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発明の名称 ホースバンド着脱用工具およびホース取外し用工具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平6−143156
公開日 平成6年(1994)5月24日
出願番号 特願平4−278150
出願日 平成4年(1992)9月21日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 ハルミ
発明者 室本 治 / 寺本 修一
要約 目的
手指や通常の手動工具を挿入して作業することが不可能な狭小空間しかない自動車エンジン部その他の機械装置などの配管部に挿入して油やガスの供給管に連結した油圧ホースやヒータホースを固定するホースバンドを容易、簡単に取外したり取付けることおよび該各ホースを取外すことである。

構成
ホースバンド着脱用工具は左右の把杆に交差連設したホース挟支用の作動部先端に各挟支杆を水平状に前方突設してホースに外嵌めしたホースバンドの操作突起を挟み付けて弛めてホース外またはホースと供給管の連結部から移動させ、その供給管挟支部で供給管を挟支し、該供給管に跨がりホースの端面とホースバンド着脱用工具間に挿入し1側面をホースバンド着脱用工具に押当てたホース取外し用工具は、その開いた左右把杆先端に合掌状に連結した開閉板を該把杆の閉鎖により開放してホースを供給管上に摺動させて取外す。
特許請求の範囲
【請求項1】 左右の把杆に連結部を介して作動部を交差状に枢着連結し、ホースを跨いで挟む該作動部の各先端には、ホースに外嵌めしたホースバンド両端の交差状の操作突起を付勢力に抗して挟み付けてホースバンド径を拡開する1対の挟支杆を作動部の開閉方向と直交する方向に突設するとともに、連結部寄りの作動部内側には各種ガス、オイルなどの供給管を挟支する供給管挟支部を形成したことを特徴とするホースバンド着脱用工具。
【請求項2】 開いた状態の左右の把杆の各先端に、各種ガス、オイルなどの供給管に跨架して開閉する偏平な各開閉板を合掌状に突設し、該供給管を挟支して固定したホースバンド着脱用工具とホースバンドの締付けを解放したホース端面との隙間に挿入した把杆の閉鎖により該合掌状の開閉板を拡開して供給管に外嵌めしたホースを押動させることを特徴とするホース取外し用工具。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス管、給油管等の供給管に締付用のホースバンドを介して連結したホースのホースバンド脱着用工具およびホース取外し用工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1により説明すれば、ホースBはゴム、合成ゴムなどの可撓性材製でガス管、給油管等供給源に連結した金属製の供給管Aの口端部外周に取付けられ、該ホースの先端寄りP1位置には、両端部が交差して常時締まり方向に付勢された金属製のホースバンドCを食い込み状に堅く外嵌めしてホースBは抜け止め状態を保持して該供給管に締め付け連結され、ガスや各種オイルなどを漏洩の恐れ無く供給するようにしている。該ホースバンドCは2枚の金属薄板を重ねた弾性円環で、両端には操作突起C1、C2、C2をそれぞれ延長して切り起こし、該一端中央の操作突起C1は他端の操作突起C2、C2間の切欠部に嵌合して交差突出しホースBを食い込み状に締め付けている。該操作突起C1、C2、C2は、通常の厨房のガス配管や工場内の配管などで比較的作業空間の広い場所では図示とは逆に操作し易い上向きあるいは横向きに突出してホースを締め付けている。なお、ホースバンドは図示の構造に限らず並列状の数本の金属細杆を円環状に湾曲して両端延長部分を交差、起立させて弾性を有するホースバンドとし、該両端延長部分にゴム平板などのカバーを取付けて耳状の操作片を形成した構造やその他の構造のものを使用する場合もある。
