.1〜0.25のセメントと1.0〜1.25の水、0.01〜0.02の高性能減水剤を混合したものに、体積比で0.1〜0.2の気泡を混入してなる請求項1記載のごみ燃料焼却灰を用いたエアミルクの製造法。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は裏込め、空隙充填、盛土、埋立等に利用されるエアミルクの製造方法に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、エアミルクは、セメント、水、起泡剤を混合して製造される。一方、ごみ燃料焼却灰はその処分に困っているのが現状で、ごみ燃料焼却灰の有効利用が要望されている。ごみ燃料とはごみに生石灰を加えて生物学的に安定化したものである。発電等の燃料として利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】セメント、水、起泡剤を混合してエアミルクを製造する従来の方法においては、セメントの使用量が多く、不経済であり、またこのようにセメントの使用量が多いためにセメントの水和発熱によって温度ひび割れの危険性が大きくなると、材料分離が生じ易くなる。
【0004】また前記ごみ燃料焼却灰を通常のコンクリートやモルタルに混入した場合、膨脹によるひび割れが発生し、強度が著しく低下する。本発明は前記従来技術の有する問題点に鑑みて提案されたもので、その目的とする処は、軽量で強度の高い高品質の盛土材料等としてのエアミルクを安価に製造しうる製造方法を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するため、本発明に係るごみ燃料焼却灰を使用したエアミルクの製造方法によれば、ごみ燃料焼却灰、セメント、水及び起泡剤を混合するものである。請求項2の発明によれば、前記エアミルクの製造方法において高性能減水剤を添加、混入するものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、ごみ燃料焼却灰、セメント、水及び起泡剤を混合してエアミルクを製造するので、セメントによってエアミルクが硬化し、強度が発現される。一方起泡剤によって気泡が発生し、エアミルクの軽量化が図られる。この際、気泡の量を変化させることによって、エアミルクの比重を自由に設定することができる。
【0007】またごみ燃料焼却灰に含まれる石灰分による膨脹が気泡によって緩和され、ひび割れが生じない。更にごみ燃料焼却灰を混入することでセメントの使用量が少なくて済む。請求項2の発明によれば、高性能減水剤を使用することによって、エアミルクの流動性が向上し、単位水量を減少することによってエアミルクの強度も向上する。
【0008】
【実施例】以下本発明の配合例と強度試験結果について説明する。
A. 配合材料1.ごみ燃料焼却灰 比重 2.46粉末度 9800cm2 /g2.早強セメント3.起泡剤 アルキルアリルスルホン酸塩4.高減水剤 ナフタレン系減水剤B. 配合比1.水結合比(W/S)90%(水セメント比に相当)
但し W:水、 S:結合材(セメント+焼却灰)
2.空気量 10%,20%3.セメント置換率 80%,90%(セメント置換率:セメントに対する他材料の置き換え率で、80%,90%のセメント置換率とは、夫々セメント20%で他材料が80%、セメント10%で他材料が90%を占めていることを示す)
以上の材料を配合してなるエアミルクの圧縮強度を、40℃の下で2日促進養生した時の場合について挙げる。
(配合例1) 置換率90%、空気量10%のエアミルクP1 の場合の、圧縮強度3.3kg/cm2 であった。
(配合例2) 置換率80%、空気量20%のエアミルクP2 の場合、圧縮強度15kg/cm2 であった。(図1の試験結果を示す図表参照)
【0009】
【発明の効果】本発明によれば前記したように、ごみ燃料焼却灰、セメント、水及び起泡剤を混合してエアミルクを製造するようにしたので、ごみ燃料焼却灰の表面積が大きいため、ブリージング等の材料分離がなくなり、ごみ燃料焼却灰を混入しただけセメントの使用量が少なくて済み、経済的で温度ひび割れが生じないエアミルクが製造されるととも、廃棄物であるごみ燃料焼却灰の有効利用が図られ、ごみ燃料焼却灰を大量に効率よく処分できる。
【0010】請求項2の発明は、高性能減水剤を添加、混入することによってエアミルクの流動性を向上し、単位水量を減少することができ、軽くて強度の高い高品質のエアミルクを安価に製造できる。




 

 


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