【0003】該ホースBの取外しは、ペンチ、ラジオペンチなどの既製の作業用工具を使用するか指先で上向きの操作突起C1、C2、C2を挟み付けることによりホースバンドの径を拡大させてホースへの食い込み状の堅い締め付けを弛めた状態で該ホースバンドCをホースBと供給管Aの結合部位置P1からホースBだけのP2位置へ移動させて供給管AとホースBの結合部から外し、締め付けから解放したホースBを手で引っ張って供給管から外すか作業用工具で挟んで引っ張って外す。ホースBの取付けは、上記手順とは逆に、予め供給管Aの口端寄り位置あるいはホースBの適宜の位置P2に、指先あるいは作業工具で挟んで弛めた状態のホースバンドCを外嵌めして該ホースBを給油管Aの口端部に外嵌めし、該ホースバンドCを作業用工具で挟んでP2位置から位置P1に移動させて挟み付けを解放するとホースバンドCの各操作突起はその付勢力で締付け交差状態に復元してホースBを堅く締め付けて供給管に結合させていた。
【0004】以上のようにホースBは供給管Aに取付けるのは簡単で、堅牢に供給管Aに取付けられたホースBを外すのも、作業空間の広い場合は外部からホースバンドCの各操作突起を指先や既製の作業用工具で挟み付けて移動させるだけで容易にできた。ところが各種機械装置や自動車の機械部分すなわちエンジン部分の油圧ホース、ヒータホース、パワステアリングホース、ラジエータホースなどは他の多くのパイプや部品が配管、装備されていて作業空間が狭く指先しか挿入できない箇所であり、ことに自動車修理はジャッキアップした車体の下からすることが多いので上向きに突出したホースバンドの各操作突起を下から外すには従来の作業用工具では狭い隙間に挿入できず、ホースバンドを金属切りで切断するか、ホースバンドを跨いだ指先で操作突起を挟み付けて操作し、ホースバンドの締付けから解放したホースも又切開あるいは切断するしかなく、また、エンジン部などに熱がこもっている場合もあり、その作業に適した専用工具が全く無いために作業能率がきわめて悪かつた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようとする問題点は、作業能率が要求される自動車の製造組み立てや各種機械装置などのホース連結による給油などの配管作業に専用工具が無く、既製の作業用工具を使用するのでは狭い作業空間でホースバンドを操作してホースと供給管の結合箇所に取付け、取り外しをすることが出来ないことである。
【0006】
【課題を解決する為の手段】本発明は、狭小な作業空間でホースバンドを介してホースを供給管へ取り付けあるいは取外し可能にするため、左右の把杆と作動部を枢軸で交差連結し該各作動部先端に作動部の前方(作動部の開閉方向に直交する方向)へ水平状に突出する1対の細い挟支杆を突設するとともに、交差連結部寄りの作動部内側に供給管挟支部を相対して凹設し、該挟支杆の挟支動作によりホースバンドの操作突起を挟み付けてホースバンド径を拡大してホース外周上を摺動可能とし、かつ供給管挟支部によつて供給管を挟支可能としたことを特徴とするホースバンド着脱用工具と、開放状態の左右の把杆の各先端に、供給管を跨ぐ偏平な各開閉板を合掌状に突設して該左右把杆の閉じ合わせにより該開閉板を拡開するようにしたことを特徴とするホース取外し用工具を専用工具とすることによつて該ホースバンド着脱用工具は、常時締付け方向に付勢されたホースバンドを弛めてホース外周上を摺動可能としてホースバンドを着脱し、該ホース取外し用工具は供給管を挟支、固定したホースバンド着脱用工具に1側面を固定して把杆を操作し、その先端の開閉板の拡開によりホースを供給管上に摺動させて取り外し可能としたものである。
【0007】
【作用】狭小な作業空間内へ、ホースバンド着脱用工具先端の細い挟支杆を開放してホースを跨がせ、該挟支杆でホースバンドの操作突起を挟み付けて締め付け方向の付勢力を弛めた状態で該ホースバンドを左右の挟支杆で支持してホース外周上で摺動させてホースと供給管との結合部から外し、締め付けを弛められた該ホース先端面近接位置の供給管上に移動したホースバンド着脱用工具の供給管挟支部により供給管を挟支、固定し、該固定させたホースバンド着脱用工具とホース先端面との狭小隙間の供給管上に垂直に挿入、跨架したホース取外用工具の開閉板の1方の外面をホースバンド着脱用工具に押し当てて把杆を閉鎖することにより、その枢軸を支点とする挺子として開閉板を拡開させてホース先端面を取外し方向へ押動させてホースの取外しを容易にする。
【0008】
【実施例】図1は、本発明ホースバンド着脱用工具7の使用状態を示す斜視図で、開かれた作動部3、3がホースBを跨いで先端の細長い挟支杆4、4が、P1の位置で供給管AとホースBを締め付けているホースバンドCの交差する操作突起C1と、C2、C2をそれぞれ挟みつけてホースバンドの径を拡大しようとしている。該ホースバンド着脱用工具7は、左右1対の細長い把杆1、1とその各連結部2、2を交差させて作動部3、3を枢軸6によつて枢着連結するとともに該作動部3、3の各先端に、該作動部3、3を含む鉛直面に直交する所定長さの平行な挟支杆4、4を一体に突設し、相対する内側面にそれぞれ凹凸の滑止め4'、4'を設け、該作動部3、3の連結部寄り内面には供給管挟支部5、5を形成した構成である。該挟支杆4、4は、ホースバンドCの交差する各操作突起C1、C2、C2を挟みつけてホースバンドの径を拡大させ、その状態のままホースバンドCを位置P1から位置P2すなわち供給管AとホースBが結合していないホースだけの部分へ摺動させることによつて該ホースバンドCは供給管AとホースBとの堅い締め付けを解放する。
【0009】ホース取外し用工具8は、図2、4に示すように、開いた状態の左右の把杆10、10の先端に左右の偏平な開閉板12、12を先端内面密接させた合掌状に連結し、該各開閉板12には供給管Aに跨架凹部13を切欠いて形成した構成である。図中、11、11は、左右把杆10に連続する各連結部で枢軸9によつて非交差状に枢着されて先端に開閉板12、12を連結している。14は連結ピンを示す。
【0010】図2は、本発明のホース取外し用工具8と前記ホースバンド着脱用工具7を併用してホースBを押動した状態を示す斜視図で、ホースバンド着脱用工具7はその挟支杆4、4でホースバンドCの操作突起C1、C2、C2を挟み付けて供給管Aとの結合部から位置P3(あるいは位置P2)へ移動させ、連結部寄りの供給管挟支部5、5によつて供給管Aを挟支、固定している。ホース取外し用工具8はホースBの先端面と該挟支具Aとの隙間に開閉板12、12を挿入して供給管Aを跨ぎ、1方の開閉板12を挟支杆の1面に当てて把杆10、10を閉じて該開閉板を拡開しホースの先端面を外す方向へ押している。さらにホースバンド着脱用工具7とホース取外し用工具8を、押動したホース先端側へ移動させて同じ操作で開閉板の拡開を繰り返してホースを供給管から取外す。あるいは途中でホースを手で引っ張って外してもよい。
【0011】供給管AにホースBを取付ける場合にはホースバンド着脱用工具7を操作して挟支杆4、4でホースバンドCを挟み付け弛めてホースBの口端からやや内方に嵌めておいてからホースを供給管Aに嵌めて結合し、挟支杆4、4で操作突起を挟んで弛めたホースバンドCをホースの口端寄りまで摺動させて挟支杆を離せばホースバンドはその弾性でホースを締め付け供給管との結合を強固にする。
【0012】
【発明の効果】以上の構成、作用を有する本発明のホースバンド着脱用工具は、ホースに外嵌めしたホースバンドの操作突起を挟み付ける簡単な構造の細長い1対の挟支杆を作動部先端に突設してホース、ホースバンド脱着用の専用工具としたことによつて狭小な作業空間に該挟支杆を挿入してホースバンドの操作突起を挟み付け操作することができるようになつた。該挟支杆は所定の長さを有しているので挟支したホースバンドの操作突起を僅少の力で確実に挟み付け、該挟支状態のままホースバンドを摺動させるのも容易かつ確実にできるようになつた。以上の構成、作用を有する本発明のホース取外し用工具は、供給管に跨架する偏平な2枚の開閉板を把杆の先端に連設した簡単な構造で狭小な作業空間や配管などの隙間に挿入することができ、ホースバンド着脱用工具と併用することによつて挺子作用を発揮してホースを供給管から容易、確実に外すことができるようになつた。本発明の両専用工具によつて、狭小で高熱のエンジン部などでのホースバンドの着脱、ホースの取外しが安全、迅速かつ容易確実にできることとなり作業効率が極めて良くなつた。また、両工具とも製作が簡単、容易でコストも低廉である。




 

 


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